映像業界におすすめの転職エージェント6選【未経験可も】

田中くん
映像系の転職に強いエージェントはどこなの?未経験でも利用できるのは?

スマートフォンの普及も相まって、映像業界は今後ますます市場規模が広がっていくことが予測されています。

そのため、今まさに映像業界へ転職したいと考えている方も多いでしょう。

しかしながら、映像業界を取り扱っている転職エージェントは数多くあり、どこが自分に合っているのか分からないという方もいるかもしれません。

そこでこのページでは、映像業界におすすめの転職エージェントを紹介します。

すぐにおすすめのエージェントが見たい!という人は下のボタンをタップしてくださいね。

すぐに見たい方はこちら

記事の前半では、映像業界に関する基本的な知識未経験から映像業界に転職するための方法などを解説するので、ぜひ自分に合ったエージェントを見つけるための参考にしてください。

#この記事の監修者

映像クリエイター

ドリアンKO

Youtube:ドリアンKOチャンネル
Twitter:@durian_KO

販売・営業職を10年以上経験後、営業以外のスキルをつけたいと思い映像制作を独学。もっと映像制作に携わりたいと思い、転職活動を始め現在SNS広告映像をメインに制作する広告映像制作会社へ就職。個人でも企業様の映像制作などをメインに活動中。

ねこくん
今回は、映像クリエイターのドリアンKOさんに映像業界について詳しく話を聞いていきます!

映像業界をざっくり分類!どんな作品に携わりたい?

映像業界の分類
映像業界と一口に言っても様々なジャンルがあり、企業ごとに強みも違います。

ドリアンKO
いざ入社してみたけど、自分がやりたいジャンルじゃなかった・・・とならないために、まずは映像業界の分類を見てみましょう!
田中くん
映像業界の分類って?

映像業界といっても、さまざまなジャンルがあるので、ここでは一般的なものを見ていきます。

映像業界をざっくり分類

  • テレビ・・・テレビ放送される番組の制作
  • ゲーム・・・主にゲーム内の映像を制作
  • 映画・・・映画を制作
  • MV・・・ミュージックビデオを制作
  • 広告・・・テレビCMやWebCMなどを制作
  • 遊技機・・・パチスロの映像などを制作
ドリアンKO
ここではざっくりと分けましたが、最近ではVRや360°動画、ドローンに特化した企業なども増えてきました。

CMなどが中心だけどMVもやっているという会社もありますし、逆にほとんど遊技機の仕事をしているという会社もあります。

もちろん何でもやっている「総合制作会社」というのもあります。

代表的な総合制作会社
ドリアンKO
本当は広告を作りたかったけど、入社してみたらアニメの仕事ばかりだった・・・とならないためにも、事前にどんな映像に携わりたいか明らかにしておきましょう!

また、SNSでよく見かける料理動画を作っている会社(Kurashiru(クラシル)やDELISH KITCHENなど)はWebサービスを提供していますが、自社で映像を制作しています。

IT業界などで映像クリエイターが活躍できる場も増えてきているので、「映像=映画やテレビ」と決めつけずに、幅広いジャンルで探してみるといいですね。

映像業界にはどんな職種がある?

田中くん
映像業界にはどんな職種があるのかな?
ドリアンKO
業界や企業によって多少違いはありますが、代表的な職業をまとめてみました。
映像業界の職種

映像業界の職種
プロデューサー予算・スケジュール管理、宣伝、販売計画など
プロジェクト全体の統括
ディレクター現場スタッフの管理、映像の監督・演出など
プランナー/演出企画立案や絵コンテの作成など
制作(PM)制作の進行や撮影現場をまとめる
エディター映像素材同士を繋げる
コンポジター実写とCGの合成
サウンドクリエイターBGMや効果音の作成
CGデザイナーCGを制作する
MEMO
撮影現場となると機材をオペレーションする「技術スタッフ」や車両の手配・運転などをする「車両スタッフ」セットを作成する「美術スタッフ」などさまざまです。
ドリアンKO
ディレクター兼プロデューサーのような働き方をしている人もいるので、あくまで参考程度に留めるのがいいですね!

映像業界は未経験でも転職が可能なの?

