航空業界に強いおすすめ転職エージェント9選！よくある志望動機や未経験での転職方法を解説

航空業界の転職やキャリアアップに利用できる転職エージェントはどこ？未経験や資格なしでも転職できるのかな？

航空業界は、その専門性の高さから、転職を考える人々にとって特に挑戦的な領域の1つです。

新たなキャリアの可能性を探ったり、キャリアアップをはかる場合、適切な情報やサポートを得ることは至難の業となることがあります。

そこで、頼りになるのは航空業界に強い転職エージェントの存在です。

この記事では、航空業界で活躍したい転職者がスムーズに次のキャリアステップへ進むための転職サービスを紹介します。

ほかにも未経験者の転職活動のやり方や、業界で役立つ資格についても解説！

今回は、キャリアコンサルタントの碇さんに転職で役に立つ、航空業界に関する知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

キャリアコンサルタント

碇ともみさん

HP：ikaritomomi.com
BLOG：碇ともみのブログ

日本航空株式会社に客室乗務員として入社。23年４ヶ月の在職中に新人教育担当やフライトインストラクタ―などに歴任。退社後、経営管理修士・MBAを修了し、若年層を中心にキャリア形成支援、大学非常勤講師、キャリアコンサルタント養成講座講師等に従事。主な著書にして「スマート勉強法」「『受かる』就活女子レッスン」他ある。

すぐにおすすめのエージェントが見たい！という人は下のボタンをタップしてくださいね。

このページでは、こんな疑問に答えていきます。

このページでは、航空業界での転職方法と役立つスキル、おすすめの転職エージェントについて解説します。

※ 全部読むのが面倒な人向け
航空業界で転職成功する3ステップ
STEP 1.『リクルートエージェント』『doda』『LHH転職エージェント』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者の質を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

航空業界におすすめの転職エージェント9選

航空業界への転職にはどんなエージェントがオススメなの？

以下にオススメの転職エージェントをまとめてみました。

各エージェントの特徴
リクルートエージェント	業界最大級の求人規模を誇る 各業界のプロが手厚くキャリアサポート
doda	幅広い職種の求人を所有 技術職含む多数の航空系求人あり
LHH転職エージェント	3人に2人が年収アップ 業界内のキャリアアップに最適
ビズリーチ	登録するだけでスカウトが届く 高年収のハイクラス求人多数
エンワールド・ジャパン	外資系や日系グローバル企業に強い 英語力を活かしたハイクラス求人多数
オン ユア マーク	航空業界専門の転職サポート 航空業界のプロが転職活動を支援
ランスタッド	独自の国際ネットワークを持つ 海外向け航空系求人も豊富
type女性の転職エージェント	女性専門の転職支援サービス ワークバランスに優れた求人を探せる
パソナキャリア	さまざまな働き方をサポート 女性向けの航空業界の求人が多い

状況に応じておすすめの組み合わせを厳選しました！

エージェントによって非公開求人の傾向にはバラつきがあります。自分に合う求人が見つかるか不安な場合は20万件以上の『リクルートエージェント』を追加で利用すればリスクヘッジになります。

ここからは各エージェントについて詳しく解説していきますね！

見たいエージェントにジャンプ

リクルートエージェント｜圧倒的な求人数で幅広い職種に対応

『リクルートエージェント』は、国内で業界最大級の求人規模を誇る転職エージェントです。

総合型ではあるものの、航空業界の求人も幅広く取り扱っており、公開求人だけでも「航空」とキーワード検索すると1万件以上ヒットします。

なおかつ非公開求人も豊富なため、キャリアアドバイザーを通せば、より自身のスキルに合った求人が見つけやすいでしょう。

デメリットとしては、ほぼ全ての職種を網羅した総合型の転職エージェントなので、もちろん航空業界以外の求人も豊富にあるという点です。

利用者数はほかのエージェントと圧倒的な差がある分、キャリアアドバイザーの対応が流れ作業に感じることもあるかもしれません。

とはいえ、航空業界に絞っても求人数に優れているため、情報収集や幅広いキャリアの可能性から求人を探したい人にとっては利用しやすいサービスになります。

公式https://www.r-agent.com/

doda｜未経験から専門職まで幅広い求人あり

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、20代～30代を中心に幅広い層が利用している転職エージェントです。

