M&A業界におすすめの転職エージェント15選！基礎知識やキャリアパスについても解説！

M&A転職ではどんなエージェントを利用すればいいんですか？

M&A業界は、企業の買収や合併を通じて経済を支える重要な分野の1つになります。

そのため、この業界で転職を目指す方は、経験やスキルを活かせる職場を探すのが重要です。

しかし、M&A業界は専門性が高く、転職市場でも競争が激しいため、自分に合った転職エージェントを選ぶことが成功の鍵を握っていると言えるでしょう。

そこでこの記事では、M&A業界の基礎知識やおすすめの転職エージェントを厳選して紹介！

すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてください。

※ 全部読むのが面倒な人向け
M&A転職で成功する3ステップ
STEP 1.『リメディ』『アクシスコンサルティング』『ヤマトヒューマンキャピタル』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

M&A業界に強い転職エージェントの選び方

どんな転職エージェントを選べばいいんだろう？

M&A業界とは、企業の合併（Merger）や買収（Acquisition）を専門とする業界です。

だからこそ、M&A業界への転職を成功させるためには、業界に精通した転職エージェントのサポートが不可欠になります。

しかし、数多くの転職エージェントの中から、自分に合ったエージェントを見つけるのは容易ではありません。

特にM&A業界は専門性が高く、求人情報も限られているため、適切なエージェント選びがキャリアの未来を大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。

ここからは、M&A業界での転職を考えている方に向けて、エージェント選びのポイントや注意点を解説します！

M&A業界に精通した転職エージェントを選ぶ

M&A業界は高度な専門知識が求められる分野なので、選ぶ転職エージェントは、M&A業界に精通している必要があります。

なぜなら、業界特有の動向やニーズを理解していないと、求職者のスキルや経験を正確に評価できないからです。

一方で、M&A業界への知見が深ければ、求職者1人ひとりに対して、最適な求人を紹介してもらえる可能性が高まるでしょう。

また、業界内での人脈が豊富なエージェントであれば、求職者にとって有利な条件交渉や企業との橋渡しもスムーズに進むでしょう。

M&A業界に精通した転職エージェントを見分けるポイントはありますか？

基本的には以下のポイントが目安になるでしょう。

ぜひ最適なエージェントを選んで、転職を成功させましょう！

金融関係の求人の多さ

M&A業界は金融業界とも密接に関連しているため、金融関係の求人が豊富かどうかも重要なポイントです。

公開求人があるサービスであれば、「金融専門職」のカテゴリがあるかどうか確認しましょう。

このようなM&Aに関連する職種の求人を多く扱っているエージェントは、業界のニーズに応じたポジションを紹介できる可能性が高いです。

特に、M&Aのキャリアを伸ばしたいと考えている場合、金融分野での経験やネットワークが豊富なエージェントを選ぶことに損はありません。

金融業界の知識が豊富なエージェントは、それだけ求職者のスキルを適切に評価し、より的確なキャリアプランを提案してくれます！

より多くのチャンスを掴むことができそうだね。

M&A業界の転職実績が豊富かどうか

各サービスがM&A業界でどれほど転職実績を持っているかを確認することも重要です。

特に、過去にどのような職種やポジションで成功事例があるかを具体的にチェックすることで、そのエージェントが自分のキャリアにどれだけマッチしているかを判断できるでしょう。

また、実績が豊富なエージェントは、企業との信頼関係も強固な傾向があるため、求職者にとって有利な条件を引き出せる可能性が高いです。

転職の成功率を高めるためには、実績に基づく信頼感が欠かせません！

非公開求人の有無を確認する

M&A業界においては、一般に公開されない「非公開求人」が多く存在します。

これらの求人は、重要なポジションや高い専門性を求められる職種であることが多く、企業がより慎重に採用活動を行いたい場合に非公開とされることが一般的です。

そのため、転職エージェントを選ぶ際には、非公開求人をどれだけ扱っているかを確認するといいでしょう。

非公開求人を多く持っているサービスであれば、一般には出回らない優良な求人情報を手に入れることが可能です。

だからこそ、競争が激しいM&A業界で一歩リードすることができます。

条件面でも期待できそうだね。

専門的なサポートが期待できるかどうか

M&A業界での転職を成功させるためには、専門的なサポートが欠かせません。

そのため、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策、企業情報の提供など、各プロセスでのきめ細かいサポートがあるかどうかを確認しましょう。

