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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

ウェブサイトを運営していれば、SEOに関する話題でよく出てくるGoogle E-A-Tという言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、聞いたことはあってもその内容までは詳しく知らないという方が多いかと思います。

そこでこの記事では、Google E-E-A-Tの詳しい内容や重要性、評価を上げるためにするべきことを解説します。

Google E-E-A-Tとは?

GoogleのE-A-Tとは?
Google E-E-A-Tとは、Googleが採用した評価者が検索エンジンの品質を評価するためのガイドライン(検索品質評価ガイドライン)に記載されているウェブサイトの評価基準のことです。

Eは経験(Experience)、Eは専門性(Expertise)、Aは権威性(Authoritativeness)、Tは信頼性(Trustworthiness)を意味しています。

E-E-A-Tの評価指標、ざっくり言うと

経験:サイトやコンテンツの製作者がそのトピックの実体験や人生経験をどの程度持っているか

専門性:サイトやコンテンツ、製作者が業界・トピックに精通した知識や経験をもっているか

権威性:サイトやコンテンツが業界でどのくらい認められているか

信頼性:サイトやコンテンツが安全に利用でき、正確な情報が記載されているか

上記が評価の指標になっています。

Google E-E-A-Tはページの品質に大きく関係してくることから、SEOにおいて非常に重要な要素です。ガイドラインでは、以下のようにE-E-A-Tについて書かれています。

Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most
important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.

訳)経験、専門性、権威、信頼(E-E-A-T)は、PQ評価において重要な考慮事項です。E-E-A-Tファミリーの中心に位置する最も重要なメンバーは「信頼」です。

「E-A-T」から「E-E-A-T」に変更!(2022年12月)

「E-A-T」から「E-E-A-T」に変更!
E-A-Tは、もともと「専門性」「権威性」「信頼性」の3つの軸で構成されていました。そのため「Google E-A-T」として認識している方も少なくないでしょう。
2022年12月に、Experience(経験)を加えたE-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, and Trust)のガイドラインがGoogleから発表されました。

Google公式ガイドライン

Google の自動システムは、さまざまな要因に基づいて優れたコンテンツをランク付けするように設計されています。関連するコンテンツを特定した後、最も役に立つと判断されたコンテンツに高い優先順位を付けます。そのために、どのコンテンツが、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)、すなわち E-E-A-T の面で優れているかを判断するための要素の組み合わせを特定します。
中でも、信頼性は最も重要なものです。その他の項目も信頼性の一因となるものですが、必ずしもすべてにおいて優れている必要はありません。たとえば、優れたエクスペリエンスを基盤としてユーザーの役に立つコンテンツもあれば、専門性の高い内容でユーザーの役に立つコンテンツもあります。



E-E-A-Tの考え方

当初は「専門性」「権威性」「信頼性」3つの柱が重要という考え方でしたが、現在は「信頼性」が最も重要と考えられており、E-E-A-Tの中心に位置します。

信頼性=「ページが正確であるか」「誠実であるか」「安全であるか」「信頼できるか」等を考慮する。

「信頼性」を保証するために必要なものが「経験」「専門性」「権威性」です。

Googleにそのページの信頼性を提示するには、この「経験」「専門性」「権威性」のうち最低1つで、高い評価を得る必要があるでしょう。

必要な信頼性の種類や量はページ・ジャンルによって異なります。

必要な信頼性の例は以下です。

E-E-A-Tに求められる信頼性の例

・オンラインショップ:安全な決済システム、信頼できるカスタマーサービス
・製品ページ:販売することのみを目的とせず、製品レビューは正直であるべき。ユーザーが購入の意思決定をするのに十分な情報を記載する。
・YMYLの該当する記事:誤った情報で人々や社会への危害を産み出さないように、情報は正確性が求められます。

