この記事の監修SEO会社

株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計5,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
2025年4月度のSEOレポートを公開します。
先月3月に起きた特に注目すべきSEO情報をピックアップして紹介します。また、弊社で確認した3月の順位変動も報告します。
2025年3月に起きたSEO関連のニュース
2025年3月に話題となったSEO関連ニュースを時系列でご案内いたします。
SEOニュースをひとつずつ詳しくご紹介します。
①Googleが、新たなAI検索機能『AI Mode』を試験的に提供開始!(2025/3/5)
3月5日、Googleは公式ブログで、新たなAI検索機能『AI Mode』の試験導入を発表しました。
この『AI Mode』は、従来の『AI Overview』とは異なり、より完成された回答を生成します。
AI Modeの導入により、ユーザーの検索行動が変化し、既存サイトのアクセス数にも影響を与える可能性があるため、WEB担当者の方はご確認ください。
- 参照記事:Expanding AI Overviews and introducing AI Mode(https://blog.google/products/search/ai-mode-search/)
■AI Modeについて要点まとめ
◆AI Modeの機能
・Labsにて、事前登録者向けにAI Modeの早期実験を実施。
・AI Overviewが進化し、高度な推論、思考、マルチモーダル機能を搭載。
・調査、比較、推論が必要な質問に対して、より適した回答を提供。
・これまで複数回の検索が必要だった、新しい概念の調査や詳細な比較も対応可能。
・検索の『画像』『動画』『ニュース』タブにAI Modeを直接組み込んでいる。(※下画像参照)
・最新のリアルタイム情報も利用可能。
・複数の関連検索を同時に処理し、統合されたわかりやすい回答を提供。
・回答の信頼性や品質が十分でない場合は、文章ではなく検索結果のサイトを表示。
◆AI Modeの評価
・社内や信頼できるテスターからフィードバックを収集し、AI Modeの有用性を確認済み。
・応答のスピード、品質、情報の鮮度が高く評価されている。
今後の展望
新たなAI検索機能である『AI Mode』が実験的に導入され、現在はLabsで限られたユーザーに提供されています。
まだ実際の検索結果では利用できませんが、今後テスターからのフィードバックをもとに改良が進められ、将来的には標準機能として実装されると予想されます。

②3月のコアアップデート展開!予定通り14日間でロールアウト完了(2025/3/14)
3月14日、Googleの公式X及びLinked inにて、コアアップデートの開始が報告されました。12月のコアアップデートから3か月ぶりに行われ、3月28日にロールアウトが完了しました。
既に実装されているものもあるとのことですが、順次変更点が追加されていくとのことです。現時点で判明している情報を以下にまとめましたので、サイト運営者様はご確認いただけたらと思います。
■今回のコアアップデートにて報告されている内容
下画像の一部のエックスユーザーからの小規模サイトが上がらないという不満に対して、以下内容を返答しています。
・『今年はクリエイターのコンテンツをより多く公開するための取り組みを継続し一連の改善を行っている。』
⇒ 今年は小規模サイトも多く評価される取り組みを継続し、改善中であることを示唆。
今後の展望
弊社の計測では、今回のコアアップデートは割と静かなアップデートであり、情報サイトも事業者サイトも大きくは動いていない傾向にある為、弊社も順位への影響が少ない状況にありました。
また、Googleはサイトの規模に関わらず、ユーザーにとって価値あるコンテンツを評価する取り組みを今年は継続する方針も報告しておりますので、引き続きコンテンツを作る際は、ユーザーの検索意図に応え、かつ独自性のあるコンテンツ作成を意識していただけたらと思います。

