独自の研修や資格制度を設けることで、圧倒的な設計力を強みとする積水ハウス。高級感溢れるオシャレな住まいに憧れる方の中には、積水ハウスでの家づくりを検討される方もいるでしょう。
しかし、「本当に契約しても後悔しない?」「契約金はいくら必要?返ってくる?」「契約を急かされたらどうしよう」と、様々なことに不安を感じている方も多いはず。
そこで本記事では、積水ハウスとの契約に関する8つの注意点をご紹介します。
本記事を最後まで読めば、契約時に気をつける点や、契約の流れ・必要な費用を把握でき、不安や疑問を解消できるでしょう。
後悔しないためのポイントも解説していますので、これから積水ハウスで家を建てる方はぜひ参考にしてみてください。
積水ハウスで家を建てる際の坪単価を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
こちらのページでは積水ハウスの坪単価に関する情報を掲載しています。 この記事でわかること ①積水ハウスの坪単価 ②積水ハウスの建築費用を安くするコツ ③積水ハウスの特徴 ④積水ハウスの評判・口コミ ⑤ハウスメーカー選びで失敗しないためのポ[…]
積水ハウスで契約する前に知っておきたいこと
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注文住宅を建てる際に一番重要なことは、注文住宅会社選びです。
選んだ注文住宅会社によって、建てられる家のデザイン、性能、価格が大きく異なります。
例えば注文住宅会社選びの失敗例としては以下のようなものがあります。
・A社でマイホームを建てたが、B社で建てればもっと安くて性能もデザインも良い家を建てられることが後から知った。せっかく建てたマイホームに自信と愛着が持てなくなってしまった。
・1社から間取りの提案を受けて、注文住宅会社のおすすめの通りに進めた結果、家が完成し実際に住んでみると間取りや収納が自分のライフスタイルと合わずに、気に入らないマイホームになってしまった。
注文住宅会社選びを失敗してしまうと、せっかくの人生を懸けて購入したマイホームが気に入らないものになってしまいます。そのため、注文住宅会社選びは絶対に失敗したくないポイントです。
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積水ハウスとの契約の流れ&必要な費用
積水ハウスと契約する際の注意点をお伝えする前に、まずは契約から引き渡しまでの流れと必要な費用について確認しておきましょう。
流れと費用は以下の通りです。
契約 | 必要な費用 |
---|---|
①住宅ローンの事前審査 | 支店にハウジングアドバイザリー制度があれば利用する(申込金は5万円~10万円) |
②土地探し・購入 | ・土地売買契約の手付金:約100万円 ・印紙代:約1万円 ・仲介手数料 ・土地登記費用:土地の売買価格によって異なる |
③本契約(工事請負契約書) | 契約金(手付金):20万円~100万円 |
④住宅ローンの本審査 | ・印紙代:1万円~ ・融資事務手数料:金融機関によって異なる ・保証料:金融機関によって異なる |
⑤着工(変更契約) | 地鎮祭(初穂料):約3万円~ 着工金:工事費用の1/3 上棟金:工事費用の1/3 |
⑥完成・引き渡し | ・最終金:残りの工事費用の1/3 ・地盤改良費 ・建物登記費用 ・引っ越し費用…等 |
詳しく見ていきましょう。
①住宅ローンの事前審査
土地探しを始める前に、まずは住宅ローンの事前審査をしておきましょう。資金がない方とは、土地の売主も交渉には応じてくれません。審査によって借りられる金額をおおよそ把握できるため、土地や建物の予算を決める際にも役立ちます。土地探しを探しながら事前審査を行う方もいるので、営業担当者と相談しながら進めてみてください。