SEOにおけるE-E-A-Tの重要性

SEOにおけるE-E-A-Tの重要性

2000年代は検索エンジンの精度がそれほど高くなかったため、サイトの良し悪しを正確に判断するのが難しく、検索キーワードをより多く詰め込んだコンテンツや、単純に被リンクの数が多いコンテンツが評価される傾向にありました。

それにより、キーワードばかりを詰め込んだ内容の薄いサイトや、被リンクを購入して質の高いサイトに見せかける上辺だけのサイトが検索結果の上位を占めていたのです。

しかし、現在では検索エンジンの精度が高まり評価基準もアップデートされ、Googleがより詳細にサイトの良し悪しを判別できるようになりました。

また評価基準も年々アップデートを重ねており、2010年代の後半からは表面的なSEO対策では通用しなくなっています。

現在では、E-A-Tの評価を上げなければ検索結果の上位表示は狙えません。

今現在何らかのサイトを運営しており、検索結果の上位表示を狙いたいのであれば、E-E-A-Tの評価を上げる必要があります。

E-E-A-Tの各要素

E-E-A-Tの要素は、経験・専門性・権威性・信頼性の4つです。コンテンツにこれら4つの要素をもたせることで、ユーザー満足度の高い高品質なコンテンツであると認められます。

経験

コンテンツ制作者が、そのテーマについて必要な実体験や人生経験をどの程度持っているかをGoogleが評価します。
個人の豊富な経験による話は、多くのジャンルの記事で有益な情報となり得ます。
例えば、商品レビューを目的としたページの場合、その商品を実際に使ったことがある人と、使ったことがない人のレビューではどちらが信頼できるでしょうか?
もちろん、その商品を実際に使用したことがある人のレビューの方が信頼性が高いと言えるでしょう。
このように、実体験はGoogleのE-E-A-T評価を高めるものとなっています。

専門性

専門性では、コンテンツの内容が詳しいうえに専門的であり、閲覧したユーザーがそのページから有益な情報を得られるのかがGoogleによって評価されます。

評価においては、テーマが統一されていることや問題に対して明確な解決策が述べられていること、新たな情報を得られること、専門的な情報が網羅されていることなど、トピックに関して特化した内容かつ、より専門的な価値を得られるのかが重視されています。

専門性を考える際は、ユーザーが検索する意図を考えるとよいでしょう。

具体的な例を挙げると、SEOがテーマのサイトA・Bがあった場合、SEOに関して詳しく解説しているがサイト内には1ページしか情報がないAと、SEOのページだけでなく、SEOの施策やSEOとMEOの違いといった複数の関連ページが結びついているBとでは、Bの方が専門性の高いサイトといえます。

専門性を高める場合は、テーマに対して関連するトピックや具体的な解説ページを作成する必要があるのです。

関連するページが多ければ多いほど、専門性の高いサイトだと評価されます。

権威性

権威性は、そのサイトに権威があるのかどうかを示す指標です。簡単に説明すると、情報を発信している人や企業、団体が第三者からどれだけ評価されているのかが指標になります。

権威性は被リンクの数が評価に大きく関係している
のが特徴です。他サイトから質の高い自然な被リンクが多ければ多いほど、権威性の高いサイトであると認識されるので、評価が上がりやすくなります。

具体的な例を挙げると、同じ内容で質の高いコンテンツを発信しているAとBがある場合、Aの運営者は本の出版経験があり、第三者からも参考になるサイトだとリンクで広く紹介されています。

しかし、Bはサイトの運営者が特定できず、第三者からも紹介されていません。この場合、同じ内容で質の高いコンテンツを発信していても、権威性が高いと評価されるのはAです。

このように、権威性は第三者からの評価が重要になります。ただ、自身でリンクを購入して悪質な被リンクを増やすと、Googleから低評価を受ける恐れがあるため注意しましょう。

信頼性

信頼性は、そのサイトやコンテンツが信用できるのかどうかを示す指標です。

評価基準としては、コンテンツのオリジナル性が高いことや、サイトがSSL化されていること、運営者や責任者の情報がしっかり掲載されていることなどが挙げられます。

SSL化されておらず運営者情報も曖昧なサイトAと、運営している会社の情報だけでなく規約やプライバシーポリシーなども公開しているサイトBとでは、Bの方が信頼度の高いサイトだとGoogleに認識されます。

