50代薬剤師におすすめの転職サイト11選！成功のコツも解説！

50代薬剤師の転職ではどんな転職サイトを利用すればいいんですか？

50代の薬剤師は、これまで培ったスキルや経験を活かして転職を考える人が多いでしょう。

しかし、薬剤師の転職サイトは数多く、どんなサイトを選んだらいいかわからないですよね。

そこでこの記事では、50代の薬剤師におすすめの転職サイトを紹介します。

その他にも、50代の薬剤師の転職が難しい理由や、転職成功のコツなども解説していきます。

転職してより自分らしく働きたいと考えている方は、ぜひ転職サイト選びの参考にしてみてください。

今回は、薬剤師のてつんさんに転職で役に立つ話を聞いていきます！

#この記事の監修者

陽気な管理薬剤師

てつんさん

BLOG：tetsunblog.com
X(Twitter)：@tetsun_pha

薬剤師歴９年の間に病院や薬局へ３回の転職を経験をしている現役薬局薬剤師。大学卒業後は大学病院で薬剤師レジデントとして修行を積み、日本糖尿病療養指導士の資格を獲得。病院から薬局への転職では額面100万円以上の昇給を達成。今は仕事や趣味のみならず父として育児にも全力投球中。「明るく楽しく元気に」がモットーです！

記事の前半では50代の薬剤師が転職サイトを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説しますので、すぐにおすすめのサイトが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
50代薬剤師が転職で成功する3ステップ
STEP 1.『ファーマキャリア』『ファルマスタッフ』『お仕事ラボ』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

50代薬剤師の転職サイトの選び方

50代で薬剤師に転職する場合、どんな転職サイトを選べばいいんですか？

それでは、50代薬剤師が転職サイトを選ぶときの3つのポイントを紹介します！

サポートの手厚さ

手厚いサポート体制があるかは、非常に重要なポイントです。

50代で薬剤師に転職することは、簡単なことではありません。

自己分析を行い、求人を検索し、気になる企業と連絡を取るだけでも労力が必要です。

手厚いサポートが受けられる転職サイトを活用するようにしてください。

どんなサポートがあった方がいいですか？

書類添削や面接対策のサポートはあると便利でしょう。給与・勤務地の条件交渉などを行ってくれる転職サイトもおすすめです。なかには、面接に同行してくれる転職サイトもあるので、チェックしてみるとよいでしょう。

