証券会社に強い転職エージェントおすすめ10選！

証券会社への転職ではどんな転職エージェントを利用すればいいんですか？

転職において、自分に合った転職サービスを利用することは何よりも重要です。

自身の希望条件に合わせて最適な転職サービスを選択できれば、効率的に転職活動が進められることはもちろん、転職の成功率も高めることができます。

しかしながら、証券会社に転職できる転職エージェントはいくつもあるため、どの転職サービスを使えばいいのかは悩みどころではないでしょうか。

そこでこの記事では、金融業界の中でも証券会社の転職で知っておくべきポイントやおすすめの転職エージェントを紹介します。

今回は、金融ライターの北川真大さんに転職活動で役に立つ情報や知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

金融ライター / Kindle作家

北川真大さん

X(Twitter)：@kitahiro_writer
note：きたひろ
Kindle:出版書籍一覧

明治大学法学部卒業後、証券会社に入社し、個人営業に従事。証券営業の経験をもとに金融系の記事執筆やKindle出版を開始し、現在はフリーライターとして活動中。日本株、投資信託、暗号資産、不動産を保有する個人投資家でもあり、日本株の投資歴は累計7年以上に及ぶ。
監修箇所：証券会社に転職するための基礎知識

すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

証券会社に強い転職エージェントの選び方と注意点

転職エージェントを利用する際は、なるべく証券会社に強いところを選びたいところです。

そのためには、その選び方も知っておかなければなりません。

ここからはエージェントの選び方と、証券会社への転職における注意点を紹介します！

証券業界に特化したエージェントを選ぶ

どうして証券業界に特化していた方がいいんですか？

総合型と比べて、証券会社とのつながりが深いからです！

幅広い業界と求人を広く浅く扱っている総合型エージェントに対して、特化型は特定の業界に非常に強いという特徴があります。

証券業界に特化しているエージェントであれば、さまざまな証券会社とのパイプを持っているため、ここでしか紹介されないようなレアな求人情報を閲覧できるでしょう。

業界に特化している分、扱っている情報も総合型より高い精度を誇っていますよ！

証券会社出身のエージェントを選ぶ

どうして証券会社出身のエージェントを選んだ方がいいんですか？

証券会社で働くにあたって、必要なことを事前に学べるからです！

各エージェントサイトには、各業界で経験を積んだエージェントが数多く在籍しています。

証券会社出身のエージェントであれば、職務内容の詳細や業界の知識・常識などを知り尽くしているため、あらかじめ予習をした上で転職活動に臨めるでしょう。

サービスを利用する前と後では、知識量が雲泥の差ですよ！

これが無料サービスなんてお得ですね！

証券会社の職務内容を事前に知っておくこと

エージェントを利用すれば、職務内容を事前に学べるんでしたよね？どうしてあらかじめ知っておいた方がいいんですか？

入社前の想像と現実とのギャップを、限りなく少なくするためです！

本やネットの情報だけでは、職務内容の詳細を理解することはできません。

実際に当事者となって仕事に取り組んだ時に、「思っていた内容と違っていた・・・」と後悔しても遅いのです。

エージェントから職務内容について詳しく聞いていれば、入社後に違和感を抱くことなく仕事に打ち込めるでしょう！

なるほど。これには注意が必要ですね。

証券会社転職におすすめの転職エージェント10選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、証券会社転職におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

どれがいいか迷ってしまうな･･･

証券会社に強いエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

リクルートダイレクトスカウト｜企業から直接スカウトがもらえる

『リクルートダイレクトスカウト』は、リクルートが運営する、ハイクラス層に特化した転職スカウトサービスです。

ヘッドハンティングという方式が特徴で、スキルや希望条件を簡単に選んでレジュメを作成すると、自分にマッチした企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取ることができます。

