知人の紹介で入社した会社を辞めたい！円満退職の全手順【保存版】

知人の紹介(コネ)で入社したけど、色々あって会社を辞めたい・・・

いわゆるコネ入社であっても、仕事には悩みがつきものです。

紹介者の立場を配慮すると、会社を辞めたくても言いづらいでしょう。

せっかく紹介してもらったのに申し訳ないという気持ちは理解できますが、辞めたいと思っているのに働き続けるのは、あなたにとっても会社にとってもよくありません。

とはいえ、どのように状況を変えればいいか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、知人の会社を辞める際の注意点や、円満退職までの具体的なステップを解説していきます。

【結論】辞めづらいと先延ばしにすれば誰も得をしない

知人の会社を辞めたいと思っているのに辞めづらいという人はほとんどが「知人に申し訳ない」と考えています。

「せっかく紹介してくれた知人の顔に泥を塗ることになってしまうのでは？」「仲が険悪になってしまうのでは？」と心配する優しい人ほど悩みやすいです。

しかし、ズルズル先延ばしにしては色々な人に迷惑がかかってしまう事もあります。

実際、先延ばしにしてポジション的にもっと辞めづらくなったというケースもありますし、辞めるなら早めに決断することが大切です。

でも、知人と仲が悪くなったりしないかな？

仲が悪くなったり、疎遠になる可能性もあります。しかし、知人の会社で働くというのはそれだけのリスクがあるものですよ。

もしそれで仲が悪くなったとしても、「その程度の関係だった」と割り切る方が気がラクかもね。

知人の紹介で入った会社を辞める際の注意点3つ

ここからは、知り合いの会社を辞める際の注意点を解説していきます。注意すべきポイントは主に以下の3点です！

知人に一声かける

辞めるということは知人に言うべきかな？言い出しづらいけど･･･

紹介で入社した場合は一声かけるのが礼儀ですね。そこまで込み入った話はしなくてもOKです。

退職の意向があるというのは早めに知人に伝えておきましょう、逃げるように退職をしてしまうと「どうして一声かけてくれなかったの？」と不信感を抱くきっかけになり、お互いの信頼関係にヒビが入る可能性もあります。

でも、どのタイミングで知人に言えばいいかな？

転職活動をして内定を獲得した後が理想的ですよ！

転職活動中や活動前に知人に退職の意向を伝えると、知人経由で周囲に広まったりする可能性があります。

また、無理な引き止めなどによって更に辞めにくくなる場合もあるので、必ず内定後に伝えるようにしましょう。(遅くとも退職日の3ヶ月前までが理想)

