年収200万円の手取りはいくら？税金や生活レベルについても解説！

年収200万円の手取りや生活レベルは？

年収200万円というと、少ないと感じる方もいるかもしれません。

中には、年収200万円では余裕のある生活を送れるのか不安という方も多いでしょう。

その不安を取り除くには、年収200万での手取りや生活レベルを知ることが重要です。

ほかにも、限られた金額でやり繰りするための節約術やノウハウを知ることができれば、無理のない生活のシミュレーションができるようになりますよ。

そこでこのページでは、こんな疑問に答えていきます。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。

記事の前半では年収200万円の手取りや生活レベルなどの基本的な情報を解説していきます。年収200万円を目指す人や、より年収をアップさせたい方におすすめの転職エージェントなども紹介しているので、すぐにおすすめのエージェントの情報が見たい！という人は下のボタンをタップしてくださいね。

年収200万円の手取りと月給は？

年収と手取りは具体的にどう違うんですか？

そもそも年収全てが給与としてもらえるわけではありません。

どういう違いがあるのか、ここからは年収と手取りの具体的な違いを解説していきます！

年収と手取りの違いは？

年収とは、社会保険料や源泉所得税、その他諸々の控除が引かれる前の総支給額のことを言います。つまり年収200万円だからと言って、自由に使えるお金が200万円あるわけではありません。

年収から引かれるものとしては以下の通りです。

これらが引かれて、残ったお金がいわゆる「手取り」になります。

ちなみに、通常企業が負担している社会保険料は「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」、40歳以上ならさらに「介護保険料」が追加されます。

また、住民税は前年度の所得をもとに算出される税金のため、前年の所得が非課税限度額（100万円）以下であれば社会人1年目の時には引かれないということも覚えておきましょう。

やっぱり色々と引かれてしまうんですね。

ある程度は仕方ありませんが、一定の金額を差し引く控除もあります。適応される控除があるほど節税にもなるので、同じ年収200万円だったとしても人によって手取りは変化します！

控除について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

年収200万円の手取りは約160～170万円

控除の関係もあるため、あくまで目安になりますが、年収200万円の手取りは約160～170万円になります！

実際にシミュレーションをしてみると、以下の通りになります。

※40歳未満で勤務地が東京、なおかつ独身で扶養親族なしでのシミュレーション

このシミュレーションは、あくまで控除も考慮した計算になります。

同じ年収200万でも数字に若干の違いはあり、扶養家族などによっては手取りが増えることもあるでしょう。

自分で申請する控除の種類

控除には具体的にどういった種類があるんでしょうか？

まず所得控除だけで以下の15種類もあります！

所得控除とは、各納税者の個人的な事情を加味したうえで税の負担を調整するものです。

こんなにあるんですね！

基本的に会社員であれば会社が年末調整をしてくれるので、個人で確定申告をすることはありません。しかし例外もあって、医療費控除、寄附金控除、雑損控除については、確定申告をする必要があるので注意しましょう。