エージェントが業界の動向や採用基準に精通していれば、より具体的なサポートを提供されるはずです。

専門的なサポートが充実してるほど、転職活動全体がスムーズに進みます。

より高い確率で希望のポジションを獲得できそうだね。

M&A業界の転職にエージェント利用すべき理由

転職エージェントを利用するのに、どんなメリットがあるんですか？

M&A業界は、転職市場においても競争が激しい分野です。

そのため、M&A転職を目指す方にとって、転職エージェントを利用することは大きなメリットになり得ます。

ここからは、転職エージェントを利用する具体的なメリットについて詳しく解説します！

効率的に転職活動ができる

M&A転職は、競争率が高く、求人情報も限られているため、効率的な活動が求められます。

働きながら1人で転職活動する方もいますが、その場合は時間も限られているため、満足に求人を探すことすら難しいでしょう。

一方で、転職エージェントを利用すれば、エージェントが求職者のスキルや経験にマッチする求人を事前に選別してくれるため、無駄な応募や面接を避けることができます。また、エージェントは業界に特化した知識を持っているため、求職者にとって最適な企業やポジションを素早く見つけることが可能です。

さらに、エージェントがスケジュール調整や企業との連絡を代行してくれるため、現職の業務に忙しい方でも効率的に転職活動を進めることができます。

限られた時間を最大限に活用し、希望の転職先を見つけるためには、エージェントのサポートが非常に有効ですよ！

内部情報や専門的なアドバイスに期待できる

M&A業界は、その性質上、企業の内部情報や採用基準が外部に公開されにくいことが多く、個人での情報収集には限界があります。

しかし、転職エージェントを利用すれば、企業内部の文化や組織構造、具体的な採用ニーズなど、一般には入手しづらい情報を得ることも可能です。

さらに、求職者のスキルやキャリアを評価し、応募企業に対する効果的なアピール方法や面接での対応策など、専門的なアドバイスを提供してくれるでしょう。

内部情報や専門的なアドバイスを活用することで、転職活動の成功率を大幅に高めることができるでしょう。

求職者にとって有利な立場で交渉を進めることができそうだね。

独自の選考ルートを持っている

各転職エージェントは、企業との長年の信頼関係や独自のネットワークを通じて、「独自の選考ルート」を持っていることが多いです。

これにより、一般には公開されていない非公開求人にアクセスできるだけでなく、企業内での早期選考や特別選考ルートに進める可能性もあります。

M&A業界では、重要なポジションが非公開求人として扱われることが多いため、各エージェントが持つ独自の繋がりは貴重です。

独自の選考ルートを活用することで、通常では出会えないような理想的な転職先を見つけやすくなります。

M&A業界におすすめの転職エージェント15選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、M&A業界におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

どれがいいか迷ってしまうな･･･

M&A転職に強いエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2～3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

リメディ｜難関M&A仲介会社への高い内定率を誇る

『リメディ』は、M&A仲介・コンサル・FAS業界に強い、ハイクラス転職に特化した転職エージェントです。

難関M&A仲介の上場・大手企業の複数のアワードを受賞するなど、業界内で高い評価を得ているのが特徴です。

特に20代後半・30代前半のキャリアアップに強く、年収1,000万円以上のハイクラス転職を実現することもできます。

リメディでは、約6,000件以上の求人の中から、M&A仲介会社の人気・最新の求人を好きなときにチェックすることができます。

また、難関M&A仲介会社における内定率が高いため、将来性のある企業に転職できるチャンスをつかめるでしょう。

1営業日以内に対応、深夜でも相談可能と柔軟かつスピード感のあるサポートを行なっており、困ったことがあればいつでも安心して相談できます。

公式https://remedy-tokyo.co.jp/

アクシスコンサルティング｜総合系コンサルティングファームに強い

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	アクシスコンサルティング
公式サイト	https://www.axc.ne.jp/
運営会社	アクシスコンサルティング株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	コンサル業界、IT業界、外資系企業 に就きたい人
利用料金	無料
公開求人数	非公開
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	要相談（休日可）
電話面談	電話またはSkype

『アクシスコンサルティング』は、多数のファームでシニアコンサルタント以上の入社実績No.1の実績を持つ、コンサル転職支援サービスです。

BIG4（デロイト、PwC、KPMG、EY）やアクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強く、他のエージェントでは見つからない独自求人に多く出会えます。