もしキャリアについて相談があれば、希望するヘッドハンターを指名することも可能です。

ヘッドハンターは、求職者に合った仕事を提案してくれますが、一般的な転職エージェントのような書類添削や面接対策などの手厚いサポートは行っていません。

また、上手く使いこなすには一定の職歴やスキルが求められるので、キャリアに自信のない方には向かないでしょう。

金融業界で高い転職成功率を保持しており、求人を多数扱っているので、証券会社にハイクラス転職を目指す方におすすめです。

公式https://directscout.recruit.co.jp/

JACリクルートメント｜各業界の知恵を結集したエージェント集団！

『JACリクルートメント』は、「情報と戦略」を武器として求職者を強くバックアップする転職エージェントとして有名です。

総勢約800人の専門コンサルタントが織りなすキャリアアドバイスには、長年の知恵とノウハウが詰められているため、迷う事ことなく転職活動に打ち込めるでしょう。

証券会社の求人においても要職ポジションを紹介してくれる可能性があるため、ある程度の社会経験を持った求職者には、ベストなエージェントといってもいいかもしれません。

外資系や国内大手企業を多く取り扱っている反面、中小企業の求人数は他の大手エージェントと比べると少ないかもしれません。

また、ミドル層以上がメインターゲットとされているため、若年層の利用は不向きといえます。

公式http://www.jac-recruitment.jp/

マイナビ金融エージェント｜金融のスペシャリストが最高の転職を実現！

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ金融エージェント』は、大手総合型転職エージェントであるマイナビが、金融業界に転職したい方に向けて展開している特化型エージェントサービスです。

金融業界に特化しているということは、当然証券会社にも非常に詳しいため、総合的な観点から求職者にアドバイスしてくれるでしょう。

証券会社への転職を考えている方にとっては、ぜひとも登録しておきたいエージェントサービスの一つといえます。

どのエージェントも金融のスペシャリストであるがゆえに、転職活動にも質を求められるでしょう。

証券会社で必要な心構えなどをエージェントに伝授してもらえますが、中にはついていけない人もいます。

公式https://mynavi-agent.jp/finance/

LHH転職エージェント｜グローバルな視点で世界の「今」にクローズアップ！

『LHH転職エージェント』は、世界26カ国に拠点を置き、1,500人以上のコンサルタントを擁するアデコグループが誇る転職エージェントです。

世界中でサービスを展開しており、膨大なコンサルティングデータと圧倒的な情報量を駆使して、求職者をあらゆる面からサポートしています。

太いグローバルネットワークを持っているため、海外志向が強い方にはうってつけのエージェントといえるでしょう。

グローバル企業や大手企業をメインで扱っているため、国内の中小企業はやや不得手といえます。

また、担当エージェントが求職者と企業の双方に対応しますので、具体的な求人情報の紹介に時間がかかることもあるでしょう。

公式https://jp.lhh.com/

リクルートエージェント｜圧倒的な求人数で最大の安心感！

『リクルートエージェント』は、公開・非公開合わせて20万件以上もの求人数を持っている国内最大級の転職エージェントです。

圧倒的な求人数を存分に活かし、求職者が求める企業を紹介してくれます。

必然的に証券会社の求人情報も多く取り扱っているため、希望条件に合致した理想の企業とのマッチングが期待できるでしょう。

多数のアドバイザーを抱えるため、エージェントによってアドバイスが変わってしまうこともあるでしょう。

また、転職活動に消極的だと、他の積極的な求職者の下に質の良い求人が集まるため注意が必要です。

公式https://www.r-agent.com/

doda｜どの業界にも強い「頼れるエージェント」の代名詞！

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、5000人以上のアドバイザーが在籍している転職エージェントサービスを展開しています。

