年収700万円というと、上記のような疑問を持つ方も多いはず。
いわゆる高収入にカテゴライズされる年収になり、お金の使い方も徐々に変化していきます。
かかってくる税金も大きくなり、より効果的な貯蓄や節税対策などが重要になるでしょう。
また、年収700万と言っても、結婚や子供が生まれた場合など、先のことを考えると満足のいく生活ができるかどうか不安な方もいるかもしれません。
その不安を取り除くには、実際に年収700万円の手取りや生活レベルを知る必要があります。
そこでこのページでは、こんな疑問に答えていきますよ!
記事の前半では年収700円の手取りや生活レベル、割合などの基本的な情報を解説していきます。
年収700万円から貯蓄を増やすための方法や節税対策、より年収をアップさせたい方におすすめの転職エージェントなども紹介しているので、すぐにおすすめのエージェントが見たい!という人は下のボタンをタップしてくださいね。
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目次
年収700万円の手取りと月給
年収700万と言えば、多くの人が高収入だと考える給与ではないでしょうか。
ただし、年収700万円と言っても自由に使えるお金が年間700万円あるわけではありません。
実際にはここから税金などが引かれて、残ったお金が手取りになります。
月収と手取りの違い
年収から引かれるものとしては以下の通りです。
- 所得税
- 住民税
- 厚生年金保険料
- 健康保険料
- 雇用保険料
- 介護保険料(※40歳以上)
ちなみに住民税に関しては、前年度の所得をもとに算出される税金です。
また、所得税は累進課税制度を取っているので、年収が上がれば上がるほど取られる税金は高くなってきます。
所得税の速算表
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 194万9,000円まで | 5% | 0円 |
195万円 から 329万9,000円まで | 10% | 9万7,500円 |
330万円 から 694万9,000円まで | 20% | 42万7,500円 |
695万円 から 899万9,000円まで | 23% | 63万6,000円 |
900万円 から 1,799万9,000円まで | 33% | 153万6,000円 |
1,800万円以上 | 40% | 279万6,000円 |
年間の手取りは530~560万円
月に換算すると約40万になります。
人によって控除で違いはありますが、おおよそはこの範囲に収まると考えていいでしょう。
具体的なシミュレーションとしては以下の通り。
年収700万の手取り計算 | |
---|---|
所得税 | -32万円 |
住民税 | -37万円 |
社会保険料 | -100万円 |
手取り | 531万円 |
申請する控除の種類は?
「医療費控除」「寄附金控除」「雑損控除」、それぞれの控除について解説していきます。
医療費控除
1月1日から12月31日までに自分、もしくは配偶者や親族に支払った医療費が一定額を超える場合は医療費控除の対象です。
具体的には上限200万円の中で、1年間の医療費の合計から保険金などの補填金と10万円を差し引いた額が控除されます。
- =1年間の医療費の合計 – 保険金などの補填金 – 10万円
寄附金控除
国や地域、特定の公益法人に対して寄付金を支払った場合は、寄付金控除を受けられます。
さとふるなどでもお馴染みの「ふるさと納税」もこの控除の対象です。
気軽にはじめられるということもあり、すでに多くの人が利用している控除の1つになります。
- =次のうち、いずれか低い金額 – 2千円
・その年に支出した特定寄附金の額の合計額
・その年の総所得金額等の40%相当額
雑損控除
震災や風水害などの自然災害、盗難、横領によって、資産に損害を受けた場合、一定の金額の雑損控除を受けることができます。
ただし「生活に通常必要でない資産」に該当される趣味や娯楽、鑑賞の目的で保有しているものなどは雑損控除の対象ではないので注意が必要です。
- 次のうち、多いほうの金額
(1) (差引損失額)-(総所得金額等)×10%
(2) (差引損失額のうち災害関連支出の金額)-5万円
年収700万円になると税金も多くなるので、控除できる部分は控除したいところです。
控除を受けられるなら申請しないと損なので、せめて自分で確定申告しなくてはいけないものに関しては忘れないようにしておきましょう!
