タマホームでは、ローコストでありながら標準仕様で長期優良住宅基準をクリアした家を提供しています。長く住み続けられる家ではありますが、それをキープし続けるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
そこで気になるのが、メンテナンスにかかる費用です。どの場所にいくらかかるのかを把握しておけば、建てた後も慌てる心配はないでしょう。
「タマホームのメンテナンス費用が知りたい」
「メンテナンス費用を抑える方法はある?」
「アフターサービスの内容や保証期間は?」
といった悩みを持つ方のために、本記事ではタマホームのメンテナンス費用について詳しく解説していきます。
メンテナンス費用を抑える方法や、アフターサービスの無償点検・保証期間についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
タマホームで家を建てる際の坪単価を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
こちらのページではタマホームの坪単価に関する情報を掲載しています。 この記事でわかること ①タマホームの坪単価 ②タマホームの建築費用を安くするコツ ③タマホームの特徴 ④タマホームの評判・口コミ ⑤ハウスメーカー選びで失敗しないためのポ[…]
タマホームで契約する前に知っておきたいこと
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注文住宅を建てる際に一番重要なことは、注文住宅会社選びです。
選んだ注文住宅会社によって、建てられる家のデザイン、性能、価格が大きく異なります。
例えば注文住宅会社選びの失敗例としては以下のようなものがあります。
・A社でマイホームを建てたが、B社で建てればもっと安くて性能もデザインも良い家を建てられることが後から知った。せっかく建てたマイホームに自信と愛着が持てなくなってしまった。
・1社から間取りの提案を受けて、注文住宅会社のおすすめの通りに進めた結果、家が完成し実際に住んでみると間取りや収納が自分のライフスタイルと合わずに、気に入らないマイホームになってしまった。
注文住宅会社選びを失敗してしまうと、せっかくの人生を懸けて購入したマイホームが気に入らないものになってしまいます。そのため、注文住宅会社選びは絶対に失敗したくないポイントです。
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タマホームのメンテナンス費用は決して高くない
結論から先にお伝えすると、タマホームのメンテナンス費用は決して高くはありません。
具体的なメンテナンス費用をお伝えする前に、ここではその理由を解説していきます。
メンテナンス性に優れた屋根材・外壁材を採用している
家で最もメンテナンス費用がかかるのは屋根と外壁ですが、メンテナンス性の高い建材を選ぶことでコスト削減が期待できます。
タマホームでは、屋根に「陶器瓦」、外壁に「窯業系シーリングレスサイディング」や「タイル」を選ぶことが可能で、これらは耐久性が高い建材になります。
陶器瓦
「陶器瓦」は耐用年数60年〜半永久的と言われ、耐候性・耐久性・耐水性に優れています。強い衝撃がない限り簡単に割れることはなく、変色や色あせなどもしにくい素材です。つなぎ目などの定期的なメンテナンスさえ行えば、葺き替え(屋根材の交換)をすることもありません。
窯業系シーリングレスサイディング
「窯業系シーリングレスサイディング」は、シーリングの節目を限りなく無くした外壁材であり、メンテナンス費用を従来の2/3に抑えています。また、セルフクリーニング機能による汚れの落ちやすさも特徴で、手間をかけずに美しい外観を保ちながら、メンテナンス回数・コストを大幅に削減できる外壁材となっています。
タイル
「タイル」は、オプションで選べる外壁材です。初期費用はかかりますが、タイル本体は傷がつきにくく塗り替えも不要なので、メンテナンスコストが抑えられます。住宅商品によってオプションかどうかは異なりますので、メンテナンス費用を抑えられる屋根材・外壁材を選びたい方は契約前に確認しましょう。
タマホームのメンテナンス費用一覧
ここでは、タマホームの屋根・外壁・シロアリ・住宅設備・防水工事のメンテナンス費用とタイミングについて解説していきます。