コンテンツの品質が同じ程度であれば、運営者の詳しい情報を公開しているBの方がユーザーも安心して利用できるでしょう。

E-E-A-TとYMYLの関係性

YMYLとは、検索品質評価ガイドラインにおいてお金や健康などの領域を示すものとして定義されており、Your Money Your Lifeの頭文字をとった言葉です。

YMYLには、ショッピングもしくは金融取引ページや医療情報のページ、財務情報のページ、法的情報のページなど、ユーザーの生活やお金に関連深いジャンルのページが該当します。

E-E-A-Tがサイトを評価する指標であれば、YMYLはユーザーの人生へ大きな影響を与えるかもしれないコンテンツということです。

また、ユーザーの人生へ大きな影響を与える可能性があることから、YMYLに該当するジャンルのページではより高いE-E-A-Tが重要視されています。

そのため、YMYLに該当するジャンルを扱う場合は、より一層ユーザーにとって有益かつ信頼度の高いコンテンツ作成を意識しましょう。

YMYLとE-E-A-Tの関係

E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。たとえば、Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。Google はこうしたトピックを「Your Money or Your Life」、または略して YMYL と呼びます。

情報としての信頼性が必要なジャンルでは、よりE-E-A-Tの重要性が高くなります。
もし狙っているキーワードがYMYLジャンルであり、検索上位は既にE-E-A-T評価が高い大手サイトで埋め尽くされているのであれば、そのキーワードで検索上位を狙うことは厳しいので、別のキーワードを狙う必要があります。



SEO専門家のコメント

E-E-A-T評価において一番重要な目的は、ページの信頼性を上げることです。
そのために、検索順位を上げたいキーワードにおいて、経験・専門性・権威性の何が信頼性を高めるものになるかを考える必要があります。

小手先のテクニックではなく、もし自分がユーザーであればどんなものがあれば、あなたのページの情報を信頼できるでしょうか。

例えば「一番良いスマートフォン」を紹介している記事で、漠然と「○○が良いです」と書いても、一部の人は「本当にそのスマートフォンが良いの?根拠は?」と簡単には信頼してくれないでしょう。

そこで、情報源として、スマートフォン端末のオンラインショップの口コミ評価を提示した場合はどうでしょうか。
おそらく、最初の時よりかは信頼性が増すでしょう。

このように「経験」「専門性」「権威性」など、項目に囚われずに、まずは信頼性から考えてみると良いでしょう。

GoogleのE-E-A-T評価を上げるための方法

GoogleのE-E-A-T評価を上げるためには?
Google E-E-A-Tの評価を上げる施策は数多く存在します。ここでは具体的な施策を9つ紹介するので、今現在サイトを運営している方や、これから新たにサイトを立ち上げようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

特定のジャンルに特化した専門サイトを作る

あらゆるジャンルに手を出すのではなく、特定のジャンルに特化したサイトを作れば、専門性の評価を上げられます。

特定のジャンルに特化したサイトは、1つのテーマに関するコンテンツのみが増えていくので、コンテンツ同士の関連性が高まり内部リンクの構築を促進することが可能です。適切に内部リンクを構築できれば、サイトの専門性をクローラーに認識させられます。

サイトのテーマが多岐にわたる雑記サイトは、特定のジャンルに特化しているサイトよりも専門性を確保するのが難しいため、専門性を高めたいのであれば特化型のサイトを作るのがおすすめです。

内部リンクで専門性・関連性をアピールする

内部リンクはSEOにおいて非常に重要な要素であり、サイトの専門性や関連性をアピールするうえでは欠かせません。内部リンクが適切に構築されていれば、クローラーがサイトの専門性や関連性を認識してくれます。