田中くん
映像業界って未経験でも入れるものなのかな?
ドリアンKO
安心してください。人材不足の業界なので、熱意や強い動機があれば可能性はあります

エディター」や「コンポジター」のようにソフトウェアのスキルが必要な場合は、専門学校や独学などで技術を身につける必要がありますが、スキルさえあれば技術職でも業界未経験OKというのが映像業界の特徴です。

また、制作進行などは未経験でも比較的OKなことが多く、アシスタントから始められる職種も多いので未経験でも諦めずに転職エージェントなどに相談してみるのがいいですね。

映像業界を目指す方におすすめの転職エージェント6選

ねこくん
今現在のスキルや、これまでの実績・キャリアなどを元に映像業界に適性があるかどうか見極めるためには「転職エージェント」を利用すべきです。

転職エージェントを選ぶ場合、基本的には大手を利用するのが得策なのですが、映像業界に関しては選び方が変わってきます。

田中くん
映像業界への転職の場合はどのように選べばいいかな?

エージェント選びのポイント

  • 業界経験のあるキャリアアドバイザーが在籍している
  • 志望するジャンルに強い(ゲーム業界、テレビ業界など)
  • 映像業界と太いパイプがある

映像業界とのつながりが深い転職エージェントの方が、業界知識が豊富で各企業ごとの対策もしやすくなる傾向があります。

また、制作環境などといった専門的な相談もしやすく、コンポジターやCGデザイナーなど技術職の人こそ映像業界に特化した転職エージェントを利用すべきでしょう。

田中くん
映像業界への転職にはどんなエージェントがオススメなの?
ねこくん
広告の映像やゲームの映像など、やりたいジャンルに特化したエージェントを利用するのが良いですね!
映像業界での転職フロー

制作したいジャンルを決める(CM・ゲーム映像など)

その業界に強いエージェントを利用する

求人数が不安な場合は総合型のエージェントも併用する

特化型エージェント
  1. マイナビクリエイター|ゲーム・IT・Webに特化
    https://mynavi-creator.jp
  2. シリコンスタジオエージェント|ゲーム・映像に特化
    https://ss-agent.jp/
  3. マスメディアン|マスコミ・エンタメ系に特化
    https://www.massmedian.co.jp/
  4. ファミキャリ|ゲーム業界に特化
    https://www.famitsu.com/
  5. 映像しごと.com|映像全般に特化(テレビ系多め)
    https://eizoshigoto.com/

  6. BeCreator|クリエイター・マーケターに特化
    https://becreator.jp/
ねこくん
それぞれの特徴を簡単にまとめますね!
各エージェントの特徴
マイナビクリエイターポートフォリオの作成指導あり。
ゲーム系中心だがWeb系映像も
マスメディアン広告系やテレビなど幅広い
シリコンスタジオエージェントゲーム・映像系なら全般
技術職寄り
ファミキャリファミ通運営。
ゲーム系のみ取り扱い
映像しごと.comテレビ系に強い。
UIが少々使いにくい。
BeCreator広告系・ゲーム系が多め

特化型エージェントを利用する場合、広告系やゲーム系は選択肢が多いのですが、その他のジャンルの場合は選択肢が少なめです。

そのため、多くの求人を取り扱っている「リクルートエージェント」や「doda」といった大手総合型エージェントも併用する方が理想の求人を見つけやすいでしょう。

ねこくん
志望するジャンルごとにオススメの組み合わせを例で挙げると以下のようになります!
ジャンル別おすすめ
映像全般を制作する企業もある
例えば、CGプロダクションなどはCM・映画・ドラマなどのCG全般を作っている場合も多いです。そのため、なるべく複数の転職エージェントに登録して求人を見比べることが大切です。
ねこくん
ここからは各エージェントについての詳細を見ていきます!

タップで見たい箇所にジャンプ

マイナビクリエイター|ゲーム系大手に強い

マイナビクリエイター
求人対応エリア
東京/大阪/愛知/福岡近郊(ほとんどが東京)
サービス名マイナビクリエイター
公式HPhttps://mynavi-creator.jp
運営会社株式会社マイナビワークス
対象年代年齢制限なし
(20代~30代中心)
対象者IT・WEB・ゲーム業界
で転職したい人
利用料金無料
公開求人数非公開
非公開求人数非公開
書類添削あり
面接指導あり
面談可能時間平日
(9:15~17:45)
面談場所東京都新宿区西新宿1-6-1
新宿エルタワー27F
電話面談可能
マイナビクリエイターの拠点
東京東京都新宿区西新宿1-6-1
新宿エルタワー27F
※地方在住でも利用可能。