具体的なメンテナンス費用・時期については確認できなかったため、一般的な相場を記載しています。最新のメンテナンス費用については、タマホームに確認しましょう。
参考程度にご確認ください。
屋根材
タマホームでは、「瓦」「ガルバリウム鋼板」「コロニアルグラッサ(スレート屋根)」の3つが標準仕様で選べる屋根材です。商品によって選べる内容が異なる場合もあります。
屋根材 | 耐用年数 | メンテナンス時期 | タメンテナンス費用 |
---|---|---|---|
陶器瓦 | 約60年~半永久 | 15年~20年前後 | 葺き替えコスト~15,000円/㎡ 差し替え、ズレ直しなどは約5,000円~50,000円が相場 詰め直し、積み直しなどは約10~20万円が相場 |
ガルバリウム鋼板 | 約30年 | 15年~20年に1度 | 塗装は一般的に40万円~80万円が相場 |
コロニアルグラッサ(スレート屋根) | 約30年 | 15年に1度 | 部分的な修復や塗装は約5万円~80万円が相場 葺き替えなどの大規模な修復は100万円~300万円 |
上記の中で最も耐用年数が長く、メンテナンス費用が抑えられる屋根材は「陶器瓦」になります。ただし、耐久性があるのは瓦の部分であり、隙間を埋める部分やつなぎ目などはだいたい10年目頃から劣化が始まります。そのため、15年〜20年目頃に補修などのメンテナンスを行うと安心です。
「ガルバリウム鋼板」は、症状が軽い場合は塗装のメンテナンスでOKですが、錆が発生している場合は雨漏りなどに繋がる可能性があるため、葺き替えなどの対策が必要になります。錆を発生させないためには、定期的に水を掛けるなどの洗浄を行うことが有効です。
「コロニアルグラッサ」は、一般的なスレート屋根よりも高耐久な素材が使用されています。苔の繁殖やひび割れ等で雨漏りに繋がる可能性があるため、こちらも定期的にメンテナンスが必要です。
外壁材
タマホームでは、「窯業系サイディング」「窯業系シーリングレスサイディング」「ぬり壁」が用意されており、オプションで「タイル」が選べます。商品によって標準で選べる壁材は異なります。
外壁材 | 耐用年数 | メンテナンス時期 | タメンテナンス費用 |
---|---|---|---|
窯業系サイディング | 15年~30年 | 10年毎に塗装やシーリングの打ち替え | シーリング:約900円~1,200円/mが相場 塗装:約80万円~000万円が相場 張り替え:15万円~250万円が相場 |
窯業系シーリングレスサイディング | 約30年 | 30年に1度 | 従来の2/3に削減 |
ぬり壁 | 一般的に10年~30年 | 10年目に塗装・シーリング補修 | 約40万円~300万円が相場 |
タイル | 10年~40年 | 10年目にシーリング補修・タイルの張り替え | シーリング:約900円~1,200円/mが相場 部分的なタイル本体の交換は約30万円~60万円 |
外壁材で最も耐用年数が長いのは「タイル」です。主なメンテナンスは、シーリングの打ち直しやタイルの張り替えで、塗り直しなどのメンテナンスはありません。
「窯業系サイディング」は、標準仕様の外壁材です。約6万円のオプションで、シーリングのグレードアップが可能なので、なるべく費用をかけずにメンテナンス性を高めたい方は、オプションの追加を検討してみてください。シーリングの打ち直し回数を抑えたい方は、「窯業系シーリングレスサイディング」がおすすめですが、商品によってオプションとなる可能性があるので確認してください。
「ぬり壁」は、塗料によって耐用年数が異なります。定期的な塗り直しは必要ですが、流行や家の雰囲気に合わせて塗り直せるのがメリットです。多少メンテナンス費用がかかっても、色合いを楽しみたいという方に向いています。
シロアリ
タマホームでは、10年目の点検で防蟻処理メンテナンスを提案される場合があります。費用は約15万円〜30万円で、シロアリ被害が不安な方は実施しておくと安心です。
シロアリは、湿気の溜まる場所や腐った木のニオイに反応して寄ってきます。被害にあわないためには、乾燥した環境を維持し、構造躯体を濡らさないことが大切です。
タマホームの家は、床下換気ができる基礎パッキン工法や、シロアリが嫌うヒノキ材を使用した土台など、シロアリにとって不快な環境が整っています。10年で被害が出る可能性は低いですが、さらに防御を高めるなら一度メンテナンスを受けておくのも良いでしょう。