航空業界の求人も豊富で、未経験向けのみならず、関連する技術職求人も見つけられます。

また、書類の添削や面接のサポートも手厚く、転職経験の浅い方でも安心して転職活動をスムーズに進めることができるでしょう。

デメリットとしては、幅広い層が利用するため、年収の低い求人も含まれている点です。

また、総合型の転職エージェントで規模が大きいため、キャリアアドバイザーによっては専門分野の知識が浅い場合もあるかもしれません。

とはいえ、業界未経験でもOKな求人も多いことから、航空業界へのキャリアチェンジを真剣に考える方にとっては最適なサービスです。

公式https://doda.jp/

LHH転職エージェント｜ハイクラス求人が豊富

『LHH転職エージェント』は、を運営するアデコグループはスイスに本部を持ち、グローバルな転職を得意としている転職エージェントです。

航空業界の求人では、管理職などの年収の高いハイクラス層向けが多く、キャリアアドバイザーの提案力も高い評価を得ています。

また、キャリア形成にも定評があり、将来のキャリアパスを見据えた転職をサポートしてもらえるでしょう。

ただし、全体的な求人数は少なめであり、求人は特別なスキルが要求されるものが主です。

しかし、航空業界はスキルや経験を重視する求人も多いため、能力に自信がある方は的確な転職支援が期待できるでしょう。

公式https://jp.lhh.com/

ビズリーチ｜若手ハイクラス層のキャリアアップに最適

『ビズリーチ』は、ハイクラス層向けのヘッドハンティング型の転職サービスです。

登録するだけで自分の市場価値に応じたスカウトが届き、航空業界の管理職クラスや関連分野のスペシャリスト求人も豊富に揃っています。

そのため、能力に自信がある方であれば、今よりいいポジションでキャリアアップできる可能性も高いでしょう。

キャリアアップに期待が持てる一方で、一部の機能が有料である点や、スカウトがなかなか届かない場合もあることに注意が必要です。

しかし、航空業界では優秀な人材が求められるため、自身の市場価値を最大限に引き出し、キャリアアップを目指したい人には最適なサービスです。

公式https://www.bizreach.jp/

エンワールド・ジャパン｜外資系企業の転職に強み

『エンワールド・ジャパン』は、日本以外にも拠点を持っており、多国籍企業との繋がりが強く、グローバル転職に強みを持つ転職エージェントです。

そのため、海外とつながりの深い航空業界の企業とも太いパイプがあり、ほかのサービスに比べて語学力を活かせる求人が豊富に揃っています。

ハイクラス求人も取り扱っており、中長期のキャリア設計を建てるサポートも充実しています。

ただし、一定の職歴がないと利用しにくく、グローバルな転職以外には不向きです。

しかし、航空業界は国際的な環境での仕事が多いため、グローバルなキャリアを築きたい人にはおすすめといえるでしょう。

公式https://www.enworld.com/

オン ユア マーク｜航空業界専門の転職サービス

『オン ユア マーク』は、航空業界の人材に特化した転職サービスです。

特化型の転職エージェントではあるものの、他業界や業界未経験からの転職もできます。

元CAやグランドスタッフなど、業界に精通したコンサルタントが転職や再就職活動をサポートしてくれるので、専門性の高い転職も実現できるでしょう。

ただし、特化型だからこそ全体的な求人数は少なく、口コミ情報も限られています。

それでも、航空業界に特化したサービスなので、航空業界でのキャリアを追求する方にとっては頼りになるでしょう。

公式http://www.on-your-mark.com/

ランスタッド｜独自のグロバール求人が豊富

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	ランスタッド
公式サイト	https://www.randstad.co.jp/
運営会社	ランスタッド株式会社
対象年代	21歳~59歳
対象者	年収400万円以上
利用料金	無料
公開求人数	1,193件
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり
本社住所	東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F

