履歴書をどのように書けばいいか悩んでいませんか?
提出書類のマナーを守れていないと、面接まで進めずに書類選考で落とされてしまうということもありえます。
そのため、転職活動において履歴書を軽視するのは禁物です。
そうすれば、履歴書の正しい書き方が理解でき、採用担当に好印象を与えることができるでしょう。
そもそも履歴書は手書き?PCで作っちゃダメなの?
IT・Web業界では、Web上のエントリーシートでOKという企業も増えてきていますが、まだまだ手書きの履歴書が求められる企業も多いです。
特に昔ながらの老舗企業は手書きで提出が多いですね。
そのため、志望企業から特別な指定がない限りは手書きで書くことを前提にしておきましょう。
履歴書を書き始める前に用意しておく4つのアイテム
履歴書制作に必須なアイテム
- 履歴書のフォーマット
- ボールペン
- A4白封筒
- 証明写真
履歴書は封筒付きのものを買っておくと便利
まず、用意すべきなのは履歴書のフォーマットですが、転職エージェントを利用している場合は担当者からもらえる場合があります。
市販のものを利用する場合は、表面に「履歴書在中」と書かれた封筒が付属しているものを選ぶと、封筒を購入する手間が省けます。
あなたのペンは大丈夫?フリクションは絶対に利用しない!
履歴書を書き始める前に、必ず筆記具をチェックしましょう。
筆記用具は万年筆またはボールペンを使用すべきですが、フリクションのようなこすると消えるペンの使用は厳禁です。
ボールペンに用いられるインクの特徴を簡単に解説すると、以下のようになります。
各インクの特徴
- 油性・・・耐水性は良いが、書き味が重め。文字がかすれることが多い
- 水性・・・なめらかな書き味で、かすれにくい。にじみやすく、濡れると文字が消えてしまう
- ゲルインク・・・なめらかな書き味で、かすれにくい。さらに耐水性も高く、にじみにくい。
油性と水性のいいとこ取りのような機能を持つゲルインクは、水濡れなどの事故でも文字が消えにくいのでオススメです。
また、ボールペンの太さは0.3~0.7mmなどがありますが、履歴書・職務経歴書などの応募書類を書く際に効果的なのが0.7mmのボールペンです。
履歴書のように欄が大きい書類に書く場合、0.3mmや0.5mmだと線が細くバランスが取りにくいです。
また、線が細いと弱々しい印象を与えてしまうので、0.7mmで力強く書くのがオススメです。
証明写真は第一印象を決める重要なポイント!
履歴書において、証明写真は第一印象を決める重要なポイントです。
ルックスに自信がなくても清潔感さえあれば大丈夫です。
普通の証明写真機で撮影しても良いのですが、やはり写真スタジオで撮影したものの方がかなり写りがいいです。
少し値は張りますが、写真は重要なポイントなのでお金を掛けるべきでしょう。
証明写真の具体的な注意点に関しては『履歴書の証明写真で押さえておくべき基本的なマナー』にて解説しています。
【転職】履歴書の証明写真の9つの基本マナー【写真館で撮るべき?】採用担当に好印象を与える履歴書の書き方
学歴欄は義務教育以降から書く
留学・留年などさまざまなパターンが考えられるので、学歴欄の詳しい書き方は別記事にて解説しています。
学歴欄の詳細な書き方に関しては『【転職者向け】履歴書の学歴はいつから書くべき?プロが正しい書き方を伝授』にて解説しています。
【例文アリ】履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方【転職向き】職歴は原則として全ての入社・退社歴を記入しましょう。
配属部署まで明記する必要はありませんが、能力をアピールしたい場合は記載してもOKです。
持っている資格はすべて書いておくのが吉
業務に関係なさそうだから資格は書かないという人も多いのですが、持っているすべての資格を書いたほうが良いですね。
もしかしたら別の事業を行うときに声を掛けてもらえるかもしれませんよ。
取得に励んでいるものがあれば、それを記入し、向上心を強調しましょう。
資格欄の詳細な書き方に関しては『履歴書の資格欄の書き方は?よくある疑問にプロが回答!』にて解説しています。
【例文あり】転職における履歴書の資格欄の書き方【修了・勉強中など状況別に解説】特技や志望動機は箇条書きにしない
自分になにができるかを明記し、自己アピールしましょう。
他人と差を付けられる場所なので、箇条書きではなく文章で将来の抱負や熱意をしっかりと書きます。
- 特技 : サッカー
- 特技はサッカーで、小学生の頃から現在までプレイしています。その中で忍耐力や継続性が身につきました。
特技の欄はもしかしたら読まれないかもしれません。
それでも、自分の考えを整理する上でとても役立ちますし、面接のときにも話しやすくなります。
特技欄の詳細な書き方に関しては『履歴書の特技欄にはなにを書く?特技がないときはどうする?例文付きで解説』にて解説しています。
指定がなければPCで作るのが便利
もし企業から手書きで作成するように指定されていなければ、PCで作成するのがおすすめです。
内容を修正したいときも簡単に変更が可能で、見た目も整った履歴書を作成できます。
また、読みやすい履歴書を提出することで、PCスキルをアピールすることもできるでしょう。
『キャリアインデックス転職(履歴書作成ツール)』は、フォームに沿って入力するだけで、履歴書や職務経歴書をかんたんに作成できるサービスです。
スマホでも利用できるので、通勤時間などスキマ時間を活用して効率よく作って、作成時間を大きく短縮できるのが魅力です。
また、職務経歴書の実例が4,000件以上掲載されており、希望する業界や職種で転職した人の書類を参考にしながら作成することもできます。
書き終えたら必ず添削してもらおう
個人的に満足ができる履歴書でも、他人から見ると違った印象かもしれません。
特に転職する企業や業界によって好まれる履歴書も異なります。そこでオススメなのが、誰かに添削してもらうこと。
家族や知り合いでも良いのですが、一番効果的なのは転職エージェントに添削してもらうことです。
各企業とのつながりが深い転職エージェントほど、各企業ごとの「選考を通りやすい履歴書」を熟知している場合が多いです。
おすすめの転職エージェントに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントおすすめ53社を徹底比較【2024】業界・職種別にも紹介!まとめ
- 履歴書は手書きで書くことが前提(ITやベンチャーを除く)
- 学歴は義務教育以降を記入
- 職歴・保有資格はすべて記入
- 趣味・特技欄はそこから何を学んだかまで書く
- 書き終えたら必ず第三者の意見をもらう
作り方のマナーを守って転職活動をスムーズに進めたいですね。
当サイトでは他にも書類作成に関してのコンテンツを用意しているので、あわせて参考にしてくださいね。
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