昨年8月のコアアップデートにて、小規模な独立系サイトであっても有益であれば上位表示させるようなアップデートがありまして、今年はその取り組みを継続するといった報告がありました。
よって今年はドメインの評価にて上昇しているサイトの順位変動が多くみられそうな気はしますが、それらの影響は受けない様、独自性のあるユーザーにとって価値のあるコンテンツ制作を意識しましょう。
③『Google Search Central Live NYC 2025』開催!報告内容まとめ(2025/3/20)
3月20日、ニューヨークで『Google Search Central Live NYC 2025』が開催されました。
このイベントはGoogleが主催し、ウェブサイト運営者やSEO担当者向けに、検索に関する最新情報やベストプラクティスを共有する場となっています。本イベントでは、サイト運営に役立つ情報が数多く発表されたため、重要なポイントを以下にまとめました。WEB担当者の皆さまはぜひご確認ください。
■報告内容まとめ
◆スパムに関して
・ウェブ上のコンテンツの50%はスパムである。
・2023年以降、719,000件の検索品質テストを実施し、4,700件以上のアップデートを実施。
・AI生成コンテンツについて、AIを使用すること自体は問題ないが、独自の価値を提供せずにトラフィック目的で作られたものはペナルティの対象となる。
・サイトの評判の悪用については、引き続き手動対応を実施。
・サイトの一部が独立しているか、または他の部分と大きく異なるかを判断する作業を続けている。
・これにより、不適切にランキングが優遇されることを防ぎ、より公平なランキングを確保。
→スパム違反として処理するのではなく、サイト内のセクションを独立して評価する方向へ進んでいる。
◆AI Overviewに関して
・自然検索で成功するための取り組みを行っているのであれば、それは、AI Overviewの回答に表示されることに繋がる。
・AI Overviewに引用されるサイトは、自然検索の結果とは大きく異なる場合がある。
・その理由は『予測サマリー』と『グラウンディングリンク』を活用しているため。
・予測サマリーとは、検索クエリへの直接的な回答に加え、ユーザーが求める関連情報を予測し、要約して提供する仕組み。
・グラウンディングリンクとは、生成された回答の信頼性を向上させるために、検索クエリに限定せず、より広範な検索結果から適切な情報を抽出し、複数のサイトを引用する仕組み。
今後の展望
今回のGoogle Search Central Liveでは『Googleのスパム対策』と『AIがサイトに与える影響』が主な議題として取り上げられました。
特に『サイト評判の悪用』や『AI生成コンテンツ』、『AI Overview』に関する話が中心となっていました。これらのトピックは今後のSEOにおいても重要なテーマとなりますので、内容をしっかりとご理解頂けたらと思います。

スパムに関する内容は、主にGoogle公式ドキュメントのスパムポリシーに書いてあることと同じ方向性の内容のため、そちらを確認いただくとより詳しく理解できます。(https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja)
AI Overviewに関しては、自然検索の結果と、AI Overviewに引用されているサイトが異なる理由について説明されています。
それでも、自然検索に最適化して、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作ることが、AI Overviewへの表示に繋がるということなので、今後もユーザー目線のSEOを意識して取り組むとよいでしょう。
④3月の日本Googleオフィスアワー開催。~ポイントまとめ~(2025/3/27)
3月27日、Google Search Centralの公式Youtubeチャンネルにて、一般の方々が抱くSEOやサイト運営の疑問に回答する『2025年3月度 日本Googleオフィスアワー』の動画が公開されました。
今回のオフィスアワーでも、サイト運営者様が気になりそうな質問が複数ありましたので、それらをピックアップしてお伝えします。
■サイト運営者様が気になりそうな質問を3点ピックアップ!
質問:弁護士ポータルサイトのSEO担当者です。サイトを公開し、『記事ページ』は短期間でインデックスされましたが、リリース時のミスで『事務所ページ』にnoindexが設定されていました。数日後にnoindex解除しましたが、他の記事は公開から2~3日でインデックスされるのに、事務所ページのクロールやインデックスが進んでいません。理由はなぜでしょうか?
回答:この点において大切なことは、Googleがサイトの変更を認識するまでには時間がかかることがあります。また、サイト内のセクションによってクロール速度が異なることがあることも考慮してください。
質問:大手サイトとサービス名が似ているため、Googleの『関連する質問』に自社の問い合わせ先が誤って表示されてしまいます。結果として、大手サイトの問い合わせ先ではなく、弊社に関係のない電話がかかってくる状況です。フィードバックを送信しましたが、改善されません。この問題に対して何か対策はありますか?
回答:こうしたケースに対して考えられる対応策は、以下の 2 点です。
1. 他のビジネスに似た名前を選ばないこと
新しいビジネスを立ち上げる際は、競合他社の調査を十分に行い、混同されにくい名称を選ぶことをおすすめします。
2. Googleが異なるサービスであると認識するまで待つこと
しばらく時間が経つと、Googleが異なるサービスとして認識し、問題が解決される可能性があります。ただし、必ずしも改善されるとは限らないため、引き続きフィードバックを送ることが有効かもしれません。
質問:HTTPSでのみ閲覧でき、HTTPでは「fail」エラーになり閲覧できないサイトは、SEOの観点から何か問題になるのでしょうか?
回答:SEOの観点では、特に問題はありません。ただし、使い勝手の面ではあまり望ましくない運用方法といえます。どのようなユーザーに届けたいコンテンツなのかを考えながら、適切な対応を検討されるとよいでしょう。
今後の展望
今回のオフィスアワーでは、基本的なサイト運営や、トラブル時の対応方法に関する質問がピックアップされていました。すべて日本語で回答されているため、興味のある方はぜひ公式YouTubeをチェックしてみてください。次回のGoogleオフィスアワーは、4月24日に予定されています。

