ブライダル業界におすすめの転職エージェント9選！求められるスキルは？

ブライダル業界への転職ではどんな転職サービスを利用すればいいんですか？

ブライダル業界は華やかなイメージがあり、転職したいと希望する方もいるでしょう。

そんな方は転職エージェントなどの転職支援サービスを活用するのがおすすめです。

ブライダル業界に強い転職エージェントを利用すれば、それだけ転職の成功率を高めることができるでしょう。

しかしながら、ブライダル業界に対応している転職エージェントはいくつもあり、どこを選べばいいのか分からない方も多いはず。

そこでこのページでは、ブライダル業界へ転職する際の転職エージェントの選び方や基礎知識を解説します。

今回は、ウエディングプランナーの岡村奈奈さんに転職で役に立つ情報や知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

ウエディングプランナー

岡村奈奈さん

HP：nanea.jp

アウトドアや音楽ホール等でのユニークなウエディング、伝統的な和婚までオールマイティに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。「ハッピーウエディングBOOK」（高橋書店）「ウエディングプランナーが教える、結婚式と準備が”もっと”楽しくなる方法」（誠文堂新光社）著者

記事の前半ではブライダル業界で働きたい人が転職エージェントを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説しますので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
ブライダル業界への転職が成功する3ステップ
STEP 1.『doda』『リクシィキャリア』『リクルートエージェント』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

ブライダル業界に強い転職エージェントの選び方

ブライダル業界への転職を成功させるには、利用する転職エージェント選びは重要です。

どうせ利用するのであれば、自分に合った転職エージェントを利用したいところ。

そういう意味では、転職エージェント選びから転職活動は始まっていると言っても過言ではないでしょう。

そこでここからは、ブライダル業界に強い転職エージェントの見分け方を解説します！

ブライダル業界に特化した転職エージェントを選ぶ

まず当然ですが、ブライダル業界への転職を成功させるには、何と言ってもブライダル業界に特化した転職エージェントを選ぶことが重要です。

ブライダル業界に特化しているということは、その業界に太いパイプが存在していることとなり、要するに転職しやすい環境が整っていることになります。

業界ならではの転職ノウハウにも詳しく、未経験でも安心感を持って転職活動を進められるでしょう。

ブライダルに強いエージェントはどうやって見分ければいいの？

ブライダル業界に強いかどうかは、総合型のエージェントであれば、公開求人から見れるブライダル関係の求人数などで判断可能です！

また、本記事ではブライダル業界に強い転職エージェントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください！

経験豊富なアドバイザーが多い

転職の成功を左右するのに、ブライダル業界を知り尽くした、相性のいい専任のキャリアアドバイザーの存在は非常に重要です。

その点においては、ブライダルに強いエージェントであれば、当然ブライダル業界出身のキャリアアドバイザーも多く在籍しています。

このような経験豊富なアドバイザーに当たれば、それだけ的確で優れたサポートを受けることができるため、おのずと転職の成功率も高くなるでしょう。

もしも相性の良くないアドバイザーに当たった場合はどうすればいい？

そんな時は、担当のアドバイザーを変えてもらいましょう。キャリアアドバイザーを変えられないと思っている人も多いですが、基本的には言えばすぐに変更してるはずです。

非公開求人数が多い転職サービスを選ぶ

ブライダル業界に限らず、転職サービスでは非公開求人数が多いほど、自分に合った仕事は見つかりやすく、転職のチャンスが広がります。

単純に求人数が多いほど業界未経験者歓迎の仕事も多くあり、どのような立場であっても、求人数が多いということは基本的に得しかありません。

なぜ公開求人ではなく、非公開求人数が重要なの？

それは非公開求人は公開求人と比較して、求人の質がいいことが多いからです。

公開求人に良い条件のものがあったとして、募集が殺到してしまうので、その分採用率は下がってしまいがちです。

一方で非公開求人ならば、エージェント側が転職者のスキルを見て紹介するので、ライバルは必要最低限で済むでしょう。

ブライダル業界におすすめの転職エージェント10選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、ブライダル業界で働きたい方におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

