アパレル・ファッション業界におすすめの転職エージェント10選！未経験から転職する方法も紹介！

アパレル・ファッション業界で働きたい人の転職ではどんな転職エージェントを利用すればいいんですか？

転職において、自分にぴったりな求人を見つけるために転職エージェントを利用することは必須です。

たとえ、それがアパレル業界であっても同じです。

賢く転職エージェントを利用することで効率的に転職活動をすすめられ、結果として転職成功への近道となるでしょう。

ただし、アパレル業界に対応するエージェントの数はたくさんありますので、どのエージェントを利用すればいいかわからない人も多いでしょう。

ここでは、アパレル業界に転職する上でのエージェントを選ぶコツや基礎知識をご紹介します。

今回は、ファッション業界ライターの南充浩さんに転職活動で役に立つ情報や知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

ファッション業界ライター　

南充浩さん

HP：minamimitsuhiro.info

70年生まれ、大学卒業後チェーン店の販売員として就職。
その後、繊維業界紙記者になり、素材からメーカー、小売店まで幅広く担当。
2010年に独立

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。

記事の前半では、アパレル・ファッション業界で働きたい人が転職エージェントを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説しますので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
アパレル業界への転職が成功する3ステップ
STEP 1.『iDA』『パソナキャリア』『リクルートエージェント』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

アパレル業界に強い転職エージェントの選び方

アパレル業界に強い転職エージェントは、どのように選べばいいですか？

ここからは、アパレル業界に強い転職エージェントの選び方を解説していきます。エージェントを選ぶ際には以下のポイントをおさえながらすすめていくといいです！

複数のエージェントに登録する

複数のエージェントに登録した方がいいですか？

原則として、転職エージェントは複数登録するのが効率いいでしょう。

エージェントごとにオリジナル求人を持っており、複数を同時利用することでより多くの選択肢の中から選択できるからです。

また、転職エージェントには相性の問題があります。

よって、複数エージェントに登録しておき、窓口の担当者とコミュニケーションを取りながら自分に合う転職エージェントを利用してみてください。

エージェントを吟味する時間、担当者との相性を見る時間はとても大切です！

アパレルに特化したエージェントを利用する

当然ですが、アパレルに精通したエージェント、もしくはアパレル部門のあるエージェントがあれば登録しておきましょう。

アパレル業界の実情を教えてくれるはずです。

場合によっては、担当者から業界の裏事情やマル秘ネタなども踏まえてアドバイスしてもらえるかもしれません。

転職活動は、情報キャッチの速さが命なので、遠慮せずそういった専門エージェントを利用しましょう。

転職活動は孤独との戦いでもあります。エージェントの担当者を味方にしてしっかりサポートしてもらいましょう！

分かりました！

担当者を見極める

もしエージェントの担当者と相性が悪かったらどうしよう・・・。

登録したエージェントの担当者が自分に合わないと思ったら、遠慮なく担当者変更をお願いしましょう。

同じ転職エージェント内でも在籍している担当者の質はまちまちです。

もしも質の低い担当者になってしまったときは、担当者の変更を考えましょう。

担当者を変えたことによって転職成功の道が開かれるのであれば、しない手はないです。

なので、相性が良くないと感じたら躊躇せず担当者を変更してもらいたい旨を伝えましょう。

相性ぴったりで、いち早く転職成功を目指しましょう！

アパレル・ファッション業界で働きたい人におすすめの転職エージェント10選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、アパレル・ファッション業界で働きたい人におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

各エージェントの特徴
iDA	ファッション・コスメ分野で採用実績No.1
パソナキャリア	年収UP率が高く顧客満足度No.1
リクルートエージェント	大手のエージェントで実績No.1
doda	充実のサポート体制
マイナビエージェント	丁寧なヒアリングでワンストップ支援
JACリクルートメント	企業情報を詳しく掲載
type女性の転職エージェント	女性のキャリアを実現
クリーデンス	アパレル・ファッションの正社員なら
エラン	アパレル業界出身のコンサルタントが在籍
FashionHR	ファッション業界の転職情報すべてが集まる

どれがいいか迷ってしまうな･･･

アパレル・ファッション業界に特化したエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

見たいエージェントにジャンプ

iDA｜ファッション・コスメ分野で採用実績No.1

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	iDA
公式サイト	https://ida-mode.com/cosme/
運営会社	株式会社iDA
対象年代	年齢制限なし
対象者	アパレル・美容業界 に就きたい方
利用料金	無料
公開求人数	約14,000件
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり

『iDA』は、アパレルやコスメ、ジュエリー系の求人に強い転職エージェントで、正社員・契約社員・派遣社員の案件紹介をしています。

自分の生活スタイルに合わせて働くスタイルを選べるのも大きな特徴。

2022年6月時点では約1万3000件の求人を保有しており、その数はアパレル業界でもトップクラスです。

IDAは「未経験OK」の求人も掲載されていますが、経験者が優先される傾向にあります。

これまでのキャリアを活かしてキャリアアップ転職したい人に適したエージェントといえるでしょう。

販売業に興味があるという人にもおすすめのエージェントです。

公式https://ida-mode.com/cosme/

パソナキャリア｜年収UP率が高く顧客満足度No.1

『パソナキャリア』は、パソナキャリアの求人は、全体に対して8割が非公開です。

その中でも選りすぐりの求人に応募することができます。

同社データによれば、「登録者の3人に2人が年収アップに成功」という結果が出ています。

これは確かな実績といえるでしょう。

転職初級者にとって、パソナキャリアのサポートは手厚く感じられることでしょう。

大手エージェントと比較すると求人数は少ないですが、非公開求人を多く保有しており他社にはないオリジナル求人もあるので、めずらしい求人に出会いたいと考えている人におすすめのエージェントです。

とりわけ、30代までの人はぜひ相談検討してみてください。

公式https://www.pasonacareer.jp/

リクルートエージェント｜大手のエージェントで実績No.1

『リクルートエージェント』は、国内最大手のエージェントで、各業界を熟知したカウンセラーが転職者の希望やスキルに適した求人紹介をしてくれます。

面接対策をはじめとしてサポート体制がしっかりしているのが大きな特徴。

各種ドキュメントの書き方やオリジナルで分析した業界・会社情報を提供できる確実な強みを持っています。

カウンセラーが業務内容を詳細に聴きとり、掘り下げて質問をしてくれるので、転職者の強みが引き出されます。

過去にどのような人が内定をもらっているか、面接でプラス要素になる傾向を知ることも可能。

自力の力だけでは限界を感じる人や、転職成功率をあげたい人はぜひ一度相談を検討してみてください。

公式https://www.r-agent.com/

doda｜充実のサポート体制

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、業界トップレベルの求人数をもつ大手転職エージェントです。

大手企業ならではのホスピタリティあるサポートが受けられ、転職者の悩みを一つずつ解決してくれる丁寧さを持っています。

アパレル業界の転職においても、その姿勢を一貫してサポートしてくれるでしょう。

面接・書類の書き方などサポート制度はもちろんのこと、プロの目線から転職者に適した求人紹介をしてくれるエージェントです。

企業人事と同じ目線で求人を紹介していることもあり、求人票には掲載されていない情報の提供もしてくれます。

大手エージェントならではのメリットが多く、腰をすえて転職活動したい人は登録することをおすすめします。

公式https://doda.jp/

マイナビエージェント｜丁寧なヒアリングでワンストップ支援

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、20〜30代など若年世代の転職に対して強さを発揮しています。

なんと登録者の8割が34歳以下という同社データがあり、その特異性がうかがえます。

また、各業界に専属の担当者がいるので、アパレルも含む幅広い業界・業種にフルコミットすることができています。

マイナビエージェント公式サイトでもチェック可能ですが、まず傾聴に重きをおいてカウンセリングをおこなってくれます。

これは転職初心者にとって、安心できる点でしょう。

もう１つの大きな特徴は、幅広い業界の求人数です。

また、各分野に明るい担当者がベストマッチな求人を案内してくれるのも魅力の一つ。

自分の可能性を広げて、確実に転職を成功させたい人はぜひ相談を検討してみてください。

公式https://mynavi-agent.jp/

JACリクルートメント｜企業情報を詳しく掲載

『JACリクルートメント』は、ロンドン発祥のグローバル企業なので、外資系や海外拠点企業の転職に強みを発揮しています。

もし自分の語学力に自信があれば、活躍できる求人が多くあります。

JACリクルートメントのモットーは「スピード感」なので、現状紹介できる求人がないとはっきりと断りをいれてくれます。

したがって、時間を効率よく使うことができます。

自分の語学能力に自信がありかつ会社幹部クラスを目標にしている人には、有利に働くエージェントといえます。

また、会社サービスの方針として「スピード性」を重視しているので、問い合わせに対する返信が早いのも特徴。

メイン対応エリアも全国各地にあるので、UI転職も現実的です。

グローバル企業で働いてみたいという人は、一度相談を検討してみてください。

公式http://www.jac-recruitment.jp/

type女性の転職エージェント｜女性のキャリアを実現

『type女性の転職エージェント』は、転職サイト大手の株式会社キャリアデザインセンターが運営している女性専門転職エージェントです。

2005年から、女性特化の転職サイト『女の転職type』の運営を継続しており、女性の転職支援については10年以上の歴史があります。
そして女性が働きやすい求人を多く保有しているのも特徴の一つ。