『ランスタッド』は、世界を舞台にした60年の支援実績を持つ転職エージェントです。

独自のネットワークにより海外の空港などの求人が多く、国内外問わず英語力を活かせるようなハイクラス求人も豊富に揃っています。

また、キャリアアドバイザーの提案力にも優れており、キャリアを積むのにも最適です。

高年収の求人が中心になるため、特殊なスキルが要求されることも多いでしょう。

また、都市部に集中している傾向があるので注意が必要です。

とはいえ、国外で活躍できる求人が多いため、語学力を活かした転職にも期待できます。

公式https://www.randstad.co.jp/

type女性の転職エージェント｜女性に特化した転職支援

『type女性の転職エージェント』は、女性の転職に特化した転職エージェントです。

女性のキャリアに焦点を当てたサポートが特徴で、航空業界の求人の傾向としてはCAやグランドスタッフなどに強みを持っています。

さらに、転職者のワークバランスを踏まえた提案に優れているので、ライフステージに応じた働き方を考えている女性にとっては最適なサービスです。

女性に特化したサービスなので、求人の傾向が偏っていたりする点には注意が必要です。

一方で、女性ならではキャリア構築に関しては、ほかのエージェントよりも優れています。

女性であり、探している求人のタイプが一致しているのなら利用しやすいでしょう。

公式https://type.woman-agent.jp/

パソナキャリア｜1人ひとりに合った転職サポート

『パソナキャリア』は、1人ひとりに最適なキャリア提案をしてくれる転職エージェントです。

航空業界の求人の幅も広く、中でも女性が活躍しやすい職種に強みがあります。

サポート力にも優れており、業界経験が浅い人でも安心して転職活動がしやすいでしょう。

未経験でも利用できますが、その反面、技術職の求人数はやや少なめではあります。

また、キャリアアドバイザーの知識には差があるため、専門性の高い転職には不向きです。

とはいえ、業界未経験でも応募しやすい求人も多いので、航空業界でのキャリアチェンジを考える方は利用しやすいでしょう。

公式https://www.pasonacareer.jp/

航空業界における転職エージェントの選び方

航空業界への転職の場合はどのエージェントを使えばいいんですか？

以下の3つのポイントを重視しましょう！

エージェント選びのポイント

［画像①］

航空業界は、ほかの業界と比べると特化型のエージェントがあまり多くありません。だからこそ、特化型だけでなく航空業界の求人も豊富に取り扱っている総合型の転職エージェントも利用するのが効率的に転職活動を進めるコツです。

そのうえで就きたい職種が定まっているのなら、転職エージェントごとの求人の傾向を把握しつつ、ハイクラスならハイクラス、未経験なら未経験と自身に合ったサービスを利用していきましょう。

航空業界への転職を成功させるための方法

航空業界へ転職を成功させるために、どんなやり方をすればいいですか？

まずは以下のようなやり方を意識しましょう！

転職を成功させるためのポイント

航空業界への転職やキャリアチェンジをそれほど難しく考える必要はありません。それまで経験してきたスキルをアピールでき、ホスピタリティ精神やチームワークが身についている方どなたでもチャンスがあると思います。それを踏まえて志望動機を考える必要があります。

だからこそ、転職前から航空業界の知識を身につけておく必要があります。それが結果として、求められる人材像を把握することにも繋がり、それを踏まえたうえで志望動機を考えられるようになるはずです。

ポイントを踏まえた志望動機の例文は以下の通りです。

応募者の方々は憧れから志望していると思いますが、実際の資質と即戦力が転職やキャリアチェンジを考えている方に求められますので、憧れだけでない即戦力がアピール出来たらよいですね。

航空業界の主な職種は？

航空業界にはどんな職種があるんですか？

航空業界には、接客業から技術職まで多岐にわたる職種があります。
ここからは航空業界における主要な職種やそれぞれの役割について紹介していきますので、ぜひ航空業界を知るうえでの参考にしてください。

客室乗務員（CA）

航空機内で乗客の安全と快適さを確保するために働く航空会社のスタッフです。

主な業務内容は以下の通りです。

一定レベルの英語力は必要ですが、客室乗務員になるために特別な資格はありません。

入社すると飛行機の構造から接客スキル、語学、また非常救難訓練などの座学とOJTがあり、初フライトになります。毎年、各機種ごとの確認テストや救難訓練の筆記・実技のテスト、ファーストエイドの訓練など様々なテストがあり、機内の業務も段階的な訓練などがあり、継続的な学習を求められています。

グランドスタッフ

航空会社や空港で、航空機の運航を円滑にするために地上で業務を行うスタッフです。

具体的な業務内容は以下のようなものがあります。

グランドスタッフは、地上での接客・サービス業務全般に関係してくる職種です。

空港でのチェックインから到着地のまでのお客様のお手伝いを一手に担っています。また、運航に関わる内勤業務もあります。最近では男女問わず、志望者が急増しています。飛行機の運航や乗客のサポートを円滑に行うために重要な役割を地上で果たしています。

