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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

Webサイトを運営している方のなかには、ペンギンアップデートをご存知の方も多いでしょう。しかし、その内容まで詳しく理解せずにコンテンツを作ると、検索順位を上げられずに困ってしまう可能性があります。

ここでは、Googleのアルゴリズムの中でも、ペンギンアップデートに焦点を当てて解説します。

ペンギンアップデートの名前の由来やアップデートの歴史に加え、その対策まで紹介するので、効果のあるSEO対策を行えているかどうか判断する際に参考としてお役立てください。

もしSEO対策の基本から対策方法まで全て詳しく知りたい場合は「SEO対策とは?検索上位表示を狙う方法まとめ!」の記事でSEO対策の情報をまとめているので参考にしてみてください。

ペンギンアップデートとは

ペンギンアップデートとは、Googleの検索エンジンのガイドラインに違反した不正な手法(SEOスパム )を用いて、検索上位表示を狙うWebサイト対策として、2012年4月に実施されたアルゴリズムのアップデートです。

簡単にいうと、検索順位を上げることだけを目的とした、ユーザーに役立たない、あるいは低品質なWebサイトの順位を下げ、ユーザーに有益なコンテンツを上位表示させることを目的にしたアップデートといえます。

検索ランキングを過剰に意識してガイドラインを無視したSEOを行うWebサイトは、ユーザーの目に触れないようにしたアルゴリズムに変更されています。

名前の由来

ペンギンアップの名前の由来は「Webサイトの良し悪しをはっきりさせる」という意味合いから、「白黒はっきりさせる」という表現をペンギンの名前に変えて名付けています。

ちなみに、白黒の動物のパンダは、パンダアップデートで使われているため、ペンギンという名前にしていると考えられます。

ペンギンアップデートは初期に行われたアップデート1.0バージョンを含めると、公式にアナウンスされているものだけで2016年のアップデート4.0まで過去7回、実施しています。ペンギンアップデート以前は、外部リンクが貼られたWebサイトが高く評価される傾向にあり、ユーザーに有益な情報にならない悪質なサイトの検索上位表示が数多く、見られていました。

悪質なサイトを放置していると、検索サービスの質が低下し、Googleで検索するユーザーが離れていきます。

アップデートは、この悪質なサイトの評価を下げることで、高品質なサイトを評価し、検索上位表示させる目的がありました。このアップデートの繰り返しにより、都度、SEOスパムや不正なリンクを持つ低品質なサイトは悪質と判断され、排除されているのです。

また、ペンギンアップデート4.0によって、次のような変化が起きています。

  • コアアルゴリズムへの組み込みによって、リアルタイムにアップデート更新される
  • 更新アナウンスされなくなる
  • サイトページ毎にランキングが調整される
  • 影響する検索キーワードは定まっていない
  • アップデート更新に完了はない
  • 低品質のリンクは必要に応じて、精査・否認される

つまり、ペンギンアップデート4.0が、現在のアルゴリズムに大きな影響をもたらしているのです。

パンダアップデートとの違い

ペンギンアップデートは度々、パンダアップデートと比較されます。

それぞれのアップデートの違いを理解しておかないと、サイト評価が低下した場合の対応ができません。

パンダアップデートとの違いを理解することで、よりよいサイト作りになりますので、確認しておきましょう。

パンダアップデート

パンダアップデートは、重複したコンテンツや内容が薄く中身のない低品質なコンテンツが高評価されないようにしたアルゴリズムアップデートです。

検索キーワードが多く含まれているが、コンテンツ内容がユーザーにとって有益でないサイトは、検索上位に表示されなくなりました。

つまり、コンテンツの質がパンダアップデートの評価対象です。

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートは、Googleのガイドラインに違反する行為であるSEOスパム、リンク構築を行うWebサイトの検索順位を低下させる、あるいは検索結果から削除するGoogleアルゴリズムアップデートです。

現在も水面下でアップデートがリアルタイムで更新されており、すべてのWebサイトの監視を日々、評価しています。

要約すると、パンダアップデートは低品質なコンテンツの排除、ペンギンアップデートは、SEOスパムと低品質な被リンクを施したサイトの排除になります。

SEO専門家の見解

2012年のペンギンアップデートは、SEOのアップデート史上、SEO対策関係者に一番大きな衝撃を与えたアップデートの一つと言えるでしょう。
特に、この2012年のペンギンアップデートの影響によって、多くのSEO会社がSEO業界から撤退を余儀なくされました。

