臨床検査技師におすすめの転職エージェント9選！主な転職理由は？

臨床検査技師の転職ではどんな転職エージェントを利用すればいいんですか？

臨床検査技師は医師の指示のもと、診療に必要な検査を担う職業です。

主に血液や尿、細菌などを取り扱う検体検査、心電図や超音波検査などを行う生理機能検査に分けられます。

病院が行なう健康診断や人間ドッグなどでは、欠かせない存在です。

そんな重要な仕事に就いている臨床検査技師の方が、転職を希望した際にはどのような転職サイトが有効なのでしょう。

そこでこのページでは臨床検査技師の方が転職するにあたって、転職サービスを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説します。

今回は、臨床検査技師の熊木裕輔さんに転職活動で役に立つ情報や知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

会社経営をする臨床検査技師

熊木裕輔さん

HP：くまのこ検査技師塾
Twitter：@kumanokomt
Instagram：@kumanoko_mt

臨床検査技師。いくつかの都内病院で超音波検査の知識技術を研鑽し、クリニックの事務長や法人役員を歴任。その後、自分自身の新たな働き方や在り方を追求するために、株式会社を設立した。
現在は臨床検査技師の「未来のカタチ」をサポートするをビジョンに掲げ、くまのこ検査技師塾でハンズオンセミナーやオンラインセミナーなどを企画。また転職サポートやキャリア相談もおこない、困っている臨床検査技師のサポートをしている。
主な資格は超音波検査士、埼玉県糖尿病療養指導士などを取得している。

記事の前半では、臨床検査技師が転職エージェントを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説しますので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