「医療費控除」「寄附金控除」「雑損控除」、それぞれの控除について解説していきます。

医療費控除

1月1日から12月31日までに自分、もしくは配偶者や親族に支払った医療費が一定額を超える場合は医療費控除の対象です。

具体的には上限200万円の中で、1年間の医療費の合計から保険金などの補填金と10万円を差し引いた額が控除されます。

年収が200万未満なら10万円ではなく、総所得金額の5％の金額になります！

寄附金控除

国や地域、特定の公益法人に対して寄付金を支払った場合は、寄付金控除を受けられます。

さとふるなどでもお馴染みの「ふるさと納税」もこの控除の対象です。

気軽にはじめられるということもあり、すでに多くの人が利用している控除の1つになります。

雑損控除

震災や風水害などの自然災害、盗難、横領によって、資産に損害を受けた場合、一定の金額の雑損控除を受けることができます。

ただし「生活に通常必要でない資産」に該当される趣味や娯楽、鑑賞の目的で保有しているものなどは雑損控除の対象ではないので注意が必要です。

もしその年で控除しきれない場合はどうなるんですか？

その場合は、翌年以降3年間を繰り越して控除されます！

年収200万円は限りある数字なので、できるだけ手取りは増やしたいところです。

控除を受けられるなら申請しないと損なので、せめて自分で確定申告しなくてはいけないものに関しては忘れないようにしておきましょう！

実は2割以上！日本全国の年収200万円の割合

日本における年収200万円の割合を教えてください。

ここからは実際に年収200万円の人がどれだけいるのか、国税庁の調査をもとにしたデータをもとに解説していきます！

およそ20%が年収200万円以下

結論から言えば、約30％は年収200万円台かそれ以下になります。

具体的にどういう割合でそういう結果になっているのかは、以下の通りです。

割合だけを見れば、意外と多いんですね。

結果だけ見れば、2割以上が年収200万円以下、200万円台まで含めれば4割近くなります。確かに日本の平均年収を考えると、意外に思われる方も多いかもしれませんね。

全体を含めた平均年収は458万円

ちなみに令和4年度の日本の平均年収は458万円です。

そのため、平均年収から見ると年収200万円は少ないと考える方も多いかもしれません。

ただし割合をみれば、一部の高所得層が平均を大きく底上げしていることが分かります。

女性にとって年収200万円台は平均値

女性が年収200万円以上を目指すのは難しいんですか？

そんなことはありません。割合だけを見れば、男性よりも平均年収は少ないですが、それでも女性でも全体の60％以上は年収200万以上です。そう考えれば年収200万円はそれほど高いハードルではないでしょう。

また、近年では働き方改革の影響もあり、女性でも評価されやすく、キャリアアップのしやすい環境が整えられていると言えます。

そのため、スキルや一定の職歴があれば、転職して年収をアップさせるのも1つの手でしょう。

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適正家賃はいくら？年収200万円の生活レベル

ここからは年収200万円の生活レベルについて紹介していきます！

1人暮らしの家賃は月収の約20～25%が適正

1人暮らしをしたいのですが、年収200万円でいくらの家賃のところに住むのが適正なのか分かりません。

家賃の適性価格は、年収の20～25％になります。

年収200万円の20％は40万で、25％は50万なので、それを12月で割るとおおよそ3万3,000～4万2,000円が適正と言えそうです。

理想の部屋に住みたければ25％寄りにし、少しでも節約したい場合は20％寄りに設定するのがいいでしょう。

子育てには制度を上手く活用しよう

年収200万でも結婚や子育てやできますか？

もちろん可能です。

そもそも年収に関係なく結婚はできます。

また、今は共働きの家庭も多いため、生活においても大きな影響を与えるわけではなく、むしろ控除の関係で経済的に楽になるケースもあるでしょう。

ただし、子供を育てる場合の費用は考えておいたほうがいいかもしれません。

子供が生まれてから小学校にあがるまでにかかる費用は440万円にもなると言われています。

年収200万円で子供をきちんと育てられるか不安です・・・。

そういう方は、上手く国や保険の制度を利用するのがおすすめです！

子育て世代は必見！児童手当

まず、中学校卒業するまでの児童を持つ方は、児童手当制度を利用するのが無難です。

これらの児童手当は申請しないともらえないので、忘れずにやっておきましょう。

また、健康保険には「出産育児一時金」や「出産手当金」などもあります。

子育てに関しては、色々と使える制度があるんですね。

ほかにも地方自治体によっては、これとは別に独自に子育て支援の制度があることも少なくありません。ぜひこれらの制度や保険を積極的に活用することで、少しでも子育てしやすい環境を整えましょう！

家や車の購入は慎重に

年収200万円でも家や車を購入することはできますか？

できます。ただし年収200万円では、使える金額に限りがあるので計画的に購入することをおすすめします。

車の購入について

そもそも自動車には自動車税環境性能割という税金がかかるように、ガソリン代や維持費を含めると生涯で4,000万円もかかると言われています。

また、事故や修理などでイレギュラーな出費も起こりやすいです。

そのため、基本的には車を持たずに済むならそれに越したことはないと考えておきましょう。

通勤や生活のために、どうしても車が必要なんですが・・・

ならば、リセールバリューの高い中古車を買うのがおすすめです。

その際は、自動車税環境性能割の課税が適応されない50万以下の価格帯で探すのがいいでしょう！

家の購入について

年収200万円台であっても1000万円程度であればローンを組むことはできますが、その場合、月々の返済のことも考えなくてはいけません。

そう考えると、金利にもよりますが、1000万円を超える住宅ローンを組むのは、あまり現実的とは言えないでしょう。

そのため、面倒な負債を避けたいのであれば堅実に賃貸に住むのがおすすめです。

賃貸であれば、ライフステージの変化に応じて住居も変えやすいといった大きなメリットもあります。

逆にマイホームを買ってしまうと住居に制限がかかってしまうということも頭に入れておきましょう。

節約すれば貯金も可能

年収200万円台は、月の手取りに換算すると約14万円になります。

もちろん家庭や個人の状況にもよりますが、計画的にお金を使えば貯金ができないこともありません。

あくまで一例ではありますが、上記のシミュレーションでは月に1万円の黒字を捻出することができました。もちろん予想外の出費がある時もありますが、節約することで毎月貯金をすることはできそうです。