日本全国の年収700万円の割合
年収700万台の割合は全体の約5%
まず令和4年度の日本の平均年収は458万です。
そのため、年収700万円台は、少なくとも平均より200万円以上は年収が高いことになります。
全体の詳細なデータは以下の通り。
年収ごとの分布図(令和4年) | |
---|---|
100万円以下 | 7.8%(男性3.4% 女性14.0%) |
100~200万円以下 | 12.7%(男性6.2% 女性21.5%) |
200~300万円以下 | 14.1%(男性9.8% 女性20.0%) |
300~400万円以下 | 16.5%(男性15.5% 女性17.9%) |
400~500万円以下 | 15.3%(男性17.7% 女性12.1%) |
500~600万円以下 | 10.9%(男性14.2% 女性6.4%) |
600~700万円以下 | 6.9%(男性9.5% 女性3.4%) |
700~800万円以下 | 4.8%(男性7.1% 女性1.7%) |
800~900万円以下 | 3.3%(男性5.0% 女性1.0%) |
900~1,000万円以下 | 2.2%(男性3.4% 女性0.6%) |
1,000万円以上 | 5.4%(男性8.4% 女性1.5%) |
どの年代でも年収700万円は高収入
年齢で言うと年収700万台が多いのは40代以降です。
しかしながら、下の表を見ても分かるように、どの年代においても年収700万円は平均以上になります。
年代別の平均年収(令和4年度) | |
---|---|
19歳以下 | 124万円(男性137万円 女性114万円) |
20~24歳 | 273万円(男性291万円 女性253万円) |
25~29歳 | 389万円(男性420万円 女性349万円) |
30~34歳 | 425万円(男性485万円 女性338万円) |
35~39歳 | 462万円(男性549万円 女性333万円) |
40~44歳 | 491万円(男性602万円 女性335万円) |
45~49歳 | 521万円(男性643万円 女性346万円) |
50~54歳 | 537万円(男性684万円 女性340万円) |
55~59歳 | 546万円(男性702万円 女性329万円) |
60~64歳 | 441万円(男性569万円 女性267万円) |
65~69歳 | 342万円(男性428万円 女性227万円) |
70歳以上 | 298万円(男性367万円 女性211万円) |
運営のミイダス株式会社は、転職サービスdodaを展開しているパーソルキャリアの傘下のため安心感がありますし、膨大な登録者のデータから算出してくれるので正確性も高いです。
市場価値に応じてあなたを求めている企業の数や類似したユーザーの平均年収などが見れるため、「他の人と比べて自分のスキルや経験はどうなのかな?」と思った場合や、希望年収をどれくらいにすればいいのか分からないという場合に最適です。
女性が年収700万円以上を目指すなら?
一方で年々男女の平均年収が縮まっているのもまた事実です。
昨今は働き方改革の影響で女性でも働きやすい環境が整っていることもあり、年収700万円という数字も決して非現実なものではないでしょう。
参考までに女性で年収700万円以上が多い職種をご紹介!
- 医師
- 航空機操縦士
- 大学教授
- 弁護士
- 税理士
- 公認会計士
- 経営・戦略コンサルタント
あくまで一例ではありますが、これらの職種であれば女性でも高収入になりやすいと言えそうです。
しかしながら、いずれも専門的で深い知識が必要な職種なので、今から目指すのはハードルが高すぎると考える方も多いと思います。
ピンキリではありますが、自営業という選択肢も含めるなら、以下の職種を目指すのもいいでしょう。
- ネイリスト
- アイリスト
- エスティシャン
こちらも一例になりますが、実力次第では高収入が狙えるでしょう。
合わせて読みたい!