臨床検査技師の主な転職理由

臨床検査技師が転職する理由はなんですか？

臨床検査技師の方が、転職を考える理由はさまざまです。

職場環境や人間関係、患者とのコミュニケーション、待遇など色々と要因はあるはずです。

ただ、キャリアアップ・スキルアップ・ライフスタイルにあった職場環境などが、転職理由の上位を占めています。

ここでは、これらの転職理由を詳しく解説します。

3つの主な転職理由は次の通りです！

キャリアアップで収入もアップさせたい

収入に不満があって転職する人も多いのでしょうか？

病院では必須といわれる尿検査や血液検査は、臨床検査技師がいなくては対応できません。

ですが、病院内では医師の指示がなければ、独自に患者の検査を行なうことができないのも現実です。

そのため、病院内での地位が低く給与面も仕事に見合った報酬を受けられないケースもあります。

「ただいわれる通りに、検査をしていればいいんだよ」と、病院からいわれて転職を決意する方もいます。

そんな場合は、キャリアアップができて年収もアップできる転職先を求めます。

臨床検査技師の方が転職によって、キャリアアップができて年収もアップさせることは可能です。

仕事内容に見合った報酬を受け取りたいですよね！

スキルアップしてエコー検査を行ないたい

仕事内容を変えたくて転職する人もいますか？

勤めている病院によって、臨床検査技師の仕事内容は異なっています。

検体の検査のみ担当させられるケースもありますし、病理・細胞診部門を任されるケースもあります。

これらの検査はほとんどが、患者とのコミュニケーションがありません。

なので、腹部超音波検査などの生理機能検査が出来る施設を求めて、転職を希望する方も多くいます。

検体の検査だけでなく、臨床検査技師としてできる仕事の全てを身につけて、患者の役にたちたいと願う方が転職を希望しています。

腹部エコーだけでなく、心エコーや乳腺エコーを学びたいと、転職を希望する方も多いです。

今の職場より、自分の性格に適した転職先を探す人も多いです！

子育てをしながら働ける職場に転職したい

子育てをしながらフルタイムで働くのは大変ですよね。

女性の臨床検査技師の方は、ライフスタイルが変わっていきます。

勤めていた病院で、出産を機会にほとんどの方が産休に入るはずです。

産休を経て勤務に復帰しても、フルタイムで働かないと正社員に戻れない病院もあります。

また、子どもが小さい間は急な発熱などの体調不良で、保育園や幼稚園からお迎えの連絡がくることは頻繁にあります。

そんな時に、冷たい目で見られていつも遠慮しながら働くのは嫌です。

なので、子育てをしながら遠慮しないで働ける職場に転職したいと希望する、子育て世代の臨床検査技師の方が多くいます。

現代では、院内に保育所を設置している病院も多くありますから、子育てしやすい病院や施設に転職することは可能です。

子育てしながら活躍できる企業への転職を目指す人もいます！またフリーランスの超音波検査士として、様々な施設で働く人もいますよ！

臨床検査技師に強い転職エージェントの選び方

臨床検査技師に強い転職エージェントはどのように選べばいいですか？

臨床検査技師の方が、転職したいと考える理由はさまざまです。

ですが、現在の待遇がよくなかったり、職場環境が自分に合っていないと感じていたりする方も多いはず。

また、キャリアアップを望んでいる方もいることでしょう。

転職を成功させるには、しっかりした転職エージェントを選ぶ必要があります。

そこで、臨床検査技師に強い転職エージェントの選び方を解説します。

それでは、3つの重要なポイントを紹介します！

臨床検査技師の転職実績の多いエージェントを選ぶ

エージェントの転職実績は確認した方がいいですか？

当然ながら、臨床検査技師の転職実績が豊富な転職エージェントを選ぶことが、成功へのカギとなってきます。

実績が多いかどうかを見分けるには、大手の転職エージェントであるか、臨床検査技師専門の転職エージェントであるかで見分けます。

大手の転職エージェントは、あらゆる業界に特化した担当者が在籍しています。

ですから、医療関係に強い担当者が必ず在籍しているので転職の成功率が高くなります。

また、臨床検査技師専門の転職サイトでは、たくさんの病院や検査機関とのコネクションが構築されています。

このような転職エージェントを選べば、臨床検査技師の方の転職成功率が高くなります。

実績があるおすすめのエージェントは、のちほど紹介します！

キャリアアップができる転職エージェントを選ぶ

キャリアアップしたいと考えているのですが、気を付けることはありますか？

キャリアアップを望んで転職を検討しているなら、実現できなければ意味がありません。

転職エージェントは自分の意思で変えることが可能ですから、紹介される転職先ではキャリアアップが望めないと判断した場合は、エージェントを変えることが必要です。

また、転職エージェントの担当者にキャリアアップを望んでいることを、しっかり伝えることも重要になります。

非公開求人を多く抱えている転職エージェントもあるので、その中にキャリアアップできる求人がある可能性が高いです。

大手の転職エージェントなら、多くの非公開求人を抱えているので、キャリアアップできる転職先が多くあるはずです。

ですから、先ずは転職エージェントにキャリアアップしたい旨を伝えることが大切です。

希望条件はしっかりと伝えておきましょう！

複数の転職エージェントに登録する

エージェントは1つ登録すれば大丈夫ですか？

転職先の紹介が少なければ、選択肢も少なくなるので希望の転職は難しくなります。

逆に、複数の転職先を紹介してくれれば希望の転職先を見つけやすくなってきます。

ですから、一度に複数の転職先を紹介してくれるエージェントを選ぶ必要があります。

実際には、登録して担当者から紹介を受けるまでは、どのような紹介をしてくれるのか分かりません。

なので、複数の転職エージェントに登録して、できるだけ多くの転職先から選べるようにしておくことが大切です。

複数の転職エージェントに登録していることは、必ず担当者には伝えておきましょう。

担当者の方から利用しているエージェントを聞かれる場合もあります！

臨床検査技師におすすめの転職エージェント9選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、臨床検査技師におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

各エージェントの特徴
レバウェル医療技師	専門のキャリアアドバイザーが在籍
検査技師人材バンク	臨床検査技師専門の転職サービス
メディカル技師ワーカー	地域密着型の医療機関に強い
doda	転職者満足度No1
リクルートエージェント	好条件の転職が目指せる
マイナビエージェント	無料の転職支援サービス
リクルートダイレクトスカウト	ハイキャリアへの転職が可能
マイナビコメディカル	医療関連の転職に強い
臨床検査技師JOB	臨床検査技師に特化した転職サービス