なるほど！

アドバイザーとの相性の良さ

転職サイトを選ぶ際には、キャリアアドバイザーとの相性も大切です。

自分と合わないキャリアアドバイザーには、本音で悩みを打ち明けられません。

相性の良いキャリアアドバイザーを探すために、初めは2、3つの転職サイトを併用するのがおすすめです。

いくつかの転職サイトを併用すると、自分に合うキャリアアドバイザーが見つかるでしょう。

転職という人生で重要な機会に、自分をよく理解して寄り添ってくれるキャリアアドバイザーを探したいですね！

中小・個人の調剤薬局の求人が多い

中小、個人の調剤薬局の求人が充実している転職サイトを選びましょう！

なぜですか？

中小や個人の調剤薬局は、深刻な人手不足といわれているからです。若手薬剤師が長期的に勤めづらい状況であるため、転職のチャンスが増えるでしょう。

また、50代になると、管理薬剤師としての豊富な経験を持つ方も多くいます。

企業側から安心して任せられる人材だと、判断してもらえるに違いありません。

50代薬剤師の転職が難しい理由

50代薬剤師の転職が難しいと言われるのはなぜですか？

いい質問だね。それでは、50代薬剤師の転職が難しい3つの理由を説明します！

平均年収が高い

50代薬剤師の平均年収が高いことは、転職を難しくする原因のひとつになります。

そんなに年収が高いんですか？

はい。人によって大きく異なりますが、約500〜700万円と言われています！

50代ではすでに年収が約500〜700万円と高額となっていることが多いです。

雇用主にとって新規採用者にいきなり高額な年収を支払うのは、簡単なことではないでしょう。

そのため、仮に能力が同じであれば、初期コストが少なく長く働いてもらえる20〜30代を積極的に採用する傾向にあります。

体力面や機械操作に不安がある

50代になると、体力面で若い頃と同じようにはいきません。

さらに医療業界もデジタル化が急速に進んでおり、パソコンやタブレット端末を活用する機会が増えています。

若い世代であれば短時間でこなせる業務に時間がかかったり、長時間の業務が難しく感じたりすることもあるでしょう。

業務に支障がある可能性を懸念して、採用を見送ることも考えられます。

業務に必要な体力を維持する努力や目まぐるしく変化する医療業界に対応していく適応力も必要です！

調剤薬局事務員の需要増加

2019年4月に厚生労働省から通知された「調剤業務のあり方」によって、50代薬剤師の転職がますます難しくなっています。

その通知で何が変わったんですか？

今まで調剤事務員には禁止されていた薬剤のピッキング作業や一包化した薬剤の数量確認を、調剤事務員も担当できるようになったのです。

厚生労働省が通知した「調剤業務のあり方」によって調剤事務員のできることが大幅に増加しました。

薬剤師はいままでよりも対人業務に専念することができ、少人数の薬剤師で多くの患者さんをフォローすることができるように変化しています。

さらに、雇用主は調剤事務員を雇う方が薬剤師を雇うよりも金銭的な負担が少ないため、50代薬剤師の転職はこれまで以上に難しくなっているといえるでしょう。

50代薬剤師が転職を成功させるコツ

50代薬剤師が転職を成功させるためには、どうしたらいいんですか？

それでは、50代薬剤師が転職を成功させるためのコツを3つ紹介します。参考にしてください！

雇用形態や場所にこだわらない

まず、正社員として働くことにこだわらないようにしましょう。

多くの企業では、若い世代を正社員に求めることが多いため、50代が正社員のポジションを獲得することは難しいかもしれません。

一方で、若い世代は結婚や出産などで突然薬局から長期間離れたり、家庭の関係でなかなか店舗異動ができなかったりと臨機応変に動けないという特徴があります。

そのような心配の少ない50代の薬剤師は未来の見通しが立てやすく、場所や雇用形態にこだわらなければ採用を掴み取れる可能性がグッと高まります。

そうなんですね。では、どのような雇用形態で探せばいいんですか？

契約社員や、アルバイト、パートといった様々な働き方で探してください。また、勤務時間に縛りがなく店舗異動も可能であればより多くの勤め先が見つかるでしょう！

柔軟性を持つ

また、柔軟性を持ち合わせることも大切です。

転職先の現場では、20〜30代が上司になることもあり得ます。

50代の薬剤師ともなると、知識や経験が豊富なので、気付かないうちに経験を誇示してしまう恐れがあり、人間関係をこじらせてしまうきっかけになるのではと採用を見送られてしまう可能性があります。

しかし、柔軟性があれば、どれほどの経験があるかに関わりなく、誰とでも上手にコミュニケーションを取ることが可能です。

具体的には面接時に面接官とどれだけ協調性を意識しながら話をすることができるかが大事になります。

自己主張のみではなく相手の立場に立って面接の受け答えをしてみましょう。どんな面接官であっても柔軟に対応することができれば「誰とでも仲良く仕事ができる人である」と評価されるに違いありません。

働く仲間にもよい影響を与えそうですね！

スキルや経験を活かす

今まで身に付けたスキルや経験を使って、働けることをアピールすることも効果的です。

専門知識や現場での経験は、年数を重ねて身に付くことも多いのではないでしょうか。

在宅医療や管理薬剤師の経験、薬局の立ち上げに携わった経験、各種専門薬剤師や認定薬剤師などの資格はもちろんのこと、薬局の売上に直接かかわるような前職でのかかりつけ患者の数、1日あたりの処方箋応需数なども、大きなアピールポイントになるでしょう。

企業にとって即戦力になることを伝えるんですね！

50代薬剤師におすすめの転職サイト11選

具体的にはどんなサイトを使うべきなんですか？

ここからは、50代薬剤師におすすめの転職サイト・エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

見たい転職サイトにジャンプ

どれがいいか迷ってしまうな･･･

50代薬剤師に特化したサイトは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各転職サイトのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