住宅設備
住宅設備は、一般的に10年頃から不具合が見られますので、家の中の設備は10年目を目安にメンテナンスを行いましょう。
ユニットバス、キッチン、トイレなどは、築20年目にメンテナンスする方が一般的です。部品交換やちょっとした修理は5万円〜30万円、全交換となると100万〜200万と高額になることがあります。給湯器は10年〜15年がメンテナンス時期で、20万円〜50万円の費用がかかる場合があります。
クロスの剥がれやフローリングの軋みなどは、見た目にこだわらなければ後回しにしても問題ありません。暮らし方によって状態が異なるため、気になるときや予算に余裕がある場合にメンテナンスしてもらってください。
換気システムのフィルター交換は、2年に1回のメンテナンスでOKです。フィルターは4000円程度で購入できます。換気機能が低下しないよう、定期的なお手入れは必要です。
防水工事
ベランダやフラットフール(陸屋根)のある家は、防水効果を維持するためのメンテナンスが必要です。
タマホームでは、スカイプロムナードの防水加工が標準仕様です。ステンレス製金属防水のため、FRP防水やシート防水よりも耐久性があるメンテナンス性の高い防水です。排水口が詰まることでも雨漏りのリスクが高くなるため、定期的な掃除(セルフメンテナンス)は必要です。
ベランダの場合、4〜8畳程度の広さなら10万前後のメンテナンス費用が相場です。フラットフールの場合は、足場込みで100万円前後かかる可能性があります。
メンテナンス時期は、防水層の剥がれやシートの浮き・膨れなどが見られたタイミングで行います。
タマホームでメンテナンス費用を抑える6つの方法
メンテナンス費用を抑えるには、以下の6つの方法を取り入れることをおすすめします。
①メンテナンス性の高い設備を選ぶ
②耐用年数に合わせてメンテナンスを行う
③メンテナンスのしやすさにこだわる
④足場の数が少ない設計を意識する
⑤定期的にセルフメンテナンスを行う
⑥他の業者の見積もりと比較する
方法①メンテナンス性の高い設備を選ぶ
まずは、メンテナンス費用を抑えられる性能の耐久性のある設備を選ぶことから検討してみてください。タマホームであれば、瓦屋根やシーリングレスな外壁サイディング、外壁タイルなどが挙げられます。
どれも耐久性があるため、短期間のメンテナンスは必要ありません。ただし、お住まいの環境によって劣化スピードや不具合は異なりますので、定期的に状態は確認するようにしましょう。
メンテナンスフリーな素材や設備と言われるものを提案された場合も、積極的に検討してみましょう。ただし、メンテナンスフリーはメンテナンスの回数が少なくて済む建材を指す言葉であり、メンテナンスがいらないという意味ではないため注意しましょう。
方法②耐用年数に合わせてメンテナンスをする
設備には、「設備がどのくらい使えるのか」を示す耐用年数があります。耐用年数を過ぎる前にメンテナンスを実施することで、大規模な修復工事を抑えることに繋がります。メンテナンス性の高い素材を選ぶ際は、必ず耐用年数を確認しましょう。
特に、ベランダやフラットフール(陸屋根)は注意が必要です。防水加工の耐用年数を過ぎたまま使い続けると、気づいた時には雨漏りなどによって高額な修理・交換費用が必要になる可能性があります。メーカーが発表している耐用年数を確認し、その年数が過ぎる前にメンテナンスを実施してください。
耐用年数を知ることは、計画的にメンテナンス費用が積み立てやすくなるメリットもあります。お金がないと慌てないためにも、きちんと確認してみてください。
方法③メンテナンスのしやすさにこだわる
性能の高さだけでなく、修理や交換がしやすいかどうかも費用を抑えるポイントの一つです。ここでは2つを例として解説します。
例1・エアコンの配管施工
例えばエアコンの配管には、隠蔽配管と露出配管の2種類があります。見た目を重視する方の中には、隠蔽配管を選びたいという方もいるでしょう。しかし、不具合が起きた際に原因を特定しにくく、修理には特殊な工事が必要な場合があります。
露出配管はメンテナンスしやすく工事費用も抑えられるため、メンテナンス費用を抑えるなら露出配管を選ぶのが良いでしょう。
例2・ダウンライトの種類
ダウンライトには交換型と一体型があり、タマホームでは一体型が標準仕様となっています。電球の交換が必要な場合、交換型は自分たちのタイミングで簡単に交換できますが、一体型は電気工事士の資格がないと交換できず、業者への依頼が必要です。工事には取付費用・出張費用・処分代などが発生し、ライトの数が多いほどメンテナンス費用が高額になる可能性があります。
