40代薬剤師におすすめの転職サイト10選！選び方や年収を上げるコツも解説！

40代薬剤師の転職ではどんな転職サイトを利用すればいいですか？

40代の薬剤師は、これまで培ったスキルや経験を活かして転職を考える人が多いでしょう。

しかし、いざ転職活動を始めようとすると、どんな転職サイトを使えばいいかわからないですよね。

そこでこの記事では、40代の薬剤師におすすめの転職サイトを紹介します。

その他にも、40代薬剤師の転職の難易度や、年収を上げるコツなども解説していきます。

転職して自分らしく働きたいと考えている方は、ぜひ転職サイト選びの参考にしてください。

今回は、薬剤師のてつんさんに転職で役に立つ話を聞いていきます！

#この記事の監修者

陽気な管理薬剤師

てつんさん

BLOG：tetsunblog.com
X(Twitter)：@tetsun_pha

薬剤師歴９年の間に病院や薬局へ３回の転職を経験をしている現役薬局薬剤師。大学卒業後は大学病院で薬剤師レジデントとして修行を積み、日本糖尿病療養指導士の資格を獲得。病院から薬局への転職では額面100万円以上の昇給を達成。今は仕事や趣味のみならず父として育児にも全力投球中。「明るく楽しく元気に」がモットーです！

記事の前半では、40代薬剤師が転職エージェントを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説しますので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
40代薬剤師が転職で成功する3ステップ
STEP 1.『ファル・メイト』『ファルマスタッフ』『マイナビ薬剤師』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

40代薬剤師の転職サイトの選び方

40代の薬剤師におすすめの転職サイトの選び方を教えてください！

ここでは、40代薬剤師の転職サイトの選び方について、3つのポイントを紹介します。参考にしてください！

情報量の豊富さ

給与や勤務時間などの基本情報だけでなく、職場の人間関係や労働環境など、詳しい情報まで教えてくれる転職サイトを利用するのがおすすめです。

自分のイメージと企業の実態との違いを事前に把握することで、入社後に「思っていた環境と違う」というミスマッチを防げます。

確かにそれは大事だね！

転職サイトだけでなく、キャリアアドバイザーによっても情報は異なるので、キャリアカウンセリングの時に聞きたいことを尋ねてみることをおすすめします！

自分に合ったサポートがある

転職サイトには、広告型とエージェント型の2種類があります。

自力で求人を探したい方は、広告型が便利かもしれませんが、面接の練習や内定後の条件交渉が必要な方には物足りないでしょう。

キャリアアドバイザーによる手厚いサポートを受けたい方は、エージェント型の転職サイトを選んでください。

特徴があるんですね。

そうなのです。ただし、同じエージェント型でも、すべての転職サイトが同じサービスを提供しているわけではありません。自分が必要とするサポートが受けられる転職サイトを見つけて活用していきましょう！

口コミや評判が良い

転職サイトの口コミや評判をチェックすることも大切です。

気になる転職サイトを検索して、実際に利用した人の口コミを調べてみましょう。

あまりにも評価が低い転職サイトは、利用しない方が賢明です。

一方で、評価が高ければ信頼できる転職サイトの可能性が高いです。

利用者の口コミを調べて、自分に合った転職サイトを見つけましょう。

確認してみます！

40代薬剤師の転職は難しい？

40代薬剤師の転職って難しいんですか？

希望条件および地域と自分のスキル・経験のバランスによっては難しい場合もあります。そこで、ここからは知っておきたい40代薬剤師の転職事情を説明します！

薬剤師の需要は回復傾向

薬剤師の需要は数年前から低下していましたが、回復傾向にあります！

ほんとうですか？

コロナ禍においては、受診控えなどの理由から薬剤師の需要が低下して、転職がやや難しくなりましたが、2024年現在では状況は良くなり、求人倍率が上昇してきています。

都心や一部の地域では求人が飽和してきている場所もありますが、薬剤師が足りていない地域もまだまだ多いです。そのため薬剤師の求人倍率はそれほど高くありません。

40代だけでなく、薬剤師全体としてこのような傾向にあり、多少求人倍率は上昇していくことが予想されます。ただ、専門職である薬剤師の売り手市場傾向は変わらず、他の職種と比較すると転職しやすいです。