事前審査には申請料や手数料はありませんが、本人確認書類や源泉徴収票(写)といった必要書類の準備は必要です。金融機関によって準備物は異なりますので確認しておきましょう。また、住宅ローンに組み込める内容も金融機関によって異なります。事前審査の段階でしっかり調べておきましょう。
積水ハウスでは、「三井住友信託銀行」「りそな銀行」「日本住宅ローン」などと提携していますので、提携先についての説明も聞いておきましょう。つなぎ融資を検討される方は、対応している銀行についても確認しておいてください。
ローンの実行前に、一時的な資金を借り入れるための融資です。融資を受けている間は利息のみを支払い、元本は引き渡し後に実行される住宅ローンで清算されます。
住宅ローンは家や土地を担保にするのに対し、「つなぎ融資」は無担保の融資です。そのため、住宅ローンよりも利息が高く、借り入れ額や期間が長くなると利息の支払いが大きくなる可能性があります。
また、銀行によっては「つなぎ融資」を扱っていない場合もあります。ネット銀行などは、取扱いが少ない傾向にあります。
ハウジングアドバイザリー制度の申し込み
「ハウジングアドバイザリー制度」とは、契約前から設計士のサポートやプランニングが受けられる制度です。支店によっては取扱いが無い場合もありますが、もし利用できるなら申し込んでおくことをおすすめします。
「ハウジングアドバイザリー制度」の申込金は5万円〜10万円で、契約しない場合は全額返金されます。契約前から無料で設計士の提案が受けられる制度と言えます。また、積水ハウスの中で上位8%しかいない一級建築士「チーフアーキテクト」が担当につく確率も高くなります。土地に関する情報や相談のアドバイスも行っており、土地を持っている場合は問題なく理想の家が建てられるかの敷地調査もしてくれます。
この制度がなくても最初から設計士が対応してくれる場合や、営業担当者がチーフアーキテクトと知り合いで紹介してもらえることもあります。契約前から設計士を交えて相談したい方は、営業担当者に確認してみてください。
②土地探し・購入
住宅ローンの事前審査が通ったら、次は土地探しです。自分たちで探しても良いですが、積水ハウスで土地探しを依頼することも可能です。分譲地や公開前の土地情報を教えてもらうことができ、分譲地であれば仲介手数料が発生しないためおすすめです。
希望の土地が見つかったら、売主と「土地売買契約」を結びます。契約締結には、土地購入の意思を示す手付金の支払いが必要です。金額は土地代金の約5〜10%が相場と言われており、積水ハウスではだいたい100万円を支払っている方が多い印象です。
手付金はローンに組み込むことができないため、自己資金から支払う必要があります。ある程度のまとまった資金は準備しておきましょう。
契約から数か月後、土地が引き渡されます。その際、印紙代、登記費用、残りの土地代金などの支払いが必要になりますが、自己資金から用意できない場合は「つなぎ融資」を利用することができます。登記費用は土地の売買価格によって異なり、25万円程度の方もいれば、40万円になる場合もあります。
土地を決めるタイミングで、敷地調査や地盤調査も行います。調査費用は土地によって無償か有償か異なります。地盤調査は、スクリューウェイト貫入試験を用いて地盤の強度や偏りを調べます。もし地盤が弱い場合は、地盤改良工事として50万円〜100万円程度の費用がかかる可能性があるため、概算で見積もっておくと安心です。
③本契約(工事請負契約)
土地購入後、納得いくまで打ち合わせを行ったら、「本契約(工事請負契約)」を結びます。「本契約」を結ぶと、設計士やインテリアコーディネーターが打ち合わせに参加するようになり、間取りや住宅設備、外装などを具体的に決めていきます。オプションや外構費用などによって金額が跳ね上がる場合もあるため、契約前までに具体的なプランを固めておくことをおすすめします。