それぞれのファームに特化した面接・選考対策を行なっており、企業の選考基準に合った対策を受けられるので、内定獲得できる可能性が高くなるでしょう。

コンサル業界未経験者からキャリアアップしたい人まで幅広い層におすすめで、現役コンサルタントのほか、特にITエンジニア・経営企画・事業企画・財務・会計士・金融系出身者などから選ばれています。

また、業界でのパイプを活かして企業への推薦もできるので、確実に選考を進められるようにサポートしてもらいたいという人は利用する価値があるでしょう。

公式https://www.axc.ne.jp/

ヤマトヒューマンキャピタル｜M&A業界のプロが転職をバックアップ

『ヤマトヒューマンキャピタル』は、M&A・投資銀行・PEファンド・VC・コンサル・経営企画など、経営×ファイナンス分野に特化した転職エージェントです。

未経験OKのポジションが豊富にあり、未経験者の転職支援実績数No.1という確かな実力によって、M&A業界への入り口をつくってくれます。

利用者の転職2年後の年収は前職比186%と高く、大幅な年収アップの可能性もあるでしょう。

業界を熟知したキャリアアドバイザーが選考対策を行なってくれるので、転職活動における不安を減らすことができるでしょう。

特に未経験からM&A業界にチャレンジしたいのであれば、利用するメリットが大きいエージェントといえます。

公式https://yamatohc.co.jp/

リクルートダイレクトスカウト｜簡単レジュメ登録でスカウトが届く

『リクルートダイレクトスカウト』は、年収800万円から2,000万円の高収入求人を豊富に揃える、ハイクラス専門のスカウトサービスです。

企業やエージェントから、レジュメをもとにスカウトが届くシステムとなっており、自分では思いもしなかった意外な企業と出会えるのが大きなメリットといえます。

特化型のエージェントではありませんが、金融系・経営・コンサルタントの転職成功率が高く、M&A業界でキャリアアップしたい方に最適です。

書類添削・面接対策のサポートはありませんが、600名の実力あるヘッドハンターに相談可能です。

簡単にレジュメを作成でき、時間をかけずに転職活動をスタートできるので、まずは登録してみましょう。

公式https://directscout.recruit.co.jp/

JACリクルートメント｜独自ルートの求人で理想の転職が叶う

『JACリクルートメント』は、総勢約800名のコンサルタントが在籍するエージェントサービスです。

独自の求人情報を目当てとして利用する求職者もいるほど、様々な業界に精通しているエージェントとして知られています。

M&A支援企業の案件にも強いため、希望に沿った転職に期待できるでしょう。

どちらかというと大手企業の取り扱いが多いため、地銀への転職を希望している求職者にはそれほど刺さらないこともあります。

また、ミドル層以上がメインで利用しているので、若年層には利用するメリットが少ないかもしれません。

公式http://www.jac-recruitment.jp/

My Vision｜コンサル未経験者を手厚くサポート

『MyVision』は、20代・30代のハイクラス層をメインに、コンサル転職をサポートするエージェントです。

外資系・国内の人気コンサルティングファーム200社以上、1,000を超えるポジションの中から、希望に沿った転職先を提案してくれます。

Japan Business Research転職エージェント部門では、「エージェントの質が高い」「面接対策が充実している」などで6項目もの高評価を獲得しており、信頼性が高いエージェントといえるでしょう。

利用者の9割はコンサル業界未経験者で、未経験者の転職サポートに強みがあります。

本番を想定した独自の選考対策を行なっているので、自信を持って転職活動を進められるでしょう。

公式https://my-vision.co.jp/

パソナキャリア｜親身なキャリアカウンセリングで理想の転職

『パソナキャリア』は、オリコン顧客満足度調査で、3年連続で1位受賞したこともある転職サイトです。

エージェントを利用した方の、67.1%が年収アップを達成しているというデータがあり、転職に関するあらゆるノウハウを持っています。

女性の転職にも強く、女性でM&Aなどの金融専門職に興味がある方は、登録しておいて損はないといえるでしょう。

他の大手転職エージェントサービスに比べると、取り扱っている求人数が少なめです。

また、大都市を中心に事業展開しているため、地方在住の求職者にとってはあまりメリットが感じられない可能性もあるでしょう。

公式https://www.pasonacareer.jp/

ビズリーチ｜ハイクラスM&A転職を求めるならココ！

『ビズリーチ』は、求職者がステップアップを前提として利用する会員制のスカウト型転職サービスです。

ハイクラス求人を専門的に扱っているだけあって、高収入・好待遇を提示している企業が多いです。

M&Aはヘッドハントによるキャリアアップのケースが多い業界のため、企業からの直接スカウトによって、より大手のM&A関連企業に転職することも少なくありません。

公式https://www.bizreach.jp/

コトラ｜幅広い金融人材に最適な求人を提案

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	コトラ
公式サイト	https://www.kotora.jp/
運営会社	株式会社コトラ
対象年代	年齢制限なし
対象者	金融業界 に就きたい人
利用料金	無料
公開求人数	約1600件 ※金融関係のみ
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり

『コトラ』は、プロのキャリアコンサルタントが金融業界への転職支援してくれるサービスです。

新卒からハイクラス、フリーランスまで細かくターゲットを絞って、求職者1人ひとりを転職サポートしています。

金融業界だけでなく、IT業界にも強いため、自分のスキルに合った企業に入ることも可能です。

独自のシステムを用いて価値を見定めるため、やや画一的に判断されてしまいがちです。

「自分の本質とは違うんじゃないか？」と疑問を抱くことあるでしょう。

また、大手と比べると全体の求人数は劣るため、紹介してくれる求人が少ないと感じる人もいるかもしれません。

公式https://www.kotora.jp/

ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A金融転職｜M&A職に特化したサポートを提供

『ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A金融転職』は、金融業界に強く、M&Aや会計士などの転職を得意とするエージェントサービスです。

在籍しているエージェントはコンサルタント業界出身者で固められており、特にM&Aコンサルタントの転職に強みを発揮し、戦略的な転職支援をしてくます。

転職経験が浅い人でも、入社後のフォローもしてくれるので、初めての転職であっても安心して任せることができるでしょう。

圧倒的な業界知識を誇りますが、金融業界全般に特化している訳ではありません。

また、転職活動を成功させるために、求職者へ少なくない努力量を求められることもあります。

公式https://www.movin.co.jp/finance/

アンテロープ｜金融・コンサルのスペシャリストが徹底サポート

『アンテロープ』は、金融・コンサル業界へ数多くの転職支援実績を持つエージェントサービスです。

特に金融業界には強く、M&Aへの転職を希望している求職者にとっては最適な特徴を持っています。

また、非公開求人率が73%と非常に高く、求めていた企業への近道を提供してくれることもあるでしょう。

金融業界全般に強いですが、若干コンサルタント分野が偏っている傾向があります。

そのため、一般的な窓口業務などを希望している求職者にとっては、ややピントがズレているかもしれません。

また、求人情報のハードルが高く、相応の実績が必要となるケースもあります。

公式https://www.antelope.co.jp/

Spring転職エージェント｜求職者と企業のベストマッチを目指しサポート

『LHH転職エージェント』は、スイスに本社を構える世界最大級の総合人材サービス「アデコ」の転職支援サービスです。

業界最高水準の顧客ロイヤリティ評価も獲得した事もあり、各業界・職種のプロフェッショナルが求職者を力強く支えてくれます。

特にマッチング精度にはこだわりを持っており、希望のM&A企業をサポートしてくれるでしょう。

金融業界に精通してはいるものの、他の特化型と比べると特定のM&A企業とのつながりはやや薄めです。

また、マッチング精度を重視していることで、求人紹介ペースはそれほど早くはありません。

公式https://jp.lhh.com/

マイナビ金融エージェント｜人材大手の金融専門転職サービス

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ金融エージェント』は、専門領域・業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍する転職エージェントです。

人材大手のマイナビが、金融業界に転職したい求職者のための特化型エージェントサービスとして事業展開しています。

M&Aはもちろんのこと、金融営業職からも求人を探せるため、幅広いキャリアの選択肢が選べるでしょう。

M&A業界は専門的な知識が必要とされる職種が多いため、どちらかというと経験者向けのエージェントと言えるでしょう。

一方で、営業職なども専門で取り扱っている分野もあるので、これからキャリアを築いていきたい人への的確なアドバイスにも期待できます。

ただし、アドバイスのレベルが高すぎて、逆にサービスの利用に消極的になってしまう求職者もいるので注意です。

公式https://mynavi-agent.jp/finance/

doda｜M&A業界を目指す求職者に最適なサービス

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、様々な職種と業界の求人を豊富に所有している転職エージェントです。