どれがいいか迷ってしまうな･･･

臨床検査技師に特化したエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

見たいエージェントにジャンプ

レバウェル医療技師｜転職後も安心のサポート

『レバウェル医療技師』は、臨床検査技師、放射線技師、臨床工学技士に特化した転職エージェントです。

臨床検査技師の方向けには、病院やクリニック、医療研究施設、薬剤メーカーなど幅広い求人を取り揃えているので、希望に合った転職先を見つけることができるでしょう。

電話やLINEでの連絡を行っており、相談がある場合には、スムーズなやり取りが可能です。

さらに、難しい給与交渉や勤務時間についての相談も任せることができるので、求職者はサポートを受けながら転職活動に集中することができます。

レバウェル医療技師は、休日や勤務時間外の面談やメールでの連絡を行っているため、在職中で平日に時間が作れない方でも利用しやすいです。

また、求人紹介や転職活動のサポートはもちろんのこと、転職後のフォローまで行ってくれます。

転職後に困ったことがあればすぐに相談することができるので、新しい職場でも安心です。

公式https://iryogishi-oshigoto.jp/

検査技師人材バンク｜臨床検査技師専門の転職サービス

『検査技師人材バンク』は、臨床検査技師専門の検査技師人材バンクです。

検査技師のみの求人を集めているので、臨床検査技師の方の転職にはより高いマッチング率が期待できます。

全国各地の検査技師を求めている求人を掲載しているので、どこからでも利用が可能。

臨床検査技師の方が転職するなら、登録は必須でしょう。

検査技師人材バンクは、臨床検査技師専門の転職サービスです。

全国の臨床検査技師のみの求人を集めているので、転職を望む臨床検査技師の方の登録は必須といっていいでしょう。

自分で求人を探すだけでなく、キャリアパートナーが専任してくれるので、希望に合った求人をより見つけやすくなっています。

また、キャリアパートナーは、求人から面接対策、給与などの交渉、転職後の相談までサポートしてくれるので、安心して転職できます。

公式https://www.jinzaibank.com/

メディカル技師ワーカー｜地域密着型の医療機関に強い

『メディカル技師ワーカー』は、臨床検査技師に強い、医療機関の求人紹介サービスです。

地域の医療機関との幅広いネットワークがあるので、地域密着型の病院・クリニック・施設の求人を見つけやすいのが大きな特徴です。

さらに、管理職や講師といった、他ではなかなか見つからないレアな求人も多く扱っているので、キャリアアップやスキルアップを目指す方にはぴったりでしょう。

事前に病院や施設についての情報を詳しく知れるので、入職後のミスマッチを防ぎやすいというメリットがあります。

未経験者も経験者も、しっかりバックアップしてくれるので、地域に密着した医療機関への転職を考えている方には、特におすすめのエージェントです。

公式https://mt-worker.com/

doda｜転職者満足度No.1

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、約10万件の求人から希望の転職先が見つかる、転職者満足度No1の求人情報・転職サイトです。

