【転職】履歴書の証明写真の9つの基本マナー【写真館で撮るべき?】

履歴書の証明写真について_サムネイル

田中くん
履歴書の証明写真はどこで、どんな風に撮れば好印象を与えられるのかな?

転職活動において、履歴書に貼る証明写真は重要になります。

何故なら、あなたの視覚的な印象を伝える唯一の要素になるからです。

ここで好印象を与えられるかどうかが、最終的な合否の決め手になる可能性もあるでしょう。

そこでこの記事では、履歴書の証明写真のマナーや注意点について解説していきます。

ねこくん

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。

転職活動で履歴書の証明写真にこだわるべき理由

ねこくん
まずは、履歴書の証明写真がなぜ大事か?という点を理解しておきましょう。
相談
履歴書に写真の欄が用意されている大きな理由は、企業側が応募者の雰囲気を知るためです。

履歴書には様々な情報を記載しますが、唯一のビジュアル情報が「証明写真」です。

ねこくん
採用担当者は応募者が「どんな人かな?」と想像します。その際のヒントとして証明写真は重要な役割を果たしますよ!

証明写真は表情の動きや仕草がないぶん、髪型や服装などの印象がそのまま第一印象として伝わってしまいます。

そのため、印象が悪いと書類選考で落とされたりという可能性も・・・。

書類選考でマイナスの評価をされないためにも、撮影方法や貼り方にこだわって、あなたをより輝かせる証明写真を撮影していきましょう。

証明写真で押さえておくべき7つの基本マナー

ねこくん
次に、必ずおさえておきたい証明写真の基本的なマナーから見ていきましょう!

1.服装と髪型は面接と同様のものにする

証明写真は面接と同じスタイルで
写真と実際の印象に差が出ないよう、服装と髪型は面接時と同じものにしましょう。

基本的にはスーツを着用し、女性で髪の毛が長い人は結んでおきましょう。

男性もなるべく面接と同じネクタイをつけた方が印象が統一されます。

2.サイズは縦4cm×横3cmの縦長

履歴書の証明写真貼り付け枠は基本的に縦4cm×横3cmの縦長で構成されています。

その枠に綺麗に収まるようにこのサイズにしましょう。

大きいサイズで作ってしまって、無理やりこのサイズにカットしてしまう人もいるのですが、背景に対して顔のサイズのバランスが崩れてしまうので避けたほうが無難です。

注意
証明写真としてふさわしくないので、スナップ写真などを切って貼るのはいけません。

3.必ずカラー写真にする

採用担当者が見たいのは応募者の雰囲気や印象ですので、 証明写真にふさわしいのはカラー写真です。

必ずモノクロ写真ではなくカラー写真で撮影をしましょう。

4.背景は白・薄いグレー・青のいずれかにする

証明写真

出典:Ki-Re-i EX

写真館やスピード写真では、いくつかの中から背景色を選ぶことができる場合もあります。

スーツが黒や紺色といった濃い色の場合は白か薄いグレー、青のいずれかの背景色にしましょう。

スーツの色から考える
ライトグレーのスーツの場合は、白やグレーの背景だとぼやけた印象になりがちです。そのため、青の背景色を選ぶようにしましょう。

青はあまり濃い青ではなく、薄い水色に近いものが背景色に適しており、顔の表情も分かりやすい写真になります。

白は最も自然な印象の写真に仕上がりますが、商品写真のように背景から人物がくっきり浮き立ちすぎる場合もあります。

白の背景が不自然な場合は、明るすぎない薄いグレーを選ぶと良いでしょう。

5.三ヶ月以内に撮影したものを使う

証明写真は、必ず三ヶ月以内に撮影したものを使うようにしましょう。

ダイエットに成功した女性
三ヶ月以内のものであったとしても、 髪型や体型などが大きく変わった場合は印象も変わってしまうため取り直しが必要です。

あまりにも写真と実物の印象が違いすぎると採用担当者は不審感を抱いてしまいますので、写真撮影〜面接までは髪型や体型の維持に努めましょう。

6.写真の裏面に名前を記載する

忘れがちですが、写真の裏面に自分の名前を書くのはマナーの1つです。

採用担当者は多くの書類を扱いますので、ときには履歴書の証明写真が剥がれてしまうことがあります。

そんなとき、裏に名前が書かれていないと誰の顔写真かわからなくなってしまいます。

トラブルに備えて写真の裏面には油性ペンやボールペンで名前を書くようにしましょう。

7.貼る時は両面テープか糊を使う

証明写真を貼る時は両面テープか糊を使います。

市販の履歴書を購入すると、両面テープがついていたりするので、それを利用するのが好ましいでしょう。

また、糊で貼る時は汚くならないように注意して貼るようにしましょう。

セロハンテープはNG
セロハンテープを使用すると浮き上がってしまい、見栄えが良くないです。利用は避けましょう。

8.顔が隠れる髪型やアクセサリーはしない

証明写真において髪が目にかかっているなどの状態はよくありません。

おでこまで出す必要はありませんが、なるべく顔を隠さないようにしましょう。

同じ理由で、帽子やサングラスなどの顔を隠すようなアイテムはNGです。

ねこくん
眼鏡はかけたままでも大丈夫ですが、レンズに光が反射して目が見えづらくなっているなどの状況は避けるように注意しましょう。

9.加工した写真は使わない

当たり前ですが、プリクラなどの加工した写真を使うのは絶対にNGです。

証明写真風に撮れるものもありますが、証明写真機で撮ったものと比べると違いはあります。

安く撮れるからとプリクラで撮影し、企業にバレた場合、履歴書の時点で落とされる可能性は高いでしょう。

履歴書の証明写真は写真館とスピード写真機のどちらで撮るべき?