女性アドバイザーを中心にして、職種ごとに専門チームを編成し女性の転職サポートをしているので、細かな助言をもらいたい女性におすすめです。

type女性の転職エージェントを利用した転職者の約7割が、年収を上げることに成功しています。

とりわけ、職種ごとに専門アドバイザーがいるので、頼れる転職エージェントといえるでしょう。

年収アップを優先事項にしている人はカウンセリングを受けてみましょう。

公式https://type.woman-agent.jp/

クリーデンス｜アパレル・ファッションの正社員なら

『クリーデンス』は、大手パーソナルキャリアが運営している、アパレル業界の求人に特化した転職エージェントです。

会員数は14万3,000人、求人企業数は3,400社にもなり、アパレル業界でも最大級の案件数を保有しています。

くわえて、クリーデンスを運営するパーソナルキャリアは大手転職サイトのdodaを運営している実績があります。

転職業界大手が運営している信頼感のなかで転職活動できるのは大きなメリットです。

クリーデンスは、アパレル業界の経験があり都内近郊在住の人、そして正社員や契約社員を目標にしている人に適したエージェントです。

また、豊富な職種の中から自分に適した仕事を選びたい求職者にとっておすすめの転職エージェントといえるでしょう。

公式https://www.crede.co.jp/

エラン｜アパレル業界出身のコンサルタントが在籍

『エラン』は、アパレル業界をメインとして転職・派遣をサポートする転職エージェントです。

その大きな特徴はコンサルタントがアパレル業界出身者であること。

アパレル業界に精通したカウンセラーが、寄り添って転職をサポートしてくれます

エランは、正社員向け求人の他、新卒者向けや派遣・紹介予定派遣の求人も多数紹介できるので、幅広い人が活用できるエージェントでしょう。

また、WEBデザイナー、ECサイト、マーケッターなどの求人を多くもっているので、WEB系の職に就きたい人にもおすすめといえます。

公式https://www.elan-jp.com/

FashionHR｜ファッション業界の転職情報すべてが集まる

『FashionHR』は、ファッション業界の求人や転職に関するすべての情報を提供してくれる転職サイトです。

紹介可能な職種はショップ店員や店長職、PRや営業などのオフィス従業員、デザイナーやパタンナーなど、クリエイティブ職までトータルで載っています。

FashionHRの公式サイトには「ファッション業界裏話」や「キャリアストーリー」など魅力的なコンテンツがたくさんあります。

ファッション業界への転職を目標にしている人は、一度サイトをのぞいてみるといいでしょう。

公式https://fashion-hr.com/

未経験からアパレル業界に転職するためのポイント

未経験から、アパレル業界に転職するポイントはありますか？

ここからは、未経験からアパレル業界に転職するためのポイントを解説します。

同じアパレル業界への転職であっても販売など、経験よりも接客スキルを求められる分野もあり、どの部署を選ぶかによって採用の確率も変わってくるでしょう。

以下、3つのポイントを説明していきます！

販売分野を選ぶ

未経験であれば、販売分野がおすすめです！

アパレル業界で必要とされるスキルはさまざまです。

ただし、前提として、業界の基礎知識は最低限必要になってくるでしょう。

アパレル・ファッションの基礎勉強はしておくのはもちろんのこと、自分がいた業界の知識や自分が持つスキルと経験をどう活かすのかも考えておく必要があります。

販売分野であれば、接客スキルを持っていればこの仕事をスタートできるでしょう。

接客スキルは、どの業界であっても必要とされるスキルだからです。

また求人数が他のアパレル職種よりも格段に多く、常にいくつものブランドが募集しています。

業界の事情・知識を身につけた上で、ステップアップするのも一つの方法です。

未経験でも販売業務であればイメージしやすいですね！

研修制度が充実している求人を見つける

研究制度が充実している求人を見つけましょう！

求人掲載情報を見ると、「未経験OK」「初期研修制度あり」といったフレーズを目にすることもしばしばあります。

アパレル業界においてもそれは同様で、そういった企業であれば人を育てようという意識が高いので、たとえ未経験であっても安心して入職できるでしょう。

したがって、求人検索するときは、「未経験OK」の他に「研修制度あり」というキーワードを入力したり、条件選択としてあるときは研修制度ありの項目を選択しましょう。

なるほど。あらかじめ検索条件として設定しておけばいいんですね！