今までは、質に関係なく大量に外部リンクを設置するだけで検索順位が上がっていたため、大量の外部リンクを保有していれば、ある程度SEO会社としてやっていくことができていました。
しかし、ペンギンアップデートによって、低質な外部リンクは機能しなくなり、今まで順調に順位が上がっていたクライアントサイトは、順位の急落が発生したのです。

自社で研究チームを持っていないSEO会社はこの変化に対応できずに淘汰され、生き残った数少ない「SEOメーカー」と、SEOをサブの商材として売る多くの「SEO代理店」に二分化されました。

弊社も2005年からSEOサービスを提供していたため、このペンギンアップデートの影響を直に受けましたが、自社内でSEO研究チームを保有していたため、逸早く変化に対応し、SEOのメーカーとして生き残ることができました。

それ以降もペンギンアップデートがおこなわれる度に大きな順位変動が発生するため、SEO専門会社としては、一番気にしているアップデートと言えるでしょう。

品質に関するガイドラインに違反した過度なSEOの内容

ペンギンアップデートは、Googleのガイドラインに違反した不正な手法で検索上位を目指すサイトが評価対象になります。

それでは不正な手法とは、どのような行為を指すのでしょうか。

ここでは、Googleの「品質に関するガイドライン」に違反した過度なSEOの内容について紹介します。

場合によっては、インデックスが削除され、検索されない状態になりかねないので、確認しておきましょう。

自動生成されたコンテンツ

無料ブログに自動作成ツールを使用して、信憑性もなく、ユーザーに無意味な記事を大量に作成し、意図的にリンクを大量に貼っている自動生成されたコンテンツです。

つまり、Web上で全く価値のない情報であるにも関わらず、リンク先に誘導しようとするもので過度なSEOと見なされます。

リンクプログラムへの参加

他者が設置している被リンクを自作自演により自サイトに設置し検索順位を不正操作することです。

また、商材やサービスのレビューを書くアーティクルマーケティング (記事マーケテイング)などで記事内に意図的にリンクを入れることもスパム行為と認識されます。

クローキング

Webサイト情報をデータベース化する検索エンジンのクローラー を変更し、ユーザーの検索とは異なる情報を提供するクローキングもガイドライン違反です。

検索順位を意図的に上位表示させるためクローラーに対して、不自然に多くのキーワードを組み込んだコンテンツを読み込ませることが目的です。

このようなコンテンツは、ユーザーが予想した検索結果とはならず、ただキーワードで検索した記事となるため、ユーザーが求める情報とはならず、利便性のよい検索エンジンにはなりません。

不正なリダイレクト

不正なリダイレクトは、クローキングに近い手法です。

クローラーが読み込むページとは異なるページを用意し、検索したユーザーには違うページに自動でリダイレクトさせているため、誘導したいページにリダイレクトされません。不正なリダイレクトが行われると、本来のアクセスを奪われ、場合によっては怪しいサイトと判断され、ユーザー離れの原因になります。

また、ユーザーの個人情報流出の一因の可能性にもつながるため、過度のSEOの対象になっているのです。

隠しテキストや隠しリンク

サイトに隠しテキストや隠しリンクという過剰なリンクやテキストを貼り、ユーザー側には見えない上でクローラーだけに認識させるもので、実際のテキストには記事がありません。

クローラーだけに認識させることで、検索順位を不当に上げる手法です。

具体的には、次の手法が多く見られます。

  • バックグラウンドの背景色と文字色の同色にする
  • 人の目では分からない小さな文字フォントのサイズで設定する
  • サイトのテキスト上に画像を掲載する
  • 関連のないキーワードの詰め込み