マイナビクリエイター」は、大手人材広告企業である「株式会社マイナビ」が運営する、Web・IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

クリエイター専門の転職エージェントとして、マイナビのコネクションをフル活用した転職サポートが大きな強みです。

また、他の映像系に特化したエージェントとは違い、IT系企業の映像クリエイター求人があるのも魅力的なポイントです。

ねこくん
マイナビクリエイターのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
  • 高い専門性を持ったキャリアアドバイザーが在籍
  • 量より質の高いマッチング力
  • 大手へのキャリアアップに強い
  • ポートフォリオ作成のサポートが手厚い
  • IT系の求人もあるので、アプリ系の映像制作などもある
デメリット
  • 公開求人数が少ない
  • 熱心な担当者が苦手な場合は合わない

業界に特化しているだけあって、IT・Web・ゲーム業界への高い専門性を持ったキャリアアドバイザーが多いです。

また、量より質を重視しているため、手厚いサポートが魅力的です。

ポートフォリオ作成指導なども行っているため、デザイナーなどポートフォリオの作成が必要な職種ほどマッチするでしょう。

熱心な担当者が合わないという声もありますが、それが良かったという意見もあるため、ここは相性次第ですね。

公式https://mynavi-creator.jp

シリコンスタジオエージェント|ゲーム・映像業界に特化

求人対応エリア
全国(首都圏と関西がほとんど)
サービス名シリコンスタジオエージェント
公式HPhttps://ss-agent.jp/
運営会社シリコンスタジオ株式会社
対象年代20歳以上
対象者ゲーム・映像
エンタメ業界を志望の人
利用料金無料
公開求人数2,335件
非公開求人数非公開
書類添削あり
面接指導あり
電話面談可能
シリコンスタジオエージェントの拠点
東京東京都渋谷区恵比寿1丁目21-3
恵比寿NRビル
大阪大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-6-1
本町南ガーデンシティ7階

シリコンスタジオエージェント』は、ゲーム会社に向けたミドルウェアの開発など主な事業とする「シリコンスタジオ」が運営する、ゲーム・映像業界に特化した転職エージェントです。

このようなバックグラウンドを活かし、エンジニアやデザイナーといった技術者目線に立った転職サポートが魅力的

シリコンスタジオの創業は1999年と老舗で、国内のゲーム関連企業の9割以上と取引があり、大手へのキャリアアップにも強いと言えます。

メリット
  • ゲーム・映像業界のみに特化している
  • 国内のゲーム関連企業のほとんどを網羅している
  • コンサルタントがゲーム業界を熟知している
デメリット
  • クリエイター職以外は求人数が少ない
  • 派遣や契約社員の求人も混ざっている

派遣や契約社員といった求人が混ざっているという点はデメリットですが、完全に未経験から映像業界に入りたいという場合は派遣などから正社員を目指すというルートも考えられます。

映像系といってもゲーム系に強いので、ゲーム系映像を制作したいという人にオススメのエージェントです。

公式https://ss-agent.jp/

マスメディアン|広告・マスコミ系に強い

マスメディアン
対応エリア
関東・関西・中部・九州・北陸
サービス名マスメディアン
公式HPhttps://www.massmedian.co.jp/
運営会社株式会社マスメディアン
対象年代年齢制限なし
対象者広告・Web・マスコミ業界
志望の人
利用料金無料
公開求人数3,788件
非公開求人数非公開
書類添削あり
面接指導あり
面談可能時間平日(9:30~19:30)
土日祝(10:00~16:30)
電話面談可能
マスメディアンの拠点
東京東京都港区南青山3-11-13
新青山東急ビル9階
名古屋愛知県名古屋市東区東桜1-13-3
NHK名古屋放送センタービル6階
大阪大阪府大阪市北区堂島2-1-31
京阪堂島ビル5階
福岡福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1
JRJP博多ビル4階

マスメディアン』は、広告・Web・マスコミ業界に特化した転職エージェントで、広告専門誌を発行して60年の宣伝会議グループが運営しています。

4万人以上の転職を成功させた実績を持ち、広告・マスコミ業界に特化したエージェントでは最も規模が大きいです。

ねこくん
マスメディアンのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
  • 運営母体の宣伝会議グループは、広告業界内で信頼されている企業
  • 広告・マスコミ業界で最大規模の転職エージェント
  • 業界未経験者へのサポートが手厚い
デメリット
  • 公開求人数が少ない
  • 契約社員、派遣、業務委託も混ざっている