「本契約」には手付金として約100万円の支払いが発生します。契約を途中で解除すると、手付金からそれまでにかかった設計料や調査費用などを差し引いた額が返金されます。もし、人・物が多く動いており手付金以上の費用がかかった場合は、違約金として逆に請求される可能性もあります。契約する前に、解約した場合のお金について確認しておきましょう。安い手付金で「仮契約」を提案された場合も同じです。
また、契約後はキャンペーン適用や値引き交渉ができなくなります。少しでもお得に家を建てたい方は、契約前にキャンペーンの確認や交渉をしてください。
契約した後も、展示場やショールームを見て回ることは可能です。デザインやインテリアに迷っている方は、どんどん足を運んで情報収集しましょう。
④住宅ローンの本審査
契約を結んだあとは、着工までに住宅ローンの本審査をしておきます。
審査の結果は、スムーズに進めば約2週間程度でわかりますが、1ヶ月かかる場合もあるため早めに申し込んでおきましょう。
審査に通過したら、金融機関にて金消契約を結びます。このタイミングで、印紙代や融資手数料などが発生します。
⑤着工合意(変更契約)
プランが固まってきたら「変更契約」を結び、いよいよ着工です。着工後は、変更箇所に応じて追加費用が発生します。進み具合によって変わるかもしれませんが、基本的に間取りや建具部分は変更できなくなるため注意しましょう。追加費用は変更箇所によって異なります。
家の建築費用は、着手金・上棟金・最終金の3回に分割して支払うことが一般的です。着工時には着手金・上棟金の支払いが発生します。住宅ローンを使う場合は、分割融資やつなぎ融資などで支払うことになるため、特に用意しておく必要はないでしょう。
地鎮祭を行う場合は、積水ハウスに準備を依頼できます。施主は初穂料(約3万円〜)の準備だけしておきましょう。上棟式を行う場合は、施主が準備をします。
近隣住民への挨拶回りも忘れずに行っておきましょう。営業担当者や現場監督の方が一緒に同行してくれます。積水ハウスはタオルを手土産として用意しているため、別のものを用意しておくとよいでしょう。事前に何を用意するかは変わることもあるので、打ち合わせ時に確認しておいてください。
⑥完成・引き渡し
家が完成して竣工検査を終えたら、引き渡しとなります。
ここでは、残りの工事費用(最終金)の支払いが発生します。建築費用だけでなく、地盤改良費用や水道引込の工事を依頼した場合もここで支払いが発生します。住宅ローンは引き渡し後から融資が実行されますので、特に資金を用意しておく必要はないでしょう。
忘れがちなのが引っ越し用の資金です。新居に引っ越すための資金が無い!と慌てない手無いためにも、確保しておいてください。
登記は完成後1ヶ月以内の申請が必要となるため気をつけましょう。
積水ハウスとの契約に関する8つの注意点
ここでは積水ハウスと契約する際の8つの注意点を紹介します。
注意点は、契約の流れや費用だけでなく、プラン作成時についても紹介しています。
費用面やプラン作成での準備不足や失敗を減らすことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
注意点は以下の通りです。
②ハウジングアドバイザリー制度を利用できない地域がある
③変更契約後は間取りや建具が変更できなくなる
④契約後の値引きは難しい
⑤本契約を急かす場合がある
⑥諸費用も予算に入れておく
⑦断熱性や気密性に特化しているわけではない
⑧他社にメンテナンスを依頼しにくい
それぞれを詳しく見ていきましょう。
注意点①契約解除は手付金が全額返金されない場合がある
1つ目の注意点は、契約解除時の手付金についてです。積水ハウスとの契約を解除する場合、支払った手付金は全額返金されない可能性があります。返金されるかどうかは条件によって異なるため、契約する前に内容をしっかり確認するようにしてください。