ほかにも実家暮らしの方であれば、より出費を抑えることができ、より貯金しやすいでしょう。

また、ただ貯金するだけではなく、老後のお金を確実に増やしたいなら「iDeCo」や「つみたてNISA」を実践するのも有りです。

年収200万円台が年収をアップさせる方法

年収を上げるためには何をしたらいいですか？

年収を上げる方法としては、主に以下の3つになります！

社内で昇進する

まず年収を増やす方法として、最も手堅いのは出世や昇進をすることでしょう。

役職手当がつけば、それだけ収入を増やすことが可能です。

部長クラスになれば、一般的な社員よりも2倍以上の年収になることもあります。

ただし役職が上がるにつれて労働時間は増える傾向にあります。できるだけプライベートな時間を確保したい人は、自身のライフスタイルを鑑みて昇進を目指せるといいですね！

副業を始める

手っ取り早く収入を増やす方法としておすすめなのは副業をすることです。

もう1つの収入源を作ることは、今やそれほど珍しいことではありません。

昔は企業側が副業を禁止していることも多くありましたが、最近は時代の流れもあり、副業を容認している企業も増加しています。

副業って例えばどんなものがあるんでしょうか？

サラリーマンの副業として人気が高いのは以下の通り！

投資は限られた時間で大きな利益を得れる可能性があるため、人気の副業です。

最初はリスクの少ない投資信託を活用するのがいいでしょう。

また、趣味を持っていたり、文章を書くことに自信がある方はブログなどでAmazonアソシエイトなどのアフィリエイトなどを利用した副業もおすすめ。

アフェリエイトの延長として、最近では副業としてYouTubeをはじめる人も多いです。

ほかにも、ランサーズやココナラなどのクラウドソーシングサイトを利用するのも有り！

こちらは投資やアフェリエイトとは異なり、働いた分だけ確実に収益を得られますよ。

転職エージェントを利用する

年収を増やす方法として、最後に,転職も視野に考えるのもおすすめです。

必ずしも年収がアップするわけではないですが、若手なら将来性を鑑みての早め転職も有り。

その際は、転職エージェントを利用すると効率的です！

転職エージェントでは、スキルや職歴をもとにあなたの市場価格を正確に評価してくれます。

状況によっては社内での評価よりも高く評価してくれるので、現状に不満がある方は1度相談してみてもいいでしょう。

今の会社に不満があったり、違う業界に就きたい人はお試しでも利用してみるのがいいかもしれませんね。

年収200万円の方におすすめの転職エージェント

この記事を見ている方の中には、年収200万円を基準にこれから転職活動を始める方もいるはず。ここからはその中でも使いやすい転職エージェントを厳選して5社ご紹介！

各エージェントの特徴
doda	多種多様な幅広い業種の求人を所有。 自分に合った方法で活用できる
リクルートエージェント	日本最大級の求人数を保有 求職者1人ひとりに合った求人を提案
ハタラクティブ	20代の就職・転職をサポート 最短2週間で自分に合う転職先を探せる
マイナビエージェント	20代の転職支援に定評 業界専任コンサルタントが徹底サポート
識学キャリア	成果主義の企業に特化 20代・30代の転職におすすめ

見たいエージェントにジャンプ

doda｜業界最大級の求人数を誇る

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、業界最大級の10万件の求人を所有している総合型の転職エージェントです。