デメリットは公開求人数が多くない点ですが、宣伝会議グループが長年培ってきた業界との太いパイプを活かし、良質な非公開求人を多く取り揃えています

また、未経験者を対象にした個別相談会やセミナーも充実しており、業界未経験者へのサポートが手厚いです。

そのため、広告・マスコミ・Web業界を志望するなら未経験・経験者問わず利用しやすい転職エージェント言えるでしょう。

公式https://www.massmedian.co.jp/

ファミキャリ|ゲーム系に強い

ファミキャリ
求人対応エリア
全国
サービス名ファミキャリ!
公式サイトhttps://www.famitsu.com/
運営会社株式会社クリーク・アンド・リバー社
対象年代20~39歳
利用料金無料
公開求人数2,062件
非公開求人数非公開
書類添削あり
面接指導あり
面談可能場所東京、大阪、名古屋
面談可能な拠点
東京東京都港区新橋四丁目1番1号
新虎通りCORE
大阪大阪府大阪市中央区南船場3丁目5番8号
オーク心斎橋ビル8階
名古屋愛知県名古屋市中村区名駅南1-3-18
NORE名駅3F

ファミキャリはゲーム専門誌として30年以上の歴史がある「ファミ通.com」の協力を得て、クリエイターの人材派遣などを手がける「クリーク・アンド・リバー」社が運営しているゲーム業界に特化した転職エージェントです。

メリット
  • 大手の案件が多い
  • 全国(海外)の求人の取扱がある
  • ゲーム業界特化にしては求人数が多い
  • 大手企業の合同面接会なども開催
  • ポートフォリオの添削がある
デメリット
  • 未経験求人もあるが、量は少なめ
  • すべてが正社員求人というわけではない
  • 質が低い求人も混ざっている

ファミ通は業界内でのコネクションが強いため、取扱求人も大手〜中小と幅が広いのが特徴です。(大手企業との転職イベントなども開催しています)

また、求人取扱が全国なので求人数が多く、地方での転職を考えている人にもおすすめです。※とはいえゲーム会社は主要都市に集中しているので注意が必要。

デメリットとしては、ゲーム業界という特性上仕方ありませんが、低年収の求人や契約社員などの求人も混ざっている点です。

とはいえ、ゲーム系の転職エージェント自体は少ないので、映像業界の中でもゲーム系での転職を狙う場合は情報収集のためにも登録しておきたい転職エージェントです。

公式https://www.famitsu.com/

映像しごと.com|テレビ系に強い

映像しごと.com

映像しごと.com』は、映像クリエイターの人材派遣などを行っているクリーク・アンドリバー社が運営している映像業界に特化した転職エージェントです。

映像業界に特化したエージェントの中でも特に取り扱いジャンルや職種の幅が広いのが特徴です。

ねこくん
映像しごと.comのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
  • テレビ系など映像業界の取り扱いが幅広い
  • 学生でも利用可能
デメリット
  • UIが使いにくい
  • 転職サイトとしての機能があるため分かりにくい
  • ゲーム業界の求人はほとんど無い

映像しごと.comは転職サイトとしての機能もあるため、直接応募できる求人とエージェントが仲介する求人が混在しており探しにくいです。

また、検索ボックスなども独特すぎるデザインのため、使い勝手が悪い点がデメリットです。

一方で、テレビ局の求人は豊富なため、映像系の中でもテレビ業界を志望する場合は利用しておきたいエージェントです。

公式https://eizoshigoto.com/

BeCreator|広告系・ゲーム系求人が多め

求人対応エリア
首都圏
サービス名BeCreator
公式サイトhttps://becreator.jp/
運営会社マムズラボ株式会社
対象年代20代〜40代
対象者クリエイター・マーケターとして働きたい方
利用料金無料
公開求人数非公開
非公開求人数非公開