内部リンクを構築する際は、できるだけ内容の近いテーマに内部リンクを結びつけて、クローラーにコンテンツ同士の関連性が高いことを認識させるのが重要です。関連性の高さを認識させられれば、同時に専門性もアピールできます。

関連性の低い内部リンクをむやみやたらに結び付けると、SEOに悪い影響を及ぼすうえ、ユーザーのためにもならないので、内部リンクを設置する際は必ず関連性の高いリンクを設置するよう心がけましょう。

一次情報を公開する

一次情報とは、サイトの運営者本人が体験を通して直接的に得た情報や考察、もしくは本人が行った実験や調査の結果のことです。この一次情報を公開すれば、サイトの専門性を向上させられます。

一次情報は自分だけのオリジナルな情報であり、他のサイトでは公開されていないことから、公開すればより専門性の高いコンテンツを提供することが可能です。

他のサイトで見た情報や他人から聞いた情報ではなく、自ら体験した情報を盛り込むことがE-E-A-Tにおける専門性の向上につながります。

マーケティング活動で認知度を上げる

権威性の評価を上げたい場合は、積極的にマーケティング活動を行って認知度を上げるのが効果的です。

ウェブサイトだけでなくTwitterやInstagram、YouTubeなどの媒体を利用して活動の幅を広げれば、より多くのユーザーに認知されるきっかけとなり、その分被リンクが得やすくなります。

また、広告やプレスリリースを出したり、展示会などのイベントに出展するといったオフラインでの活動も積極的に行い、露出を増やして知名度を高めることで、より一層権威性の評価を上げられるでしょう。

情報を最新にして信頼性を上げる

常に最新の情報を掲載しておけば、サイトの信頼度が上がると同時に権威性も向上します。

コンテンツの更新頻度が高く、そのサイトを確認すれば最新情報を得られるとユーザーに認知されれば、質の高い自然な被リンクを得られる可能性が高まります。

また、まったく情報を更新せず、古い情報を掲載し続けているとユーザーは誤った情報を参考にし、場合によっては不利益を与えてしまうこともあるため注意が必要です。

とくにE-E-A-Tが重視されているYMYLの領域において、古い情報のページを放置しておくことは、サイト全体のSEOに悪い影響を及ぼす可能性があります。

情報を更新しておらず、ユーザーが信頼できないサイトだと判断したら権威性の評価は一向に上がらないので、サイトを運営する際は常に最新の情報を掲載するよう心がけましょう。

SNSを利用してサイテーションを獲得する

サイテーションとは、インターネット上で企業の名前や店舗名、電話番号、ウェブサイトを言及される行為のことです。被リンクとは少し異なりますが、サイテーションを獲得するのも権威性の評価を上げるうえでは欠かせません。

現在ではスマートフォンが広く普及したことから、TwitterやInstagramなどのSNSを利用している方が非常に多く、サイテーションを獲得できる可能性が高まりました。

ただ、サイテーションを獲得するためには、正式なサイト名とSNSでユーザーに言及されているサイト名が一致していなければならないので、サイト名を決める際はできるだけ短く分かりやすい名前にするのがポイントです。

質の高い情報を発信していても、サイト名が長いとユーザーが言及する際にサイト名が省略される可能性が高まるため、新たにサイトを立ち上げる際は、SNSで言及されることを考慮したサイト名に設定しましょう。

サイトの運営者や責任者を明記する

運営者を明記することは、信頼性の評価を上げることにつながります。運営者や責任者が明かされていないサイトはユーザーに不信感を与えるため、信頼性を得られません。

ユーザーがコンテンツの内容を判断するうえで、運営者情報は重要な要素になるので、企業・個人にかかわらずサイトの運営者や責任者はしっかり明記しておきましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供している情報管理ツールのことで、住所をもっている事業であればビジネス情報を無料で登録することが可能です。