適正家賃は?年収700万円の生活レベル
1人暮らしの家賃は月収の約2割が適正
基本的に家賃の適性価格は、年収の20%です。
そのため、年収700万円の20%を12月で割ると、10~12万が適正と言えます。
月の手取りが38万と考えても約8~9万円ほどが適正家賃になりそうです。
子育てには制度を上手く活用しよう
そもそも年収に関係なく結婚はできますし、子育てに関しても基本的には問題ありません。
年収700万は手取りにすると530~560万で、だいたい1世帯当たりの平均所得552万3,000円に該当。
そのため、1人の稼ぎだけでも家族で生活することはできます。
なおかつパートナーの稼ぎがあるなら、1世帯当たり平均所得を大きく上回ることになるため、子供にも色々とお金をかけることができるほか、年に何回か旅行に行くなどしても充分余裕があるでしょう。
しかしながら、中にはパートナーには仕事はせずに家庭にいてほしい方もいると思います。
そうなると、年収700万円では不安を感じる方もいるかもしれません。
子育て世代は必見!児童手当
まず、中学校卒業するまでの児童を持つ方は、児童手当制度を利用するのが無難です。
児童の年齢 | 児童手当の額(一人あたり月額) |
---|---|
3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳以上(小学校修了前) | 10,000円 ※第3子以降は15,000円 |
中学生 | 一律10,000円 |
これらの児童手当は申請しないともらえないので、忘れずにやっておきましょう。
また、健康保険には「出産育児一時金」や「出産手当金」などもあります。
車や家の購入もOK
車の購入について
そもそも自動車には自動車税環境性能割という税金がかかるように、ガソリン代や維持費を含めると生涯で4,000万円もかかると言われています。
また、事故や修理などでイレギュラーな出費も起こりやすいです。
そのため、基本的には車を持たずに済むならそれに越したことはないと考えておきましょう。
特に交通機関が発達している東京では、1世帯当たりの車保持率は半分を切っています。
年収700万円の場合、350万円以下を目安になるべく維持費のかからない車を買うのをおすすめします。
家の購入について
年収700万円台であれば、3000~5000万円ほどの住宅ローンを組むことは可能です。
ただし年収700万円と言っても、必ずしもマイホームを購入するのがベストではありません。
もちろん堅実に賃貸に住むのも1つの手ではありますが、それでも結婚や家族が増えればマイホームの購入を意識する人も多いでしょう。
その場合、意識したいのは住宅ローン控除の存在です。
住宅ローンを組んでマイホームを新築・購入・増改築した方なら住宅ローン控除を受けられる可能性があるので覚えておきましょう。
- 控除を受ける年の合計所得が3,000万円以下
- 対象の住宅に10年以上ローンがある
- 住宅の引き渡し日から6ヶ月以内に住んでいる
- 住宅の床面積が50㎡以上
- 店舗と兼用の場合、半分以上が居住用である
- 以下の期間において、長期譲渡所得の課税の特例などを受けていない
▼令和2年4月1日以後に譲渡した場合
その居住の用に供した年とその前2年・後3年の計6年間
▼令和2年3月31日以前に譲渡した場合
その居住の用に供した年とその前後2年ずつの計5年間
- ▼住宅の取得等が特別特定取得に該当する場合
【1~10年目】
住宅ローン等の年末残高の合計額×1%
(50万円)
【11~13年目】
次のいずれか少ない額が控除限度額
(1)住宅ローン等の年末残高の合計額(上限5,000万円)×1%
(2)住宅取得等対価の額-消費税額(上限5,000万円)×2%÷3
- ▼上記以外の場合
【1~10年目】
住宅ローン等の年末残高の合計額×1%
(50万円)
※住宅の取得等が特定取得以外の場合は30万円
住宅ローン控除額については、居住の用に供した年、すなわち住み始めた年によって変化します。
ちなみに会社員であっても、最初の年には確定申告しなければいけないので注意しましょう。
詳しくは国税庁のページをチェックしてください。
また、リセールバリューについても考慮できるなら、なおいいでしょう。
リセールバリューについてはこちらで詳しく記載しているので、合わせて参考にしてください。
手取り40万なら貯金は充分可能
もちろん子供がいるなどの状況では別ですが、比較的に貯金は楽にできるはずです。
以下は2021年の1世帯あたりの平均出費になります。
手取り40万円で貯金するためのシミュレーション | |
---|---|
手取り | 40万円 |
食費 | -4万4,000円 |
住居 | -3万6,000円 |
光熱・水道 | -1万1,000円 |
家具・家事用品 | -5,000円 |
被服および履物 | -6,000円 |
保険医療 | -7,000円 |
交通・通信 | -2万1,000円 |
教養娯楽 | -1万9,000円 |
その他の消費支出 | -1万5,000円 |
黒字 | 23万6,000円 |
年収700万円を目指しやすい職業とは?