管理職経験があれば転職しやすい

40代薬剤師のなかでも、転職しやすいのはどんな人ですか？

管理職経験がある人は好条件で転職しやすいです！

40代薬剤師は即戦力が期待されていることが多く、特に高給与の求人では管理薬剤師やエリアマネージャーといった管理職経験が求められます。

もちろん、管理職経験がない場合でも転職は可能ですが、管理職経験を強みとして転職活動を行うことができれば、より希望に合った転職先を見つけることができるでしょう。

調剤薬局やドラッグストアは転職しやすい

もしキャリアに自信がなくても、調剤薬局やドラッグストアは比較的転職しやすいので狙い目です！

なんだか意外ですね！

病院勤務や製薬会社の多くは、若い世代を多く採用する傾向にあります。

一方、調剤薬局やドラッグストアは事業拡大により人手不足になりやすいため薬剤師の需要が高く、40代の薬剤師でも比較的転職がしやすい傾向にあります。

管理職やマネジメント経験がある薬剤師なら、調剤薬局やドラッグストアへ年収を落とすことなく転職することも可能です。

40代薬剤師が転職で年収を上げるコツ

転職理由のひとつが年収っていう人も多いですよね。40代の薬剤師が転職で年収を上げるコツってあるんですか？

もちろんありますよ。ここでは、転職で年収アップさせる3つのポイントを説明します！

管理薬剤師急募の求人を探す

薬剤師の求人の中でも、急募の管理薬剤師は年収が高い傾向にあります。

そのため、転職で年収アップさせたいと考えている40代の薬剤師におすすめです。

管理職として今までの経験を活かしながら働けるでしょう。

また、事業拡大のため新店舗の管理薬剤師候補を探している場合もチャンスです。

管理薬剤師として店舗の売上向上に貢献できればさらなる年収アップが期待できるでしょう。

ただし、急募の求人の多くは、人員が足りずに募集をかけていることが多いため、仕事が落ち着くまでは忙しさが続く可能性があります。

競争率は比較的高い傾向にあるため、管理職経験があると採用されやすいよ！

資格を取得する

資格が年収アップに繋がることもあります。

どんな資格がおすすめですか？

40代になると、スキルや経験が年収に大きく関係してきます。

スキルを証明するために専門薬剤師や認定薬剤師の資格を取得していると、転職の際に有利になるかもしれません。

中でも実務実習指導薬剤師は実習生を受け入れることで直接的に薬局の収入へつながりますので年収アップの材料になることがあります。

また、外来化学療法認定薬剤師は大きい病院の門前薬局で重宝されます。

資格は医師との信頼構築としてもあってマイナスになることありません。

ただ、資格の取得には時間がかかるため、できるだけ早めに行動することがおすすめです。

薬局勤務では取得に時間がかかる資格も、病院勤務であれば短期間で取得できる場合が多いので、病院勤務で薬局への転職を考えている薬剤師は早めに資格を獲得するとよりよいでしょう。

