職務経歴書を制作する際、異動や転職が多い人は「全部の経歴を書くべき?」「何枚にするのが好印象?」といった疑問が出てきます。
逆に経験が浅い人は、無理にでもボリュームを増やすべきかどうか考え込んでしまう方もいるかもしれません。
職務経歴書は書類選考において合否を左右する大事な書類です。
採用担当者に「枚数が多くて読みづらい」と思われるのは避けたいところ。
この記事でわかること
- 職務経歴書の適切な枚数
- 枚数ごとのメリット・デメリット
- 職務経歴書をまとめるポイント
目次
好印象を与える職務経歴書の枚数は?
職務経歴書の枚数に制限は無いため、何枚にするかは悩みどころですが、一般的には2枚にする人が多いです。
2枚にまとめるのが一般的とはいえ、重視したいのは「読みやすさ」と「バランス」です。
実際に職務経歴書を書き始める前に、職務経歴書でチェックされるポイントを確認しておきましょう。
チェックされるポイント
- 経験・スキル
- 仕事への姿勢
- 志望理由
- プレゼン能力
職務経歴書を1枚にするメリット・デメリット
- 書類がかさばらない
- 担当者が見やすい
- ボリューム不足と思われることも
- 「熱意不足」と捉えられる可能性
ボリュームが足りないときは
- これまでの業務の詳細に言及
- 正社員経験がない場合はアルバイトの経験もOK
- ブランク(休業)していた期間がある人はその間に学んだことなど
職務経歴書を2枚にするメリット・デメリット
- 多すぎず・少なすぎない適切なボリューム
- 「まとめる力」「文章力」があると思われる
- 2枚目の大半が空白の場合は無理に引き伸ばしたと思われる
- クリップでまとめる必要がある
2枚の職務経歴書で文量が適切なものであれば、ビジネススキルとしての「文章をまとめる力」があると好印象を与えることができます。
職務経歴書で失敗しないためには以下のポイントも意識するといいでしょう!
- フォントはWordやExcelの標準フォントを選ぶ
- 行間は20㎜~35㎜の読みやすい余白で改行する
- 本文の文字サイズは10.5~11p程
- 同項目でページをまたがないようにする
- タイトルの大きさは全体のバランスで微調整する
また、デザインをどうするべきか迷っているなら転職エージェントが提供しているWord形式の職務経歴書のフォーマットをダウンロードするのも有りです。
職務経歴書を3枚以上にするメリット・デメリット
- 多くのボリュームでアピールしやすい
- 採用担当者の負担になる
- 内容が記憶に残りにくい
- 企業側が保管しづらい
- 文章をまとめる力がないとみなされる
- クリップでまとめる必要がある
職務経歴書が3枚以上になる場合はデメリットの方が多いので、できるだけ避けましょう。
職務経歴書をA4用紙2枚に収めるポイント
2枚にまとめるためのポイント
- 自己PRや志望動機も書く
- 職務経歴はわかりやすくシンプルにまとめる
自己PRや志望動機を重視する
職務経歴書はこれまでの経歴のみを書くと思っている人も多いのですが、志望動機や自己PRも記載するのが効果的です。
とはいえ、熱が入りすぎてほとんどが自己PRや志望動機になってしまった・・・ということが無いように職務経歴とのバランスを重視するのが大切です。
職務経歴はシンプルにわかりやすくまとめる
職務経歴が長いと読みづらくなってしまうため、印象がよくありません。
そのため、異動や転職が多い場合は抜粋し簡潔にまとめる。業務内容は箇条書きにするなどの工夫をしましょう。
- コーディネート提案
- 店内レイアウト
- 商品在庫管理
- POP作成(手書き・PC)
- 新人教育
迷ったら作成ツールの活用もおすすめ
内容を修正したいときも簡単に変更が可能で、見た目も整った履歴書・職務経歴書を作成できます。
また、読みやすい書類を提出することで、パソコンスキルをアピールすることもできるでしょう。
『キャリアインデックス転職(履歴書作成ツール)』は、フォームに沿って入力するだけで、履歴書や職務経歴書をかんたんに作成できるサービスです。
スマホでも利用できるので、通勤時間などスキマ時間を活用して効率よく作って、作成時間を大きく短縮できるのが魅力です。
また、キャリアインデックス転職には、職務経歴書の実例が4,000件以上掲載されており、希望する業界や職種で転職した人の書類を参考にしながら作成することもできます。
【まとめ】職務経歴書のベストな枚数
- 職務経歴書は2枚がおすすめ
- 1枚でも大丈夫だがボリューム不足と思われる可能性も
- エンジニアなど専門職の場合は3枚になってもOK
- 2枚以上になるときはクリップで留める
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