引き継ぎなどを誠意を持って取り組む

とにかく辞めたいからといって、引き継ぎをしなかったり会社に悪い印象を残すのはよくありません。

もしそのような印象を残してしまった場合、評価が悪くなるのはあなたを会社に紹介した知人です。

知人や会社に迷惑をかけないよう、スマートに退職することが大切です。

忘れずにやる

退職理由は個人の事情(建前)にするのがベター

コネ入社の場合、自分で「この仕事をやりたい」といって入社するわけではないのでミスマッチが起こりやすいです。

知人に紹介された会社を退職する理由として多いのは以下のケースです。

とはいえ、気まずいなどを直接知人に言ったりすると険悪になる可能性もあるので、前向きな退職理由にするのがおすすめです。

どんな退職理由にすればいいのかな？

ポジティブに受け入れられる退職理由としては以下のようなパターンがあります。

いずれにせよ、会社や同僚への不満を退職理由で伝えるのは好ましくありません。

そのため、ネガティブな理由をポジティブな理由に変換しましょう。

トラブルが不安な場合は転職エージェントを利用する

でも、実際に円満退職できるか不安だな･･･
トラブルがあったらと考えると、なかなか動き出せない･･･

不安な場合は転職のプロである「転職エージェント」のサポートを受けるのも心強いですよ！

一般的な転職と違って、知り合いがいる会社を辞める場合はトラブルが起きやすいです。「せっかく紹介したのに辞めるの？」などプレッシャーをかけられるケースもあります。

その場合に相談できる相手がいると心強いですし、法的に正しい退職をするためにも転職エージェントを活用しましょう。

でも、どんな転職エージェントを使えばいいのかな？

ここからは誰にでも利用しやすい転職エージェントをご紹介しますね！

おすすめエージェント
リクルートエージェント	20万件を超える圧倒的な求人数。 求人数を重視する人向け。
ワークポート	IT・Web業界に強い。 スピード転職にもおすすめ。
パソナキャリア	サポートが親身で手厚い 女性の転職に強い
マイナビエージェント	既卒・第二新卒など 20代の転職に強い
doda	担当者の質と求人数のバランスが良い

上記の中で、サポートを重視する場合は『パソナキャリア』と『マイナビエージェント』がおすすめです。

とはいえ、担当者との相性があるため、2~3社併用しておくと安心感があります。

次に、各エージェントの詳細を解説していきますね！

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リクルートエージェント｜求人数を重視する人におすすめ

『リクルートエージェント』は、「株式会社リクルート」が運営する求人案件数・内定決定数ともに業界No.1の総合型転職エージェントです。

2018年は4万7000名もの転職成功を実現しており、転職活動を始めるならば必ず利用すべきエージェントでしょう。

幅広い業種・職種に対応しているため、ポジションに関わらず受け皿がとても広いのが特徴です。

利用者が多いため、担当者の対応にムラがあるというデメリットもありますが、リクルート経由でしか応募できない独占求人などもあるので、情報収集だけでも登録してみる価値はあるでしょう。

保有案件数は国内No.1なので、情報収集のために登録しつつも、サポートが不安であれば他のエージェントを併用するのが望ましいです。

いずれも無料で利用できますので、まずは相談だけでも気軽にしてみると良いでしょう。

公式https://www.r-agent.com/

ワークポート｜IT・Web業界に強い

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求人対応エリア

全国

サービス名	ワークポート(WORKPORT)
公式サイト	https://www.workport.co.jp/
運営会社	株式会社ワークポート
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	106,665件（2024年9月時点）
非公開求人数	保有求人情報の約70～95％
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日（9:00~22:00） 土日（10:00～19:00）
電話面談	可能（オンライン面談も可能）

「ワークポート」は「株式会社ワークポート」が運営する転職エージェントです。

10年以上に渡ってIT分野専門の転職エージェントを行ってきましたが、2014年に総合型に幅を広げました。

そのため、IT・Webといった分野では圧倒的な取引実績を誇ります。

リクナビNEXT主催『GOOD AGENT RANKING』にて、数ある転職エージェントの中から「最も多くの求職者を転職成功に導いたエージェント」に選ばれており、マッチングに優れたエージェントだと言えるでしょう。

スピード感に関しては賛否両論ですが、IT・Web業界を志望している人の満足度は高い傾向にあるので、IT・Web業界を目指すなら必ず利用するべきエージェントです。

公式https://www.workport.co.jp/

パソナキャリア｜サポートが親身で丁寧

『パソナキャリア』は、「株式会社パソナ」が運営する、総合型転職エージェントです。

1976年に人材派遣事業、1993年からは転職関連事業を始めている老舗企業で、人材総合サービス業としては国内最大級として知られています。

老舗ならではの大手企業案件も多数保有しており、16,000社以上と取引実績がある優秀なエージェントと言えるでしょう。

履歴書・職務経歴書・面接対策といったサポートの満足度が非常に高く、手厚いサポートを受けることができるのが特徴です。

そのため、転職が初めての方でも安心して利用が可能です。

パソナ公式サイトによると、求職者の67.1%が年収アップを達成したという実績から、提案力といった部分でも優秀なことがわかります。

求人数では業界最大手に比べ劣りますが、サポート力には定評があるため、親身な対応を希望する人には特におすすめの転職エージェントです。

公式https://www.pasonacareer.jp/

マイナビエージェント｜20代や第二新卒に強い

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、「株式会社マイナビ」が運営する総合型転職エージェントです。