コンテンツに関連のないキーワードの詰め込みにより、意味のないページを持つサイトです。

意味もなく数字や文字などを羅列し、そのキーワード上でのページのランキングを上げるだけのキーワードを乱用したサイトもペンギンアップデートの対象になります。

ペンギンアップデートの対策方法

ペンギンアップデートにより、SEO目的だけのユーザーに役立たない低品質なコンテンツはGoogleアルゴリズムによって検索順位が下げられます。

今まで検索上位のみを目指したSEO対策ではペナルティとなり、ユーザーが望む本来のコンテンツとは認められないのです。

それでは、ペンギンアップデートの対策方法は、どうすればよいのでしょうか。

ここでは、2つの対策方法を紹介します。

自サイトのキーワード検索順位が下がった、インデックスが削除された場合は、早めの対策が必要です。

Googleガイドラインに準拠したサイトを運用する

ペンギンアップデートの基本的な対策は、Googleガイドラインに準拠したサイトを運用することです。

Googleガイドラインで定義されているSEOスパム項目や低品質な被リンク構築パターンを確認し、ガイドライン非準拠の手法を回避したWebサイトを構築することになります。

すでに紹介した、品質に関するガイドラインに違反した過度なSEOの内容となる行為は、ユーザーの利便性を無視したものとなり、最終的にはペンギンアップデートによるGoogleアルゴリズムにより淘汰されるのです。
SEO対策で検索上位表示を目指す上での最重要ポイントになるといっても過言ではありません。

ペナルティを受けている場合の解除方法

ペナルティの通知メッセージがサーチコンソール上に届いていれば、その内容を確認し、コンテンツを改善する必要があります。

メッセージがSEOスパムや被リンクに該当するものであれば、ペンギンアップデートのペナルティ対象になっている可能性が高いといえます。

メッセージの内容からSEOスパムの排除や被リンクの否認、削除などにより対象のWebサイトを改善し、再審査のリクエストを行い、Googleの承認を待ちましょう。

SEO専門家の見解

ペンギンアップデートによって一番影響が受けた対策は、被リンク対策でしょう。
ただ、被リンクによる対策の効果がなくなったわけではありません。
今でもSEO対策において、順位に影響力が高い項目は「コンテンツ」と「被リンク」と言えます。

ただし、評価される被リンクの内容がペンギンアップデートによって変化しており、より「サイトの信頼性を上げる被リンク」が重要視されるようになっています。

具体的には下記の項目を意識しましょう。

・自分のサイトに関連性が高いページからの被リンクか
・被リンク元のサイトは信頼性が高いサイトか
・被リンク元のサイトは、そのジャンルにおいて権威のあるサイトか

どんなサイトから被リンクを獲得できるかは、自分ではコントロールできない部分です。
そのため、良いサイトからの被リンクを獲得する可能性を上げるためには、良質なコンテンツを作成することをおすすめします。

まとめ

ユーザーを意識したサイト作りをすれば、ペンギンアップデートを意識せずに、良質なコンテンツとなり、自然なリンクも集められます。

常にユーザーが求める情報を追い続けることが、良いリンクを獲得でき、結果として、検索結果に表れるのです。

Googleに評価されれば、自然と自サイトも検索上位に表示されやすくなるのです。

一方で、サイトの検索結果が思わしくない場合は、コンテンツ内に問題が潜んでいるのかもしれません。

ペンギンアップデートは日々、更新されています。

以前のように検索順位が上がらないといった悩みを抱えているサイト運営者の方は、サイトのパフォーマンスを見直し、今一度、ユーザー目線でのサイト構築が必要ではないでしょうか。

NEXERは各社の課題に合わせた
専用SEOプランをご提案いたします!
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SEOコンサルタントが貴社サイトの課題を洗い出し、最適なSEO対策を一緒に考えます。

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監修者プロフィール

NEXER 工藤

NEXER 工藤6つのオウンドメディアの運営責任者

詳細プロフィールはこちら

2017年NEXERに入社。前職はスマートフォンの販売員。
NEXER入社後はSEOコンサルティング営業部、クライアントマーケティング事業部を経て、現在はオウンドメディアを6つ運営&管理の責任者を任されている。
新規で1から立ち上げた2つのサイトは年間100万PV以上のメディアに成長。
既存のオウンドメディアと、サイト買収をおこなった3つのサイトは、運用当初に比べて3倍~5倍の収益を出すメディアに成長。
さらに、2022年12月より新規でもう1サイトに挑戦中。