【例文あり】第二新卒の退職理由は？面接官に響く伝え方のコツも解説！

第二新卒で退職を考えているけど、退職理由ってどう伝えたらいいんですか？

第二新卒として退職するときには、人によってさまざまな理由がありますよね。

しかし、退職理由を上手く伝えることができないと、転職活動や転職先でもよくない影響が出てしまうこともあります。

そこで、この記事では、第二新卒のよくある退職理由と、実際に理由を伝えるときのコツを例文つきで紹介します。

また、転職活動を成功させるポイントも解説するので、退職理由をどのように伝えたらいいか分からない方は、ぜひ参考にしてください。

記事の前半では、転職活動を始めようと考えている方におすすめの転職エージェントも紹介しているので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

第二新卒の退職理由ランキングTOP15

第二新卒はどんな退職理由で転職をしているんですか？

第二新卒はさまざまなケースで転職を決断していますが、主にどんな理由が多いのか気になりますよね。

ここでは、令和2年の厚生労働省の調査をもとに、よくある退職理由をランキング形式にして紹介します。

退職理由を多い順に次の表にまとめました。自分の考えている退職理由がどの位置にあるのか、確認してみましょう！

全体的にみると、人間関係や仕事内容、労働条件など、仕事に抱いていた期待と現実とのギャップが多そうですね。

そうですね。特にその3つの条件は、第二新卒にとって重要なポイントだと考えられます。ここからは、上記の表のよくある退職理由を1位から3位、また4位以降について、わかりやすく解説していきます！

1位：人間関係がうまくいかなかったから

第二新卒の退職理由で1位となったのが、「人間関係がうまくいかなかったから」です。

第二新卒にとって、仕事を続けるか辞めるかというところでとても大きな影響を与えているのが「職場環境」だといえそうですね！

多くの第二新卒がコミュニケーション面で苦労していると分かるでしょう。

上司や同僚とのトラブルや相性の悪さ、パワーハラスメントなどが要因として考えられます。

2位：いろいろな会社で経験を積みたいから

第二新卒の退職理由で２位になったのが、「いろいろな会社で経験を積みたいから」です。

第二新卒はキャリアアップを重視している人が多いんですね。

第二新卒は、1つの会社にとどまるよりも、さまざまな環境で経験を積んでスキルアップをはかりたいと考えていることが読み取れます。

また、自分に合った仕事を見つけたいという強い意識があるとも考えられます。

近年の傾向として、終身雇用の制度が薄れつつあることを反映しているともいえるでしょう。

3位：満足のいく仕事内容でなかったから

第３位の退職理由は、「満足のいく仕事内容でなかったから」です。

第二新卒は、仕事に対してやりがいを求める人の割合が高そうですね。

実際の業務内容が思い描いていたものと異なる場合や、やりがいのある仕事を任されない場合に、モチベーションが下がって退職を考えるケースは多いでしょう。

特に第二新卒は、自分のキャリアの方向性を定めるために、興味のある仕事で経験を積みたいという人が多いと考えられます。

その他の退職理由

それ以外の結果はどうなっていますか？

4位以降の退職理由は、4位「賃金が低かったから」、5位「会社の将来に不安を感じたから」、6位「労働条件（賃金以外）がよくなかったから」となっています。

へえ〜。ほかには給与や会社の安定性、労働環境の不満が上位に入っているんですね。

そうですね。それ以外にも、ライフイベントや病気・怪我などといった個人的な事情もあるようです。

みんなそれぞれの理由で退職しようと決意したんですね！

退職理由別の伝え方と例文【状況別】

退職理由ってどうやって伝えたらいいんですか？

安心してください。ここからは、退職理由の伝え方のポイントと、　実際に役立つ例文を紹介します。ぜひ参考にしてください！

退職理由の伝え方のポイント

第二新卒が面接を受けるときに、面接官からもっとも注目されるポイントは退職理由と言ってもいいでしょう。

面接官は「なぜ退職して、転職しようと思ったのか？」といった質問を通して、会社と求職者の相性と、入社してすぐに辞めてしまう可能性がないか、ということをチェックします。