この記事を読んでいる方の中には、年収700万円を目標にこれから将来設計を考えるという方も多いかもしれません。
エンジニア
スキルも何もない状態から目指すのにおすすめなのは「エンジニア職」です。
何故かと言うとエンジニア業界は慢性的に人材不足なので、20代であれば未経験からでも雇ってくれる求人も多くあります。
また、スクールと直結した求人もあるため、将来的に有利なスキルを今のうちに身につけておきたい方にもおすすめの職種と言えるでしょう。
コンサルタント
「コンサルタント」も平均年収が高い業界として知られている職種の1つです。
起業としては『M&Aキャピタルパートナーズ』や『ドリームインキュベータ』があります。
経営やIT、建設などとその種類は多岐に渡りますが、その中でも外資系コンサルタントの平均年収は非常に高く、20代でも年収700万円以上が狙えるでしょう。
また、他のコンサルタントであったとしても、長く勤めて実力をつければ年収1000万円越えも珍しくはありません。
管理職・エグゼクティブ職
経験を積んだ30~40代のキャリアアップに適しているのが「管理職・エグゼクティブ職」です。
ある程度の実績と能力が必要になりますが、将来的には事業を動かすポジションに就きたいと考えている方であればいずれは目指したいところ。
また、多くのハイクラス向け転職サービスが所有しているの求人はこういった求人です。
そのため、高いレベルでの職歴やスキルがあれば、最も目指しやすい職種とも言えそうです。
インフラ職(電気・ガス・熱供給・水道業)
電気・ガス・熱供給・水道業などの「インフラ職」も安定した高い給与が期待できます。
人々が生活する上でなくてはならない職種ということもあり、安定性が最大の魅力です。
また、国税庁の業種別平均得年収においても747万円と最も高い数字を記録しています。
転職先としての人気も高く、求人倍率は3倍以上ですが、目指す価値は充分あるでしょう。
今よりも年収をアップさせる方法は?
出世・昇進する
まず年収を増やす方法として、最も手堅いのは出世や昇進をすることでしょう。
役職手当がつけば、それだけ収入を増やすことが可能です。
部長クラスになれば、一般的な社員よりも2倍以上の年収になることもあります。
副業をする
手っ取り早く収入を増やす方法としておすすめなのは副業をすることです。
もう1つの収入源を作ることは、今やそれほど珍しいことではありません。
昔は企業側が副業を禁止していることも多くありましたが、最近は時代の流れもあり、副業を容認している企業も増加しています。
- 投資(投資信託、株、FXなど)
- アフィリエイト(ブログ、YouTubeなど)
- クラウドソーシング(ランサーズ、ココナラなど)
投資は限られた時間で大きな利益を得れる可能性があるため、人気の副業です。
最初はリスクの少ない投資信託を活用するのがいいでしょう。
また、趣味を持っていたり、文章を書くことに自信がある方はブログなどでAmazonアソシエイトなどのアフィリエイトなどを利用した副業もおすすめ。
アフェリエイトの延長として、最近では副業としてYouTubeをはじめる人も多いです。
ほかにも、ランサーズやココナラなどのクラウドソーシングサイトを利用するのも有り!
