転職活動において、履歴書に貼る証明写真は重要になります。
何故なら、あなたの視覚的な印象を伝える唯一の要素になるからです。
ここで好印象を与えられるかどうかが、最終的な合否の決め手になる可能性もあるでしょう。
そこでこの記事では、履歴書の証明写真のマナーや注意点について解説していきます。
#この記事を書いた人
みんなの転職アドバイザー
ねこくん
新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。
転職活動で履歴書の証明写真にこだわるべき理由
履歴書には様々な情報を記載しますが、唯一のビジュアル情報が「証明写真」です。
証明写真は表情の動きや仕草がないぶん、髪型や服装などの印象がそのまま第一印象として伝わってしまいます。
そのため、印象が悪いと書類選考で落とされたりという可能性も・・・。
書類選考でマイナスの評価をされないためにも、撮影方法や貼り方にこだわって、あなたをより輝かせる証明写真を撮影していきましょう。
証明写真で押さえておくべき7つの基本マナー
1.服装と髪型は面接と同様のものにする
基本的にはスーツを着用し、女性で髪の毛が長い人は結んでおきましょう。
男性もなるべく面接と同じネクタイをつけた方が印象が統一されます。
2.サイズは縦4cm×横3cmの縦長
履歴書の証明写真貼り付け枠は基本的に縦4cm×横3cmの縦長で構成されています。
その枠に綺麗に収まるようにこのサイズにしましょう。
大きいサイズで作ってしまって、無理やりこのサイズにカットしてしまう人もいるのですが、背景に対して顔のサイズのバランスが崩れてしまうので避けたほうが無難です。
3.必ずカラー写真にする
採用担当者が見たいのは応募者の雰囲気や印象ですので、 証明写真にふさわしいのはカラー写真です。
必ずモノクロ写真ではなくカラー写真で撮影をしましょう。
4.背景は白・薄いグレー・青のいずれかにする
写真館やスピード写真では、いくつかの中から背景色を選ぶことができる場合もあります。
スーツが黒や紺色といった濃い色の場合は白か薄いグレー、青のいずれかの背景色にしましょう。
青はあまり濃い青ではなく、薄い水色に近いものが背景色に適しており、顔の表情も分かりやすい写真になります。
白は最も自然な印象の写真に仕上がりますが、商品写真のように背景から人物がくっきり浮き立ちすぎる場合もあります。
白の背景が不自然な場合は、明るすぎない薄いグレーを選ぶと良いでしょう。
5.三ヶ月以内に撮影したものを使う
証明写真は、必ず三ヶ月以内に撮影したものを使うようにしましょう。
あまりにも写真と実物の印象が違いすぎると採用担当者は不審感を抱いてしまいますので、写真撮影〜面接までは髪型や体型の維持に努めましょう。
6.写真の裏面に名前を記載する
忘れがちですが、写真の裏面に自分の名前を書くのはマナーの1つです。
採用担当者は多くの書類を扱いますので、ときには履歴書の証明写真が剥がれてしまうことがあります。
そんなとき、裏に名前が書かれていないと誰の顔写真かわからなくなってしまいます。
トラブルに備えて写真の裏面には油性ペンやボールペンで名前を書くようにしましょう。
7.貼る時は両面テープか糊を使う
証明写真を貼る時は両面テープか糊を使います。
市販の履歴書を購入すると、両面テープがついていたりするので、それを利用するのが好ましいでしょう。
また、糊で貼る時は汚くならないように注意して貼るようにしましょう。
8.顔が隠れる髪型やアクセサリーはしない
証明写真において髪が目にかかっているなどの状態はよくありません。
おでこまで出す必要はありませんが、なるべく顔を隠さないようにしましょう。
同じ理由で、帽子やサングラスなどの顔を隠すようなアイテムはNGです。
9.加工した写真は使わない
当たり前ですが、プリクラなどの加工した写真を使うのは絶対にNGです。
証明写真風に撮れるものもありますが、証明写真機で撮ったものと比べると違いはあります。
安く撮れるからとプリクラで撮影し、企業にバレた場合、履歴書の時点で落とされる可能性は高いでしょう。
履歴書の証明写真は写真館とスピード写真機のどちらで撮るべき?
証明写真を作成する方法は以下の2通りの方法があります。
- 駅などにあるスピード写真機を利用
- 写真館でプロに撮影してもらう
値段は高くなってしまいますが、クオリティの高い写真が撮れる「写真館」が個人的にはおすすめです。
採用担当者は容姿で判断しようというのではなく、写真から雰囲気や印象を見ているのです。
そのため、証明写真で失敗しないためにはなるべく写真館を利用すべきと言えるでしょう。
写真館の場合は撮影時に肩の角度や顎の引き方などを指導してくれたため、とても見栄えの良い写真が撮れました。
ここからは、写真館で証明写真を撮影するメリット・デメリットを解説していきます。
写真館で証明写真を撮ってもらうメリット
- 姿勢や表情などプロのアドバイスがもらえる
- 光の当て方など綺麗に写る調整をしてくれる
- 複数枚から好みの写真を選択させてくれる
- 顔の気になるところに微調整の修正を加えてくれる
- データをもらい、何枚でも追加で印刷してもらえる
写真館で証明写真撮影をするデメリットは価格
スピード写真 | 写真館 |
700円ほど | 3,800円ほど (ヘアメイクなし) |
価格はスピード写真ならば700円程度で済みます。
一方、写真館の場合は10枚セットで3,800円ほどです。(店舗にもよる)
転職は人生を変える大きなターニングポイントです。
3,000円の差で採用担当者に好印象を与える写真が撮れるのならば、それ以上に良いことはないでしょう。
証明写真が撮れる写真館はどこ?
料金も2,400円ほどとお手頃なので、近くの店舗が証明写真に対応しているか確認してみましょう。
スマホで撮影するのは有り?
やはりスマホと写真館で撮ったものでは、違いは一目瞭然です。
そのため、書類選考の段階でスマホで撮ったことが分かるようであれば、他の求職者と比べられた時に印象が悪いと判断され、落とされる可能性も高まります。
そういう状況を避けるためにも、証明写真は最低でも証明写真機できちんと撮ったほうがいいでしょう。
証明写真をデータ化すれば履歴書作成が便利になる
証明写真や内容を修正したいときも簡単に変更が可能で、見た目も整った履歴書・職務経歴書を作成できます。
『キャリアインデックス転職(履歴書作成ツール)』は、フォームに沿って入力するだけで、履歴書や職務経歴書をかんたんに作成できるサービスです。
スマホでも利用できるので、通勤時間などスキマ時間を活用して効率よく作って、作成時間を大きく短縮できるのが魅力です。
また、キャリアインデックス転職には、職務経歴書の実例が4,000件以上掲載されており、希望する業界や職種で転職した人の書類を参考にしながら作成することもできます。
【まとめ】転職時の履歴書の証明写真は写真館がおすすめ
- 証明写真は履歴書で唯一のビジュアル要素なので、とても大切
- 主な撮影方法は「スピード写真機」または「写真館」
- クオリティが高い写真館での撮影がおすすめ
履歴書の証明写真は書類選考に関わる大きな要素ですので、可能な限り写真館で撮影をしましょう。
値段は少々高めですが、綺麗に修正してくれたり、光を当ててくれたり、表情についてアドバイスをしてくれたりします。
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