登録すると企業の情報がGoogleに伝わるので、信頼性の評価向上につながります。

SSL化する

SSLとは、インターネット上の通信を暗号化する技術です。サイトをSSL化すればセキュリティを高められるため、サイトの信頼性を上げることにつながります。

利用しているサーバーによっては無料で簡単にSSL化できるため、現在運営しているサイトをSSL化していない方は一度サーバー会社に問い合わせてみましょう。

Google公式ガイドライン

E-E-A-T評価を上げるには下記が参考になるでしょう。

When it comes to Page Quality rating, your assessment of E-E-A-T should be informed by one or more of the following:

● What the website or content creators say about themselves: Look at the “About us” page on the website or profile page of the content creator as a starting point. Is the website or content creator a trustworthy source based on this information?
● What others say about the website or content creators: Look for independent reviews, references, news articles, and other sources of credible information about the website or content creators. Is there independent, reliable evidence that the website or content creator is experienced, has expertise, is authoritative, or is otherwise considered trustworthy? Is there independent, reliable evidence that the website or creator is untrustworthy?
● What is visible on the page, including the Main Content and sections such as reviews and comments: For some types of pages, the level of experience and expertise may be clear from the MC itself. What evidence can you gather from examining the MC or testing the page out? For example, you may be able to tell that someone is an expert in hair styling by watching a video of them in action (styling someone’s hair) and reading others’ comments (commenters often highlight expertise or lack thereof).

(和訳)E-E-A-Tの評価は、以下のいずれか、または複数を参考にする必要があります。

● ウェブサイトやコンテンツ制作者による自分たちについての発信。
ウェブサイトの「私たちについて」ページや、コンテンツ制作者のプロフィールページを出発点として見てください。この情報に基づいて、そのウェブサイトやコンテンツ制作者は信頼できる情報源なのか?

● ウェブサイトやコンテンツクリエイターについて他人の評価。
ウェブサイトやコンテンツ制作者についての独立したレビュー、参考文献、ニュース記事、その他の信頼できる情報源を探します。ウェブサイトやコンテンツ制作者が経験豊富である、専門知識がある、権威がある、またはその他の点で信頼できると考えられる独立した信頼できる証拠があるか?もしくは、そのウェブサイトやクリエイターが信頼に値しないという独立した信頼できる証拠はあるか?

● メインコンテンツ、レビューやコメントなどのセクションを含む、ページ上で表示されている情報。
ページの種類によっては、経験や専門性の高さがメインコンテンツからわかる場合もあります。メインコンテンツを見たり、ページを試したりして、どんな証拠を集められるか。例えば、ある人がヘアスタイリングの専門家であることは、その人が実際に髪をスタイリングしているビデオを見たり、他の人のコメントを読むことでわかるかもしれません(コメントでは、専門知識やその欠如が強調されることがよくあります)。

簡単に要約すると以下です。

① ページ作成者が発信している自身のプロフィール情報を見て、信頼できる証拠があるか
② サイトやページ作成者が、他者から良い評価を得ているか。もしくは、信頼できるだけの権威を持っているか。
③ 記事内に、ページ作成者を信頼できる情報があるか。(経験や専門性の高さがわかるコンテンツや、コメントによる評価など)

E-E-A-T評価を上げたい場合はこれらを意識して発信する必要があります。



SEO専門家のコメント

E-E-A-T評価を上げるために、とにかくE-E-A-T評価が上がりそうなことを片っ端からやってみるのは、あまり良いやり方とは言えません。

ジャンルや検索キーワードによって、必要になるE-E-A-Tの要素が異なります。

まずは、検索順位を上げたいキーワードにおける、ユーザーが求めている情報は何かを分析し、それを達成することをページの目的として設定しましょう。
次に、その目的を達成するにあたり、どのようなものがあれば、そのキーワードでのE-E-A-T評価が上がるのかを考える必要があります。