こちらは投資やアフェリエイトとは異なり、働いた分だけ確実に収益を得られますよ。
転職する
年収を増やす方法として、最後に,転職も視野に考えるのもおすすめです。
必ずしも年収がアップするわけではないですが、若手なら将来性を鑑みての早め転職も有り。
状況によっては社内での評価よりも高く評価してくれるので、現状に不満がある方は1度相談してみてもいいでしょう。
年収700万円の方におすすめの転職エージェント
各エージェントの特徴 | |
---|---|
JACリクルートメント | エグゼクティブ・ハイクラスに強い 国内にある外資系企業を狙う人におすすめ |
パソナキャリア | 30代・40代の転職で実績多数 管理職・専門職のハイクラス転職に強み |
エンワールド・ジャパン | 多国籍企業との繋がりが強い 経営職・管理職のスペシャリスト転職を支援 |
ビズリーチ | ヘッドハンティング方式。 管理職や専門職向けの求人が豊富 |
リクルートダイレクトスカウト | ハイクラス層向き転職サービス 高年収の求人多数でスカウトも来る |
見たいエージェントにジャンプ
JACリクルートメント|海外に強い独自のネットワーク
サービス名 | JACリクルートメント |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
対象年代 | 年齢制限なし |
対象者 | 年収500万円以上 |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 約15,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
書類添削 | あり |
面接指導 | あり |
面談可能時間 | 平日(9:30~19:30) 土曜は応相談 |
JACリクルートメントの拠点 | |
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東京 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14階 |
宮城 | 宮城県仙台市青葉区花京院1-2-15 ソララプラザ3階 |
埼玉 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目7番地5 ソニックシティビル20階 |
横浜 | 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル18階 |
名古屋 | 愛知県名古屋市中村区名駅4-8-18 名古屋三井ビルディング北館15階 |
浜松 | 静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー25階 |
静岡 | 静岡県静岡市葵区御幸町11番地30 エクセルワード静岡ビル4階 |
大阪 | 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー12階 |
神戸 | 兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル10階 |
京都 | 京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸4階 |
広島 | 広島県広島市東区若草町12-1 アクティブインターシティ広島8階 |
福岡 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル3階 |
『JACリクルートメント』は、世界11カ国に広がる独自のネットワークを駆使した転職支援に定評のある転職エージェントです。
ハイクラス求人が中心で、なおかつ外資系などのグローバル求人にも強いといった特徴があります。
そのため、キャリアアップを狙っている人のほか、語学力を活かして仕事をしたいというニーズにも応えることができるでしょう。
- 独自のネットワークで海外に強い
- 語学力を活かせる求人が豊富にある
- 30代~50代向けの求人が多い
- 英文レジュメ作成などの転職支援サポートがある
- 一定のスキルがないと恩恵を受けづらい
- 20代の若年層の求人は少なめ
もともとロンドン発の日系人材紹介会社としてのルーツがあることもあり、他にはない独自のネットワークを形成しており、グローバル転職に強みがあるのが最大の特徴です。
そのため、語学力がある方ならば転職活動するうえで大きな武器になるでしょう。
また、多くの利用者が30~50代ということも覚えておきたいポイントの1つです。
公式http://www.jac-recruitment.jp/
パソナキャリア|管理職・専門職に強い
サービス名 | パソナキャリア |
公式HP | https://www.pasonacareer.jp/ |
運営会社 | 株式会社パソナ |
対象年代 | 20代~40代 |
対象者 | 全業種・職種 |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 36,418件 |
非公開求人数 | 非公開 |
書類添削 | あり |
面接指導 | あり |
面談可能時間 | 平日(10:00~21:00) 土曜(10:00~18:00) |
電話面談 | 可 |
パソナキャリアの拠点 | |
---|---|