交換型は施主支給という形になるため導入コストはかかりますが、長い目で見ると交換が簡単で業者に依頼する手間もありません。標準仕様の設備であっても、修理や交換がしやすいかどうかは確認するようにしましょう。
施主支給は一般的に流通しているものを選ぶ
施主支給する場合は、予期せぬ時間やコストを回避するためにも、一般的に流通している設備やアイテムを選ぶのがおすすめです。特殊なアイテムを採用する際は、「必要な部品がすぐに手に入らない」「別途工事費がかかる」といった問題が発生する可能性があるため、もしもに備えて対策を確認にしておきましょう。
方法④足場の数が少ない設計を意識する
屋根や外壁のメンテナンスには、足場の費用も発生します。2階建・3階建よりも平屋の方が、足場の設置が少なくなるため、必然的に平屋はメンテナンス費用が抑えられる場合があります。
足場の費用は、「(家の外周+8)×高さ=足場架面積」と「足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)=足場費用」の計算でわかるため、おおよそを把握したい方は計算してみてください。
吹き抜け部分にシーリングファンや窓を設置する場合、メンテナンス時に足場の設置費用が発生します。なるべく高い位置へ設備を設置する場合は、なるべく脚立で届く高さを意識してみるといいかもしれません。
方法⑤定期的にセルフメンテナンスを行う
フィルターの交換やベランダ掃除などの、住人が定期的に行うセルフメンテナンスもコストを抑える方法として有効です。定期的に取り入れることで、住まいをきれいに保ち、設備も長持ちします。設備の状態が良いと、業者によるメンテナンス費用の削減にも繋がるため、積極的に取り入れましょう。
外壁のシーリング打ち直しを、ホームセンターで売られている道具を使ってメンテナンスする方もいます。平屋などの低い家ならば、脚立を使って高い位置にも対応できるでしょう。
セルフメンテナンスを効率よく行うためには、掃除がしやすい設備を選ぶこともポイントです。洗面台は水垢が付きにくいもの、トイレはフチや凹凸の少ないタイプを選択するのがおすすめです。
方法⑥他の業者の見積もりと比較する
家のメンテナンスは、タマホーム以外の業者にも依頼可能です。タマホームのメンテナンス費用が高い場合は、他の業者の見積もりと比較してから判断しても良いでしょう。タマホームは地元の業者を下請けとして使っている場合があるため、直接その業者に依頼するのも一つの方法です。
長期優良住宅の場合でも同じです。タマホームに依頼する必要はなく、計画書通りにメンテナンスを実施すれば問題ありません。費用が高額すぎる場合は他の業者を検討してみてください。
ただし、タマホームの有償メンテナンスを行わない場合、保証はその時点で終了します。次で詳しく解説しますので、合わせてご確認ください。
タマホームのアフターメンテナンスや無料点検について
メンテナンス費用を抑えるためには、保証期間や定期点検についても確認することが大切です。
保証とは、指定された期間において事業者が商品やサービスの責任を持つことです。正しい使用方法にもかかわらず保証期間内に故障・不具合が出た場合は、安い料金で直してくれたり、無償で対応してくれる場合があります。
つまり、保証期間が長いほど、全体的にメンテナンス費用を抑えることに繋がります。タマホームと契約する前に、アフターサポートの内容をしっかり確認しておきましょう。
タマホームでは、最長60年の保証期間・無料点検や、「ハッピーライフクラブ」という住まいのアフターサービスを提供しています。定期点検の内容についてもお伝えしますので、併せてチェックしてみてください。
構造・防水・シロアリの保証は最長60年まで延長可能
タマホームでは、「構造躯体」「防水」「シロアリ」に対して10年の初期保証が設けられています。初期保証とは、各ハウスメーカーが定めた無償で対応する保証期間のことです。期間内に構造の欠陥が見られた場合、タマホームが無償で直してくれます。
対象住宅 | 保証期間 |
---|---|
一般住宅 | 初期保証:10年 最大保証:30年 ※延長は10年目と20年目に有償メンテナンス工事を実施 |