各エージェントの特徴
doda	私の「なりたい」に近づく
リクシィキャリア	営業経験者が活躍できる
リクルートエージェント	好条件の転職を目指す
ブライダル ビズ	ブライダル業界専門
マイナビエージェント	無料の転職支援サービス
ブライダルキャリア	未経験者でも転職できる
ウェディングミーキャリア	自分らしく働けるキャリア
ブライダル・ヒューマン・ソリューションズ	転職お祝い金贈呈
type女性の転職エージェント	女性の新しいキャリアを提案する

どれがいいか迷ってしまうな･･･

チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

見たいエージェントにジャンプ

doda｜3つの求人サービスが利用可能

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、3つの求人サービスが利用可能な転職支援サービスです。

エージェントサービスは、非公開求人を含む約10万件の求人から、ベストな求人を専門スタッフが紹介してくれます。

スカウトサービスは、転職者の経験・スキルなどに興味を持った企業から直接オファーが届くサービスです。

さらに、業種・地域に強い専門エージェントからサポートが受けれる、パートナーエージェントサービスも利用できます。

複数の求人サービスが提供されていますが、中でも人気なのが「パートナーエージェントサービス」です。

国内400社以上の転職エージェント、5,000人以上のキャリアアドバイザーが、登録者のスキルを確認してスカウトメールを届けてくれます。

さらに、職種・業種や、地域に特化したパートナーエージェントがサポートしてくれるので、ベストな転職が実現するでしょう。

公式https://doda.jp/

リクシィキャリア｜個人向け営業経験を生かせる

『リクシィキャリア』は、個人向け営業経験を活かせる転職エージェントです。

ライフステージの変化に応じた、様々なキャリア提案を行ってくれます。

非公開求人も多数保有し、ブライダル業界を中心に営業経験者が活躍できる仕事が見つかるでしょう。

ブライダルを中心に人材・不動産・保険・旅行・婚活業界などの転職に力を入れており、個人向け営業職の方に向けの独自のネットワークを展開しています。

異業種の転職の歓迎で、未経験者でも積極的に支援してくれるでしょう。

また、転職サポート相談は完全無料で、ひとまず相談だけしたい方の利用も有りです。

公式https://career.rexit.co.jp/

リクルートエージェント｜転職支援実績No.1

『リクルートエージェント』は、国内転職支援実績No.1の転職エージェントです。

一般の求人サイトには掲載していない10万件以上の非公開求人があり、各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。

希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介してくれるほか、大手ならではのきめ細かい転職サポートも人気の理由の1つです。

業界最大級の非公開求人数を有しているので、希望の転職が成功する人気の高い転職エージェントです。

実績豊富なアドバイザーが最後まで徹底的にサポートしてくれるので、自分のアピールポイントが分からない方や、どういった職種でブライダル業界に転職しようか迷っている方などにおすすめです。

公式https://www.r-agent.com/

ブライダル ビズ｜ブライダル業界専門

『ブライダル ビズ』は、ブライダル業界専門の転職エージェントです。

その名の通り、ブライダル業界とホテル業界に特化した転職支援サービスを展開しています。

そのため、トップクラスのブライダル業界の求人数を誇り、業界特有の転職ノウハウも持っているのが特徴です。

ブライダル業界・ホテル業界に特化しているこものあり、大手にはない独占求人も豊富にあります。

また、所有している70％の求人が非公開求人なので、キャリアアップにも期待できるでしょう。

さらに嬉しいサービスとして、内定するとお祝い金として最大30,000円分のギフト券がプレゼントされます。

公式https://bridal-biz.jp/

マイナビエージェント｜はじめての転職も安心

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、求人紹介から内定までを一貫してサポートしてくれる転職サービスです