北海道(札幌) | 札幌市中央区北五条西2-5 JRタワーオフィスプラザさっぽろ 16F |
宮城 | 仙台市青葉区中央1-2-3 仙台マークワン 18F |
茨城 (つくば) | つくば市竹園1-6-1 つくば三井ビル 12F |
東京 (東京/青山) | 東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE 8階 |
東京 (丸の内) | 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 14F |
東京 (立川) | 立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル 3F |
愛知(名古屋) | 愛知県名古屋市中区栄3-6-1 栄三丁目ビルディング 10F |
富山 | 富山市宝町1-3-10 明治安田生命富山ビル 8F |
大阪 (大阪/梅田) | 大阪市北区梅田1-13-1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス 24階 |
岡山 (岡山) | 岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル 11F |
広島 (広島) | 広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル 7F |
福岡 (福岡) | 福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル 13F |
その他の拠点 | 青森県・秋田県・山形県・福島県・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・新潟県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・三重県・兵庫県・和歌山県・京都府・奈良県・滋賀県・山口県・島根県・鳥取県・徳島県・高知県・愛媛県・香川県・長崎県・大分県・鹿児島県・佐賀県・熊本県・宮崎県・沖縄県 |
『パソナキャリア』は、マネージャークラスから上級管理職・専門職の求人を豊富に取り扱う、ハイクラスに特化した転職エージェントです。
年収800万円以上の求人が3万件以上と豊富で、特に転職でキャリアアップを目指している30代・40代におすすめです。
パソナキャリアにしかない独占求人は1,800件以上もあるので、登録後には他のエージェントでは見つからなかった好条件のレアな求人を紹介してもらえる可能性があります。
- 管理職・専門職のハイクラス求人が豊富
- 30代・40代の転職で多数の実績がある
- 他社にはない独占求人を紹介してもらえる
- 転職後の平均年収は749万円以上と高年収
- 50代以上は紹介可能な求人が少なめ
- エリアによって求人数に差がある
パソナキャリアでは、コンサルタントが企業と求職者の両方を最初から最後まで一貫して担当するシステムなので、入社後のミスマッチを避けやすく、自分にピッタリの企業に出会える確率が高いでしょう。
転職後の平均年収は749万円〜1015万円と高水準で、パソナキャリアのコンサルタントのきめ細やかなサポートによって、多くの利用者が高年収を実現させていることが分かります。
キャリアについて悩みや不安があれば、ぜひ一度カウンセリングで相談してみてください。
公式https://www.pasonacareer.jp/
エンワールド・ジャパン|多国籍企業の転職に最適
サービス名 | エンワールド・ジャパン |
公式サイト | https://www.enworld.com/ |
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
対象年代 | 年齢制限なし |
対象者 | 全業種・職種 に就きたい人 |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 871件 |
非公開求人数 | 非公開 |
書類添削 | あり |
面接指導 | あり |
『エンワールド・ジャパン』は、グローバルなキャリアアップを支援する転職エージェントです。
外資系企業との繋がりも深く、「Best Global Brands 2017」トップ100社のうち97社で転職支援実績があります。
また、正社員だけではなくプロフェッショナル契約雇用や派遣など、求職者の希望に合わせたスタイルの求人を紹介することも可能です。
- 外資系やグローバル企業の転職に特化
- 求職者に合わせたアプローチで転職を進められる
- プロフェッショナルに特化したサポートが受けられる
- やりがいのある仕事を紹介してもらえる
- 一定の職歴がないと利用しづらい
- グローバルな転職以外には不向き
キャリアアドバイスはもちろんのこと、転職のプロセスも徹底的にサポートしてくれます。
また、内定を取るためではなく、入社後に活躍にできるように就業開始後のフォローアップも万全です。
さらに、1人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方も選んで探せるため、あらゆるグローバル人材に最適な転職エージェントと言えるでしょう。
ビズリーチ|3分の1が年収1000万円以上の求人