長期優良住宅 | 初期保証:10年 最大保証:60年 ※延長は10年目・20年目・30年目・40年目・50年目に有償メンテナンス工事を実施 |
最大保証期間は、長期優良住宅が60年、それ以外の住宅は30年まで延長可能です。保証を延長するには、引き渡しから10年毎に有償メンテナンス工事を行うことが条件です。有償メンテナンス工事をしなかった場合、延長されずに保証は終了します。一度終了すると、保証を復活することはできません。
初期保証10年を長いと感じる方もいるかもしれませんが、もともと新築住宅には「住宅品質確保法(品確法)」に基づいて、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」の10年保証が義務付けられています。10年の間に欠陥が見つかった場合、事業者は無償で対応しなければならないと法律で決まっているのです。
大枠を知ると初期保証はやや物足りなさを感じますが、タマホームはローコスト住宅に定評のあるハウスメーカーです。住宅の価格を考慮すると、妥当であると言えるでしょう。
10年目の有償メンテナンス工事の内容と費用
有償メンテナンス工事の内容としては、シロアリ対策としての防蟻処理や、防水のための外壁シーリング工事などが挙げられます。初期保証が終了する10年目には、主にシロアリ対策とシーリング工事の実施が多いようです。
工事費用は約20万円〜200万円と幅があります。防蟻処理のみの場合は比較的安く抑えられますが、防蟻処理・外壁シーリング・外壁塗装・ベランダの防水加工などの箇所が多いと、費用は高くなります。
また、2階建てや3階建ては足場設置費用も発生します。手が届く場所なら数万円程度ですが、高い場所は50万円以上になることもあるため、注意してください。
工事費用は、毎回同じ金額になるとは限りません。家の状態によってメンテナンスが必要な部分は変わるため、10年目は100万円だった費用が、20年目は200万円に増えることもあります。資材費の高騰が影響する可能性もあるため、延長の為に工事を行うかどうかは慎重に検討した方がよいでしょう。
住宅設備は2年保証
キッチンやトイレといった住宅設備などは、2年保証が用意されています。この期間内であれば、小さな不具合は無償で対応してくれるため、気になる点があればすぐに連絡して確認してもらいましょう。
ただし、住人の不注意等で壊れてしまった場合は有償となります。あくまで正しく使用している場合に起きた不具合のみです。保証は延長ができないため、3年目以降は有償工事となります。
タマリビングの商品の保証期間
タマリビングから採用したエアコンの場合、別途オプション契約をすることで、メーカー保証を含む10年保証が付いてきます。手厚い保証を求める方は検討してみてください。
また、防犯カメラやレコーダーには5年の保証が付きます。期間中は落雷や天災による故障にも対応し、修理期間中は無償で代替機を用意してくれるため安心です。
設備によって保証期間に違いがあるようなので、引き渡し後に渡される資料に必ず目を通しておきましょう。
ハッピーライフクラブで暮らしをサポート
タマホームでは「ハッピーライフクラブ」という住まいのアフターサービスを提供しています。
「ハッピーライフクラブ」とは、住宅トラブルや優待サービスが受けられる会員制のサービスで、ホームアシスタントサービス・ライフサポートサービスの2つがあります。
住宅設備に関するトラブル対応をはじめ、暮らしの困りごとや相談にも寄り添ってくれます。また、各レジャー施設や旅行といった様々なシーンで使える、優待割引がもらえるサービスも行っており、日々の暮らしそのものを豊かにしてくれるサービスでもあります。
施主の中には、住宅保証の2年が切れる頃に加入した方もいるようです。不安な方はぜひ検討してみてください。
ハッピーライフクラブのプラン
「ハッピーライフクラブ」は3つのプランから選択できます。
会費は年払いと月払いの2つから選択でき、全プランに入会金1,000円(税込)が発生します。年払いを選ぶと入会金は無料となるため、1年以上利用するなら年払いの方が少しお得です。
プラン名 | 会費・内容 |
---|---|
ハッピーライフクラブプレミア | 年払い:5,400円(税込) 月払い:450円(税込)(1日当たり約14円) ホームアシスタントサービスのすべてが利用できるプランです。 |
ハッピーライフクラブホワイト | 年払い:4,800円(税込) 月払い:400円(税込)(1日当たり約13円) ライフサポートサービスのみ利用できるプランです。 |