転職サービスとしては老舗的存在であり、大手企業からの求人を多数抱えています。

毎週月曜・木曜に更新される新着求人も約15,000以上と豊富なので、希望の求人が見つかるのが魅力です。

dodaには、転職活動に合った3つの求人サービスが提供されています。

中でも、エージェントサービスはdodaの専門スタッフが、企業に合わせた応募書類の添削や面接のサポートも行ないます。

さらに、面接日の調整や内定後の入社時期の調整まで、トータルにサポートしてくれる心強いサービスです。

公式https://doda.jp/

リクルートエージェント｜好条件の転職が目指せる

『リクルートエージェント』は、好条件の転職が目指せる転職エージェントです。

「賞与がある・残業が少ない・大手企業・住宅手当がある」など、複数の条件を満たす企業の求人が見つかります。

10万件以上の非公開求人を保有しているので、転職支援実績No1の頼れる転職エージェントです。

リクルートエージェントは、非公開求人を10万件と豊富に保有しているので、複数の条件を叶えられる求人を見つけることができます。

しかも、登録すれば業界に精通したキャリアアドバイザーが担当してくれるので、希望の求人を見つけやすいメリットがあります。

さらに、求人から面接対策、入社調整までの転職サポートを行なってくれるので、頼もしい転職エージェントです。

公式https://www.r-agent.com/

マイナビエージェント｜無料の転職支援サービス

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、無料の転職支援サービスを提供してくれます。

「じっくり聴く転職エージェント」をコンセプトにしていて、転職についての条件や希望などを丁寧に聴いて、ピッタリの転職先を提案してくれます。

転職が初めての方でも、キャリアアドバイザーが専任するので、何でも相談でき安心して転職活動ができます。

マイナビエージェントでは、丁寧なヒアリングによって強みを見出して、転職活動のプランを考えてくれます。

また、キャリアアドバイザーが専任するので、何でも相談できて転職が初めての方でも安心。

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは業界に精通しているので、たくさんの求人の中から希望の企業を提案してくれます。

公式https://mynavi-agent.jp/

リクルートダイレクトスカウト｜ハイキャリアへの転職が可能

『リクルートダイレクトスカウト』は、ハイキャリアに転職できるのが強みのエージェントです。

転職決定年収は平均925万円以上、年収800万円～2,000万円のハイクラスな求人も多数保有しています。

キャリアアップ＆年収アップの転職を希望する方に、人気の高い転職エージェントです。

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化したエグゼクティブ向けの転職サービスです。

登録すれば、経歴を見たヘッドハンターや企業から直接スカウトを受ける仕組みとなっています。

サービスは完全無料、登録後はスカウトを待つだけで、ハイクラスな転職が実現します。

公式https://directscout.recruit.co.jp/

マイナビコメディカル｜医療関連の転職に強い

『マイナビコメディカル 』は、医療関連の転職に強い転職情報サイトです。

医療業界に精通したアドバイザーが、転職をサポート。

もちろん、臨床検査技師の転職実績が豊富で、多数のコネクションのあるアドバイザーが在籍しています。

独占求人など30,000件以上の求人から、ピッタリの転職をサポートしてくれる頼れる存在です。

マイナビコメディカルは、医療介護に特化した求人・転職情報サイトです。

他の転職エージェントと違って、医療介護分野に特化しているので、臨床検査技師の転職にはピッタリ。

独占求人を含む30,000件以上の求人を有しているので、希望の求人を見つけることができます。

公式https://co-medical.mynavi.jp/

臨床検査技師JOB｜臨床検査技師に特化した転職サービス

『臨床検査技師JOB』は、臨床検査技師に特化した転職サービスです。

単に求人情報を提供するだけでなく、国家資格となる「キャリアコンサルタント」保有者や、経験豊富な転職アドバイザーが臨床検査技師の転職を全面的にサポートするサービスです。