各業界に強いエージェントを軒並み揃えており、専門的なサポートで求職者を手助けしてくれます。

証券会社への転職においても、最適なアドバイスを与えてくれるため、悩むことなく真っ先に登録すべきエージェントサービスといえるでしょう。

数多くの求人に触れられるのは利点ですが、そのクオリティに若干の差があるようです。

また、エージェントに要望していた条件から少しズレた企業を紹介されることもあります。

公式https://doda.jp/

ビズリーチ｜ハイクラス証券会社求人を求めるならココ！

『ビズリーチ』は、求職者がキャリアアップを前提として利用する会員制の転職エージェントサービスです。

ミドル層以上に厚い支持を集めておりましたが、CMなどの影響もあり、近年では華々しい実績を挙げた若年層の利用も徐々に増えています。

質の良い証券会社求人も多数扱っており、スカウトシステムなども併用することで、キャリアアップへの近道を辿ることができるでしょう。

公式https://www.bizreach.jp/

パソナキャリア｜各業界に強いコンサルタントが勢揃い！

『パソナキャリア』は、オリコン顧客満足度(R)調査で、3年連続で1位受賞した実績のある転職サイトです。

サービスを利用した求職者の実に67.1%が年収アップを達成しているというデータがあるほど、質の高い求人を多く扱っています。

サービスを利用すれば、非常に条件の良い証券会社と巡り合う機会もあるでしょう。

エージェントサービスの対象エリアが首都圏や関西・東海地方をメインに行っているため、地方在住の方には疎遠となるかもしれません。

また、証券会社の求人こそ扱っているものの、数自体は他のジャンルに比べて相対的に少ない点がネックです。

公式https://www.pasonacareer.jp/

IFAキャリアサービス｜次世代のキャリアアドバイザーがハイレベルな転職を支援！

『IFAキャリアサービス』は、IFAと呼ばれる次世代のキャリアアドバイザーが在籍する新進気鋭のエージェントサービスです。

IFAとはIndependent Financial Advisorの略称で、日本では主に独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれています。

ファイナンシャルアドバイザーと呼称するだけあって、金融業界に非常に強く、確かな信頼が置ける証券会社の求人を取り扱っていることが最大の強みです。

金融・証券業界に特化しているため、望み通りの転職を実現するためには、ある程度の業界経験が求められる場合があります。

また、未経験の場合は、エージェントからさまざまなスキルを求められるかもしれません。

公式https://www.a-ifa.jp/carrier/

ムービンストラテジックキャリア｜コンサル業界出身のエージェントが徹底サポート！

『ムービンストラテジックキャリア』は、海外進出・再生支援に強みを持つ、国内独立系コンサルティングファームとしてその知名度を上げています。

コンサルティング業界出身のエージェントで固めており、独自のノウハウを存分に振るって求職者を手厚く支援。

各業界に関して圧倒的な知識量を持っているため、証券業界でご自身の居場所を探したい方にとっては有力なエージェントだといえます。

求職者本来の適性に合った企業を紹介する傾向にあるため、望んでいた職種とは違う求人情報を手元に並べられるかもしれません。

また、エージェント自身の意識が高く、求職者の本懐とズレが生じてしまう可能性もあるでしょう。

公式https://www.movin.co.jp/

証券会社に転職するのにエージェントを利用すべき理由

証券業界は独自の文化で成長を続けており、未経験では分からないことが多々あるでしょう。

理想の転職を勝ち取るためには、転職エージェントの活用が必須といえます。

ここからは証券会社へ転職する際に、エージェントを利用すべき理由について解説いたします！

希望する職種の求人を紹介してくれる

証券会社と一言でいっても、その職種は数多く存在します。

非常に多岐に渡るので、どんな職種を選べばいいか分からない方もいるかもしれません。

証券会社にはどんな職種があるんですか？

営業や事務に始まり、オペレーターや金融商品を開発する人まで、さまざまな職種で溢れています！

エージェントであれば、あらかじめ働きたい職種が決まっている方には、要望を反映した求人が紹介されます。
また、希望の職種が決まっていない求職者には、各職種の仕事内容や特徴をレクチャーしてくれるので、どの職種にするかをカウンセリングで決めることも可能です。