取り扱っている職種も多岐に渡るため、迷ったらひとまず登録しておいて損はありません。

また、書類の添削や面接対策などの基本的なサポートも充実しているので、転職経験が浅い人でも安心して転職活動を進められるでしょう。

20代の利用者が多く、若年層向けの求人は豊富にある一方で、30代以降の求人は若干少なめなのがデメリットと言えます。

また、3ヶ月の利用期限があるので、転職をしようか迷っている人にはあまり向いていません。

ただし、転職サポートは充実しているので、すぐに転職したい人にはおすすめの転職エージェントです。

公式https://doda.jp/

リクルートエージェント｜国内の転職支援実績No.1

『リクルートエージェント』は、非公開求人だけで10万件の求人を所有している、業界最大の規模を誇る総合型の転職エージェントです。

求人数だけでなく大手ならではの充実した転職サポートも強みの1つで、業界や企業ごとに分析した的確なアドバイスに期待できます。

また、書類の添削や面接対策だけではなく、「職経歴書エディター」や「面接力向上セミナー」などの独自のサポートが受けられるのも魅力です。

日本を代表する転職エージェントの1つで、全国各地に拠点が存在します。

そのため、地方の転職にも強く、どんな方でも利用できるのも大手ならではの特徴です。

一方で担当してくれる専任のキャリアアドバイザーの数が多く、中には相性がよくない人に当たってしまう可能性もあるので注意しましょう。

公式https://www.r-agent.com/

ハタラクティブ｜職歴がなくても正社員を目指せる

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

希望勤務地が関東近郊(東京/神奈川/千葉/埼玉)、大阪・愛知・福岡の場合は地方在住でも利用可能

サービス名	ハタラクティブ
公式サイト	https://hataractive.jp
運営会社	レバレジーズ株式会社
対象年代	18~29歳
対象者	中卒以上
利用料金	無料
公開求人数	非公開
非公開求人数	約2,300件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(10：00～19：00) 土(10:00~16:30)※不定期

『ハタラクティブ』は、未経験の業界でも正社員採用が目指せる、20代に特化した転職エージェントです。

20代の利用が9割以上ということもあり、若年層の転職に強く、職歴がない未経験者でも気軽に利用できます。

サポートに関しても未経験者に特化しているため、安心して利用できるでしょう。

20代と未経験者に特化した転職サービスなので、キャリアアップをしたい方の利用には適していないので注意が必要です。

一方で正社員経験がなくても正社員を目指せるので、利用者の敷居は高くありません。

20代で今から正社員を目指すのなら非常に適したエージェントと言えるでしょう。

公式https://hataractive.jp

マイナビエージェント｜20代のキャリアアップにも最適

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、20代の転職・就職に強い転職エージェントです。

求人の幅も広く、各業界に専門のキャリアアドバイザーが在籍しています。

若年層をターゲットにしていることから、書類添削や面接のアドバイスなど基本的な転職サポートが手厚く、転職経験のない人であっても安心して転職活動が進められるでしょう。