他の転職エージェントにはない、専門サイトならではの高い転職成功率を誇っています。

臨床検査技師JOBは、臨床検査技師の転職に特化した転職支援サービスです。

高い転職実績を誇るコンサルタントが専任して、臨床検査技師の転職を全面的にサポート。

年間1,000人以上の転職をサポートしている実績があるので、スムーズな転職活動が実現します。

公式https://mtjob.jp/

臨床検査技師の仕事内容

臨床検査技師の仕事内容を詳しく知りたいです！

医師の指示のもと、診療に必要な検査を担う職業です。

主に血液や尿、細菌などを取り扱う検体検査、心電図や超音波検査などを行う生理機能検査に分けられます。

ここでは、臨床検査技師の仕事内容について解説します。

それでは、主な仕事内容を紹介します！

病院で行なわれる健康診断業務は臨床検査技師が行う

病院で健康診断を行っているのは臨床検査技師ですか？

はい、その通りです！

会社員の方は、年に1回は病院で健康診断を受けているはずです。

その時には血液検査や聴力検査、尿検査を受けますが、それらを担当しているのが臨床検査技師なのです。

これらの検査を行なうには、準備・検体の採取・検査・医師への報告が必要となります。

聴力検査などはその場で検査が終了するので、直ぐに検査結果はでますが、尿検査や血液検査は当日には結果を出すのは難しいので、結果は当日には分かりません。

健康診断を行なうと、最後に医師の問診があり終了すると帰宅するか会社に戻ります。

そして、後日に検査結果が会社に届くようになっています。

脳波検査や心電図など生理機能検査全般を行なう

臨床検査技師は、他にどんな仕事を行いますか？

臨床検査技師の仕事には、生理機能検査があります！

これは、超音波検査をはじめ、脳波検査や心電図検査、心音図検査など、患者の身体の表面や内部の器官からデータを採る、生理機能検査と呼ばれています。

専門の知識があるからこそ検査できる内容であり、検査結果は医師に報告して、よくない場合は検査結果をもとに医師が治療方針を決定します。

なので、検査は慎重に間違いのないように行なわれます。

臨床検査技師による検査結果次第で、治療法を医師が考えるので間違っていては大変です。

最近では、さらに専門的なガン細胞の発見を専門とする、スクリーナーと呼ばれる細胞検査士の職種があり、多くは臨床検査技師が就いています。

民間の臨床検査センターで働くことも多い

病院と臨床検査センターの仕事には、どのような違いがありますか？

一般的に臨床検査技師は病院に在籍していて、医師の指示のもとでさまざまな検査を行なっています。

規模の小さい医院などでの検査は、検体を民間の臨床検査センターに送って検査を依頼しています。

ですから、民間の臨床検査センターでも、臨床検査技師は必要不可欠な存在なのです。

病院で働く場合は患者との接触が多いですが、民間の臨床検査センターでは検体が送られてくるので、患者と接する機会はほとんどありません。

臨床検査技師として患者とコミュニケーションを取りたい方は、病院への転職を希望することが多いです。

逆に、あまり患者とのコミュニケーションを求めていない方は、臨床検査センターへの転職を希望しています。

自分に合った転職先を選びましょう！

臨床検査技師の平均年収は？

臨床検査技師の平均年収について気になります。

ここでは、気になる臨床検査技師の平均年収について、3つの項目に分けて解説していきます！

臨床検査技師の平均年収

臨床検査技師の平均年収はいくらですか？

厚生労働省の調査によると、臨床検査技師の平均年収は約461万円です！

日本の平均年収は約430万円なので、その差は31万円です。

よって、臨床検査技師の平均年収は高いと考えられるでしょう。

ここ数年、臨床検査技師の平均年収は、目立った増加はありませんが、おおむね安定した良い状況です。

平均年齢は日本の平均値よりも低く、臨床検査技師は若い層が活躍していることが分かります。

働きやすさの目安になる勤続年数は、平均程度です。

そのため、臨床検査技師は比較的働きやすい職業だと言えます。

男女で年収に違いがある？

臨床検査技師の平均年収は、男女で違いはありますか？

臨床検査技師の平均年収は、男性は約501万円、女性は約445万円です。

男性の方が多く、男女の年収の差は約56万円あります。

この理由として、女性の非正規雇用の比率が高いことや、男性の管理職が多いことが挙げられます。

背景には、出産や育児など女性のライフイベントがあるでしょう。

そのため、男性と比較すると、女性は仕事を長く継続することが難しく、平均年収が低く出ていると考えられます。

ほかの医療職との年収の差

ほかの医療職と年収の差はありますか？

5つの医療職と平均年収を比較しました。下の表をご覧ください！

この表では、診療放射線技師の平均年収が、約502万円ともっとも高いです。

それに続いて、看護師の約483万円、臨床検査技師の約461万円、理学療法士・作業療法士の約410万円が位置しています。

臨床検査技師の平均年収は、看護師の年収よりも約22万円低く、理学療法士・作業療法士の年収を約51万円上回っていることが分かるでしょう。

【図解】臨床検査技師に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地
• 希望する検査業務（エコー検査など）

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

転職エージェントの担当者から、電話またはメールで連絡があります。

非通知での電話連絡はほとんどありませんが、電話帳に登録されていない電話番号となります。

見知らぬ電話番号でも、スルーしないようにしましょう。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングは、担当のコンサルタントが強みを引き出してくれる重要なシーンです。

これまでの職歴や希望する転職内容など、隠し事なくすべて話しておくことが大切です。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