求職者の適性も見定めてくれますので安心して任せられます！

転職経験の浅い未経験者には嬉しいサービスですね！

労働条件のすり合わせを行ってくれる

証券業界は成果主義型の企業が多くあります。

そのため、結果を出すには残業が当たり前という、前時代的な考え方や文化を持った企業も、一部で存在しているのも事実です。

激務は嫌だなぁ・・・。

安心してください。転職エージェントに任せれば、希望する労働条件に見合った求人を紹介してくれます！

一般公開されている求人情報だけではなく、より詳しい企業の職場環境なども知ることができるほか、企業にかけ合って労働条件のすり合わせも行えるため、入社後のトラブルを未然に防ぐことが可能です。

さまざまな求人情報から、自分に合った企業を選べるので、入社後のミスマッチが起こる心配もありません。

証券業界未経験でも年収のベースアップが見込める

証券業界未経験でも収入が上がりますか？

上がります。そもそも証券業界の平均年収は業界別に見ても上位だからです。

年収ラボの調査によると、証券業界の平成26年度の平均年収は710万円です。

国税庁が出している日本全体の平均年収が441万円なので、それに比べると非常に大きく平均を上回っていることになります。

それに加えて、証券業界に転職される求職者の多くは未経験です。

エージェントに任せれば、求職者の前職での収入状況を考慮し、実績や成果・能力を最大限に活かせる企業が紹介してくれます。

その結果、持っているスキルや能力によっては、業界未経験者であっても前職から大きく編集が上がった方も多くいるのです。

前職の経験を違う業界で活かせるようにマッチするのが、転職エージェントを利用する最大のメリットといってもいいでしょう！

とても心強いですね！

証券会社に転職するための基礎知識

証券会社で働くことをお考えであれば、事前に知っておくべき知識があります。

本項目では、証券会社に転職するための基礎知識について解説いたします！

証券会社とは

証券会社の人たちってどんなことをしているんですか？

証券会社は、お金を必要とする人や企業の仲介役として、証券市場で有価証券を売ったり買ったりしています！

証券会社が扱う代表的な有価証券として、株式や債券、投資信託が挙げられます。

顧客のニーズに合わせて有価証券を販売するのが主な仕事となります。

特に株式に関しては、日本では証券会社を経由して購入するシステムになっているので、証券会社がいかに重要なポジションにいるかが分かるでしょう。

一般人が直接売買できないんですね。知りませんでした！

その他にもさまざまな仕事をしています！具体的な内容については次項で詳しく説明しましょう！

証券会社の具体的な仕事内容

証券会社は多岐にわたる業務を行っています。

特に重要なのは以下の4つの業務です。

ここからは、4つのメイン業務の簡単な説明を行います！

リテール（営業）

個人や中小企業などを対象とした小口の業務を「リテール」といいます。

実態としては営業職で、株式や債券などの有価証券を販売します。

販売時に得られる手数料は、証券会社では重要な収益源の1つです。

ホールセール

大企業など大口顧客を対象とした業務のことを「ホールセール」といいます。

新たに東証などの証券取引所へ上場する企業（IPO）の株式の引受、M&A（合併・買収）の仲介などを行います。

ホールセール業務は大手証券会社が積極的に行っているのに対し、中小の証券会社はほとんど行っていません。

中途求人は経験者に限られることが一般的で、リテールなど他の業務で経験を積んだ社員や、海外の大学・大学院を進学した新卒社員が担っています。

サポート（事務）

リテールやホールセールをサポートする仕事です。

金融事務や営業サポートなど証券会社によって業務内容はばらつきがあり、ネット証券ではコールセンターでの電話対応（カスタマーサポート）を金融事務と呼ぶこともあります。