パイロット

航空機を操縦する高度なスキルを必要とする職種です。

主な業務内容は以下の通りです。

パイロットは、国家資格の取得が必要になり、基本的に有資格者のみが就ける職種です。

乗客や貨物を目的地まで安全かつ効率的に運ぶという、航空機の安全な運航において最も大事な役割を担っています。

パイロットは大学・大学院卒からの自社養成採用と航空大学からの採用があります。

整備士

航空機の安全な運航を支えるために、機体の点検や整備を行う役割です。

細かい業務内容は分野によって違いがありますが、基本的には以下の通りです。

航空整備士の仕事は、空港に到着した飛行機を出発まで点検・整備する「ライン整備」と、飛行機の機体を格納庫に入れて定期点検・整備する「ドック整備」、また、機体からエンジンや電飾品を取り外して工場などで整備を行う「ショップ整備」に分かれます。

その仕事の特性から理系の知識を持ち合わせていることが大切です。航空工学など専門的な勉強を重ね、一等航空整備士、一等航空運航整備士などの資格取得できます。

総合職

航空会社における総合職とは、主に専門職以外の様々な業務を担当する従業員のことです。

「事務部門」と「技術部門」があり、それぞれキャリアの積み重ね方にも特徴があります。

そのため、役割は多岐にわたりますが、一例としては以下のような業務が挙げられます。

航空業界における総合職は、営業、マーケティング、人事、財務、経営企画、法務、総務など、幅広い業務領域にわたる職種を含むため、前職の経験が活かしやすいでしょう。そのため、前職の経験を無駄にしたくない方におすすめです。