できるだけ多くの求人を比較できるように、複数の転職エージェントに登録することがポイントです。

ただし、担当のコンサルタントには、他の転職エージェントにも登録していることは伝えておきましょう。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

面接の調整も担当のコンサルタントが行なってくれるので、自分の都合を伝えておきます。

企業によっては土日祝の休日に、面接を行ってくれるケースもあります。

また、面接前に企業の見学を許可してくれる企業もあります。

どのような雰囲気の職場なのかを知ることができるので、希望するなら担当のコンサルタントに依頼しておきましょう。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

内定が決まったら、入社日の調整をしなくてはなりません。

また、給与面も希望通りの年収になるか確認が必要です。

これらのことも、担当のコンサルタントが行なってくれるので、安心して入社日を待つだけで済みます。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

臨床検査技師に特化したエージェントを最大限に活用する方法

臨床検査技師は特殊な職種といってもよく、病院や臨床検査センターなど、医療業界に限られています。

なので、医療業界に強い転職エージェントや、臨床検査技師に特化したエージェントなら、希望の条件での転職も可能です。

また、医療業界に太いコネクションを持っているので、エコー検査を学びたい、スキルアップしたいなど、現在の職場では叶えられない希望を叶えることもできます。

担当するコンサルタントも、臨床検査技師の転職を多くサポートしてきているので、希望をしっかり伝えることが重要になります。

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】臨床検査技師が転職サイト・エージェントを使う場合のよくある質問

会社経営をする臨床検査技師の熊木裕輔さんに臨床検査技師の転職に関する質問に答えていただきました！

気になる疑問をチェック

臨床検査技師にはどんな人が向いていますか？

臨床検査技師はその名の通り、「検査・分析」などの分野で活躍が出来る資格です。そして患者の命に大きく関わる仕事をします。そのため責任感をきちんと持てるかどうかが大切な鍵になります。検査領域は多岐に渡り、幅広い知識が必要となります。医療の高度化も目まぐるしく、常日頃から知識をアップデートしていく向上心を持っている方が適任です。医師に精度高いデータを提供する為の慎重さ、観察力に加え、検査結果に対しての迅速な判断力も求められます。チーム医療の一角を担うので、円滑に連携をするためのコミュニケーション能力も必須です。そして様々な試練に直面するため、忍耐力も備わっていると良いでしょう。

臨床検査技師の転職で有利な資格を教えてください。

臨床検査技師の認定資格としては、各学会が主催する様々な資格があります。なかでも良く耳にするのは超音波検査士や、細胞検査士ではないでしょうか。認定資格を取得するためには、多くの知識や技術の習得が必要になります。認定試験にもパスしなければなりません。女性であれば、産休から復帰する際に認定資格があった方が優遇されやすいと思います。ある程度の知識や技術を担保するものですから、どの認定資格でも基本的には転職にプラスになるでしょう。特に超音波検査が出来る技師は、どの医療機関でも欲している人材だと思います。

臨床検査技師の将来性は？

医療業界にもAI化の流れは着実に来ています。もちろん臨床検査分野も自動化は検査の効率化を図る上で、今後は非常に発展していく分野だと思います。臨床検査技師の働く先がなくなると不安になっている方もいるでしょう。しかし、仕事先がなくなる訳ではないはずです。なぜなら、人でしか出来ないスキルが必要となってくる場面はなくならないからです。そして言える事は、決して受け身でいたらいけません。自分たちで一歩ずつ踏みしめていかなければならないのです。最近、予防医学の進歩は大きく広がっています。私たち臨床検査技師が将来、生き残るためには超音波検査士や細胞検査士などの専門性を高める必要はあると思います。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

今回は、臨床検査技師におすすめの転職エージェントを解説してきました。

臨床検査技師の方が転職を希望するなら、1人で悩まないで本ページで紹介している、転職エージェントに頼ることをおすすめします。

転職エージェントを活用することで、働きながら希望の職場に転職が可能となります。

ぜひ、本記事を参考にして希望の転職を叶えてください。

あなたの転職が成功することを祈っています！

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。