ハッピーライフクラブプレミア・プラス | 年払い:9,600円(税込) 月払い:800円(税込)(1日当たり約26円) ホームアシスタントサービスとライフサポートサービスの両方が利用できるプランです。万が一のサポートと、楽しみを広げたい方に最適です。 |
ホームアシスタントサービスとライフサポートサービスの詳しい内容は次の通りです。
ホームアシスタントサービス
ホームアシスタントサービスとは、住宅の様々なトラブルに対して24時間365日解決・相談に対応してくれるサービスです。
ホームアシスタントサービスは様々ありますが、ここでは一部を紹介します。
サービス | 内容 |
---|---|
玄関カギのトラブル | カギを無くして家に入れない場合や、カギの破損といったトラブルに対応します。一次対応は無料、カギを紛失した場合は10%OFFで交換作成します。 |
ガラスのトラブル | ガラスを割ってしまったなどのトラブル対応です。駆け付け無料、年1回なら30,000円(税別)の交換補助金がもらえます。一般的なガラスの場合は、即日対応が可能な場合も。 |
電球・蛍光灯の交換 | ダウンライトや、交換が難しい場所の電球交換に対応します。年2回まで無料で対応します。 |
家具の移動 | 部屋の模様替えや、家具を新調する際などの移動にも対応してくれます。無料対応は年1回までで、2名で30分以内となります。 |
障子・網戸・襖・畳などの張替え | 網戸や障子などが破れた場合のトラブルにも対応します。こちらは無料ではなく、会員価格の有料サービスとなります。 |
害虫駆除 | ゴキブリやハチなどの発生駆除や、ハト・カラスなどが巣を作った場合のトラブルに対応します。こちらは無料ではなく、会員価格の有料サービスとなります。 |
パソコンサポート | Wi-Fiが接続できなくなった、パソコンの調子がおかしいなどのトラブル対応です。電話でのサポートなら無料、自宅まで来て対応してほしい場合は通常価格の10%OFFとなります。 |
年金・税金相談 | 相続税や贈与税、年金といったお金に関する悩みにも応えてくれます。相談は専門スタッフに取り次ぎ、年1回まで無料です。 |
カギやガラスといった家そのものに関わるトラブル対応の他、お金や介護、生前整理といった暮らしに関することまで、幅広く対応しています。どこに相談すればいいかわからない、という不安をお持ちの方に最適です。
費用に関しては、無料と有料のサービスに分かれており、無料サービスは対応できる回数が決まっている場合がありますので注意しましょう。
ライフサポートサービス
ライフサポートサービスとは、約136万件のシーンを対象に優待割引が受けられるサービスです。
優待割引は、映画館や水族館などのレジャー施設、全国のスパ施設、エステ、飲食店、旅行といった様々なシーンで利用できるサービスを用意しています。少しでもお得に利用できるのは嬉しいですよね。
娯楽などのシーンだけでなく、子育てや介護支援、語学学習などを対象としたサービスも用意されています。幅広いニーズに応えた内容で、多くの人が満足できるでしょう。
初期保証期間中の無償点検は計6回実施
タマホームでは、10年間の初期保証期間中に、計6回の無償点検を実施しています。点検の時期・内容は以下の通りです。
時期 | 点検概要 |
---|---|
3ヶ月 | 住んでから気付いた点や、維持保全の状態を確認します。 |
6ヶ月 | 夏の湿気や冬の乾燥などの影響について確認。3ヶ月目と同じ点検を実施します。 |
1年目 | 1年住み続けて気付いた点の確認と、それに伴う点検を実施します。 |
2年目 | 2年住み続けて気付いた点の確認と、1年目と同じ点検を実施します。 |
5年目 | 現状の建物の維持管理状態について点検します。 |
10年目 | 必要に応じて有償補修工事を実施し、5年の保証期間を延長します。 |
引き渡し後3ヶ月目に点検だなんて早すぎない?と思われるかもしれませんが、施工不良や取付不良などは、住み始めてから気付くものです。早い段階で不具合を直してもらえると考えるとちょうど良いと言えます。
点検を行う時期が近づくと営業担当者から連絡が来ますので、都合の良い日程を伝えてください。タマホームは水曜日が定休日のため土日でも対応可能です。