たとえば、「残業をしたくなかったから」と伝えると、繁忙期に残業や早出出勤がある会社では、自社で長く働き続けることができるのかと考えるでしょう。

また、「職場での人間関係が悪かったから」というネガティブな理由であると、面接官は入社後にまた同じことが起きるのではないかと懸念します。

そのため、退職理由は、誠実に自分の価値観を伝えつつも、ポジティブな表現に変換して伝えるということが大切になります。

伝え方によっては面接の結果が左右することもあるため、事前に回答を準備しておきましょう！

退職理由の例文【状況別】

ここでは、第二新卒でよくある退職理由の例文を紹介します。伝え方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

人間関係に問題があった

やりたい仕事がある

仕事にやりがいを感じられなかった

給与・待遇に不満があった

体調を崩してしまった

どうしても辞めたいと言えない場合は？

退職を伝えられる自信がありません。どうしたらいいですか？

どうしても辞めたいと言えない場合は、最終手段として、退職退行サービスを利用するという方法もあります。

退職代行サービスを活用することの1番のメリットは、会社に出向いて上司や人事部門と顔を合わせずに退職の手続きを進められることです。

特に人間関係に悩んでいる方や、退職理由を詳しく説明したくない方は、精神的な負担を軽減することができるでしょう。

また、労働問題に精通した弁護士などが代行してくれるので、適切な退職手続きをすることが可能です。

デメリットとしては、費用がかかること（数万円）と、会社との関係が悪くなってしまうことがあります。

どうしても辞めると言い出せず、しかし退職がベストだと考えているなら、利用してみる価値はあるでしょう。

第二新卒が転職を成功させるためのポイント

第二新卒が転職を成功させるためには、どうしたらいいんですか？

納得のいく転職を実現させるためには、ここで紹介する3つのポイントを押さえておきましょう！

自己分析を行い、将来のビジョンを明確にする

第二新卒が転職を成功させるためには、まず自己分析を行うことが大切です。

これまでの経験やスキル、得意分野などを洗い出し、自分の強みを明確にしましょう。

また、それと同時に、自分の価値観・興味分野を掘り下げて、「将来どんなキャリアを築きたいのか？」、「理想とする自分はどんな姿か？」といったことを思い描いておくこくことも重要です。

あらためて自己分析をすることで、転職を考えている理由や活躍できる環境など、今の自分の状況を整理することができるでしょう。

こうすることによって、単に「会社を変える」だけでなく、自分のキャリアビジョンの実現に向けた転職先を見つけられるようになります。

自己分析は面接の準備にもなります。将来のビジョンや自分の強みをよく理解していれば、面接官にしっかりアピールできるでしょう。

希望条件を整理する

自己分析を踏まえて、次は希望条件を整理しましょう！

給与や勤務地、勤務時間など、自分にとって重要なポイントを明確にすることが大切です。

希望条件を決めることで、応募する企業を探すときの基準ができるので、転職活動がスムーズに進みやすくなります。

ただ、第二新卒が気をつけたいのは、客観的に自分の経験・スキルを見て、市場価値に合った希望条件を設定することです。

転職活動では、完璧な条件を求めるだけでなく、ときには自分の成長につながる環境かどうかというポイントで企業の条件をチェックすることも重要になります。

転職エージェントを活用する

そしたら、どんな企業に応募するのがいいんだろう。客観的に自分の経験やスキルをはかるって難しいですね・・・。

第二新卒は特に、自分の市場価値をどう判断したらいいのか悩んでしまいがちですよね。ですが、そんな時は、転職エージェントのキャリアアドバイザーにアドバイスをもらうということも方法の1つとしてあります。

第二新卒におすすめの転職エージェント

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、第二新卒におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

見たいエージェントにジャンプ

DYM就職｜最短1週間とスピード転職が可能

『DYM就職』は、未経験OKの求人が豊富にある、第二新卒・既卒・フリーター・ニートの就職に強いエージェントです。

職歴や学歴に自信がなくても利用でき、未経験からでも優良企業の正社員を目指すことが可能です。

特徴はキャリアアドバイザーのスピード感ある対応で、最短1週間での入社を実現できるので、じっくり求人を探したい方だけでなく、短い期間で転職活動を行いたい方にもおすすめです。