例えば「卵焼き 作り方」という検索キーワードの場合、ユーザーが求めている情報は「卵焼きの作り方」の情報なので、「卵焼きの作り方を紹介する」ことをページの目的と設定します。
そして「卵焼きの作り方」と言っても、「おいしい卵焼きの作り方」なのか「手軽な卵焼きの作り方」なのか、もしくは「甘い卵焼き」「しょっぱい卵焼き」など、ニーズは複数考えられます。
その情報を網羅的に紹介することで、メインコンテンツはユーザーに有益なものになるでしょう。

ただし、その情報が信頼できるものかどうかはわかりません。
どんなに良いメインコンテンツを作っても、嘘の情報や信頼できない情報では、ページの評価が上がらない可能性があります。

そこで、その信頼性を高めるのがE-E-A-Tです。

「卵焼きの作り方の情報」であれば、例えば以下のような方の発信なら信頼できそうです。
・プロの料理人
・栄養士の資格を持っている人
・料理方法の発信者として、ネットで高い評価を受けている人
・卵焼き専門店の店主
・明らかに何十年もの経験を積んでいることが分かる人
・卵料理に関して専門的に発信している人

つまり、このページでのE-E-A-T評価を上げる施策としては「知名度が高いプロの料理人に記事監修をお願いする」「栄養士の資格を取る」「他にも卵料理の記事をたくさん書き、卵料理の専門性を高める」「今まで卵焼きを作ってきた際の役立つ経験談を入れる」などが考えられそうです。

E-E-A-T評価を上げたいならば、このように、そのページの信頼性が上がりそうな施策を考えてみましょう。

当サイトが実際おこなっているE-E-A-T評価を高めるための取り組みの事例

①特定のジャンルに特化した専門サイトを作る

当サイトはもともとWEIVという名前で、SEO以外にもライティングやWEBマーケティングなど、幅広く情報を発信していました。
2023年にSEOを中心としたサイトにリニューアルし、SEOの知恵袋となりました。
その際に専門性を高めるために、SEOと一部のWEBマーケティング記事などSEOに関連する記事だけ残して、関連性が低い記事は削除しました。

②内部リンクの設置

関連性の高い記事を内部リンクで繋ぐことで、記事同士の関連性が明確になり、より記事の専門性が高まります

内部リンクを設置するポイントは以下です。

① リンクはアンカーテキストにする
② アンカーテキストの中に対策キーワードを自然に入れる

例えば「Googleアルゴリズム」の記事と「コアアルゴリズムアップデート系」の記事は以下のように内部リンクを繋ぎます。

「Googleアルゴリズム」から「コアアルゴリズムアップデート系」の記事へ内部リンク設置

内部リンクの設置

各「コアアルゴリズムアップデート系」の記事から「Googleアルゴリズム」へ内部リンクを設置

内部リンク返し

このように繋いであげると、Googleアルゴリズム記事がコアアルゴリズムアップデート系記事の親カテゴリのようなリンク構造になり、Googleの評価としてはGoogleアルゴリズム記事はよりアルゴリズムについての専門性が高い記事と認識されます。

同様に、他の記事も関連する記事同士は親子関係を意識しながら繋いでいくと良いでしょう。

③一次情報の発信をする

独自性が高く、且つユーザーにとって価値のある情報を発信することが、サイトの権威性を高めるためで重要です。
このような情報を発信していくことで、他サイトはその情報を記事化する際に、情報の発信元として引用リンクを付けてくれることがあります。

同ジャンルのサイトから被リンクが集まると、そのジャンルにおいて権威性が高まり、検索順位が上昇しやすくなります

当サイトでは一次情報の発信として、「ネットに関するアンケート調査結果の発表」と「自社でSEO対策をおこなった事例の共有」をおこなっています。

SEO対策の経験に関するアンケート調査結果

④情報を最新にして信頼性を上げる

サイトのジャンルによっては、古いコンテンツだと情報の信ぴょう性が低下してしまう場合があります。
例えば、SEOはコアアルゴリズムアップデートによって、正しい対策手法が変化します。1年前に正しいとされていた対策が、現在も正しいとは限ません。
よって、私もSEOの情報を調べる際は直近で発表された情報を信頼するようにしています。