3ヶ月目と6ヶ月目の点検では、主に施工不良や取付不良などをチェックします。「ドアが開きづらい」「床が傾いている・軋む」「水栓から水漏れしてる」といった施工ミスがないかを確認し、もし修理が必要であれば後日修理に来ます。点検に来る人は、営業担当者または施工担当者など異なる場合があるようです。
1年目以降はタマホームのメンテナンス担当の方が来ます。家の気になる箇所を確認しながら、内装・外装・屋根などについてしっかり点検を行います。
無償点検の延長は有償メンテナンス工事の実施が条件
無償点検は10年目までとなっており、無償点検を延長したい場合は10年ごとに「構造躯体」「防水」「シロアリ」の有償メンテナンス工事を行うことが条件となっています。工事を行わない場合は、保証と同時に点検も終了しますので注意してください。
延長すると、無償点検は5年ごとに実施されます。保証期間と同じく、長期優良住宅は最長60年目まで、それ以外は30年目まで延長可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タマホームでは、「陶器瓦」「窯業系シーリングレスサイディング」「タイル」といったメンテナンス性の高い建材を採用することで、メンテナンス工事費用を抑える家づくりを提供しています。そのため、メンテナンス費用が高くなるとは言えません。住宅商品によってオプション扱いとなる場合があるため、その点だけは注意してくださいね。
初期保証や無償点検は10年となっており、それ以降は有償メンテナンス工事を実施することで延長されます。住宅保証に関しては、設備によって2年〜10年と様々なので、引き渡し後に渡される書類を確認しましょう。
メンテナンス性が高いとはいえ、まったくメンテナンスが不要というわけではありません。どんなに優れたものであっても、定期的なメンテナンスは必要です。効率よくメンテナンスができるよう、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
タマホームでの家づくりを検討している方の参考になれば幸いです。
ハウスメーカー選びを失敗しないためのポイント
まずは複数業者の見積もりを取ろう
注文住宅を建てる際に依頼するハウスメーカーや工務店は全国で1000社以上存在します。その中には、いわゆる欠陥住宅を建ててしまう会社も存在します。
多くの人にとって注文住宅は人生で1度きりの大きな買い物。『何千万円をかけて建てた夢のマイホームが欠陥住宅でした』では人生の取返しがつかなくなってしまうかもしれません。
そんなハウスメーカー選びで失敗しないために絶対におこなうべきことは、複数の業者を比較検討することです。
業者ごとに、費用、施工方法、建材、可能なデザインなど全く異なります。ホームページなどの情報を見て、一発で自分の希望に沿えるハウスメーカーを見つけることはとても難しいです。まずは複数の業者から見積もりや間取り設計を貰うことで、自分の理想を実現できそうなハウスメーカーをピックアップすることができます。
ただし一社ずつ自分で見積もり相談をすると、大変な労力と時間を使うことになってしまいます。複数の業者比較は、タウンライフやライフルホームズなどの一括資料請求サイト使うと簡単に比較することができるので、それらを利用すべきです。
どの一括資料請求サイトを利用すべき?
一括資料請求サイトは複数あり、どのサイトも一長一短があるので、どのサイトを利用すれば良いのかも迷ってしまうでしょう。
それぞれのサイトについて、一覧形式でまとめてみました。
結論から言えば、注文住宅初心者の場合は「LIFULL HOME’S」か「タウンライフ」がおすすめです。LIFULL HOME’Sかタウンライフを利用しておけば「ハズレ業者」を引くリスクは軽減されるでしょう。
注文住宅の検討し始めで、理想のマイホームのイメージを固めるために一括でカタログを取り寄せたい方は「LIFULL HOME’S」を
すでに検討が進んでおり、「家の間取り」などを細かく決めていきたいという方は「タウンライフ」を選ぶと良いです。
情報が多いに越したことはないので、両方ともやっておくことをオススメします。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)がおすすめな理由
LIFULL HOME’Sがおすすめな理由を紹介します。
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)とは?
