
「転職エージェントを利用すると、すぐに転職しなきゃいけない」と思っている方の数は、とても多いです。
基本的に転職エージェントは転職希望者が転職するために利用するサービスなので、今すぐ転職する気もないのに使うことはできないと考えるのは自然なことでしょう。
ただし、中にはサービスを体験したかったり、情報収集がしたかったり、転職する以外の目的で利用したいという方もいるかもしれません。
そこでこのページでは、今すぐの転職ではなくても転職エージェントを利用するのは有りか、利用する場合の注意点について解説します。
今すぐの転職じゃないけど転職エージェントは利用できる?


転職エージェントを利用すると「無理やり転職させられそう」「利用したからには転職しないと失礼」と思ってしまう人は多いものです。
しかし、転職エージェントのビジネスモデルからして、無理やり転職させてもメリットはありません。
求職者が無事に入社しても、◯ヶ月以内に退社してしまったらエージェント側は報酬を返金するという契約がほとんどです。


相談や情報収集だけで利用するのはむしろ歓迎でもある




一方で、相談者のキャリア次第では、それでも転職を勧められることもあります。
何故かというと、すぐにキャリアアップできる経歴だと判断されたからが多いです。
そのため、自分の市場価値を知るという意味でも利用するメリットはあるでしょう。
相談だけで転職エージェントを利用する場合の注意点


- まずは今すぐの転職ではないことを伝える
- 相談したい内容をざっくりと考えておく
1.まずは今すぐの転職ではないことを伝える

うまく担当者に伝わっていないと会話の中で認識の違いが起こりますし、エージェント側もなんとかして紹介しようと動く場合もあります。

2.相談したい内容をざっくりと考えておく
転職エージェントは相談だけでも利用OKですが、さすがにノープランで行くとエージェント側は困惑してしまいます。
そのため、ざっくりとでいいので相談したい内容を考えておきましょう。
相談内容の例
- 今後のキャリア形成について相談したい
- 自己分析をしたい
- 業界・職種、求人数の動向を知りたい
- 転職フェアや説明会に参加したい
- 現状の職場の不満点など

転職エージェントに相談する前に考えておいた方がいいこと


転職エージェントに相談へ行く前に、方向性や自分なりの考えをまとめておくといいでしょう。

方向性の例
- 30歳までに年収600万円に到達したい
- 将来は〇〇社で働きたい
- 将来は〇〇県で働きたい
- 〇〇の職種に就きたい
- 将来は海外で働きたい
- こんな人間になりたい


まとめ
- 転職エージェントは相談や情報収集の利用は歓迎
- トラブルを避けるためにあらかじめ「今すぐの転職ではない」と伝えておく
- とはいえ、全く転職する気がない素振りをするのはよくない
- 方向性や自分の意見を持っておくとスムーズに進む

各エージェントの特徴 | |
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リクルートエージェント | 圧倒的な求人数だが、担当者の質にムラがある。 他社との併用推薦。 |
doda | 求人数とサポートが充実。 どの層にもオススメできるバランスの良さ。 |
パソナキャリア | 好条件の独占求人あり。 首都圏の転職・女性の転職に強い。 |
マイナビエージェント | 非常に丁寧な対応が魅力。 はじめての転職や20~30代の若い方にオススメ。 |
ワークポート | 元々はIT特化型のため、ITに強い。 転職決定人数が非常に多い。 |
JACリクルートメント | ハイクラスならここがNo.1。 中高年の転職に強い。 |
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