求職者への抜群の知名度を誇り、利用顧客数も年々増えています。

金融系専門職の求人検索もできるほか、金融関係のあらゆる職種を取り揃えているため、まず最初に登録すべきエージェント言ってもいいでしょう。

とにかく案件の数が多いので、求人が見つからないという心配はありません。

M&A業界関係の求人も多い一方で、金融以外の求人も豊富です。

そのため、時折希望する条件から外れている企業が紹介されることもあります。

また、総合型エージェントのため、担当のキャリアコンサルタントによっては専門分野への知識が浅いといったこともあるので注意しましょう。

公式https://doda.jp/

リクルートエージェント｜圧倒的な求人数で金融専門職も網羅

『リクルートエージェント』は、圧倒的な求人数と転職成功実績を誇っている転職エージェントです。

国内最大級の規模でサービス展開しており、幅広いジャンル・職種からの中から、求職者が望む企業を手元に並べてくれるでしょう。

M&A関連の職種の求人もも数多く扱っているほか、金融専門職からさらに細かく求人がカテゴライズされています。

大手ということもあり、在籍しているキャリアコンサルタントの数は非常に多いですが、それ以上に求職者の数が圧倒的です。

そのため、1人ひとりの対応が流れ作業のように感じることもあるかもしれません。

また、コンサルタントの数が多い分、担当者の質に若干の差があることもネックとなるでしょう。

公式https://www.r-agent.com/

M&A業界の年収は？知っておきたい基礎知識

M&A業界の年収やキャリアパスはどんな感じなんだろう？

これからM&A業界に転職しようとしている方の中には、いまいち業界事情を把握してない人もいるかもしれません。

M&Aは企業の成長や競争力の強化、新市場への進出を目的として行われ、多くのビジネスパーソンにとって注目すべき分野です。

しかし、その複雑さゆえに、M&Aのプロセスや関係する専門知識を理解することは容易ではありません。

ここからは、M&A業界の知っておきたい基礎知識について解説します！

M&A業界とは？

M&Aは合併（Merger）と買収（Acquisition）の頭文字を取った言葉です。

その名の通り、企業の合併と買収を専門に扱う分野で、企業の成長戦略や再編の一環として重要な役割を果たし、主に投資銀行、コンサルティングファーム、法律事務所、会計事務所などで活躍します。

主に企業の買収・売却、合併、資金調達、デューデリジェンスなどのプロセスを支援します。

つまりM&Aは高度な専門知識と経験が求められるため、金融、法律、経営戦略などの幅広いスキルが必要です！

企業価値を上げたり、市場競争力の強化を目指す企業にとっては欠かせない存在なんだね。

M&A業界の平均年収

M&Aの平均年収はどれくらいなんですか？

M&A業界は、高収入が期待できる職種としても有名です。

平均年収は職種や経験年数によって異なりますが、一般的に他の業界と比較して非常に高い水準にあります。

例えば、投資銀行のM&Aアドバイザーは、20代でも年収が1,000万円を超えることがあり、経験を積むことで数千万円に達することもあります。

ちなみに、2024年度時点の国内におけるM&A企業のトップ3の平均年収は以下の通りです。

引用元：サービス業の上場企業平均年収ランキング｜J-LiC

なんだか年収1,000万円も夢じゃない気がしてきた！

M&Aは日本でも有数の年収が高い業界になります！
ただし、上記はあくまで大手M&A企業の数字なので、参考程度にしておきましょう。

また、M&Aは成功報酬やボーナスが支給されることが多く、これが年収に大きく影響します。

M&A業界は結果が求められる厳しい環境である一方、その分リターンも大きく、いずれにしても高収入を狙いたい人にとっては非常に魅力的な業界です。

M&A業界にある職種

M&A業界には、さまざまな専門職が存在し、それぞれが異なる役割を果たしています。

代表的な職種には、投資銀行のM&Aアドバイザー、財務分析を担当するアナリスト、企業の合併・買収に関する法務を扱う弁護士、デューデリジェンスを行う会計士、買収後の統合プロセスを支援するコンサルタントなどがあります。

関連する金融企業でも、投資担当者としてM&Aを担当するポジションがいくつもあるので、なるべく自分の適性に合った職種を選べるといいでしょう。

これらの職種は、企業の成長や戦略的な再編をサポートするために重要な役割を担っており、専門知識やスキルが求められますよ。

M&A業界のキャリアパス

M&A業界では、どんなキャリアパスがあるのかな？

M&A業界では、キャリアパスが明確であり、努力次第で大きな成功を収めることが可能です。

一般的なキャリアパスの一例としては、まずアナリストとして情報収集や分析をしたり、アソシエイトとして上司の指示のもとプロジェクトを遂行したりして、キャリアをスタートします。