証券会社は金融庁や日本証券業協会による規制が厳しいため、営業業務などが適正に行われているか管理をする内部管理責任者を事務職として募集することもあります。

ディーリング

自社の資金を用いて、株式や債券などの売買を行って利益を出すお仕事です。

未経験者が応募できる求人もありますが、損失＝自社資金を失うことになりますので、ディーリングを行う社員には、相応の実力が求められます。

証券会社で働くために必要なスキル

証券会社で働くためには、どんなスキルを身につけた方がいいんですか？

幅広い情報を収集・解釈し、自分なりの意見を出せるスキルです！

証券会社の仕事は、景気や海外投資家の動向、金融政策などによって大きく風向きが変わります。

特に営業の場合、株価が下がってお客様の気持ちが乗らないときに買ってもらわないと、株価上昇時にお客様が利益を得ることはできません。

逆に、株価が上がっているときこそ売るべきものは売ってもらわないと、暴落して売り時を逃す場合もあります。

投資はあくまで自己責任ですが、証券会社の営業は、損をさせればお客様から何かしらの叱責を受けることもある仕事です。

最適なアドバイスをするには金融や経済の情報収集をするのは当たり前で、それを解釈して自分なりの意見を持ち、お客様をリードしていくことが大切です。

【図解】証券会社に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地
• 所有している資格・スキル情報など

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

登録が完了次第、数日以内にサイト側からコンタクトがあります。

この際、簡単なヒアリングが行われるケースがありますので、登録した情報に基づいて回答しましょう。

具体的なキャリアカウンセリングの日程を決めて、ファーストコンタクトは終了です。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

担当エージェントから連絡があります。

今後の転職活動の方針を大きく決める打ち合わせとなりますので、質問には正直に答えましょう。

主に聞かれる内容は以下の通りです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ
• スキル・資格の確認

STEP.4

求人紹介を受ける

一定期間の後、実際の企業を紹介してもらいます。

希望した条件に合致してれば応募、していなければ再度調査してもらうように依頼します。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

企業との面接が行われます。

相手方はあなたのことをある程度知っているため、より強くアピールすることを意識して望みましょう。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

面接に合格すれば、無事に内定獲得となります。

労働条件のすり合わせや入社日の調整は担当エージェントが代行してくれるため、準備をしてその日を待ちましょう。

なお、内定を辞退する場合は、可能な限りこのタイミングで申し出てください。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

証券会社転職でエージェントを最大限に活用する方法

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】証券会社の転職でよくある質問

証券会社への転職に関するよくある質問をきたひろさんに聞いてみました。疑問点や不明点があればチェックしてください。

気になる疑問をチェック

未経験でも証券会社への転職は可能ですか？

可能です。未経験者歓迎の求人は複数あります。ただし、募集職種はリテール（営業）が多く、事務やディーラーの募集は少ないです。営業以外の職種を希望される方は、複数の転職エージェントに登録して、希望の求人がある会社を探しましょう。

証券会社に向いている人を教えてください。

金融や経済に限らず、さまざまな事柄に興味を持ち、学べる人です。お客様との商談では雑談もあります。適当に話を合わせているだけでは、特に富裕層には一瞬で見抜かれてしまい、深い関係になりません。ディーリングでも、直接関係ない自分の趣味や街角で流行っているお店などがヒントになることもあります。

証券会社の転職に役立つ資格は何ですか？

証券外務員資格は必須です。未経験者歓迎の場合、原則として入社前に取得するように指示されます。金融や経済の知識が乏しい方は、今のうちに勉強を始めましょう。役立つ資格の1つとして、お金に関する幅広い相談に対応するファイナンシャル・プランニング技能士が挙げられます。2級までなら数か月勉強すれば比較的簡単に合格でき、お客様から相続などお金の相談をされたときに役立ちます。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

証券会社でのお仕事は、経済の中心にいるといっても過言ではないほど重要なものとなります。

忙しくすることが多いかもしれませんが、業務を通じて有用なスキルが身につきますし、非常にやりがいを感じられる仕事です。

段違いのキャリアアップを目指せる職種でもありますので、担当エージェントとキャリア形成の相談をしながら、充実した転職活動を送って下さい。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。