手付金は、これまでかかった設計料や調査料などに充てられます。人や物が多く動いていた場合、逆に違約金として請求される可能性もあるため注意してください。大切な資金を無駄にしないためにも、きちんと内容を確認してから契約することが大切です。
営業担当者によっては、安い手付金で仮契約を結ぶよう提案してくる場合もあるでしょう。基本的に、仮契約も本契約も契約に違いはありません。手付金は何に使われるのか?契約解除はいくら返金されるのか?を必ず確認してから契約を結ぶようにしましょう。
注意点②ハウジングアドバイザリー制度を利用できない地域がある
2つ目の注意点は、ハウジングアドバイザー制度についてです。5万円〜10万円の費用で契約前から設計士のプラン提案や土地調査を受けることができます。前述した通り、ハウジングアドバイザー制度に対応していない地域があるため、利用できない可能性があることは注意しておいてください。
「利用したいのにできない」と不満に思う方もいるかもしませんが、プラン提案に関しては、制度を利用しなくても設計士による直接提案が受けられることもあります。制度がない地域の方は、契約前から設計士と打ち合わせしたい旨を営業担当者に伝えてみてください。
ハウジングアドバイザー制度のメリットは以下の通りです。利用できる方は、とりあえず申し込んでおくことをおすすめします。
・契約前から設計士との打ち合わせが可能
・チーフアーキテクトが担当となる確率が高い
・土地調査や敷地調査をしてくれる
・割引が提供される場合がある
・契約しない場合は全額返金される
注意点③変更契約後は間取りや建具が変更できなくなる
3つ目の注意点は、間取りや建具の変更についてです。着工前の「変更契約」を結んだ後は、間取りや建具の変更ができなくなります。これは、本契約後に提出する「建築確認申請」が影響しています。
「建築確認申請」とは、これから建てる家が建築基準法に適合しているかどうかを検査する申請です。この申請をクリアして確認済証が交付されることで、家づくりの工事を始めることができます。「変更契約」の時点ですでに「建築確認申請」が終わっているため、間取りや建具を変更すると申請を再度やり直す必要が出てくるのです。
もし変更して申請のやり直しを行った場合、引き渡し時期が延長されたり、補助金の申請に間に合わないなどの問題が起こる可能性があります。時間やお金を無駄にしないためにも、間取りや建具は「変更契約」前までに確定させておきましょう。
注意点④契約後の値引きは難しい
4つ目の注意点は、契約後の値引きに関してです。契約を結ぶということは、積水ハウスとの契約内容に承諾したことになります。契約後に値引きしてほしいと思っても、交渉に応じてもらえない可能性が高くなるため注意しましょう。これは、仮契約の場合でも同じです。
値引き交渉を成功させるためには、決算前やキャンペーン割引をうまく利用することです。積水ハウスは、1月末と7月末の本決済を重要視しているため、12月か6月を狙って交渉をしてみると値引きに応じてくれる可能性が高くなります。
キャンペーン割引は支店によって内容は異なりますが、外壁を100万円以上値引きしてくれたという方もいるようです。オプションが多いほど交渉に応じてくれる場合もあるため、見積もりの内容が決まるタイミングで交渉してみてください。
値引き交渉は営業担当者との関係性にも影響を与えます。積水ハウスの値引き率は3%〜5%と固定されているため、無理な要求は避けるようにしましょう。
注意点⑤本契約を急かす場合がある
5つ目の注意点は、営業担当による契約についてです。これは積水ハウスに限った話ではありませんが、営業担当者の中には「他社にお客様を取られたくない」「売上を上げたい」という思いから、契約を急かす場合があります。割引やキャンペーンを理由に急かされるまま契約してしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになるかもしれません。そうならないためにも、たとえ急かされても慌てて契約しないことが大切です。