マネジメント力を磨く

40代の薬剤師が転職で年収アップさせるためには、現職においてマネジメント力を磨いておくことが大切です。

そうなんですね！

目の前の仕事をこなすだけでは、年収をアップさせることは難しいです。

これまでの経験やスキルを活かしつつ、若い世代の育成に携わったり、経営を学んだりして、マネジメント力を磨いていきましょう。

例えば薬局の場合は投薬のみならず、自店の利益にも目を配り、毎月の薬剤購入費や調剤技術料を確認することで経営の目を養っておくことも大事です。

経営上の数字も上手に利用しながら自身を採用するとどんなメリットがあるかを相手方にアピールしていくことが年収アップには重要です。

マネジメント経験があると、採用する企業としても非常に助けになるはずです。

そして転職後に期待通りの成果を収めることができたならば、さらに上のポジションを目指すこともできるでしょう。

40代薬剤師におすすめの転職サイト10選

具体的にはどんなサイトを使うべきなんですか？

ここからは、40代薬剤師におすすめの転職サイト・エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

見たい転職サイトにジャンプ

どれがいいか迷ってしまうな･･･

40代薬剤師に特化したエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

ファル・メイト｜薬剤師の自由な働き方を提案

『ファル・メイト』は、全国各地の好条件な薬剤師派遣や求人情報を提供する転職サービスです。

正社員にこだわることなく、一人ひとりに合った自由な働き方を提案しているため、幅広い年齢層の方から支持されています。

関西や関東エリアでは、最低でも時給2800円を保証しているため、高時給で働きたいという方にぴったりです。

転職する際には、何かと不安や心配事がつきません。

『ファル・メイト』では、転職の不安をできる限り取り除くため、専任コーディネーターが徹底サポートします。

職場に初回同行することはもちろん、問題が発生した時にも相談に応じます。

気軽に相談してください。

公式https://www.pharmate.jp/

ファルマスタッフ｜薬剤師に選ばれるサイトNO.1

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	ファルマスタッフ
公式サイト	https://www.38-8931.com/
運営会社	株式会社メディカルリソース
対象年代	年齢制限なし
対象者	薬剤師資格がある人
利用料金	無料
公開求人数	45,909件
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:30~19:30) 土曜は応相談

『ファルマスタッフ』は、薬剤師支援転職を23年間続けている転職サイトです。

サイト内では「おすすめ薬剤師求人特集」を閲覧でき、土日が休みの現場や転勤がないなどの条件から、希望の勤務先を選ぶことも可能です。

また、フリーワードや都道府県を入力して検索できます。

転職サイトを使い慣れていない方でも、気軽に使えること間違いありません。

全国12拠点に展開しています。

そのため、各エリアに所属しているスタッフが病院や薬局に足を運んで、詳細な情報が集められています。

職場の雰囲気や人間関係など、気になることは何でもコンサルタントに尋ねてみましょう。

現場を観察してきた第三者の立場で答えてくれることでしょう。

公式https://www.38-8931.com/

マイナビ薬剤師｜ベストな転職を叶えるために

『マイナビ薬剤師』は、全国14拠点でサービスを展開している薬剤師のための転職サービスです。

多くの転職サイトでは、転職者とWEBや電話での相談が中心となっています。

一方、マイナビ薬剤師では、キャリアアドバイザーと向き合って相談できる対面でのサービスを大切にしています。

顔を見て話すことで、いっそう転職者の不安や希望に寄り添うことができるでしょう。

在職している方であれば、面接日程の調整や連絡の時間を確保することさえ難しいと感じることもあるでしょう。

そんな時は、『マイナビ薬剤師』のキャリアアドバイザーに相談してみてください。

自分の代わりに細かな調整をしてくれるはずです。

転職が決まったあとも、アフターフォローをしています。

頼りになること間違いありません。

公式https://pharma.mynavi.jp/

ファーマキャリア｜オーダーメイドの薬剤師転職サイト

『ファーマキャリア』は、大手人材紹介会社出身のコンサルタントが中心となって立ち上げた薬剤師転職サイトです。

コンサルタントと転職者が何度も話し合いを重ねて、一人ひとりの希望に合わせた求人を提供しています。

ぴったりの求人を見つけられるでしょう。

また『ファーマキャリア』のコンサルタントは、担当薬剤師の数を限定しています。

そのため、きめ細かく丁寧なアドバイスを実施できているのです。

一人ひとりに寄り添った転職活動を期待できるに違いありません。

内定が決まったあとも、しっかりとサポートするので安心できるでしょう。

公式https://pharmacareer.jp/

お仕事ラボ｜薬剤師の転職や派遣をサポート

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	お仕事ラボ
公式サイト	https://www.oshigoto-lab.com/
運営会社	株式会社AXIS
対象年代	年齢制限なし
対象者	薬剤師資格がある人
利用料金	無料
公開求人数	12,603件 ※ハローワーク、募集終了求人含む
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
電話面談	可能
面談場所	東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビルディング2F

