注文住宅で失敗しないキッチンの選び方!

毎日使うキッチンは日々の生活に欠かせないものです。しかし、キッチンはどんな設備を選ぶか、何をどこに設置するかによって、雰囲気や作業効率もガラッと変わります。

そのためキッチンの選び方を失敗すると、使い勝手が悪くなり使う度にストレスを感じるのです。そこで今回は、失敗しないキッチンの選び方を解説します。

キッチンづくりの失敗例

どんなに考え抜いたキッチンでも、実際に使ってみると不便な点が出てくるものです。ここでは、キッチンづくりに多い失敗例を解説します。

◆サイズの失敗
キッチンづくりの失敗で一番多いのがサイズです。「キッチンの高さが合わず、体を屈めて使っている」「作業スペースを広げたら、思ったより広くなり移動に時間をとられる」など、キッチン設備のサイズが合わないと作業しづらくなります。キッチン設備のサイズは慎重に考えましょう。

◆収納の失敗
注文住宅でよくあるのが「収納スペースが足りなかった」「床下収納をつくったけど、使い勝手が悪かった」など、キッチンの収納に関しての失敗です。必要な場所に収納スペースがないと散らかるだけでなく、効率良く作業できません。どこに何を収納するのか、よく考えておく必要があります。

◆コンセントの失敗
キッチンで見落としがちなのがコンセントの失敗です。冷蔵庫や電子レンジなど、家電を使うことが多いキッチンでは「コンセントの数が足りない」「コンセントの位置が悪い」などの失敗がよくあります。コンセントは後から増やしたり、位置を変えるのは難しいので事前にしっかり確認しておきましょう。

◆間取りや設備に関する失敗
キッチンならではの失敗と言えるのが、間取りや設備に関する失敗です。「冷蔵庫を開けたら棚にぶつかる」「アイランド型キッチンにしたら、リビングが狭くなった」といった間取りでの失敗や、「シンクの周りを白いタイルにしたら汚れが目立つ」「食洗器を設置したけど、容量が小さかった」などのキッチン設備の失敗もあります。このような失敗を防ぐためには、専門家によく相談しましょう。

キッチンを選ぶ際のポイント

キッチンを選ぶポイントは「キッチンのタイプ」「使い勝手のよさ」「掃除がしやすいこと」です。この3つのポイントを順番に解説します。

最初のポイントは「キッチンのタイプ」です。キッチンのタイプは大きく分けて3種類あるので、特徴を以下にまとめてみました。

<キッチンのタイプ>
・壁付タイプ…壁に向かって設置されるタイプ。作業に集中しやすいこと、スペースを取らないためコストが安いことがメリット。
・対面タイプ…リビングに向かって設置されるタイプ。家族とコミュニケーションが取りやすい。冷蔵庫や棚などの配置が決めやすい。
・独立タイプ…壁に接する部分がないタイプ。調理スペースが広く、同時に複数人で作業ができる。

キッチンのタイプは、調理スタイルや生活の仕方に合わせて選びましょう。例えば、夫婦や親子でキッチンを使うなら作業スペースが広いほうが良いでしょうし、一人で集中して作業したいならコンパクトなキッチンのほうが使い勝手が良いかも知れません。

キッチンのタイプが決まったら、設備の広さや高さを決めます。キッチンの奥行きは、ほとんどのメーカーで60~65㎝です。奥行きを広げることは可能ですが、奥行きを広げると吊り棚など上部に手が届きにくくなりますので注意しましょう。

キッチンの横幅も広げられますが、横に広がった分は移動することになるため、作業効率も考えて決めることが重要です。さらにキッチンの高さは、使う人の身長を考えて決めてください

作業しやすい高さは、一般的に「身長÷2+5㎝」と言われています。仮に身長が160㎝の人であれば、最適なキッチンの高さは85㎝です。とはいえ数字だけではイメージしにくいので、実物があるショールームに行って確かめましょう。

次のポイントは「使い勝手のよさ」になります。使い勝手のよいキッチンにする秘訣は、適切な収納スペースがあるかどうかです。どのくらいの収納量があるのか、収納する場所、取り出しやすい収納かなど、キッチンの収納について確認しておきましょう。

最後のポイントは「掃除がしやすいこと」になります。キッチンを選ぶ上では、掃除のしやすさや、汚れにくさも重要なポイントです。シンクやキッチンパネルなどの素材によって掃除の仕方やお手入れの頻度も変わるので、キッチンの素材を選ぶときは掃除やメンテナンスのことも考えて決めましょう。

システムキッチンの人気メーカーについて

各キッチンメーカーの特徴を知っていれば、自分に合った最適なキッチンを選べます。そこで、システムキッチンの人気メーカーについて解説しましょう。

◆リクシル
リクシルは、システムキッチンのシェアNo.1を誇る会社です。リクシルのキッチンは、収納容量が多く、使い勝手が良いことが特徴です。デザインのバリエーションも多いので、どのようなお部屋にもなじみます。

◆クリナップ
クリナップは、日本ではじめてシステムキッチンを開発した会社です。クリナップのキッチンは、頑丈で熱や水に強い「高品質ステンレス」を採用しています。お手入れしにくいキャビネットや骨組みまでステンレスなので、湿気によるカビやニオイを寄せつけません。

◆パナソニック
主婦の意見を取り入れて開発されたのが、パナソニックのキッチンです。3口並びのコンロ「マルチワイドIH」や、ファン掃除が10年いらない換気扇「ほっとくリーンフード」など、他にはない機能性とデザインが支持されています。

◆TOTO
衛生陶器メーカー最大手のTOTOのキッチンは、水回りに強いことが特徴です。少ない水で鍋やお皿の汚れを落とす「ほうき水栓」や、除菌効果のある水がミスト状に出る「きれい除菌水」など水にこだわっています。他にも、キッチンのカラーバリエーションが豊富なので、おしゃれなお部屋とも相性抜群です。

◆トクラス
トクラスは楽器メーカーYAMAHAのグループ会社で、楽器つくりで培った技術力をキッチンにも活用しています。トクラスのキッチンは人造大理石を使用していることが特徴です。衝撃や熱、汚れにも強い人造大理石は丈夫で美しさも長持ちします。

まとめ

毎日使うキッチンはデザインだけでなく、実用性も考えて選ぶことが大切です。特にキッチンで失敗しやすいサイズや収納、コンセントは慎重に決めてください。どんなキッチンにすればいいか迷ったときは、今のキッチンの不便な部分など不満点を書き出してみましょう。そうすれば、自分にとって使い勝手のよいキッチンが何かわかるはずです。