航空業界は未経験でも転職できる？

業界未経験でも航空業界に転職できるものなんですか？

結論から言うと、未経験でも航空業界に転職可能です！

ただし、職種によって難易度は異なるうえ、特殊なスキルを要求されることもあります。

もちろん航空業界への転職には、経験や知識がないという不安や不確定要素、業界特有の厳しい競争など、多くの課題が立ちはだかるかもしれません。

しかし、実際には未経験者でも航空業界でのキャリアを築くことは可能です。

ここで未経験でも転職できる職について押さえておきましょう。

航空業界のメリットとデメリット

航空業界のメリットとデメリットはどんな感じですか？

航空業界における転職を検討している方にとって、情報収集は極めて重要です。ここからは航空業界のメリットとデメリットについて解説します。

【メリット】英語力を活かした仕事ができる

航空業界の特徴として、国際的な環境で活躍する機会が多く用意されています。

そのため、英語力がある方にとっては自身の能力を発揮しやすい現場といえます。

国際線の乗務員やグランドスタッフ、海外拠点での業務など、英語を駆使することでキャリアをさらに発展させることもできるでしょう。

【メリット】福利厚生が充実している

ほかの業界と比べると、航空会社は従業員の福利厚生が充実していることも知られています。

社員旅行や航空券割引、保険制度、厚生施設の提供など、働きやすい環境が整っているといえるでしょう。

【メリット】時間的・地理的な柔軟性がある

多様な勤務形態やシフト制が採用されており、不規則な時間も多いですが、時間的な柔軟性が高いです。

また、地理的な柔軟性もあり、都心だけでなく国内外の空港などの拠点で働くことができるため、地方在住でも転職のチャンスがあります。

日本の主要空港一覧

詳細は「日本の空港一覧マップ」を参照してください。

【デメリット】低収入・低賃金の職種も多い

一般的に航空業界は高収入なイメージを持っている方もいますが、実際はそうではありません。

特に新人や一部の地方空港での地上業務など、給与水準が他の職種と比較して低い傾向があるので、華やかな世界を想像している方は注意しましょう。

【デメリット】身につくスキルが特殊

航空業界では、一部の職種では独特のスキルや知識が求められる場合があります。

例えば、パイロットや航空管制官などの職種は専門的なトレーニングが必要となり、他業種では活かしづらいと考えられるでしょう。

しかしながら、業種によっては他業種でも転職しやすく、例えばCAは専門の転職エージェントがあるほどです。

航空業界の特殊なスキルが求められる職種もあるので、対象に当てはまる人は以下のようなサービスを利用するのもありです。

fromCA｜CAからの他業種転職に特化したハイクラス系エージェント

「fromCA」は、CAや元CAを対象にした専門のハイクラス転職エージェントです。

CA自体に培ったスキルやホスピタリティを活かせるだけではなく、「超研修プログラム」によって、プラスアルファのスキルを身につけることもできます。

これにより事務や秘書、その他のバックオフィス業務など、航空業界以外の職種に進みやすいでしょう。

公式https://fromca.jp/

【デメリット】非常時のストレスが大きい

航空業界は安全性につねに気を配らなければいけません。

緊急時やトラブルが発生した際のストレスが大きい業界といえるでしょう。

遅延や機械トラブル、気象条件の悪化など、突発的な状況に対処するための訓練や準備が必要です。

航空業界で求められるスキルとは？

航空業界で求められるスキルは何ですか？

求められるスキルを把握することは重要です！ここからは航空業界で広く求められているスキルについて解説します。

一般レベル以上の英会話力

業務未経験者でも客室乗務員やグランドスタッフにチャレンジできますが、航空業界では国際的な環境での業務が多く、英会話力は非常に重要です。

乗客とのコミュニケーションや緊急時の指示のやり取りなど、さまざまな場面で英語が必要とされます。

一般レベル以上の英会話力を持つことで、円滑な業務遂行や安全確保に貢献できるでしょう。

コミュニケーション能力

航空業界ではチームでの作業や乗客との対応が頻繁にあり、優れたコミュニケーション能力が求められます。

明確かつ丁寧なコミュニケーションを通じて、チーム内外と円滑な情報共有を図り、安全かつ効率的な業務遂行を支えることが重要です。

ホスピタリティ・マインド

航空業界に携わる人は、ホスピタリティを持ち合わせていることが大切です。

これは、お客様へ向けられるのはもちろん、一緒に働く仲間にも向けていかなくてはなりません。

そこから信頼関係が芽生え、チームワークが生まれるのです。

高い安全意識と問題解決能力

危険と隣り合わせの業界ということもあり、何よりも安全が最優先されます。

高い安全意識を持ち、状況に応じて適切に問題を解決できる能力が求められるでしょう。

突発的な状況にも冷静に対処し、乗客やクルーの安全を確保するための迅速かつ的確な判断力が必要です。

航空業界に強いエージェントを最大限に活用する方法

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

自分に合う転職エージェントを選べたとしても、活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

とくに航空業界は求職者の持っているスキルが重要です。
嘘を伝えて、後から能力が足りなかったとなると、内定取り消しになる可能性もあります。本人はもちろん企業や担当者の全員にとってマイナスにしかならないので、必ず経歴やスキルに嘘はつかないようにしましょう。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【図解】航空業界に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

サービス登録時には履歴書や職務経歴書が不要なケースが多いです。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

登録後は数日以内に担当者から電話やメールで連絡が届きます。最近ではSkypeやLINEでやり取りができるエージェントも増えています。

ヒアリング内容はざっくり下記のようなことを聞かれます。

• 転職時期(未定でもOK)
• 希望年収
• 希望する業界・職種など

所要時間は5~10分程度で、次にキャリアカウンセリングの日程調整に入ります。

※エージェントによっては初回のヒアリングを面談時に行うこともあります。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

予約していた時間にエージェントの拠点を訪問し、カウンセリングを受けます。(時間・場所の都合が合わない場合は電話面談)

初回の面談で話すことは多いのは下記のテーマです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• そもそも転職すべきか
• どんな企業が選択肢になるか
• 希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

希望条件にあった職種の求人を紹介してもらえます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

履歴書・職務経歴書など応募書類の添削

志望企業が決まったら、応募書類の添削をしてもらえます。

サポートの程度はエージェントによりますが、手厚い場合は書類添削のための時間が設けられたり、複数回添削してくれることがあります。

STEP.6

志望企業への応募(書類選考)

応募書類が完成したら実際に企業へ応募します。担当者が推薦文を添えてくれるので、あなたの魅力が志望企業に伝わりやすくなります。(転職エージェントならではのメリット)

