知人の紹介などでコネ入社しようか迷っていませんか?
転職する際に友人に相談すると「うちの会社に来ない?」と言ってもらったり知り合いを紹介してもらったりしますよね。
そう言ってくれるのは助かるものですが、安易に決めてしまうと転職失敗につながる恐れがあります。
コネ入社とは企業との縁故を利用して入社すること
知り合いの会社にコネ入社をする3つのメリット
- 縁故採用の場合は内定率が高い
- 転職先に知り合いがいるため、会社に慣れやすい
- 会社幹部とのつながりがあると出世が約束される場合がある
1.縁故採用の場合は内定率が高い
コネ入社は、普通に採用試験を受験するよりも格段に入社しやすいでしょう。
書類選考の免除や面接の回数が少なくなったりということもあり、転職活動が楽になるというのは大きなメリットですね。
2.転職先に知り合いがいるため、会社に慣れやすい
また、知り合いがいると社内で名前を覚えてもらいやすいため、すぐに会社に溶け込むことができるでしょう。
3.会社幹部とのつながりがあると出世が約束される場合がある
これは同族経営の企業によく見られますが、社長の息子や親族という理由で会社幹部になっている人がいますよね。
これと同様に、会社の幹部とつながりがあった場合は、あなたの実力と関係なく出世できる場合があります。
知り合いの会社にコネ入社をする4つのデメリット
- 知人との関係にヒビが入る可能性がある
- 気を使って会社を辞めづらくなる
- コネ入社だからと周囲に妬まれる可能性がある
- プライベートと仕事の境界線がなくなりやすい
1.知人との関係にヒビが入る可能性がある
さらに、入社時点では紹介者の方が立場は上になるので、上下関係が出来てしまい、それが原因でプライベートで疎遠になったりしてしまう可能性があります。
また、あなたの会社での言動はほとんど知人に筒抜けになっていると思った方がいいでしょう。
2.気を使って会社を辞めづらくなる
友人関係の悪化を懸念して、なかなか離職できなくなる場合があります。
「せっかく紹介してもらったのに申し訳ないな…」「辞めたら何か言われるかな…」といった不安が生まれます。
コネで入社すると、紹介してくれた人に迷惑をかけないようにいつも気をつけなければなりません。
3.コネ入社だからと周囲に妬まれる可能性がある
強力なコネで入社し、実力もないのにどんどん出世している場合は特に風当たりが強くなるでしょう。
4.プライベートと仕事の境界線がなくなりやすい
いつも一緒に遊んでいる関係である友人のところに就職すると、仕事中でも遊んでいる時のような気分になりかねません。
結果、仕事の生産性が低下し、あなたと友人の成績が落ちてしまいます。
まとめ : コネ入社はメリットもデメリットも考慮しよう
- コネ入社は入社まではメリットを感じやすいが、入社後はデメリットが多い
- メリットもデメリットも考慮した上でコネ入社することが大切
「紹介されたから、楽だしここでいっか」と妥協するのは一番良くありません。
デメリットが多いと感じた場合は断ることも大切ですので、必ず慎重に判断しましょう。
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