そして、数年の経験を積んだ後、バイスプレジデントやディレクター、最終的にはマネージャーといった徐々に上級管理職に昇進していく流れがあります。

ほかにも、M&A業界で培った経験や人脈を活かし、プライベート・エクイティファンドや企業の経営層へ転職するパターンも多いです。

さらに、起業や独立してM&Aに特化したコンサルティング会社を立ち上げることも1つの選択肢と言えるでしょう。

M&A業界は、努力と実績が正当に評価される分野であり、成功を目指す人にとって豊富なキャリアの選択肢が用意されています！

【図解】M&A業界に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地
• 所有しているスキルや資格情報

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

サービスに登録すると、エージェント側から連絡があります。

入力した内容の確認や、担当エージェントとのキャリアカウンセリング日程を決めます。

近年では直接訪問かオンラインのどちらかを選択するケースが多いです。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

担当エージェントがあなたに求人を紹介するための、具体的なキャリアカウンセリングを行います。

主に聞かれる内容は以下の通りです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ
• 転勤が可能かどうか

STEP.4

求人紹介を受ける

一定期間経過後、担当エージェントから実際の企業を紹介してもらえます。

この際、希望している条件にしっかりと見合っているかどうかを重点的に確認することが重要です。

違和感を覚えたら、遠慮なく申し出て下さって構いません。

また、各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

応募した企業との面接に臨みます。

担当エージェントとの練習通りに、リラックスしてスピーチすることを心掛けましょう。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

企業とのフィーリングが合えば、無事に内定獲得です。

細かい労働条件の詰めや入社日の調整はエージェントが行ってくれるので安心です。

もし内定を辞退する場合は、この時点で申し出るようにして下さい。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

M&A転職でエージェントを最大限に活用する方法

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】M&A業界への転職でよくある質問

M&A業界へ転職する際によくある質問をまとめました。利用する前に疑問を解決しておきましょう。

気になる疑問をチェック

M&A業界未経験でも就ける職種はありますか？

職種は限られていますが、あります。

例えばアナリスト、金融営業職、アシスタントやコーディネーターなどは未経験でも比較的始めやすいです。これらの職種で経験を積むことで、M&A業界でのキャリアを築くことができるでしょう。

M&A業界で必要なスキルや資格は何ですか？

M&A業界では、財務分析能力や経営戦略に関する知識が不可欠です。

財務諸表を読み解く力や企業価値評価のスキルが重視されます。資格としては、公認会計士やCFAが役立つ場合が多いです。さらに、英語力も重要で、特に国際的なM&A案件に携わる場合は必須となるでしょう。業界内でのネットワークやコミュニケーション能力も成功の鍵です。

M&A業界は忙しいって本当ですか？

M&A業界はハードワークが求められるため、ワークライフバランスの確保が難しいことが多いです。

特に、案件が進行している期間は、長時間労働や週末の作業が必要になることもあります。しかし、その分キャリアの早い段階で高収入を得られやすいというメリットも。また、経験を積んで上級管理職になると、仕事の進め方に対する裁量が増し、バランスを取りやすくなることもあります。転職前に自身のキャリア目標と働き方をしっかり見極めることが重要です。

M&A業界への転職に際して、どのような業界経験が有利ですか？

M&A業界への転職では、どのような業界経験が有利ですか？

投資銀行やプライベート・エクイティファンドでの経験は、直接的な業務スキルを活かせるため、重宝されます。また、企業の経営企画や戦略部門での経験も、M&Aプロジェクトに関連するスキルとして評価されることが多いです。さらに、法律事務所でのM&A関連業務や財務アドバイザリーの経験も有利です。業界での経験やスキルが直接活かせる職種に応募することで、転職をスムーズに進めることができるでしょう。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

この記事では、M&A業界での転職を成功させるための基礎知識やキャリアパスについて解説し、さらにおすすめの転職エージェントを紹介しました。

M&A業界は高度な専門知識と経験が求められる一方、高収入が期待できる魅力的な職種でもあります。

そして、転職エージェントの力を借りることで、効率的かつ戦略的に転職活動を進め、理想的なポジションを見つけることが可能です。

M&A業界での成功を目指す方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。