業界への実績が確かなエージェントを利用

業界への実績が確かなエージェントを利用することも大切です！

未経験からアパレル業界へ転職するときは、求人比較検討をきちんとすることをおすすめします。

アパレル業界の会社はかなり多くありますが、それら会社の多くは従業員数100名以下であることがしばしば。

くわえて、各会社によって企業文化は大きく異なります。

自分の価値基準とマッチングする会社かどうかを慎重に見極めるべきでしょう。

未経験からのアパレル業界への転職は、できるかぎりたくさんの求人情報に触れ、比較検討すること、また転職エージェントからの特別なサポートや助言をもらうことが重要です。

専門的な分野に関しては、その道のプロに教わるのが1番ですね！

主な職種

アパレル業界の主な職種は何ですか？

アパレル業界と言っても、さまざまな職種があります。ここでは、主な職種を3つに分類して解説していきます！

専門職

アパレル業界の専門職はなんですか？

アパレル業界の中でも、とくに専門性を必要とするのが、デザイナーとパタンナーでしょう。

デザイナーは、洋服のデザインを行う仕事です。

パタンナーは、デザイナーが作成したデザイン画をもとに、パターン（型紙）を起こす仕事です。

どちらも専門的な知識や技術が求められます。

そのため、服飾系の大学・短大・専門学校で学び、就職するのが一般的なルートです。

販売職

販売職にはどんな仕事がありますか？

アパレル業界の販売職には、販売員と店長が挙げられます！

アパレル販売員は主に接客を担当して、商品を売る仕事です。

コミュニケーションを通して、商品やコーディネートの提案を顧客に行います。

販売員の仕事を続けると、アパレル店長を目指すことができます。

店長は、店舗の運営の責任を担う仕事です。

販売の仕事はもちろん行いますが、スタッフの教育や、売り上げを上げる方法なども考えなければなりません。

総合職

総合職にはどんな仕事がありますか？

総合職には、専門職と販売職に振り分けられない職種が含まれます。

例えば、マーチャンダイザー（MD）、バイヤー、生産管理、プレス（PR・広報）などです。

その他にも、総合職の仕事は多岐に渡っています。

いずれも人気の高い職種ですが、企業によっては販売職から異動できる可能性もあります。

専門職のように、服飾系の大学・短大・専門学校を卒業していなくても転職が可能です。

ただ、どの職種も経験者でないと転職しづらいのが実状です。例外はプレスくらいでしょうか。

アパレル業界で働くメリット・デメリット

アパレル業界で働くメリットとデメリットが気になります！

ここからは、アパレル業界で働くメリット・デメリットを解説していきます。この業界で働くメリットとデメリットは以下の通りです！

メリット①：基本的接客スキルが身につく

1つ目のメリットは、基本的接客スキルが身につくことです！

店舗に立つ販売スタッフは、多くの顧客と会話をしながら商品を買ってもらう必要があり、業界の中でも接客スキルがかなり必須となるでしょう。

ただ、絶対に接客スキルがなければ、販売員は無理ということではありません。

売り上げ目標を達成するためには進んで顧客とコミュニケーションを取る必要があります。

アパレル業界内でも人との繋がりは濃いです。

したがって、販売以外の職種でも、仲間との連携の部分における人とのコミュニケーションは欠かせないです。

これらを踏まえると、基本的な接客スキルは働いている間に自然と備わってくるでしょう。

メリット②：美的感覚が備わるようになる

二つ目のメリットは、美的感覚が備わるようになることです！

アパレル業界は、芸能関係者やSNSインフルエンサーのような、きらびやかな世界の人達とかなり接する機会の多い業界の一つです。

日常生活していたら、とても会えないような世界の人にもファッションショーや撮影現場、打ち上げパーティーなどで出会うことが可能となるでしょう。

そういう人達と知り合うことも夢ではなくなり、その人たちから美的感覚を吸収し、自分にも美的センスが備わるようになるでしょう。

デメリット：激務になりがち

デメリットとして、激務になりがちという点が挙げられます！

どういうことですか？

販売員であれば勤務中ずっと立ちっぱなしです。

くわえて、販売員の場合、ノルマが本部や支店長から要求されることもしばしばあります。

それが繊細な人にとってプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。

くわえて、販売職は土曜・日曜・祝日・年末年始・ゴールデンウィーク・お盆など世間で休日とされているときがかき入れ時なので出勤することが多く、家族や友人と休暇のタイミングが合いにくくなります。