一方で、例えば「愛犬のしつけ方法」のサイトの場合、時代と主に倫理観の変化はあっても、犬自体は数年単位で大きく変化することはないため、例え2年前の情報でも、情報の信頼性としては問題ないと言えるでしょう。

当サイトでは、最新情報を発信するために、定期的な記事のリライトはもちろんですが、プラスで「月次の最新ニュース」と「最新レポート」を公開しています。

SEO最新ニュース

⑤SNSで情報を発信する

弊社のSEO技術部役員がSEO情報をX(旧Twitter)で発信し、その中でSEOの知恵袋についても以下のように言及しています。

SNSの発信

⑥サイトの運営者や責任者を明記する

サイト運営者や記事作成者・監修者を記事内に表示することが、直接的な検索順位上昇に繋がるわけではありませんが、表記しておくことはユーザーにとっては安心感を与え、滞在率が上昇する可能性があります。
また、サイト運営者や記事作成者が、そのジャンル界隈で良い口コミを獲得している場合は、プラス評価に繋がる可能性があるので、可能ならば記載しておくべきでしょう。

当サイトは以下のように、弊社名と私の名前を表示しています。

監修者の表示

E-E-A-T評価が高いページの特徴

E-E-A-T評価ごとの目安と実際の事例
検索順位において、ページの品質を示すページクオリティは、おおむね5段階の評価で分類可能です。

・最高品質のページ(Highest)
・高品質のページ(High)
・中品質のページ(Medium)
・低品質のページ(Low)
・最低品質のページ(Lowest)

実際には各評価の中間に位置する、Lowest+、Low+、Medium+、High+で細かく分類することもできます。

それぞれの評価における、E-E-A-Tの品質は以下のようになります。

E-E-A-T評価が非常に高いページの特徴

最高品質ページの特徴的な要素として、非常に高いE-E-A-Tがあげられます。
あるトピックにおいて、唯一無二の権威を持つウェブサイトやコンテンツクリエイターが非常に高いE-E-A-T評価を受けることができるでしょう。

また経験が信頼につながるトピックでは、豊富な経験を持つコンテンツ制作者が非常に高いE-E-A-Tを持つとみなされることがあります。
もしくは、非常に高い専門性を保有していることが必要です。

E-E-A-Tが非常に高いウェブサイトやコンテンツクリエイターは、特定のトピックについてインターネット上で最も信頼できる情報源となり、高いコンテンツ評価を受けることができます。

非常に高いE-E-A-Tの基準は、そのページのトピックによって異なるでしょう。

そのトピックにおいて「実体験はどの程度重要か?」「専門家は誰なのか?」「権威の高い情報源とは何か?」「サイトや運営者を信頼できる理由は何か?」など、トピックごとにE-E-A-Tがどんな意味を成すか考えてみてください。

情報引用元:Google General Guidelines(December 15,2022) 8.0 Highest Quality Pages

E-E-A-T評価が高いページの特徴

高品質なページは、有益な目的を果たし、検索キーワードにおけるそのページの目的を十分に達成していると判断されたページです。
高品質なページは、情報提供・商品販売・お笑い・芸術的表現など、想像しうるほとんどすべての有益な目的のために存在しています。

ページの目的・トピック・ウェブサイトの種類によっては、高品質とみなされるためには、高いレベルのE-E-A-Tが必要とされる場合があります。

E-E-A-Tが高いページは、信頼できる、または非常に信頼できるページです。

例えば、実体験(Experience)はほとんどのトピックで貴重な情報となります。ソーシャルメディアの投稿や掲示板での討論では、皆が自分の経験を共有することで、質の高い話になることが多いです。

趣味の記事から、税金対策などYMYL関連のトピックまで、さまざまなジャンルで満足のいくコンテンツを作るには、専門知識(Expertise)が必要です。
そのページで達成すべき目的を考えて、ユーザーが満足と信頼をできるコンテンツを作るために必要な専門知識は何かを考えましょう。