各業界の転職事情に通じた専任アドバイザーがサポートしてくれるので、はじめての転職でも安心できるでしょう。

もちろん様々な業界の求人を取り扱っているので、ブライダル業界への転職もバッチリです。

サポートの特徴としては、各業界の転職事情に通じた専任アドバイザーと、企業の人事担当者とやり取りする企業アドバイザーが在籍しています。

なので、他の転職エージェントでは分からない、リアルな企業情報を知ることが可能です。

ブライダル業界の企業でも、先に雰囲気を知ることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

公式https://mynavi-agent.jp/

ブライダルキャリア｜ブライダル業界求人専門サイト

『ブライダルキャリア』は、ブライダル業界に特化した転職サイトです。

多くのブライダル業界に関連した求人があり、求人雑誌では決して見つからないような好条件のものまであります。

また、ブライダル業界の転職や退職の相談も無料で受け付けているので、迷っている方でも気軽に利用できるでしょう。

大きな特徴としては、一次面接はサイトを運営しているスタッフクリエイションが行うことです。

そのため、その時点で自分に合わないと感じた場合、すぐほかの求人に切り替えることもできるので、サイトであったとしても自分にあった仕事が見つかりやすいと言えます。

また、全国対応なので、メール・LINE・テレビ電話など直接面談しなくても、転職相談ができるメリットも大きいでしょう。

公式https://bridalcareer.net/

ウェディングミーキャリア｜ブライダル業界で活躍できる

『ウェディングミーキャリア』は、ブライダル業界専門の転職支援サービスです。

在籍しているキャリアアドバイザーは全員ブライダル業界経験者なので、業界知識があまりない方でも安心して相談できます。

さらに、キャリアアップを目指した転職も可能なので、ブライダル業界で長く活躍したい方にはピッタリです。

求人紹介は全国対向なので、どの地域に住んでいても転職活動ができるでしょう。

また、職種もウェディングプランナー、ドレススタイリスト、キャプテン、事務職など、さまざまな職種を紹介してもらえます。

書類添削や面接対策などの基本的なサポートも充実しており、もちろんキャリア相談も可能です。

公式https://bridal-oshigoto.com/

ブライダル・ヒューマン・ソリューションズ｜ブライダル・レストラン業界専門

『ブライダル・ヒューマン・ソリューションズ』は、ブライダル・レストラン業界専門の求人紹介サイトです。

転職支援事業15年の実績が裏付けるように、業界内に太いパイプを構築しています。

その結果、転職成功率がとても高く、確実に転職を成功させたい方におすすめです。

スタッフは全員、ブライダル・レストラン業界に精通しています。

そのため、業界特有への転職に関するアドバイスや転職成功のノウハウについても知ることができるでしょう。

また、相談は具体的に転職を決めていなくても受け付けているので、業界の動向を知りたいだけの利用も有りです。

公式https://www.bridal-solutions.co.jp/

type女性の転職エージェント｜女性の新しいキャリアを提案

『type女性の転職エージェント』は、女性の新しいキャリアの提案に強い転職エージェントです。

経験豊富なキャリアアドバイザーが多く在籍しており、求職者1人1人のそれぞれのキャリアを見て、最適なアドバイスをしてくれます。

また、全体の約80％が非公開求人となっているので、幅広い選択肢の中から転職者の希望にマッチする企業を紹介することが可能です。

女性の転職に強く、女性ならではの転職の悩みなども気軽に相談できます。

年間5,000名以上のキャリアカウンセリングを行うことから、転職実績も業界屈指です。

女性に特化した転職ノウハウを持っているので、女性が転職するなら登録しておいて損はないでしょう。

公式https://type.woman-agent.jp/

ブライダル業界の主な職種とは？

ブライダル業界と言っても、業界内には多くの職種が存在します。

漠然と「ブライダル業界に転職したい」と考えていても、どの職種で働きたいのか決めないと、転職企業のターゲットが定まりません。

そんな方のためにブライダル業界の主な職種を紹介！

ウェディングプランナー

ブライダル業界での花形となるのは、「ウエディングプランナー」でしょう。

ブライダルの相談から挙式当日まで全てをサポートする立場で、簡単に言えば結婚式全体をプロデュースする仕事です。

ウエディングプランの説明、予算との折り合い、進行スケジュール、衣装、音楽、その他もろもろの関連業務、これら全てを指揮するので、総合的なスキルはもちろんのこと、優れたコミュニケーション能力が不可欠となります。