ファーマキャリア｜オーダーメイド型の薬剤師転職求人サイト

『ファーマキャリア』は、転職者の希望条件をヒアリングしたうえで、オーダーメイドの求人を作成してくれる薬剤師のための転職サイトです。

『ファーマキャリア』のキャリアコンサルタントは、ヒアリング力はもちろん、薬剤師に関する知識を十分に持っています。

転職者の気持ちに寄り添いながら、相談に乗ってくれるでしょう。

また、コンサルタント一人で数多くの担当者を抱え込むことはありません。

満足のいく転職を実現させるまで、丁寧にサポートしてくれるはずです。

焦らずに自分のペースで転職先を見つけてください。

内定が決まったあとも、気になることがあればいつでも連絡できます。

万全のサポートがあるため、初めて転職する方も安心できるでしょう。

公式https://pharmacareer.jp/

ファルマスタッフ｜薬剤師に選ばれる転職サイトNO.1

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	ファルマスタッフ
公式サイト	https://www.38-8931.com/
運営会社	株式会社メディカルリソース
対象年代	年齢制限なし
対象者	薬剤師資格がある人
利用料金	無料
公開求人数	45,909件
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:30~19:30) 土曜は応相談

『ファルマスタッフ』は、株式会社メディカルリソースが運営している薬剤師のための転職サイトです。

医療業界人材に特化しているプロフェッショナルが揃っているため、初めての転職活動はもちろん、スキルアップを目指している方も安心して相談できます。

一人ひとりを丁寧にサポートしていくため、心強く感じられるでしょう。

また、中には、転職活動をするうえで「個人情報の漏洩が心配だ」という方もいるかもしれません。

『ファルマスタッフ』は、個人情報を預ける企業として安心できるプライバシーマークを取得済みの会社です。

安心して転職活動ができるでしょう。

すぐに転職できないといった方でも、相談を受け付けています。

まずは気軽に連絡してみてください。

公式https://www.38-8931.com/

お仕事ラボ｜薬剤師の転職や派遣を全力でサポート

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	お仕事ラボ
公式サイト	https://www.oshigoto-lab.com/
運営会社	株式会社AXIS
対象年代	年齢制限なし
対象者	薬剤師資格がある人
利用料金	無料
公開求人数	12,603件 ※ハローワーク、募集終了求人含む
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
電話面談	可能
面談場所	東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビルディング2F

面談場所は東京のみ

直接面談が可能なのは東京オフィスのみです。その他の地域の場合は電話でのサポートになります。

『お仕事ラボ』は、株式会社AXISが運営する薬剤師のための就職、転職サービスです。

通常の転職サービスと異なり、コンサルタントは薬剤師に特化しています。

自分の悩みを相談しやすくなるでしょう。

転職者のことをよく理解したうえで紹介するため、紹介後の定着率も非常に高く95.6％となっています。

転職後に後悔することがないよう、丁寧にヒアリングをして、サポートしてくれるはずです。

万が一、転職した後に「思っていた職場と違う」「同僚と合わない」と感じた場合には、一人で悩まずに、コンサルタントに相談してください。

転職後であっても、サポートしてくれるはずです。

加えて、自分の希望求人がないときには、転職者を逆指名して売り込むこともしてくれます。

熱い思いで転職活動に取り組んでくれるため、頼りになること間違いありません。

公式https://www.oshigoto-lab.com/

ジョブデポ薬剤師｜求人件数NO.1の薬剤師転職サイト

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	ジョブデポ薬剤師
公式サイト	https://j-depo.com/yaku
運営会社	with Career株式会社
対象者	薬剤師の求人を探す方
対象年代	年齢制限なし
利用料金	無料
公開求人数	4,852件
非公開求人数	非公開
本社	東京都千代田区東神田2-9-8 高橋ビル4F