証明写真を作成する方法は以下の2通りの方法があります。

  • 駅などにあるスピード写真機を利用
  • 写真館でプロに撮影してもらう
田中くん
写真館はあまり馴染みがないけど、どうなのかな?
ねこくん
写真館ではスピード写真機よりもクオリティの高い写真が撮影できますよ!

値段は高くなってしまいますが、クオリティの高い写真が撮れる「写真館」が個人的にはおすすめです。

履歴書を見る
写真は履歴書のなかでも唯一のビジュアル情報であるため、証明写真が応募者全体のイメージにつながります。
採用担当者は容姿で判断しようというのではなく、写真から雰囲気や印象を見ているのです。

そのため、証明写真で失敗しないためにはなるべく写真館を利用すべきと言えるでしょう。

体験談
就活の際に、写真館での証明写真とスピード写真機の両方で撮影をして見比べた経験があります。
写真館の場合は撮影時に肩の角度や顎の引き方などを指導してくれたため、とても見栄えの良い写真が撮れました。

ここからは、写真館で証明写真を撮影するメリット・デメリットを解説していきます。

写真館で証明写真を撮ってもらうメリット

ねこくん
写真館で撮影するメリットは以下の5点です。
メリット
  • 姿勢や表情などプロのアドバイスがもらえる
  • 光の当て方など綺麗に写る調整をしてくれる
  • 複数枚から好みの写真を選択させてくれる
  • 顔の気になるところに微調整の修正を加えてくれる
  • データをもらい、何枚でも追加で印刷してもらえる
田中くん
プロの指導を受けながら撮影できるのは魅力的だね!
ねこくん
スピード写真だと上手く取れているかも自分で判断しなければいけないですからね・・・

写真館で証明写真撮影をするデメリットは価格

スピード写真写真館
700円ほど3,800円ほど
(ヘアメイクなし)

価格はスピード写真ならば700円程度で済みます。

一方、写真館の場合は10枚セットで3,800円ほどです。(店舗にもよる)

田中くん
やっぱりプロのカメラマンを使うだけあって料金は高めだね!
ねこくん
ですが、ここはお金をかけても良いポイントだと思います。

転職は人生を変える大きなターニングポイントです。

3,000円の差で採用担当者に好印象を与える写真が撮れるのならば、それ以上に良いことはないでしょう。

証明写真が撮れる写真館はどこ?

田中くん
やっぱりプロのカメラマンに撮影してもらうと安心だね。でも、どこの写真館で撮影できるのかな?
ねこくん
身近な写真館では、子どもの写真撮影でよく利用される「スタジオマリオ(カメラのキタムラ運営)」でも証明写真の撮影をすることができますよ!

料金も2,400円ほどとお手頃なので、近くの店舗が証明写真に対応しているか確認してみましょう。

スマホで撮影するのは有り?

田中くん
スマホの証明写真用のアプリもあるみたいだけど、使っちゃダメ?
ねこくん
あまりおすすめはしません。

やはりスマホと写真館で撮ったものでは、違いは一目瞭然です。

そのため、書類選考の段階でスマホで撮ったことが分かるようであれば、他の求職者と比べられた時に印象が悪いと判断され、落とされる可能性も高まります。

そういう状況を避けるためにも、証明写真は最低でも証明写真機できちんと撮ったほうがいいでしょう。

【まとめ】転職時の履歴書の証明写真は写真館がおすすめ

この記事のまとめ
  • 証明写真は履歴書で唯一のビジュアル要素なので、とても大切
  • 主な撮影方法は「スピード写真機」または「写真館」
  • クオリティが高い写真館での撮影がおすすめ

履歴書の証明写真は書類選考に関わる大きな要素ですので、可能な限り写真館で撮影をしましょう。

値段は少々高めですが、綺麗に修正してくれたり、光を当ててくれたり、表情についてアドバイスをしてくれたりします。

ねこくん
写真のクオリティはスピード写真とは雲泥の差なので、お金に余裕がある人はぜひ検討してみてくださいね。
次回予告
次の記事は、履歴書の学歴・職歴欄の書き方についてです。和暦と西暦の使い分けや中退・休学の場合など例文付きで紹介しています。
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【例文アリ】履歴書の学歴・職歴欄の正しい書き方【転職向き】
ねこくん
あなたの転職が成功することを祈っています!
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