元々マイナビは新卒採用などに強い(新卒の95%はマイナビを利用している)ため、第二新卒や20代向けの求人を多く保有しています。

当サイトに寄せられた口コミでも、第二新卒や20代向けの求人が豊富という声が多く、若年層からの満足度は非常に高いです。

一方で、全体的な求人数で見ると大手に比べて少ないです。

業界最大手で案件の選択肢が多い『リクルートエージェント』を利用しつつ、20代の方はマイナビエージェントを追加で利用する形が良いでしょう。

公式https://mynavi-agent.jp/

doda｜担当者の質が高い

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求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

「doda」は、パーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)が運営する総合型転職エージェントです。

dodaは求人数・内定決定数ともに業界トップクラス(国内No.2)で、国内最大と言われている「リクルートエージェント」に引けを取らない知名度を誇ります。

ほとんどの転職エージェントでは担当者の当たり外れが大きいにも関わらず、そういった口コミが見受けられませんでした。

そのため、求人数を重視しつつ、担当者の質も求めるという方には向いている転職エージェントでしょう。

公式https://doda.jp/

コネ入社した会社を円満に辞めるまでの9STEP

最後に、コネ入社した会社を円満退職するまでの流れを解説します！

在職中に活動をするか、辞めてから転職活動をするかによって流れは異なりますが、私は在職中に転職活動をすることをおすすめしています。

できれば、入社日前日での退職が理想的です。

STEP.1

自己分析

まずは本当に辞めるべきか自己分析をします。
職場選びに失敗しないよう、自分の強み・弱み、今後やりたいことなどを明確にしていきます。

STEP.2

転職エージェントに登録

知人や会社とトラブルを起こさないよう、転職のプロにサポートを依頼しましょう。

STEP.3

担当者からの連絡を待つ

担当者から数日以内に電話やメールで連絡があり、今後のスケジュールなどを確認します。

STEP.4

担当者とキャリアカウンセリング

カウンセリングではや給与や入社時期など希望条件のすり合わせを行います。忙しい場合は電話での対応も可能です。

STEP.5

求人紹介を受ける

ヒアリングをもとに、希望条件にあった求人が紹介されます。(早ければ面談当日、もしくは後日メールや電話)

STEP.6

書類添削・応募

希望条件に合った求人に応募します。担当者が応募書類の添削をしてくれます。
数日~1週間程度で結果が出るケースが多いです。

STEP.7

面接指導・面接

書類選考を通過したら、担当者が面接日を調整をしてくれます。
また、希望すれば面接の指導もしてくれるので、企業ごとに対策しましょう。

STEP.7

内定

内定後は入社条件に差異がないように担当者が仲介してくれるので安心です。内定辞退する場合も担当者が対応してくれます。

STEP.8

退職の旨を伝える

入社日に合わせて退職する旨を伝えましょう。波風を立てないよう、引き継ぎなどに誠意を持って臨みます。
もし、退職日に関して揉めた場合はキャリアアドバイザーに相談しましょう。
内定先との入社日調整も可能です。

STEP.9

退職・入社

挨拶や引き継ぎを済ませたら、いよいよ新しい環境での勤務がスタートです。
入社後に不安なことや心配なことがあれば、都度キャリアアドバイザーに相談できます。

【まとめ】早めに決断するのが大切です

紹介で入社した会社を辞める場合はトラブルが起きやすいので注意が必要です。

先延ばしにして辞めにくくなる可能性もあるので、なるべく早く行動を起こすようにしましょう。

『縁故採用・知人の紹介で転職するメリット・デメリット』でもお伝えしていますが、私は紹介での入社(コネ入社)をオススメしていません。(知人と働くのは意外にもデメリットが大きいので)

同じ職場で働く以上、同僚や先輩になりますし、相手が上司や経営者の場合は「使う側と使われる側」になるので、対等な友人関係を続けるのは難しいケースが多いです。

転職する場合は慎重に転職先を選びたいね！

あなたの転職が成功することを祈っています！
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