BeCreator』は、マムズラボ株式会社が運営する、クリエイター・マーケターに特化した転職エージェントです。

クリエイターやマーケターの業界知識が豊富なので、利用者の希望や今後のキャリアパスを踏まえたピッタリの求人を紹介してくれます。

ChatGPTを活用した「AIレジュメ」サービスを提供しており、スマホで入力するだけで職務経歴書を簡単に作成することができます。

メリット
  • 広告系やゲーム系の求人が多め
  • 業界知識が豊富で、利用者に最適な求人紹介が可能
  • 「AIレジュメ」サービスが利用できる
  • フルリモート可能な求人も保有
デメリット
  • 求人は首都圏が中心
  • クリエイター・マーケター以外の転職には不向き
  • 公開求人が少なめ

未経験からキャリアアップまで対応しているので、クリエイター・マーケターとして活躍したいと考えている幅広い方に向いています。

求人は首都圏が中心ですが、フルリモートが可能な求人もあるため、まずはキャリア相談することをおすすめします。

公式https://becreator.jp/

映像業界に強い転職エージェントを最大限に活用する方法

ねこくん
次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します!

自分に合った転職エージェントを見つけても、活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントの仕組み
転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

ねこくん
事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない!という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど?」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

ねこくん
キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。
悩む
うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った仕事をしていない・・・という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

体験談
「このソフトは実務経験があります」という相談者。内定後、実は学生時代に少し触った程度だったということが発覚。即戦力を求めていた企業からは内定取り消しになるという事態がありました。
ねこくん
内定取り消しなどになると「あなた、企業、担当者」全員にとってマイナスしかないので、必ず経歴やスキルに嘘はつかないようにしましょう。

3.希望条件をしっかり伝える

ねこくん
自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

業界・職種の他に、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

明確にしておくといいこと
  • 今後どういった仕事につきたいのか
  • 希望勤務地
  • 希望年収(希望と最低ライン:400万以上~など)
  • 年間休日や残業の有無

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

担当者からの連絡

ねこくん
書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ!
メリット
  • 担当者に誠実に仕事ができる人という印象を与えられる
  • 担当者はあなたを約束事が守れる人として企業に推薦できる
  • スケジュールを守ることでお互いスムーズに進めることができる

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

ねこくん
人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。
良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。
良いアドバイザー
  • 求人や転職の押し付けをしない
  • 希望条件に合った求人を紹介してくれる
  • キャリアプランを親身に考えてくれる
  • 志望業界・職種に関しての深い知識がある
  • あなたの良いところを企業に伝える力がある
  • 年収・面接日程などの交渉力がある
悪いアドバイザー
  • キャリアカウンセリングが浅い、ヒアリングをしない
  • 内定が出やすい求人ばかり提案する
  • 連絡が遅い
  • 調整力がなく、面接のブッキングが起こったりする
  • 業界や職種に関しての知識が薄い

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

STOP

ねこくん
キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで・・・」というように他人に責任転嫁することになります。

ねこくん
自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです!

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

  • 企業側が評価したポイント
  • 企業側が懸念したポイント
ねこくん
簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね!
田中くん
企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね!

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ!

注意
守秘義務を設けている企業の場合はフィードバックをもらえないことも。(金融や外資系に多め)
また、フィードバックをしない決まりのエージェントもあるので注意しましょう。

田中くん
あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね!
ねこくん
転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう!

【図解】映像業界に強い転職エージェント利用の流れ

ねこくん
実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

転職エージェント利用の流れ

STEP.1
公式WEBサイトから登録
エージェントに登録

『転職サイト』や『転職エージェント』『派遣』など複数のサービスを展開している企業もあるので、事前にどのサービスなのか確認しておきましょう。

サービス登録時には履歴書や職務経歴書が不要なケースが多いです。

STEP.2
担当者と面談日程の調整
担当者からの連絡

登録後は数日以内に担当者から電話やメールで連絡が届きます。最近ではSkypeやLINEでやり取りができるエージェントも増えています。

ヒアリング内容はざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職時期(未定でもOK)
  • 希望年収
  • 希望する業界・職種など

所要時間は5~10分程度で、次にキャリアカウンセリングの日程調整に入ります。

※エージェントによっては初回のヒアリングを面談時に行うこともあります。

STEP.3
担当者とキャリアカウンセリング
キャリアカウンセリング

予約していた時間にエージェントの拠点を訪問し、カウンセリングを受けます。(時間・場所の都合が合わない場合は電話面談)

初回の面談で話すことは多いのは下記のテーマです。

  • これまでのキャリア・経験
  • 強みになるポイント
  • そもそも転職すべきか
  • どんな企業が選択肢になるか
  • 通勤時間や残業の有無など希望条件のすり合わせ
STEP.4
求人紹介を受ける
求人紹介