もし契約を急かしてくるようであれば、「前向きに検討しているが、慎重に進めたい」と伝えてみてください。「急かすなら他を検討します」と言いたくなるかもしれませんが、強気な態度は営業担当者に悪い印象を与える可能性があるため、なるべく穏やかに対応することが賢明です。
また、営業担当者が必ずしも売上だけを目的として急かしているわけではなく、お客様のことを考えて急かしている場合もあるでしょう。その真意を見極めるためにも、しっかりコミュニケーションを取って良い関係性を築いておくことを心掛けてください。
注意点⑥諸費用も予算に入れておく
6つ目の注意点は、予算に関する注意点です。契約を考える前に、家づくりの費用についてしっかり把握しておきましょう。
家には、大きく分けて「建物工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つがあります。予算を決める際、3つめの「諸費用」を含まずに計画すると、予算オーバーしやすくなるため注意が必要です。
打ち合わせ中は、建物の設備や仕様の話が中心となり、諸費用を含まない金額で話が進む可能性があります。その金額を総額だと勘違いしたまま設備や仕様をグレードアップしないようにしましょう。不安な方は、見積もりでしっかり総額を確認しながら決めていくと良いかもしれませんね。
それぞれの費用や割合については以下の通りです。予算を建てる際に参考にしてみてください。
費用項目 | 詳細 |
---|---|
建物工事費(全体の70%が目安) | 家を建てる際にかかる工事費用。 |
付帯工事費(全体の20%が目安) | ガス・水道などの引き込み工事や、駐車場や床暖房といった暮らすために必要な工事費用。地盤改良工事や解体工事も含まれる。 |
諸費用(全体の10%が目安) | 火災保険料、登記費用、住宅ローン手数料、保険料、引越し費用、消費税などのその他費用。 |
注意点⑦断熱性や気密性に特化しているわけではない
7つ目の注意点は、住宅性能に関してです。積水ハウスは、設計力に優れたハウスメーカーです。「CA道場(設計道場)」や「チーフアーキテクト」といった独自の研修や資格制度を設けることで、お客様一人一人にあった暮らしを提案に特化しています。その一方で、断熱性や気密性にはそれほど力を入れているわけではありません。住宅性能にもこだわりたい方は注意が必要です。
例えば断熱性では、超高断熱アルミ樹脂複合サッシが採用されています。これは、一般的なアルミ樹脂複合サッシに比べて1.4倍程の断熱性能となりますが、より断熱性能が高い樹脂サッシやトリプルガラスを、標準で採用するハウスメーカーはあります。気密性については具体的な数値が公開されていないため、高気密な家とは言いにくいでしょう。
では、積水ハウスの家は寒いのかと言うと、決してそんなことはありません。エアコン一台でも十分快適な暮らしは叶いますし、長期優良住宅やZEH基準もクリアできる性能はあります。住宅性能を重視する方は、積水ハウス以外のハウスメーカーとよく比較してから契約を検討してください。
注意点⑧他社にメンテナンスを依頼しにくい
8つ目の注意点は、引き渡し後のメンテナンスについてです。積水ハウスの住宅は、オリジナルの屋根材・外壁材を使用しているため、他の業者でメンテナンスを受けられない可能性があります。メンテナンスを積水ハウスではなく、他社に依頼するつもりで考えている方は注意しましょう。
積水ハウスの屋根材・外壁材は、耐用年数60年以上と非常に耐久性が高く、少ないメンテナンス回数で済みます。メンテナンス費用はそれほど高くなる心配は少ないと言えますが、一般的にハウスメーカーのメンテナンス費用は地元の業者に比べて高額な傾向にあります。どうしても他社に依頼したいという方は、契約す前に確認しておくことをおすすめします。
積水ハウスとの契約は、メンテナンスについても考慮した上で検討してください。
積水ハウスとの契約で後悔しないためには?