サービス名 | ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
対象者 | 年収500万円以上 |
対象年代 | 年齢制限なし |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 56,813件 |
非公開求人数 | 非公開 |
本社 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
『ビズリーチ』は、ハイクラス層向けのスカウト型転職サービスです。
管理職や経営幹部などの高収入層の求人を多く所有しているのが特徴で、全体の3分の1は1000万円以上になります。
そのため、年収700万円からさらにキャリアアップを目指したい方には最適で、経歴やスキルに自信があるならばまず登録しておいて損はないでしょう。
また、自身の市場価値を詳しく知りたいという方にもおすすめです。
- 高収入が期待できるハイクラスの求人がある
- 自身の市場価値を正確に知ることができる
- 企業と直接やり取りができるからスムーズ
- 優秀なヘッドハンターに転職相談できる
- 職歴やスキルが一定以上でないと利用が難しい
- 一部サービスが有料
ハイクラス層向けで即戦力採用を売りにしている転職サービスということもあり、一定の職歴やスキルがないと若干利用しづらいのが最大のデメリットになります。
とはいえ、一定の職歴とスキルがある人なら、年収700万円どころか年収1000万円以上も夢ではありません。
そのため、実力があって、すぐにキャリアアップを果たしたい人におすすめの転職サービスと言えるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト|次世代リーダー向けの転職サービス
サービス名 | リクルートダイレクトスカウト |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
運営会社 | 株式会社リクルート |
対象年代 | 年齢制限なし |
対象者 | 年収600万円以上 |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 43,5633件 |
非公開求人数 | 非公開 |
『リクルートダイレクトスカウト』は、人材大手リクルートが運営するハイクラス層向けの転職サービスです。
登録したレジュメは、ヘッドハンターと企業に公開され、あとは待つだけで直接スカウトが来ます。
企業の採用担当者から直接スカウトを受け取ることができるため、効率的に転職が進められるでしょう。
- 仕事を探す手間が省ける
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- 好条件の非公開求人に出会える
- 優秀なヘッドハンターが在籍している
- スキルが一定以上ないとスカウトが来ない
- 基本的な転職サポートは少ない
ハイクラス・エグゼクティブ層に特化したサービスで、キャリアアップにも最適です。
経験豊富でスキルのある人材であれば、思わぬ企業から直接スカウトが来るかもしれません。
ただし、職歴やスキルが一定以上ない方にとっては逆に利用しづらいので注意が必要です。
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年収700万円台ができる節約・節税術
クレジットカード支払いでポイントを貯める
日々の生活の消費をクレジットカード経由で支払えば、お得なポイントが貯まっていきます。
ポイントの還元率はクレジット会社によって違いますが、貯まったポイントはギフト券や商品券に交換することが可能です。
また、月々の携帯料金や光熱費の支払いが楽になるほか、お金の管理もしやすくなります。
もちろん計画的に利用しないと使いすぎてしまうリスクはあるものの、限度額を設定することもできるため、そういった心配はありません。
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スマホを格安SIMにする
確実な節約方法として、まず固定費を見直すことから始めるのがおすすめです。
その第1歩としてスマホを格安SIMに変えて、毎月の通信費を抑えましょう。
キャリアメールが使えないなどのデメリットはありますが、大手キャリアから格安SIMに変えるだけで毎月約5000円ほどの節約になります。
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電力会社を見直す
2016年から電力会社が個人で選べるようになったことから、電力会社を選び直すことも節約につながります。
一人暮らし向きやファミリー世帯向きなど、意外にも電力会社の料金プランは豊富にあります。
結婚や同棲などをはじめる際は、ぜひ1度見直してみてください。
スマホに比べると月々の節約効果は低いですが、ずっと支払い続けるものなので、長いスパンで見ると大きな節約効果を発揮しますよ。
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つみたてNISAやiDeCoを始める
貯蓄を効率的に増やすなら「つみたてNISA」や「iDeCo」も利用できます。
節税効果も大きいため、将来のために効率的に投資をしたい人におすすめです。
つみたてNISAのメリット
通常、投資で得た利益には20.315%の税金が課せられます。