面談場所は東京のみ

直接面談が可能なのは東京オフィスのみです。その他の地域の場合は電話でのサポートになります。

『お仕事ラボ』は、求職者の立場でサービスを展開する薬剤師のための転職サイトです。

転職先が見つかった場合でも、満足できずに辞めてしまうという方は少なくありません。

『お仕事ラボ』では、求職者が求める条件を徹底的に分析します。

その結果、転職率は95.6％と高い水準を保っています。

不安や悩みを安心して打ち明けてください。

また『お仕事ラボ』では正社員求人だけではなく、パートタイム求人や派遣社員の求人も取り扱っています。

そのため、より自分に合った働き方を選びやすくなることでしょう。

加えて、専任のコンサルタントが企業や病院に求職者をアピールしてくれる逆指名制度というサービスも特徴のひとつです。

気になる求人がある際に活用していきましょう。

公式https://www.oshigoto-lab.com/

ジョブデポ薬剤師｜求人件数NO.1薬剤師のための転職サイト

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	ジョブデポ薬剤師
公式サイト	https://j-depo.com/yaku
運営会社	with Career株式会社
対象者	薬剤師の求人を探す方
対象年代	年齢制限なし
利用料金	無料
公開求人数	4,852件
非公開求人数	非公開
本社	東京都千代田区東神田2-9-8 高橋ビル4F