まずLIFULL HOME’Sとはどのようなサービスなのか説明します。
一部上場企業「株式会社LIFULL」が運営している安心感
たった数分で、複数のハウスメーカーの一括カタログ請求依頼ができる(無料)
掲載のハウスメーカーはLIFULLが厳選した優良住宅メーカー
LIFULL HOME’Sは注文住宅のカタログを一括で無料お取り寄せできる、資料一括請求サービスです。
注文住宅の検討を始めたばかりの方はこちらのカタログ一括請求サービスを利用すると良いです。
注文住宅の最初の一歩目は「どんな家を建てたいか、イメージを具体化すること」です。
LIFULL HOME’Sなら、あなたが検討している地域に対応しているハウスメーカーのカタログを一括請求できるので、そのカタログを見て、どんな家を建てたいかイメージを固めましょう。
LIFULL HOME’Sのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもLIFULL HOME’Sを使った方が良い理由を説明します。
① 全国のハウスメーカーのカタログ資料を無料で簡単に手に入れられる
LIFULL HOME’Sでは、あなたのご希望の地域を選択し、気になるハウスメーカーをチェックして、必要情報を入力するだけで、簡単に複数のハウスメーカーのカタログを取り寄せできてしまいます。
もちろん、全て無料で利用可能です。
もしLIFULL HOME’Sのようなカタログ一括請求サービスを利用しない場合は、1社1社全て自分で電話などをおこない、都度自分の情報を伝えて、ヒアリング&営業トークを聞き、とても疲弊してしまうことでしょう。
1社1社連絡を取るのが面倒になり、最終的に「もうこの会社でいいや」と、妥協してしまうかもしれません。
そんなことにならないように、楽できるところはしっかり楽しましょう。
② 日本最大級の不動産サイトを運営している「株式会社LIFULL」が運営
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厳選された優良注文住宅会社600社から相見積もりを取れる
タウンライフは注文住宅会社を比較するためのツールだと思ってください。希望のエリアを入れて計画書作成依頼することで、複数の会社があなたの希望に合わせた「間取りプラン」「見積もり」「土地探し」を作成してくれます。この間取りプランや見積もりなどを比較した上で、あなたの希望に合いそうな注文住宅会社と話を進めることができます。
ある程度依頼するハウスメーカーを決めている方でも、他社の見積もりと比較して、料金交渉などもおこないやすくなるので、基本的にはどなたでもまずは一括資料請求サイトを利用した方が良いでしょう。
タウンライフのおすすめポイント
注文住宅会社比較サイトはいくつかありますが、その中でもタウンライフを使った方が良い理由を説明します。
① 注文住宅部門で3冠達成!
タウンライフは第三者機関の調査で、「利用満足度」「知人に勧めたいサイト」「使いやすさ」の部門において3冠を達成しています。
使いやすさと、一括請求で得られる資料の内容をトータル的に考えると、タウンライフが一番人気なのも納得です。
② 厳格な基準をクリアした600社の優良注文住宅会社を掲載
例えば、他の一括資料請求サービスだと複数の注文住宅会社を掲載しており、その中から自分で選んでカタログや見積もりを貰うことができるシステムですが、この注文住宅会社の中には、あまり良くないハウスメーカーや工務店が混ざっていることもあります。タウンライフの場合は、独自の厳格な基準にクリアした優良注文住宅会社しか掲載できないため、良くない会社を引いてしまう可能性が低いです。
まずはタウンライフを利用して、良い業者が見つからなかった場合は他の一括資料請求サイトを利用するという使い方が一番安全でしょう。
③ カタログでは得られないあなたの好みに合わせた間取り提案書を作成してくれる
注文住宅の資料請求サイトだと、カタログしかもらえないケースが多いです。カタログだけ見てもなかなか理想のマイホームを想像するのは難しいですし、実際に建てようと思った時に、オプション費用などで想定より高額なってしまい、結局一から考え直さなければいけなくなってしまうケースもあり得るでしょう。
タウンライフはしっかりとあなたの希望に合わせた間取り提案書と見積書を用意してくれるので、より具体的に想像することができるでしょう。なお、あなたの希望にそったオリジナル間取りプランまで用意してくれるサイトは日本でライフタウンのみとなっています。
④ 土地探しをおこなってくれる
土地探しは注文住宅を建てる上で、人によっては一番めんどうに感じるかもしれません。とくに業者に頼まず自分で土地を探す場合は、購入した区域によっては建築規制があり、自分の思い描いていた家を建てられなくなってしまったというケースもあり得るでしょう。
また、一つのハウスメーカーに土地探しを依頼したけど、あまり良い土地が無いというケースもあります。土地の取り扱いはハウスメーカーによって異なるので、土地探しで失敗しないコツは複数業者から土地提案を貰い、理想の間取りと自分が実際に生活することをイメージして、最適な場所を選ぶ必要があります。
タウンライフなら、間取り設計と見積もりだけではなく、専門家ならではの土地提案までもらえるので、「より失敗しない家づくり」をおこなえるでしょう。
他にも、毎月先着で99名様に「成功する家づくり7つの法則」という49ページの小冊子をプレゼントしているなど、メリットが多いです。注文住宅の資料請求サイトの中なら個人的にはタウンライフ一択ですね。