『ジョブデポ薬剤師』は、with Career株式会社が運営している薬剤師のための転職・求人サイトです。

求人情報を閲覧したり、コンサルタントに連絡したりするためには、会員登録が必須です。

簡単な情報を入力するだけで登録できるため、気軽に登録してみてください。

『ジョブデポ薬剤師』での相談は電話で行います。

直に会って話すのが苦手な方やリラックスして相談したい方にはおすすめです。

自分のタイミングがよい時間を伝えて、相談してみましょう。

営業拠点は東京だけですが、全国各地の求人を扱っているため、自分が住んでいる地域や気になる地域の職場を探してもらうことも可能です。

公式https://j-depo.com/yaku

ファル・メイト｜薬剤師の自由な働き方を提案

『ファル・メイト』は、カタチにとらわれず、自分に合った働き方がしたいという方を応援する薬剤師のための転職サイトです。

関西や関東エリアで派遣として働く場合、最低でも時給2,800円と交通費が全額支給されます。

非常に条件がよいため、正社員やパートでは出来なかった時間も持てるかもしれません。

また、働く上で職場環境を把握することは重要です。

『ファル・メイト』では、専任のコーディネーターが、実際に職場に足を運び、求人情報だけでは分からない人間関係や働きやすさを観察してくれます。

さらに、職場の仲介役としても活躍します。信頼関係を築き上げるまで、丁寧にサポートしてくれるでしょう。

公式https://www.pharmate.jp/

薬キャリエージェント｜薬剤師専門転職支援サービス

『薬キャリエージェント』は、薬剤師登録者数NO.1の薬剤師のための転職サービスです。

薬剤師という仕事は専門性が高いものなので、誰でも相談できるわけではありません。

『薬キャリエージェント』のコンサルタントは、知識が豊富で高い専門性を兼ね備えています。

安心して相談できるでしょう。

また『薬キャリエージェント』では、インターネットで公開されている求人のほかに、非公開求人や市場に出ていない求人も保有しています。

コンサルタントが、転職希望者の条件に合わせて求人を紹介してくれるでしょう。

「転職事例」「転職ノウハウ」など、薬剤師の転職を詳しく解説したコラムも参考にしてください。

公式https://pcareer.m3.com/

リクナビ薬剤師｜リクルートが全力サポートする薬剤師転職

『リクナビ薬剤師』は、リクルートグループが運営する薬剤師に特化した人材紹介サービスです。

業界に精通したキャリアアドバイザーが、薬剤師転職の悩みを親身にヒアリングした上で条件に合った勤務先を紹介します。

対応が早いため、転職がスピーディーに進むこと間違いありません。

また『リクナビ薬剤師』は、転職者の希望はもちろん、雇用先の条件も調査しています。

そのため、可能な限りミスマッチがない求人を提供することが出来ているのです。

「どのような人が働いているか」「職場の雰囲気はどうか」など、気になることは何でも質問してください。

事前調査をしたうえで、詳細に報告してくれるはずです。

公式https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

ファゲット｜薬剤師の求人・転職をサポートするサイト

『ファゲット』は、薬剤師専用の職業紹介サイトです。

中小の調剤薬局、病院をメインに取り扱っています。

地域や条件、キーワードで検索すると、自分に合った求人に出会えるかもしれません。

また『ファゲット』では、インターネットで公開していない非公開求人も扱っています。

自分の希望条件を伝えたうえで、マッチする非公開求人があるかどうか尋ねられるでしょう。

『ファゲット』では、電話やメールの形で転職者の相談に乗っています。

忙しくて店舗に行く時間がない方や、対面で話すのが苦手な方も安心して転職活動できるでしょう。

また、薬剤師の資格があれば外国籍であっても、サイトを活用可能です。

公式https://www.phget.com/

ヤクマッチ薬剤師｜薬剤師専門の転職サイト

『ヤクマッチ薬剤師』は、スプリングフィールド株式会社が運営する薬剤師のための転職サイトです。

医療業界に詳しい薬剤師が在籍していることは『ヤクマッチ薬剤師』の特徴といえるでしょう。

認定薬剤師制度や独立支援制度に関しての質問にもスムーズに答えてくれるため、頼りになります。

また『ヤクマッチ薬剤師』では、薬局側の声、現場の薬剤師、実務実習生の3方向からの口コミを聞けます。

偏ることなく、総合的な情報を得られるでしょう。

キャリアコンサルタントは、一人ひとりの転職のペースに合わせて柔軟に対応します。

どのような悩みも、遠慮なく相談してください。

公式https://yakuzaishi.yakumatch.com/

ヤクジョブ｜求人数とサポート力のバランスが良い

『ヤクジョブ』は、クラシス株式会社が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

調剤薬局やドラッグストアはもちろん、病院、製薬会社まで、7,000社・40,000件以上もの多くの薬剤師求人を保有しています。

高収入の求人や、土日休みの求人、残業なしの求人など、特徴のある求人がそろっているので、ライフスタイルに合った希望の求人が見つかるでしょう。

ヤクジョブは、求人の量とサポートの質とのバランスが良く、限られた求人からキャリアアドバイザーが無理に転職を勧めてくるということはありません。

