目次
「出勤したくない…」6割以上が経験したお盆明けの憂うつ
長期休暇の後は、なかなか仕事モードに切り替えられない。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に夏のお盆休みは帰省や旅行などで非日常を過ごすため、その反動で休み明けの出勤が一層重く感じられるものです。
今回は会社に勤めている全国の男女400人の方々に「お盆休みと転職」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 会社に勤めている全国の男女 |
調査期間 | 2025年8月8日 ~ 2025年8月25日 | 質問内容 | 質問1:お盆の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験はありますか? 質問2:その理由を教えてください。 質問3:お盆の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事はありますか? 質問4:その理由を教えてください。 質問5:お盆明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることはありますか? 質問6:どのようなことをやっているか教えてください。 | 集計対象人数 | 400人 |
6割以上が、お盆休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ある」
まずはお盆の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験はあるか聞いてみました。
6割以上の方が、お盆休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ある」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 長期で休むとまだまだ休みたい気持ちが出てきて行きたくなくなりがち(20代・女性)
- 面倒だから(20代・男性)
- 仕事内容や人間関係がまた始まると思い出すと嫌になってしまいます(20代・女性)
- 連休があると生活リズムが崩れるから(30代・女性)
- カラダが鈍る。 スキンケアなどの楽しみにしている自分時間が減る。料理に充てられる時間が減る(30代・女性)
- 現実に戻った感じだから(30代・男性)
- 休暇モードから仕事モードへの切り替えが難しいから(30代・男性)
お盆休み明けの出勤が億劫になる理由には、「まだ休みたい」「仕事や人間関係を思い出すと憂うつ」「生活リズムの乱れ」「現実に戻る感覚」などが挙がりました。
長期休暇後の気持ちと日常とのギャップが、多くの人に重さを感じさせているようです。
一方で、お盆休み明けに出勤するのが億劫になった経験がない方の理由を見てみましょう。
- お盆休みがないから(20代・女性)
- 普段から仕事のオンオフを上手に切り替えられているので、リフレッシュできて気持ちよく出勤できるからです(30代・女性)
- 生活リズムを変えないようにしているため(30代・女性)
- 仕事が好きなので苦ではないです(40代・女性)
- 休んでリフレッシュできたので元気に仕事に取り組める(40代・男性)
- やることが決まっていてルーティンがあるから普段とあまり変わらないから(40代・女性)
お盆休み明けも出勤が億劫にならない理由には、そもそも休みがない人や、生活リズムを崩さず過ごしている人、仕事を楽しめている人が挙がりました。
オンオフを上手に切り替え、休暇をリフレッシュの時間として活用できていることが、快適な仕事復帰につながっているようです。
6.8%が、お盆の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事が「ある」
続いて、お盆の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事はあるか聞いてみました。
6.8%の方が、お盆の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事が「ある」と回答しています。
それぞれの理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 長い休みがあると違う仕事がしたくなるから(30代・男性)
- 時間ができることで転職活動ができるから(40代・男性)
- 働くことに億劫になった(40代・男性)
- もっと自分に合った仕事があるのではと考えてしまう(50代・男性)
お盆の長期休暇をきっかけに転職を考える理由には、「休み中に新しい仕事をしたくなる」「転職活動の時間が取れる」「働く意欲が落ちる」「自分に合う仕事を探したくなる」などが挙がりました。
休暇によって心身がリセットされることで、働き方やキャリアを見直すきっかけになっているようです。
一方で、お盆の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思わないと回答した方の理由も見てみましょう。
- どこに行っても一緒だから(20代・女性)
- 今のところで満足しているから(20代・男性)
- しばらく仕事に行けば慣れてくるため(20代・女性)
- 仕事は割り切っているから(20代・女性)
- そんなに自分に自信ない(30代・女性)
- 長期休暇でも営業している別店舗にヘルプの形で出勤が可能なので、旅行等の予定がない限り4日以上の休みを作らないようにしている(30代・女性)
お盆休みをきっかけに転職を考えない理由には、「現職に満足している」「どこでも同じだと思う」「仕事は割り切れる」といった前向き・現実的な声がありました。
また「慣れれば大丈夫」「自信がない」といった慎重な意見や、長期休暇をそもそも取らない工夫をしている人も見られました。
約1割が、お盆明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることが「ある」
さらに、お盆明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることはあるか聞いてみました。
1割近くの方が、お盆明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることが「ある」と回答しています。
お盆明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることを聞いてみたので、一部を紹介します。
- 友達と会う、ライブに行くなどご褒美を作る(20代・女性)
- ストレス軽減の音楽を聞く(30代・女性)
- 生活リズムをかえない(30代・女性)
- 持ち物や服をおNEWにして、新学期気分で出勤する(40代・女性)
- いつも決まった時間に起きてゴミ捨てに行き、料理や家事をやる。夜も決まった時間に寝る(40代・女性)
- 前の日は会社行っているルーティンに近いかたちで生活する(50代・女性)
お盆明けの出勤を億劫にしない工夫として、「ご褒美を用意する」「音楽でリフレッシュ」「生活リズムを崩さない」といった対策が挙がりました。
新しい持ち物で気分を切り替えたり、普段通りのルーティンを意識することで、スムーズに仕事モードへ戻している様子がうかがえます。
まとめ
今回は「お盆休みと転職」についての調査を行い、その結果について紹介しました。
6割以上の方が、お盆休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ある」と回答しています。
長期休暇は心身をリセットするだけでなく、自分のキャリアを見つめ直すきっかけにもなります。
もし現状に不安や不満を感じるなら、転職エージェントを活用してみるのも一つの方法です。
専門のアドバイザーに相談することで、自分に合った求人やキャリアプランを見つけやすくなり、新しい一歩を安心して踏み出せます。