契約に関する注意点がわかったところで、ここでは積水ハウスとの契約で後悔しないためのポイントを3つ紹介します。
具体的なプラン作ってから契約へと進む
仮契約・本契約には、手付金が発生します。契約解除時には返金されますが、それまでかかった費用が差し引かれるため、全額戻ってくることはまずないでしょう。貴重な資金や時間を無駄にしないためにも、契約前に具体的なプランを作成して見積書を提示してもらうことをおすすめします。
積水ハウスにはハウジングアドバイザー制度というものがあります。契約前から設計士とのプラン作成が可能で、土地探しや敷地調査もしてくれます。契約しない場合は全額返金もされるため、制度が利用できる地域なら申し込んでおきましょう。
せっかく高いお金を払うのだから、満足できない家づくりは避けるべきです。プラン・見積もりに納得できるまで契約はしないようにしましょう。
担当者が不安なら変更してもらう
家づくりは担当者で左右されると言っても過言ではありません。「連絡がない」「要望が反映されない」「ミスが多い」といった不安要素が多い場合は、思い切って営業担当者の変更を検討してください。
気まずい、可哀そうといった感情で言い出しにくいかもしれませんが、不安な気持ちをぬぐえないまま家づくりを進めてしまうと、取り返しのつかない大きな後悔に繋がるかもしれません。家は一生に一度の大きな買い物です。慎重に家づくりを進めるのと同じく、人も慎重に選ぶようにしましょう。
もし、身近に積水ハウスで家を建てた知り合いがいるならば、紹介制度を利用してみましょう。この制度を利用すると、優秀な担当者に出会える可能性があります。後悔のない家づくりをするためにも、使える特典はどんどん使いましょう。
家づくりの勉強をしておく
家づくりは決めることが多いため、ついハウスメーカー側に頼りたくなるものでしょう。特に、積水ハウスのような長い歴史や設計力のあるハウスメーカーなら、大丈夫だろうと全てを任せてしまうかもしれませんね。
しかし、提案されたアイデアを良いと思って採用したものの、後々ネット上で素敵なアイデアを知り、「こうすればよかった」と後悔することがあるかもしれません。プランを積水ハウスに任せきりにした結果、住みにくい間取りになってしまった方もいるようです。そうならないためにも、自身で情報を集めて家づくりに対する知識を深めておきましょう。
施主の中には、任せっきりにしたことで思わぬ出費が出てしまったというトラブルに合った方もいるようです。情報収集は、WEBサイト・SNS・ブログ・展示場・見学会など、様々なものを利用してみてください。特に見学会は、実際に積水ハウスで家を建てた方の住まいを見たり、施主の方と直接話をすることができるため非常におすすめです。ぜひ参加しておきましょう。
まとめ
本記事では、積水ハウスの契約に関する7つの注意点を解説しました。
契約を結んだあとは後戻りがしにくくなるため、しっかりとプラン作成をしておくことが大切です。もし契約をした後に解約すると、手付金として支払ったお金が全額返金されない場合があり、貴重な資金を無駄にしてしまう可能性があります。営業担当者に契約を迫られた場合は、本記事を参考に慌てないよう対応してみてください。
また、家づくりのプロだからと言って、なんでもかんでも営業担当者や設計士に任せっきりにしないこともポイントです。自分たちでも知識を深めておくことで、大きな後悔を回避することに繋がります。
もし、お住まいの地域で「ハウジンズアドバイザリー制度」があるならば、ぜひ申し込んでみることをおすすめします。5万円〜10万円で契約前から設計士とプランを作成できるうえ、土地についても相談やアドバイスを受けることができます。契約しない場合も全額返金され、実質無料で安心できる制度でもあります。
積水ハウスとの契約を考えている方は、本記事を参考に検討してみてくださいね。
ハウスメーカー選びを失敗しないためのポイント
まずは複数業者の見積もりを取ろう
注文住宅を建てる際に依頼するハウスメーカーや工務店は全国で1000社以上存在します。その中には、いわゆる欠陥住宅を建ててしまう会社も存在します。
多くの人にとって注文住宅は人生で1度きりの大きな買い物。『何千万円をかけて建てた夢のマイホームが欠陥住宅でした』では人生の取返しがつかなくなってしまうかもしれません。
そんなハウスメーカー選びで失敗しないために絶対におこなうべきことは、複数の業者を比較検討することです。
業者ごとに、費用、施工方法、建材、可能なデザインなど全く異なります。ホームページなどの情報を見て、一発で自分の希望に沿えるハウスメーカーを見つけることはとても難しいです。まずは複数の業者から見積もりや間取り設計を貰うことで、自分の理想を実現できそうなハウスメーカーをピックアップすることができます。
ただし一社ずつ自分で見積もり相談をすると、大変な労力と時間を使うことになってしまいます。複数の業者比較は、タウンライフやライフルホームズなどの一括資料請求サイト使うと簡単に比較することができるので、それらを利用すべきです。
どの一括資料請求サイトを利用すべき?