『ジョブデポ薬剤師』は、8万件以上の求人を保有する薬剤師のための転職サイトです。

WEBまたは、フリーダイヤルから登録するだけで、転職サポートに申し込めます。

転職サポートに申し込んだあとは、担当コンサルタントが求職者の希望をじっくりヒアリングし、条件に合った求人を紹介します。

気に入った場合はすぐに、面接も可能です。

また、隙間時間にサイト内で検索可能です。

地域や人気エリア、キーワード、こだわり条件などを絞り込んで、自分に合った求人を探してください。

非常にシンプルなつくりになっているため、転職サイトに慣れていない方も使いこなせるはずです。

公式https://j-depo.com/yaku

薬キャリエージェント｜薬剤師のための転職支援サービス

『薬キャリエージェント』は、薬剤師登録者数NO.1の転職サービスです。

専門性の高さと迅速な対応が好評のエージェントで、コンサルタント満足度はなんと95％となっています。

できるだけ早く転職したいという方も相談できるでしょう。

インターネット上では、求人情報を大まかに知ることはできません。

『薬キャリエージェント』では、求人情報では得られない内情までを徹底調査します。

年収が高い理由や働きやすさ、有給が取れるかどうかなども調べるため、安心です。

気になることは何でもコンサルタントに相談してみましょう。

公式https://pcareer.m3.com/

リクナビ薬剤師｜リクルートが全力サポートする薬剤師転職

『リクナビ薬剤師』は、株式会社リクルートが運営する薬剤師求人サイトです。

多くの場合、転職活動をスタートさせて決定するまでには時間がかかるものです。

『リクナビ薬剤師』は、スピード感のある転職活動を心掛けています。

そのため、満足できる転職先を素早く決定することも可能になるでしょう。

また、転職活動中の方にとって、個人情報が安全に守られることは必須条件です。

『リクナビ薬剤師』は、プライバシーマーク認定事業者なので、安心して情報を預けられるでしょう。

サイト内では、転職に役立つ情報をコラム形式で読めます。

転職に役立ててください。

公式https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

ファゲット｜23年以上にわたって薬剤師転職を支援

『ファゲット』は、長い実績を持つ薬剤師専門の転職サイトです。

サイト内では、希望の都道府県や条件をタップして希望の求人を自分で検索することも可能です。

高給与や、土日休みなど、気になるワードから選んで気になる求人を見つけてみましょう。

『ファゲット』の相談窓口は、電話とメールどちらでも問い合わせ可能です。

転職にまつわる、ちょっとした不安や疑問に転職のプロフェッショナルが丁寧に答えてくれます。

メールは24時間受け付けているため、思い立った時にすぐ相談してみましょう。

公式https://www.phget.com/

ヤクマッチ薬剤師｜薬剤師に選ばれる転職サイト

『ヤクマッチ薬剤師』は、支持率、信頼度、年収アップ期待度がNO.1の薬剤師のための転職サイトです。

調剤薬局や医療業界などに関する、多くの知識を保有する薬剤師免許を持った薬剤師が在籍しているため、専門的な悩みを相談できるでしょう。

『ヤクマッチ薬剤師』では、現場での声を聞いて求職者に伝えるために、薬局側と現場の薬剤師、実習生の3方向からヒアリングを行っています。

現場での様子が詳細に把握できるはずです。

少しでも迷いがある場合には、キャリアアドバイザーに相談してください。

納得できる求人に出会えるまで徹底サポートします。

公式https://yakuzaishi.yakumatch.com/

【図解】薬剤師に強い転職サイトを利用する流れ

実際に転職サイト・エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

登録後、担当者から数日以内に電話かメールで連絡が来ます。希望条件を簡単に確認するので整理しておきましょう。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

担当者と電話かオンラインツールを使ってキャリアカウンセリングを行います。直接会って話したい場合は、各エージェントの拠点に行くことも可能です。初回のカウンセリングでよく聞かれるのは下記のテーマです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

ヒアリングの情報をもとに、担当者が求人の紹介を行います。早ければ面談当日、もしくは後日メールや電話で連絡が来ます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

気になる求人があれば、担当者が見学・面接の日程調整をしてくれます。エージェントによっては担当者の同行も可能です。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

内定後は入社条件に差異がないように担当者が仲介してくれるので安心です。内定辞退する場合も担当者が対応してくれます。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

薬剤師に特化したサイトを最大限に活用する方法

次に、転職サイト・エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職サイト・エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職サイト・エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】40代薬剤師が転職サイト・エージェントを使う場合のよくある質問

40代薬剤師の転職に関するよくある質問をてつんさんに聞いてみました。疑問点や不明点があればチェックしてください。

気になる疑問をチェック

40代薬剤師が転職で有利になるスキル・能力は？

パソコンのスキルがあると大きな武器になります。プログラミングやExcelでのデータ整理能力は中小企業への転職では有利になる可能性があります。また、資格や学会発表歴も自己のスキルをアピールするのにいい指標になります。また、薬剤師は今後対人業務が増えていくことからもコミュニケーションスキルは重要です。面接対策はしっかり行っておくことが採用へのポイントになります。

40代薬剤師が面接でよく聞かれる質問を教えてください。

「転職を決意した理由、なぜこの会社を志望したのか」は確実に聞かれる質問です。他にも「得意な分野（診療科）」や複数店舗がある場合は「転勤の可否」といったことも聞かれることが多いでしょう。40代の場合は管理職候補の場合もありますので管理職経験についても聞かれるかもしれません。その他具体的な質問については志望する会社や履歴書によって異なるので、転職エージェントと事前に打ち合わせをしておくとよいでしょう。

40代薬剤師が異業種に転職することは可能ですか？

薬局から異業種（病院、メーカー、卸等）への転職は可能です。病院は30-40代の中堅薬剤師が少ない場合が多く、業務拡大をしている最中で日々人手不足になっています。給料条件次第では病院への転職はそれほど難しいわけではありません。一方メーカーや卸への転職は狹き門にはなっていますが可能です。特にメーカーへの転職の場合は英語能力や学会発表、論文といった学術部分も必要となることがありますので日々自分磨きをしていく必要があります。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

本記事では、40代の薬剤師におすすめの転職サイトを紹介しました。

キャリアや経験を積んでいる薬剤師は、現場にとって有難い存在です。

しかし、同時に転職先で求められる人材になるために必要なスキルを身につける必要があるともいえるでしょう。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。