今回のオフィスアワーでは上記で紹介した質問以外にも、『サイト内のPDFファイルをクロール対象外にしたい』『変更したサイト名が検索結果に反映されない』『インデックスのリクエストが実行できない』など、インデックスやクローラー関連の質問を中心に取り上げられていました。
その他にもSEO的に役立つ情報が多く質問に含まれていましたので、特にSEO担当者の方はご確認頂ければと思います。
2025年3月の順位変動の推移
グラフ①:日毎の順位変動値&対策効果評価グラフ
3月は3月13日から27日にコアアップデートが始まりました。特徴として、22日・27日に特に大きく変動しており、3月7日にはコアアップデートのテストのような動きが確認できています。(※順位変動グラフ参照)
対策効果に関しては、コアアップデートが行われたこともあり、月を通して動きが小さく効果の見え辛い月となりました。(※対策効果評価グラフ参照)
グラフ②:順位推移円グラフ
順位変動グラフにて報告のとおり、コアアップデートが行われたこともあり、月を通して動きが小さく、上昇数低下数が半々となる結果となりました。
その中でも対策を行ったサイトに対しては上昇傾向にあったことで、1ページ目への上昇件数が低下件数を上回る結果となりました。
2025年3月に起きたSEOニュースまとめ
①Googleが、新たなAI検索機能『AI Mode』を試験的に提供開始!(2025/3/5)
3月5日、Googleは公式ブログで、新たなAI検索機能『AI Mode』の試験導入を発表しました。
②3月のコアアップデート展開!予定通り14日間でロールアウト完了(2025/3/14)
3月14日、Googleの公式X及びLinked inにて、コアアップデートの開始が報告されました。12月のコアアップデートから3か月ぶりに行われ、3月28日にロールアウトが完了しました。
③『Google Search Central Live NYC 2025』開催!報告内容まとめ(2025/3/20)
3月20日、ニューヨークで『Google Search Central Live NYC 2025』が開催されました。
④3月の日本Googleオフィスアワー開催。~ポイントまとめ~(2025/3/27)
3月27日、Google Search Centralの公式Youtubeチャンネルにて、一般の方々が抱くSEOやサイト運営の疑問に回答する『2025年3月度 日本Googleオフィスアワー』の動画が公開されました。
昨年12月から情報サイトを中心とした変動が継続し、2月には事業者サイトを中心とした評価反映が行われたような傾向が3月も続きました。
その中でも、3月に入ってからはYMYL(暮らしやお金、健康系)系のキーワードにおいて大きめの変動が繰り返し観測されておりますので、今回のコアアップデートにおいてはYMYLを中心とした評価の見直しが行われたものと考察しております。
尚、先月から引き続き内部対策の効果も出ており、インデックスの反映は通常通り行われている状況が続いている状況にあるものと判断しております。
先月2月から事業者サイトの変動が顕著になり始め、今月も先月に引き続き直近で内部対策をした案件を中心に上昇傾向にあることから、現在行っている対策効果がでているものと考察しております。
よって現状の検索意図を意識した対策は継続し、また、4月に入っても順位変動値の高い状態が継続しておりますので、順位動向には注視し対策を進めて参ります。
以上が2025年3月に起きた最新SEO情報のまとめです。
別途でSEOの具体的な対策方法を知りたい方は以下の記事にまとめているので、参考にしてください。
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