キャリアアドバイザーは薬剤師や薬局について熟知しており、求職者それぞれに合った求人を提案してくれます。　

情報はほぼ毎日更新されているので、最新の求人に出会えるでしょう。

公式https://yaku-job.com/

マイナビ薬剤師｜薬剤師さんのお仕事をサポート

『マイナビ薬剤師』は、全国14拠点でサービスを展開している薬剤師のための転職サポートです。

多くの転職サイトでは、WEBやLINE、電話でアドバイザーと相談を行なっています。

しかし『マイナビ薬剤師』では、顔を見て話すことを大切にしています。

対面で相談することで、気持ちもほぐれ悩みを打ち明けることができるでしょう。

「給与をアップさせたい」「人間関係がいい職場で働きたい」など、転職の理由は人それぞれ異なるものです。

医療業界に精通したキャリアアドバイザーが、一人ひとりの気持ちに寄り添って、希望に合う転職先を探してくれるでしょう。

面接日程の調整や勤務希望条件の交渉もアドバイザーが代行するため、安心してください。

公式https://pharma.mynavi.jp/

【図解】薬剤師に強い転職サイトを利用する流れ

実際に転職サイト・エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

登録後、担当者から数日以内に電話かメールで連絡が来ます。希望条件を簡単に確認するので整理しておきましょう。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

担当者と電話かオンラインツールを使ってキャリアカウンセリングを行います。直接会って話したい場合は、各エージェントの拠点に行くことも可能です。初回のカウンセリングでよく聞かれるのは下記のテーマです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

ヒアリングの情報をもとに、担当者が求人の紹介を行います。早ければ面談当日、もしくは後日メールや電話で連絡が来ます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

気になる求人があれば、担当者が見学・面接の日程調整をしてくれます。エージェントによっては担当者の同行も可能です。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

内定後は入社条件に差異がないように担当者が仲介してくれるので安心です。内定辞退する場合も担当者が対応してくれます。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

薬剤師に特化したサイトを最大限に活用する方法

次に、転職サイト・エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職サイト・エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職サイト・エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】50代薬剤師が転職サイト・エージェントを使う場合のよくある質問

50代薬剤師の転職に関するよくある質問をてつんさんに聞いてみました。疑問点や不明点があればチェックしてください。

気になる疑問をチェック

50代薬剤師が転職で求められるスキルは？

タイピングやExcel、word等基本的なパソコンスキルは必須になってきています。薬の知識はもちろんのこと、管理職経験やコミュニケーションスキルも大切です。地方では在宅を行うために運転免許が必須の場合もあります。最終的には面接でいかに面接官へ好印象を与えるかが採用の鍵になります。話しやすかったり、身だしなみや清潔感も重要となります。

50代薬剤師が面接でよく聞かれる質問を教えてください。

「転職を決意した理由、なぜこの会社を志望したのか」は確実に聞かれる質問です。他にも「得意な分野（診療科）」や複数店舗がある場合は「転勤の可否」といったことも聞かれることが多いでしょう。また、「上司が年下になるかもしれない」といった話も出るかもしれません。その他具体的な質問については志望する会社や履歴書によって異なるので、転職エージェントと事前に打ち合わせをしておくとよいでしょう。

50代薬剤師が転職するメリット・リスクはなんですか？

最大のメリットは「自分が望む働き方ができる」というところです。50代にもなると子供が成人になり、手がかからなくなったり、お金に余裕ができる人も多いと思います。転職をきっかけにやってみたかった職種にチャレンジしてみたり、私生活を充実させるために休みの多い会社を選択することもできます。しかし、年齢が高くなる分、なかなか採用されにくくなりますし、転職により給料が下がる可能性もあります。転職活動自体にはリスクがありませんので、まずはどのような求人があるのか確認することも重要ですね。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

50代の薬剤師が転職するのは、決して簡単なことではありません。

しかし、雇用形態にこだわりすぎずに、柔軟性を持って勤務先を探すならば、転職先を探すことは可能です。

上記で紹介した転職サイトを参考にしながら、若い世代にはないスキルや経験を活かして、楽しみながら働ける職場を見つけましょう。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。