また、ページやウェブサイトを見るときは、そのページに書かれていることが、信頼できるソースからの情報かどうかを考慮する必要があります。
例えば、政府の税金のウェブサイトは、税金のフォームのための権威(Authoritativeness)あるソースです。また、地元の企業や組織は、地域の情報源となることがあります。
これらの権威あるソースは、信頼できるソースと言えるでしょう。

金融取引の処理やYMYLのトピックを扱う高品質なページでは、信頼(Trustworthiness)が特に重要です。

そのページの目的を十分にたっせいするためには、どのようなE-E-A-Tが必要か考えてみましょう。

情報引用元:Google General Guidelines(December 15,2022) 7.0 High Quality Pages

E-E-A-T評価が中間程度のページの特徴

ページクオリティレーティングにおいて、中品質ページは多く存在するでしょう。
中品質ページの特徴はユーザーに対して有益な目的を持ち、その目的を達成するための情報が記載されています。
中品質のページは、E-E-A-T評価においてなんの問題もない場合もあります。

中品質のページの特徴として、「高品質」の兆候(高いE-E-A-T、高いメインコンテンツの質、ポジティブな評判)と、「低品質」の兆候が混在している場合もあります。

情報引用元:Google General Guidelines(December 15,2022) 6.0 Medium Quality Pages

E-E-A-T評価が低いページの特徴

低品質なページは、ページのトピックや目的に対して適切なレベルのE-E-A-Tが欠けていることが多いのです。以下はその例です。
・レストランで食事をしたことがない人がレストランのレビューを書くなど、コンテンツ作成者の経験が十分でない。
・スカイダイビングの方法について、専門知識のない人が書いた記事など、コンテンツ作成者が十分な専門知識を有していない。
・ショッピングページで、最低限のカスタマーサービス情報を記載しているが、ショッピングの目的に対して信頼できるものではない。

尚、ページのトピックや目的に対するE-E-A-Tの欠如は、例えそのサイトのポジティブな評判などプラスな事項があっても、評価を覆すことはできません。

情報引用元:Google General Guidelines(December 15,2022) 5.0 Low Quality Pages

E-E-A-T評価が非常に低いページの特徴

全く信頼できないウェブサイトで、経験、専門性、権威性、信頼性の欠如により、そのページの目的を達成できていないページがE-E-A-T評価が非常に
特にYMYLトピックにおいて、E-E-A-Tが欠如している場合は、最低品質評価を受けやすいです。

情報引用元:Google General Guidelines(December 15,2022) 4.0 Lowest Quality Pages

まとめ

ウェブサイトやコンテンツにおいてSEO対策するのであれば、Google E-A-Tも必ず対策しなければならない重要項目の一つです。

ただ、Google E-A-Tの評価は測定できないうえに、対策したとしても明確な数値での結果は得られません。

そのため、対策する際はGoogleの考え方をしっかり理解し、考え方に沿った運用や施策を丁寧に行うことが大切です。そうすることで専門性や権威性、信頼性において高い評価を得られます。

現在何らかのサイトを運営している方や、これから新たなサイトの立ち上げを考えている方は、Google E-A-Tを理解したうえでSEO対策を行いましょう。

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監修者プロフィール

NEXER 工藤

NEXER 工藤6つのオウンドメディアの運営責任者

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2017年NEXERに入社。前職はスマートフォンの販売員。
NEXER入社後はSEOコンサルティング営業部、クライアントマーケティング事業部を経て、現在はオウンドメディアを6つ運営&管理の責任者を任されている。
新規で1から立ち上げた2つのサイトは年間100万PV以上のメディアに成長。
既存のオウンドメディアと、サイト買収をおこなった3つのサイトは、運用当初に比べて3倍~5倍の収益を出すメディアに成長。
さらに、2022年12月より新規でもう1サイトに挑戦中。