その点、つみたてNISAなら、投資で得た資金を非課税で受け取れるのが特徴です。
一般的なNISAよりも運用期間が20年と長く、比較的運用しやすいでしょう。
また、利益はいつでも換金できるという点もNISAの大きなメリットになります。
iDeCoのメリット
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の資金を貯めるための個人で運用できる年金制度です。
拠出額が所得控除できるため、節税対策としても大きなメリットがあります。
また、月々5000円から始めることができるのもポイントです。
一方で、NISAとは違い、損失の心配がない分、60歳までは換金できないので注意しましょう。
※2024年度より「つみたてNISA」の加入年齢は18歳以上に変更予定。
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ふるさと納税をする
節税には控除を活用するのが最も適した方法だと思います。
その控除の中でも自発的にできるのは「ふるさと納税」です。
実質2000円で返礼品がもらえるので、やっておいて損はありません。
まずは自身の控除の上限額を確認した上で、寄付する自治体を選びましょう。
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家はリセールバリューで決める
この記事を読んでいる人の中には、マイホームの購入を目指している方もいると思います。
その際、年収700万以上の方ならリセールバリューを意識して家を購入するのがおすすめです。
例えば3,000万円のマイホームを購入したとして、売却時に2,200万円なら実質800万円の負担で済みますが、逆に半額の2,000万円でマイホームを購入したとして、売却時に500万なら負担は1,⑤00万円と倍近くになります。
ちなみに家だけではなく車でも、リセールバリューの考え方が当てはまります。
- 駅近で都心へのアクセスがいい
- 住みたい街ランキング上位の人気エリア
- 再開発で人口が増えている
副業で事業所得を得る
控除以外の節税の方法としては、副業をはじめて事業所得を得るということです。
事業所得を得られれば、事業に関係している支出なら経費として計上できるようになります。
また、事業所得にしかない控除に「青色申告特別控除」というものが存在。
最大で65万円の控除を受けられますが、「複式簿記で記帳している」「電子申告で確定申告している」といった条件のほかに、事業として認められる必要があるので、こちらはあくまで副業で稼げるようになったら考える程度でいいかもしれません。
【Q&A】年収700万円に関するよくある質問
気になる疑問をチェック
年収700万円は高収入ですか?
全体の上位14%に入るので、高収入と言えるでしょう。
年収700万円以上を稼いでいる人は全体で見ると少ないため、間違いなく高収入と言えます。ただし、2019年の1世帯あたりの平均所得は552万3,000円なので、手取りを踏まえると世帯年収は平均額になります。そのため、結婚していてパートナーの稼ぎがない場合や子供がいる場合では、普通に生活ができるものの、あまり余裕があるとは言えないので注意しましょう。
今から年収700万円以上を目指すことは可能?
人によって難易度は違いますが、不可能ではないでしょう。
コンサルタントなどの平均年収が高い職種であれば、30代前半のうちから年収700万円以上を突破する可能性はあります。しかしながら、それ以外の職種において、年収700万円以上を目指すなら、主に「昇進する」「副業をする」「転職する」の3つの方法が考えられるでしょう。
また、これとは別に「起業する」という選択肢もありますが、こちらは必ずしも成功するわけではなく、逆に生活が今よりも苦しくなる可能性もあります。そのため、自身の中にアイディアとスキルが伴っていないうちはあまりおすすめはしません。
年収700万円なら貯金はいくらできる?
状況によりますが、1人暮らしであれば、贅沢をしない限り10万円以上を貯金に回すことが可能です。
ちなみに内閣府の令和2年度の単身世帯の調査によると、550~750万円の平均貯蓄額は1990万円だったことから、年収700万円の人の平均貯金額は1000万円を超えている場合が高いと言えます。中央値で見ても750万円になるので、年収700万円であれば貯蓄はしやすいと言えるでしょう。
【まとめ】
この記事では、年収700万円の手取りや割合、生活レベルについて詳しく解説しました。
基本的に年収700万円なら手取りは530~560万円ほどになります。
この金額であれば、1人暮らしではまず困ることはなく、普通に生活するレベルであれば給与を貯蓄に回すこともできるでしょう。
また、1世帯あたりにおける平均年収でもあるので、結婚した場合、共働きでなくても充分生活することは可能です。
ただし、子供の教育や趣味にかけるお金次第では若干苦労することもあり得ます。
そのため、今よりも年収をアップさせたい人は、副業や転職の可能性も考慮してみるのも有りかもしれません。
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#この記事を書いた人
みんなの転職アドバイザー
ねこくん
新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。