一括資料請求サイトは複数あり、どのサイトも一長一短があるので、どのサイトを利用すれば良いのかも迷ってしまうでしょう。
それぞれのサイトについて、一覧形式でまとめてみました。
結論から言えば、注文住宅初心者の場合は「タウンライフ」か「LIFULL HOME’S」がおすすめです。LIFULL HOME’Sかタウンライフを利用しておけば「ハズレ業者」を引くリスクは軽減されるでしょう。
注文住宅の検討し始めで、理想のマイホームのイメージを固めるために一括でカタログを取り寄せたい方は「LIFULL HOME’S」を
すでに検討が進んでおり、「家の間取り」などを細かく決めていきたいという方は「タウンライフ」を選ぶと良いです。
情報が多いに越したことはないので、両方ともやっておくことをオススメします。
タウンライフがおすすめな理由
タウンライフがおすすめな理由を紹介します。
タウンライフとは?
まずタウンライフとはどのようなサービスなのか説明します。
無料であなた専用の家づくり計画書を作ってくれる
たった3分でネット一括依頼ができる
厳選された優良注文住宅会社600社から相見積もりを取れる
タウンライフは注文住宅会社を比較するためのツールだと思ってください。希望のエリアを入れて計画書作成依頼することで、複数の会社があなたの希望に合わせた「間取りプラン」「見積もり」「土地探し」を作成してくれます。この間取りプランや見積もりなどを比較した上で、あなたの希望に合いそうな注文住宅会社と話を進めることができます。
ある程度依頼するハウスメーカーを決めている方でも、他社の見積もりと比較して、料金交渉などもおこないやすくなるので、基本的にはどなたでもまずは一括資料請求サイトを利用した方が良いでしょう。
タウンライフのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもタウンライフを使った方が良い理由を説明します。
① 注文住宅部門で3冠達成!
タウンライフは第三者機関の調査で、「利用満足度」「知人に勧めたいサイト」「使いやすさ」の部門において3冠を達成しています。
使いやすさと、一括請求で得られる資料の内容をトータル的に考えると、タウンライフが一番人気なのも納得です。
② 厳格な基準をクリアした600社の優良注文住宅会社を掲載
例えば、他の一括資料請求サービスだと複数の注文住宅会社を掲載しており、その中から自分で選んでカタログや見積もりを貰うことができるシステムですが、この注文住宅会社の中には、あまり良くないハウスメーカーや工務店が混ざっていることもあります。タウンライフの場合は、独自の厳格な基準にクリアした優良注文住宅会社しか掲載できないため、良くない会社を引いてしまう可能性が低いです。
まずはタウンライフを利用して、良い業者が見つからなかった場合は他の一括資料請求サイトを利用するという使い方が一番安全でしょう。
③ カタログでは得られないあなたの好みに合わせた間取り提案書を作成してくれる
注文住宅の資料請求サイトだと、カタログしかもらえないケースが多いです。カタログだけ見てもなかなか理想のマイホームを想像するのは難しいですし、実際に建てようと思った時に、オプション費用などで想定より高額なってしまい、結局一から考え直さなければいけなくなってしまうケースもあり得るでしょう。
タウンライフはしっかりとあなたの希望に合わせた間取り提案書と見積書を用意してくれるので、より具体的に想像することができるでしょう。なお、あなたの希望にそったオリジナル間取りプランまで用意してくれるサイトは日本でライフタウンのみとなっています。
④ 土地探しをおこなってくれる
土地探しは注文住宅を建てる上で、人によっては一番めんどうに感じるかもしれません。とくに業者に頼まず自分で土地を探す場合は、購入した区域によっては建築規制があり、自分の思い描いていた家を建てられなくなってしまったというケースもあり得るでしょう。