責任が伴い、業界の中でも最もタスクが多い仕事ですが、その分やりがいもあるので、ブライダル業界では憧れの職種となっています！

ドレスコーディネーター

「ドレスコーディネーター」は、新郎新婦の衣装をコーディネイトする仕事です。

トレンドのドレスだけでなく、新郎新婦の希望を丁寧に聞き取って、最高のドレス選びをサポートしたり、似合うスタイルを提案したりします。

洋装だけでなく和装や小物など、衣装全般の幅広い知識とセンスが求められます。

一生に一度の晴れ舞台を成功に導くのは、花嫁のキレイなウエディングドレスにかかっていると言っても過言ではないでしょう！

ヘアメイクアーティスト

「ヘアメイクアーティスト」は、新郎新婦のヘアメイクや着付けなどスタイリング全体を担当する仕事です。

衣装に合わせたヘアメイクをすることで、主役のふたりをより輝かすことができます。

また、時間内で新郎新婦の希望を実現する必要があるため、スピーディーでかつ繊細な腕が必要になるでしょう。

ちなみに、式場と提携するサロンに所属するほか、指名を受けて独立したアーティストとして活躍することもできます。そのため、ブライダル業界だけでなく芸能界でも活躍する、ヘアメイクアーティストも多く存在しています！

ブライダル業界で転職で求められるスキルとは？

ブライダル業界に転職する際に求められるスキルは、それぞれの職種で異なってきます。

職種に応じて求められるスキルについて解説します！

ウエディングプランナー

ウエディングプランナーは、ウエディングの提案から当日の進行まで、結婚式全てをコーディネイトすることになります。

そのため、式場内外で、へメイクアーティストやドレスコーディネーター、バンケットの担当者、当日の食事を担当するシェフなど、あらゆる人達との連携が必要です。

そのため、ウエディングプランナーにおいて、全てを上手くまとめることのできるマネジメント能力は、とても重要なスキルと言えるでしょう。

ちなみにウエディングプランナーになるために有利な資格はある？

ウエディングプランナーに転職を希望するなら、日本ブライダル文化振興協会が実施する国家検定（ブライダルコーディネート検定）や、ABC協会が認定する「ブライダルプランナー検定1級、2級」などのブライダル関連の資格や、PCスキルや得意分野があると転職に有利です！

ブライダルアテンダー

ブライダルアテンダーは、介添人と呼ばれる仕事で、結婚式には欠くことのできない人材です。

結婚式当日に新郎新婦のそばにつき、挙式・披露宴がスムーズに運ぶようサポートする役割を担います。

ほかにも花嫁のドレスの裾に気を配って素早く対処したり、新郎新婦におじぎのタイミングを合図したりする、言わばスムーズな結婚式は成立させるための黒子的存在です。

そんなブライダルアテンダーには、細やかな気配りと観察力が求められるほか、どんなトラブルにも柔軟に対応できる臨機応変さも必要になるでしょう。

ブライダルアテンダーにも転職で有利な資格はあるの？

プランナーと同じくブライダル関連の検定や「マナー・プロトコール検定」、「サービス接遇検定」などの資格を取得するのがおすすめです！

ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストは、基本的に美容に関する多くの知識と技術が必要です。

ブライダルでは、お客様の要望を実現するのが最優先となるため、カウンセリングやトークで安心していただいたり、花嫁がより美しく見えるように引き立ててあげることが大切です。