また、スタイリストは独立して食べていけるまでに、ほとんど無給で働くこともあるでしょう（著名スタイリストに弟子入りしてアシスタント時代はほとんど無休・無給に近い）。

したがって、アパレル業界は分野によらず、精神と体にかかるストレスが大きいのが特徴です。

アパレル業界で生き残るためには、精神的にもタフな人材になることがマストの条件となるでしょう。

さらに言うなら、同じ「売る」という仕事でも「営業職」とはスキルが別と見なされることが多く、販売職としてのキャリアは営業職に転職する際にはほとんど重視されないという傾向があります。

そして、一部の好調な大手ブランドや外資ラグジュアリーブランドを除くと給与は平均と比べてそれほど高くないという点、ブランドや企業によっては自社の商品を制服代わりにその給与の中から買わねばならないという点、は懐に厳しいと感じるでしょう。

【図解】アパレル業界で働きたい人に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

利用する各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をし、後日担当者からメールや電話で、面談するための連絡が来ます。

面談では、給与、勤務地、職種など、希望条件や経歴について話すことになるので準備しておくと安心です。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングでは、自分の経験・強みをカウンセラーに伝えて転職活動に必要な情報を伝えます。希望する仕事や転職活動に対する悩みまで伝えましょう。もし希望する仕事に該当する求人があれば、すぐに紹介してもらえる可能性があります。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

カウンセリング時に求人がなければ、日を改めて求人連絡がきます。希望条件に合ったものを紹介してくれるはずですが、違うと感じたら断りましょう。希望条件とマッチした求人があれば、応募することを伝えて面接日を調整します。
各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

いよいよ面接が始まります。カウンセリング時に、希望すれば面接対策をしてもらえたり、書類の書き方を教えてくれたりしますので、落ち着いて面接場所に向かいましょう。自分の強みや弱み、保有スキルなどを伝えてみてください。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

無事に面接に通過すると内定をもらえます。その後、担当者を介して入社日の日取りや給与交渉をします。複数社内定をもらえた場合は、保留に関してエージェントと相談して決めましょう。
また、現職の退職日や残りの有給をきちんと伝えましょう。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

アパレル業界に特化したエージェントを最大限に活用する方法

まず、せっかくアパレル業界に特化したエージェントに登録したなら、業界ならではの情報を収集し、精通した担当者から聞ける耳より情報は仕入れておきましょう。

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】アパレル業界で働きたい人が転職エージェントを使う場合のよくある質問

ファッション業界ライターである南充浩さんに、アパレル業界での転職に関する質問に答えていただきました！

気になる疑問をチェック

アパレル業界はどんな人が向いていますか？

まず洋服・ファッションが好きな人が向いていますが、過剰に好きすぎたり、特定のブランドや分野以外は受け入れがたいという人は柔軟性に欠ける対応に陥ってしまうことが多いので要注意です。また、原材料系企業や製造工程との断絶が深い反面、それらが非常に重要なのでそれらの知識をある程度は身につけられるように勉強する姿勢も必要になります。また世間の風潮や各店舗の微妙な変化に気付きやすいという優れた観察眼も求められます。

アパレル業界の将来性を教えてください。

世界的に見るとファッション産業は伸びている分野であり、人間生活においても必要不可欠な分野なので完全消滅するということはなくやり方によってはブランドや企業が伸びやすい業界です。その一方で、参入障壁が低いために次々と新ブランドや新アパレル企業が生まれてしまうので、生存競争は激しい業界です。また商品やブランドが一度大ヒットしてもそれが長続きしにくい業界なので、安定した業界とは言いにくいといえます。

アパレル業界のやりがいは何ですか？

洋服のコーディネイトを工夫することによって、人の見映えは随分と改善されることが多いので、そこに寄与できるという部分はやりがいになるでしょう。また人によっては最新トレンドの商品や最新素材を使った商品に一早く触れられることも大きな魅力になるのではないでしょうか。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

ここまで、アパレル・ファッション業界で働きたい人におすすめの転職エージェント10選を紹介してきました。

大手エージェントからアパレル業界に特化したエージェントまで、さまざまエージェントをご紹介しましたが、おすすめは両タイプのエージェントに同時登録して確実に転職活動をすすめることです。

ぜひ、この記事を参考にしながら満足のいく転職を実現してください。

あなたの転職が成功することを祈っています！
もしなにか不安なことや質問がございましたら、 LINEや @biblecareerから気軽にご質問くださいね。