また、一つのハウスメーカーに土地探しを依頼したけど、あまり良い土地が無いというケースもあります。土地の取り扱いはハウスメーカーによって異なるので、土地探しで失敗しないコツは複数業者から土地提案を貰い、理想の間取りと自分が実際に生活することをイメージして、最適な場所を選ぶ必要があります。
タウンライフなら、間取り設計と見積もりだけではなく、専門家ならではの土地提案までもらえるので、「より失敗しない家づくり」をおこなえるでしょう。
他にも、毎月先着で99名様に「成功する家づくり7つの法則」という49ページの小冊子をプレゼントしているなど、メリットが多いです。注文住宅の資料請求サイトの中なら個人的にはタウンライフ一択ですね。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)がおすすめな理由
LIFULL HOME’Sがおすすめな理由を紹介します。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)とは?
まずLIFULL HOME’Sとはどのようなサービスなのか説明します。
一部上場企業「株式会社LIFULL」が運営している安心感
たった数分で、複数のハウスメーカーの一括カタログ請求依頼ができる(無料)
掲載のハウスメーカーはLIFULLが厳選した優良住宅メーカー
LIFULL HOME’Sは注文住宅のカタログを一括で無料お取り寄せできる、資料一括請求サービスです。
注文住宅の検討を始めたばかりの方はこちらのカタログ一括請求サービスを利用すると良いです。
注文住宅の最初の一歩目は「どんな家を建てたいか、イメージを具体化すること」です。
LIFULL HOME’Sなら、あなたが検討している地域に対応しているハウスメーカーのカタログを一括請求できるので、そのカタログを見て、どんな家を建てたいかイメージを固めましょう。
LIFULL HOME’Sのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもLIFULL HOME’Sを使った方が良い理由を説明します。
① 全国のハウスメーカーのカタログ資料を無料で簡単に手に入れられる
LIFULL HOME’Sでは、あなたのご希望の地域を選択し、気になるハウスメーカーをチェックして、必要情報を入力するだけで、簡単に複数のハウスメーカーのカタログを取り寄せできてしまいます。
もちろん、全て無料で利用可能です。
もしLIFULL HOME’Sのようなカタログ一括請求サービスを利用しない場合は、1社1社全て自分で電話などをおこない、都度自分の情報を伝えて、ヒアリング&営業トークを聞き、とても疲弊してしまうことでしょう。
1社1社連絡を取るのが面倒になり、最終的に「もうこの会社でいいや」と、妥協してしまうかもしれません。
そんなことにならないように、楽できるところはしっかり楽しましょう。
② 日本最大級の不動産サイトを運営している「株式会社LIFULL」が運営
LIFULL HOME’Sは東証一部の大手不動産サイトを運営している「株式会社LIFULL」がおこなっているサービスです。
一括資料請求サイトは自分の情報を入力する必要がありますが、大手の「株式会社LIFULL」が情報を管理してくれるなら安心ですね。
③ 今なら「家づくりノート」がもらえる!!
LIFULL HOME’Sでカタログ請求をすると、今なら「家づくりノート」がもらえます。
これはLIFULL HOME’Sが、家づくりのためのお金や土地・スケジュール・見学会など、知っておきたいことを一冊にまとめてくれた、注文住宅検討者にはとても有難い小冊子です!
夢のマイホームで失敗しないためにも、ぜひ下記から資料請求してGETしてみてください!