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自己PRでつまずく人続出?応募書類の“難所”を大調査!
転職活動において避けて通れないのが、履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成です。
中でも「志望動機」や「自己PR」は、自分をどう表現するかに頭を悩ませる方が多いようです。
今回は転職活動の経験がある全国の男女400人の方々に「転職活動の難しいこと」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 転職活動の経験がある全国の男女 |
調査期間 | 2025年7月11日 ~ 2025年7月22日 | 質問内容 | 質問1:転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」に関して、難しいと感じることがありますか? 質問2:転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」に関してどのような点に難しさを感じるか、もっとも当てはまるものを1つ選んでください。 質問3:転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」に関して、難しいと感じることを具体的に教えてください。 質問4:応募書類(履歴書、職務経歴書、自己PR文など)の作成において、難しいと感じることがありますか? 質問5:応募書類(履歴書、職務経歴書、自己PR文など)の作成において、特に難しいと感じたのはどのような点ですか? 質問6:応募書類(履歴書、職務経歴書、自己PR文など)の作成において、難しいと感じることを具体的に教えてください。 | 集計対象人数 | 400人 |
半数以上が、転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」が「難しいと感じる」
まずは、転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」に関して、難しいと感じることがあるか聞いてみました。
52.3%と半数以上の方が、転職活動における「自己分析」や「キャリアの方向性の明確化」に関して、難しいと感じることが「ある」と回答しています。
どのような点に難しさを感じるか、もっとも当てはまるものを1つ選んでもらいました。
41.1%の方が、「自身の強みや弱みを客観的に把握すること」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 自分の得意なことや強みがわからない(30代・女性)
- 言語化するのが難しい(30代・男性)
- 自分の適性を理解していない(30代・男性)
- 自分の強みやスキルをどうやってわかりやすく興味を持ってもらえるか言語化すること(30代・女性)
- 自分自身のことがよくわからない。売り込めない(40代・女性)
- 自分のことを客観的にみることが難しくそれを言語化するのはもっと難しいから(40代・女性)
- 自分の自己分析を客観的に捉えられないか(40代・男性)
- 変わった職種なので(20代・女性)
- 自分を過大評価せず、魅力のある人間だとアピールすることが難しいと感じます(30代・女性)
- 言いたいことがまとまらない(30代・男性)
- 違う業種に行くと、今までのキャリアは全部ないも等しいのでちょっと大変です(40代・女性)
- 前職での実績について、ほかの人に分かりやすく説明することが難しい(40代・男性)
- 自分についてまず知ることがちゃんとできていない(20代・女性)
- 将来は見えていないのにどうなっていたいか言うのは難しい。言いすぎても良くないし控えめすぎても良くないと思ってしまう(30代・女性)
- 具体的な目標をもって転職をしたことがないため、履歴書への記載や面接でのアピールが難しい(30代・女性)
- これといって特化したものもないし、スキルもないので方向性がわからない(40代・女性)
- いまだに自身を理解することが難しいから(30代・男性)
- 市場価値がないと知ると悲しい(30代・女性)
33%が、応募書類の作成でもっとも難しいのは「志望動機や自己PR」と回答
続いて、応募書類(履歴書、職務経歴書、自己PR文など)の作成において、難しいと感じることはあるか聞いてみました。
半数の方が応募書類の作成において、難しいと感じることが「ある」と回答しています。
特に難しいと感じたのはどのような点か、聞いてみました。
もっとも多かったのは「志望動機や自己PR」で、33%の方が回答していました。
さらに「自身の経験や実績を具体的に魅力的に表現すること」が32%と続いています。
また応募書類の作成において、難しいと感じることを具体的に聞いてみたので一部を紹介します。
- 自己分析をする機会が中々ないから、他人から見た自分の強みなどが分からない(20代・女性)
- 何を書いたら良いかわからないためです(20代・女性)
- 自分の経験を現場でどう活かせるか言語化して短文で伝えるのが難しい(30代・女性)
- 自分の長所が分からない(30代・男性)
- 今の時代、そこまでの熱量があって応募するとは限らないのでその枠を埋めるのがかなり大変(30代・女性)
- 会社によって内容を変えなければならず、日本語の文章が正しいのか調べながらやらなければいけないこと(30代・女性)
- 履歴書とかに書いてある魅力を面接で話せるか分からないから(30代・女性)
- 自己PRが難しい。自分の事を良い言葉でまとめる事が難しい(30代・女性)
- 限られた枠の中で要点を簡潔に、まとめて書くことは難しく感じます(30代・男性)
- 自分が魅力的な人間であると、自慢にならないように書くことが難しいと感じました(30代・女性)
- 魅力的に感じられるように書けない(40代・女性)
- どう書けばいいのか盛っていないか心配になる(40代・女性)
- 別の業種への転職だったため、どのようなことを書けばよいかわからなかった(20代・女性)
- 前の業種と違う会社を受ける際に、どうしても未経験でマイナスからはいると思うから(30代・女性)
- そんなこと全く思ってないのにさも興味津々のようなことを「気に入られるために」書くのが億劫(40代・男性)
- 何を書けばよいかわからないこと(30代・男性)
- 経歴の年月日をいちいち覚えていない(40代・女性)
まとめ
今回は「転職活動の難しいこと」についての調査を行い、その結果について紹介しました。
33%の方が、応募書類の作成でもっとも難しいのは「志望動機や自己PR」と回答しています。
志望動機や自己PRが難しいと感じる理由には、「自己分析の機会が少なく強みがわからない」「短く伝えるのが難しい」「応募理由に熱量が伴わない」などの声がありました。
また、企業ごとに内容を調整する手間も課題となっているようです。
こうした悩みを解消する手段のひとつとして、転職エージェントの活用がおすすめです。
エージェントは自己分析や職務経歴の整理をサポートしてくれるだけでなく、志望動機や自己PRの添削・アドバイスも行ってくれます。
客観的な視点で自分の強みを見つけ出し、魅力的な応募書類に仕上げるための心強いパートナーとなるでしょう。