希望条件にあった求人を紹介してもらえます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5
履歴書・職務経歴書など応募書類の添削
キャリアカウンセリング

志望企業が決まったら、応募書類の添削をしてもらえます。

サポートの程度はエージェントによりますが、手厚い場合は書類添削のための時間が設けられたり、複数回添削してくれることがあります。

STEP.6
志望企業への応募(書類選考)
書類選考の通過

応募書類が完成したら実際に企業へ応募します。担当者が推薦文を添えてくれるので、あなたの魅力が志望企業に伝わりやすくなります。(転職エージェントならではのメリット)

応募後は遅くとも2週間ほどで選考結果が出ます。

STEP.7
面接対策を受ける
相談

志望企業の採用担当者がどんな人を好むのかなど、これまでの傾向からアドバイスをしてもらいます。

また、今のスキルや経験からどのようにアピールすれば効果的か指導してくれます。

希望すれば模擬面接を受けられるケースが多いので活用しましょう。

STEP.8
担当者に日程を調整してもらい、希望企業での面接
面接

希望日程に沿って担当者が企業側と面談日程の調整をしてくれます。

面接練習を活かして効果的にアピールしましょう。

面接に落ちてしまった場合でも、担当者が企業側からフィードバックを受けているケースが多いため、次の面接時の参考にすることができます。

STEP.9
内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう
内定獲得

担当者が希望条件をもとに給与交渉や入社日の調整をしてくれます。

入社日は会社側との相談次第で臨機応変に対応できる場合が多いので、必ず希望を担当者に伝えましょう。

STEP.10
退職手続き〜入社
退職

もし退職時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては入社後に定期的な声がけがある場合もあります。

【Q&A】映像業界でよくある質問

ねこくん
映像クリエイターであるドリアンKOさんに、映像業界での転職に関する質問に答えていただきました!

気になる疑問をチェック

映像業界はきついって本当ですか?

ドリアンKO
一括りに映像業界と言っても、様々あるので一概には言えませんが
担当する業務によっては体力勝負だったりハードな一面もあるかと思います。
しかし自分が制作した映像が世間に流れたり、知人から私の制作した映像の話などが出ると、何事にも言えない感激な気持ちが出てきます。

未経験の30代でも映像業界に転職できますか?

ドリアンKO
可能です。私自身も、全く未経験でしたが転職することができました。
ポートフォリオが非常に重要になってきます。
しっかり映像に対して勉強をし、入社したいという企業のことを調べて
面接で入社の意欲をしっかり伝えることが出来れば、転職は可能です。
やったみたいと思える映像制作を見つけ、そこに追求していくことが一番の転職に繋がるのかなと思います。

どんな人が映像業界に向いていますか?

ドリアンKO
コツコツ作業をすることが好きな方や、物作りが好きな方は特に向いてると思います。
ただ、チームとして制作することも多々あるのでさらにコミュニケーション能力や、強力性を持った行動が出来る方はより向いているかと思います。
編集作業は黙々と1人でやるイメージですが、しっかり協力できる方は特に活躍しているイメージです。

【まとめ】まずはジャンルを決めてから転職活動を始めよう

田中くん
映像業界といっても作りたいものによって企業の選び方は変わってくるから気をつけたいね!
ねこくん
そうですね!まずは映画なのかゲームなのかなど、どんなジャンルで活躍したいか明確にしましょう!
映像業界での転職フロー

制作したいジャンルを決める(CM・ゲーム映像など)

その業界に強いエージェントを利用する

求人数が不安な場合は総合型のエージェントも併用する

ねこくん
最後に、今回ご紹介したエージェントをおさらいします!
各エージェントの特徴
マイナビクリエイターポートフォリオの作成指導あり。
ゲーム系中心だがWeb系映像も
マスメディアン広告系やテレビなど幅広い
シリコンスタジオエージェントゲーム・映像系なら全般
技術職寄り
ファミキャリファミ通運営。
ゲーム系のみ取り扱い
映像しごと.comテレビ系に強い。
UIが少々使いにくい。
BeCreator広告系・ゲーム系が多め
ジャンル別おすすめ
ねこくん
あなたの転職が成功することを祈っています!
もしなにか不安なことや質問がございましたら、 LINE @biblecareerから気軽にご質問くださいね。

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