20代からの評判は高い一方で、40代～50代のミドル層以上の求人はあまり多くありません。

年齢制限があるわけではありませんが、状況によっては転職に時間がかかってしまいます。

ただし、若年層であれば未経験や異業種からの転職も狙えるでしょう。

公式https://mynavi-agent.jp/

識学キャリア｜成果主義の企業に特化

『識学キャリア』は、20代・30代を対象とした、成果主義の企業のみを紹介する転職エージェントです。

マザーズ市場に上場している株式会社識学が運営しており、2,000社以上の導入実績があるため信頼性が高いと言えます。

現在の会社で昇進や報酬が年功序列によって決まっていて不満を感じている方や、仕事に裁量権がなくモチベーションを失っている方には、特におすすめです。

日本ではAIによる業務の自動化が進んでいます。

将来を考えた転職をするには、成果主義の企業に転職して、自分の市場価値を高める仕事を選ぶことが今後ますます重要になるでしょう。

識学キャリアは成果主義の企業に特化しているので、キャリア形成を真剣に考える方におすすめです。

公式https://corp.shikigaku.jp/

年収200万円台ができる節約・節税術

年収200万円の人におすすめの節約・節税術はありますか？

年収200万円の人に限った話ではありませんが、限りある資産は有効活用したいですよね。ここからはそんな人のために、効果的な節約・節税術をいくつか紹介！

食費や光熱費の節約を意識する

食費や光熱費の出費を抑えるのは節約の基本です。

年収200万円台では使える金額に限りがあるため、地道な毎日の節約が重要になります。

すぐにでも実践できる節約方法もあるので、参考にしてください。

家計簿をつけるなど、少しだけ節約を意識して生活するだけでも節約に繋がっていきますよ。

クレジットカード支払いでポイントを貯める

日々の生活の消費をクレジットカード経由で支払えば、お得なポイントが貯まっていきます。

ポイントの還元率はクレジット会社によって違いますが、貯まったポイントはギフト券や商品券に交換することが可能です。

また、月々の携帯料金や光熱費の支払いが楽になるほか、お金の管理もしやすくなります。

もちろん計画的に利用しないと使いすぎてしまうリスクはあるものの、限度額を設定することもできるため、そういった心配はありません。

スマホを格安SIMにする

確実な節約方法として、まず固定費を見直すことから始めるのがおすすめです。

その第1歩としてスマホを格安SIMに変えて、毎月の通信費を抑えましょう。

キャリアメールが使えないなどのデメリットはありますが、大手キャリアから格安SIMに変えるだけで毎月約5000円ほどの節約になります。

1年を通せば5万円以上お金が浮く計算になりますね！

電力会社を見直す

2016年から電力会社が個人で選べるようになったことから、電力会社を選び直すことも節約につながります。

一人暮らし向きやファミリー世帯向きなど、意外にも電力会社の料金プランは豊富にあります。

結婚や同棲などをはじめる際は、ぜひ1度見直してみてください。

スマホに比べると月々の節約効果は低いですが、ずっと支払い続けるものということもあり、長いスパンで見ると大きな節約効果を発揮しますよ。

でも乗り換えの手続きが複雑なんじゃ・・・。

乗り換えはネットで申し込めばOKです。解約届もいらないので誰でも簡単にできますよ！

つみたてNISAやiDeCoを始める

貯蓄を効率的に増やすなら「つみたてNISA」や「iDeCo」も利用できます。

節税効果も大きいため、将来のために効率的に投資をしたい人におすすめです。

つみたてNISAのメリット

通常、投資で得た利益には20.315%の税金が課せられます。

その点、つみたてNISAなら、投資で得た資金を非課税で受け取れるのが特徴です。

一般的なNISAよりも運用期間が20年と長く、年収200万円の人でも比較的運用しやすいでしょう。

また、利益はいつでも換金できるという点もNISAの大きなメリットになります。

iDeCoのメリット

iDeCo（個人型確定拠出年金）は、老後の資金を貯めるための個人で運用できる年金制度です。

拠出額が所得控除できるため、節税対策としても大きなメリットがあります。

また、月々5000円から始めることができるのもポイントです。

一方で、NISAとは違い、60歳までは換金できないので注意しましょう。

それぞれに違うメリットはありますが、基本的には自由に換金したい人は「つみたてNISA」、老後の資金を貯めたい人は「iDeCo」と使い分けるといいでしょう。

※2024年度より「つみたてNISA」の加入年齢は18歳以上に変更予定。

それぞれ運用することはできますか？

もちろん両方を使えば、それだけ資金は貯まりやすくなります！

ふるさと納税をする

節税には控除を活用するのが最も適した方法だと思います。

その控除の中でも自発的にできるのは「ふるさと納税」です。

実質2000円で返礼品がもらえるので、やっておいて損はありません。

まずは自身の控除の上限額を確認した上で、寄付する自治体を選びましょう。

副業で事業所得を得る

控除以外の節税の方法としては、副業をはじめて事業所得を得るということです。

事業所得を得られれば、事業に関係している支出なら経費として計上できるようになります。

また、事業所得にしかない控除に「青色申告特別控除」というものが存在。

最大で65万円の控除を受けられますが、「複式簿記で記帳している」「電子申告で確定申告している」といった条件のほかに、事業として認められる必要があるので、こちらはあくまで副業で稼げるようになったら考える程度でいいかもしれません。

節税対策としても副業は有効なんですね。

【Q&A】年収200万円に関するよくある質問

年収200万円に関するよくある質問をまとめました。年収のことで疑問点や不明点があればチェックしてください。

気になる疑問をチェック

スキルや学歴がなくても年収200万円以上は可能？

可能です。

年収200万円であれば、特別なスキルや業界での経験がなくても歓迎している求人は豊富にあります。仕事内容にこだわらなければ、該当の求人をすぐにでも見つけることができるでしょう。自分に合う仕事が分からない場合は、転職エージェントを頼るのも有りです。

年収200万でのお金を貯めることはできる？

家族構成や1人暮らしかなどで難易度は変わりますが、基本的には可能です。

年収200万円台でも貯金や投資をしている方は多くいます。どうしても貯金までお金が回らない場合は、副業をすることも視野に入れてもいいかもしれません。

年収200万円で住宅ローンは組める？

組めます。ただし貸し出しの審査は多少厳しくなるでしょう。

基本的に年収200万円であれば、1000万円ぐらいのローンを組むことはできます。ただし借入可能額を見るよりかは、無理のない範囲で返済できるのかが重要です。1年間にいくら返済しなくてはいけないのか、金利はいくらになるか、などをきちんと把握した上でローンは慎重に組んでいきましょう。

【まとめ】

この記事では、年収200万円の手取りや割合、生活レベルについて詳しく解説しました。

基本的に年収200万円なら手取りは160～170万円になります。

個人の状況によりますが、計画的にお金を使えれば、生活に困ることはないでしょう。

ただし、大きく余裕はあるというわけではないため、控除や制度を効果的に利用していきたいところです。

また、今よりも年収をアップさせたい人は、副業や転職の可能性も考慮してみるのも有りかもしれません。