DYM就職は、高卒以上・35歳以下であれば利用することができるので、若年層向けのエージェントとしては利用制限がゆるいというメリットがあります。

他の大手の転職エージェントよりも求人数は少なめですが、未経験OKな求人が多いので、第二新卒であれば効率よく転職先を見つけることができるでしょう。

公式https://talk.dshu.jp/

ジェイック｜ホワイト企業の求人を厳選

『ジェイック』は、ホワイト企業の求人を厳選して紹介する、第二新卒・フリーター・ニート・中退向けの就職支援サービスです。

未経験者の就職サポートに特化して、これまでに33,166人以上もの求職者の就職を実現した豊富な実績を誇ります。

また、ただ就職を叶えてくれるだけでなく、就職者の入社後の定着率も92.2％以上と高く、利用者にピッタリ合った転職先を紹介しているといえます。

保有している求人の企業は、人物重視で採用活動を行っていることが多いため、経歴・学歴でなくポテンシャルを評価してもらえるでしょう。

独自の審査基準をもとにブラック企業を徹底的に除外しており、ホワイト企業に出会える確率が高く、安心して利用できます。

公式https://www.jaic-college.jp/

ハタラクティブ｜未経験から大企業への就職が可能

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

希望勤務地が関東近郊(東京/神奈川/千葉/埼玉)、大阪・愛知・福岡の場合は地方在住でも利用可能

サービス名	ハタラクティブ
公式サイト	https://hataractive.jp
運営会社	レバレジーズ株式会社
対象年代	18~29歳
対象者	中卒以上
利用料金	無料
公開求人数	非公開
非公開求人数	約2,300件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(10：00～19：00) 土(10:00~16:30)※不定期

『ハタラクティブ』は、約20年キャリアサポートを行うレバレジーズ株式会社が運営する、第二新卒者・フリーター・ニート・既卒者に特化した就職・転職支援サービスです。

未経験者の就職サポートに強く、利用者の8割が大企業に就職しているという確かな実績があります。

さらに、書類通過率は96%以上、内定率80%以上と、マンツーマンでの丁寧なサポートによる圧倒的なマッチング率を誇っています。

キャリアアドバイザーは求職者の経歴から性格までしっかりヒアリングしてくれるので、入社後のミスマッチの心配は必要ありません。

求人は40種類以上の職種・幅広い業界を網羅しているので、未経験からでもチャレンジしてみたいという仕事に出会えるでしょう。

公式https://hataractive.jp

【Q&A】第二新卒の転職についてよくある質問

第二新卒の転職についてよくある質問をまとめました。転職活動を始める前に疑問を解決しておきましょう。

気になる疑問をチェック

第二新卒はいつまでですか？

第二新卒とは、新卒で就職して数年（1年〜3年程度）で退職した人を指します。

定義は決まっておらず、企業によっては少し広い年齢（たとえば20代後半まで）を第二新卒として扱う場合もあります。

第二新卒は未経験の業界・職種に転職できますか？

十分に可能です。

第二新卒は若年層のため、柔軟性が評価されやすいです。未経験の業界・職種でも、仕事に対する積極的な姿勢やポテンシャルの高さをアピールすれば、希望の企業に採用される可能性はあるでしょう。ただ、その仕事についての基礎知識・スキルを自分で事前に身につけておくことも大切になります。

第二新卒の転職は有利になりますか？

有利になることもあります。

たとえば、新卒と同じようにポテンシャル採用を行なっている企業から評価を受けるでしょう。また、経験者を求める企業からも、社会人経験があるということで、ビジネスマナーや基礎知識が身についていると評価されることがあります。

第二新卒が大手企業に転職するのは難しいですか？

難しいですが、不可能ではありません。

大手企業への転職は競争率が高いため難しいと言えますが、転職することは可能です。大手企業は優秀な人材を集めているので、ポテンシャルの高さと第二新卒ならではの強みをアピールできれば採用される可能性はあります。

【まとめ】

この記事では、第二新卒の主な退職理由や伝え方のポイントを紹介しました。

退職を希望している場合は、慎重に検討してから決断しましょう。

もし転職について悩みがあれば、キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。

まだ退職・転職を考えていない人も、今後のキャリアに役立つアドバイスがもらえるでしょう。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。