そのため、ファッションや美容にも精通しておくことも重要だと言えるでしょう。

ヘアメイクアーティストにも転職で有利な資格はある？

美容師免許のほか、「日本メイクアップ技術検定1級」や「IBF国際メイクアップアーティスト認定試験」など、技術や努力を証明できる資格があると転職にも有利です！

ブライダル業界を目指す上での注意点

ブライダル業界は、離れてみていれば華やかな世界に見えますが、実は大変な職業です。

希望を抱いてブライダル業界に転職したものの「こんなはずではなかった」と、離職してしまうかも知れません。

ここでからは、ブライダル業界に転職する際の注意点について解説します。

必ずしも希望する職種に配属されない

結婚式場に転職が決まっても、希望していた職種に就けるかどうかは分かりません。

結婚式には多くのスタッフが関わりますから、一時的にその式場の足りない部署を補強することが優先されることもあるでしょう。

ただし、その式場で経験を積んでいけば、いずれ希望する職種に就けるはずです。

時には、転職先の結婚式場に馴染んで経験を積むことを優先したほうがいいこともあるでしょう。

そのためには最初から焦らずに、しっかりと目標を定めて、転職後もきちんと経験を積むことが大事になってきます。

思っていたほど華やかではない

結婚式自体は、華やかなイベントであることに間違いはありません。

しかしながら、その華やかな結婚式をサポートするブライダル業界の仕事といえば、想像以上に繊細で大変です。

まず結婚式や披露宴は、分単位でスケジュールが組まれています。

新郎新婦が登場するタイミング、照明のタイミング、料理を出すタイミング、食器を下げるタイミングなど、連携が欠かせません。

そういった事情もあり、結婚式を支える全てのスタッフは、常に集中力を切らさず仕事を遂行する必要があります。

また、例え疲れていたとしても、それを決して表には絶対に出すことはできません。

華やかな結婚式に憧れてブライダル業界に転職した方が、一番にぶつかる壁と言ってもよいでしょう。

精神的ストレスを感じやすい

ブライダル業界の大きな特徴として、多くの結婚式が一般の方が休みとなる日に行われる兼ね合いで、土日に休みを取り難いことが挙げられます。

もちろん、休みがない訳ではありませんが、通常のサラリーマンのような平日働いて土日に休むといった働き方は難しいでしょう。

その結果、友人やパートナーとの休みが合わなかったりするため、休日なのにも関わらずストレスを感じることもあるかもしれません。

また、急なアクシデントは付きものなので、定時で帰れないトラブルも多い業界です。

そういった意味では、トラブルに柔軟に対応できるメンタルの強さも必要になってくるでしょう。

【図解】ブライダル業界に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

転職エージェントの担当者からは、電話もしくはメールで連絡がきます。

連絡が来たら、キャリアカウンセリングのスケジュールを、専任のキャリアアドバイザーと一緒に決定します。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングは、専任のキャリアアドバイザーによって、転職者の強みを引き出すカウンセリングとなります。

自分でも気づかなかった強みを見つけてくれるプロのキャリアカウンセリングで、転職への期待が膨らみます。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

専任のキャリアアドバイザーは、転職者が希望する条件にベストな企業を提案してくれます。

基本的に、複数の企業を紹介してくれるケースが多いですが、職種によっては1社のみの場合もあります。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

面接日の調整も専任のキャリアアドバイザーが、転職者に代わって行ってくれます。

さらに、企業によっては面接前の見学も行っていますので、転職先の職場の雰囲気を確認するよい機会となります。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

面接が終わり、内定をもらったら入社日の調整を専任のキャリアアドバイザー行います。

給与などの待遇面も交渉してくれるので、安心して入社日を迎えることができます。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

ブライダル業界の転職でエージェントを最大限に活用する方法

ブライダル業界に転職する際に、転職エージェントを活用するには、ブライダル業界に強い転職エージェントを選ぶ必要があります。

業界に精通して、多くの希望者をブライダル業界へ転職させている、経験が豊富な転職エージェントを選びましょう。

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】ブライダル業界の転職でよくある質問

ウエディングプランナーの岡村奈奈さんに、ブライダル業界に関する気になることを質問しました！

気になる疑問をチェック

ブライダル業界は、はじめてですが転職できますか？

できます。
ブライダルの仕事は他業界での経験が生かしやすいので、歓迎される企業がほとんどです。その中でもとくに、接客の経験と、PCやデザインなど特化したスキルがあると高い評価が得られると思います。

30代で転職してウェディングプランナーになることは可能ですか？

可能です。
キャリアはもちろん、結婚や出産などの経験も生かせるので、中途採用も幅広くあります。ウェディングの流行に関する変化のスピードは早いので、情報をキャッチするセンスも必要です。

ウェディングプランナーのやりがいは何ですか？

夫婦の数だけ結婚式のカタチがあるところではないでしょうか。
結婚するふたりが結婚式の準備を通じて、家族になっていく過程に深く関わることができ、日常に感動が溢れています。装飾や演出のアイディアが採用される喜びもありますね。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

ブライダル業界に転職するなら、業界に詳しい転職エージェントかブライダル業界に特化した転職エージェントを利用したいです。

どの転職サイトや転職エージェントに登録すれば、ブライダル業界への転職が可能となるのか分からない場合は、先ずはこの3社全てに登録しておきましょう。

あなたの転職が成功することを祈っています！

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

プロフィールを見てみる

経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。