応募後は遅くとも2週間ほどで選考結果が出ます。

STEP.7

面接対策を受ける

志望企業の採用担当者がどんな人を好むのかなど、これまでの傾向からアドバイスをしてもらいます。

また、今のスキルや経験からどのようにアピールすれば効果的か指導してくれます。

希望すれば模擬面接を受けられるケースが多いので活用しましょう。

STEP.8

担当者に日程を調整してもらい、希望企業での面接

希望日程に沿って担当者が企業側と面談日程の調整をしてくれます。

面接練習を活かして効果的にアピールしましょう。

面接に落ちてしまった場合でも、担当者が企業側からフィードバックを受けているケースが多いため、次の面接時の参考にすることができます。

STEP.9

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

担当者が希望条件をもとに給与交渉や入社日の調整をしてくれます。

入社日は会社側との相談次第で臨機応変に対応できる場合が多いので、必ず希望を担当者に伝えましょう。

STEP.10

退職手続き〜入社

もし退職時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

【Q&A】航空業界への転職に関するよくある質問

航空業界の転職に関するよくある質問を碇ともみさんに聞いてみました。疑問点や不明点があればチェックしてください。

気になる疑問をチェック

航空業界にはどんな人が向いていますか？

業種を問わず、責任感が強い人は向いています。安全と安心をお客様に提供しなければならないからです。世界で仕事をしますので、語学力は必要かと思いますが、それよりもその方の資質・熱意が大切だと思います。優しい気持ちが持てる人、何事にも前向きな人、自己向上力がある人、ストレスコントロール力がある人などです。教育グループにいたときに思ったことは、素直で感じがよい方は、やはりお客様を含み誰からも愛されていました。心のこもった笑顔が自然に出る方はどの航空会社でもほしい人材です。

航空業界の将来性について教えてください。

今も昔も航空業界のサービスは最高レベルを目指しています。それは今後も続いていくと思います。航空業界はフルサービス、LCCなど多様な形態があり、お客様の多様なニーズに応える独自の路線を色濃くしていくと思います。また航空会社の業務も運航業務の他、旅行、マイレージサービス、ショッピング、地域創生事業、教育など幅を広げ、それぞれ連携していくことが予想されています。自動車と同じように環境に配慮した取組がより一層進んで行くことでしょう。人やものが行き来し合うことがこれからも続くと考えると、航空会社はなくならないと思いますが、社会のニーズを先読みし、また今後、航空業界を背負って立つ方々が、航空業界のイノベーションにどのように携わっていくが楽しみです。変遷する世の中、それに合わせた航空業界の業態転換もあるかもしれませんね。

航空業界のやりがいは何ですか？

私は現役の時、毎フライトごとにお客様を無事に目的地へお届けするという責務を全うした時にやりがいと感じました。よく、「お客様に感謝される仕事がしたい」との声を聞きますが、私は「お客様に感謝する仕事がしたい」と常々思ってきました。20代半ばでこなれてきたときにお客様から強いお叱りを受け、その時の先輩から「イカリさん、この仕事はお客様から学ぶ仕事です」と言われたことがありました。厳しく注意されると思いきやその言葉だけ告げられました。そこから「何がいけなかったのか」「どうすればよかったのか」と内省し自分なりの答えを見出しました。その時ご助言を頂いた先輩をはじめ、素晴らしい先輩の方々や頼もしい後輩たちに囲まれた環境の中で、自分が成長していくことを肌で感じられる日々でした。意識が高い人たちの中で仕事をしていると、自然にモチベーションも上がっていき、自己啓発も主体的に行える環境でした。お客様との関わりからのやりがいもありましたが、職場の仲間からたくさんの刺激を受けたことが私の財産になっています。

【まとめ】自分に合った方法で航空業界への転職を目指そう！

航空業界は、経験者だけでなく、未経験者から技術職まで幅広いニーズに対応した職種があります。求職者によって適したキャリアは違うため、転職エージェントを選ぶ場合、自身の経験や目標に合ったサービスを選ぶことが何よりも重要です。

ぜひ専門のキャリアアドバイザーと協力して航空業界での転職を成功させましょう。

最後に、今回ご紹介したエージェントをおさらいします。

各エージェントの特徴
リクルートエージェント	業界最大級の求人規模を誇る 各業界のプロが手厚くキャリアサポート
doda	幅広い職種の求人を所有 技術職含む多数の航空系求人あり
LHH転職エージェント	3人に2人が年収アップ 業界内のキャリアアップに最適
ビズリーチ	登録するだけでスカウトが届く 高年収のハイクラス求人多数
エンワールド・ジャパン	外資系や日系グローバル企業に強い 英語力を活かしたハイクラス求人多数
オン ユア マーク	航空業界専門の転職サポート 航空業界のプロが転職活動を支援
ランスタッド	独自の国際ネットワークを持つ 海外向け航空系求人も豊富
type女性の転職エージェント	女性専門の転職支援サービス ワークバランスに優れた求人を探せる
パソナキャリア	さまざまな働き方をサポート 女性向けの航空業界の求人が多い