【徹底比較】ビズリーチとリクルートエージェントはどっちを使うべき？

ビズリーチとリクルートエージェントって、どっちを使えばいいんだろう？

転職を成功させるうえで、自分に合った転職エージェント選びはとても重要です。

特に、「ビズリーチ」と「リクルートエージェント」は、どちらもよく知られた有名なエージェントで利用者も多いです。

ただ、この2つはサポートの仕組みや強みが大きく異なります。

なんとなくの印象だけで選んでしまうと、思っていたようなサポートが受けられなかったり、希望に合わない求人ばかり紹介されたりすることもあるでしょう。

この記事では、ビズリーチとリクルートエージェントの違いを比べながら、どんな人にどっちがおすすめかをわかりやすく解説していきます！

【サクッと結論】自分に合うのはビズリーチとリクルートエージェントのどっち？

どんな人に向いてるのかざっくり知りたい！という方のために、ポイントだけ先にまとめておきました。時間がない方はまずはここをチェックしましょう！

ここから先では、2つのエージェントの違いをもっと詳しく違いを紹介していきます。どっちにしようか迷っている人はぜひ読み進めてみてください！

ビズリーチとリクルートエージェントの求人数や拠点を比較

まずは両エージェントの基本的な情報を比較していきましょう！チェックする項目は以下の通りです!

タップでジャンプ！

求人数ならリクルートエージェントが圧倒的！

どっちのほうが求人が多いんだろう？

全体の求人数では、リクルートエージェントが圧倒的に多い結果となっています！

2025年4月時点

こんなに差があるんだ。

そうなんです。公開求人だけで約3.8倍の差がありますし、非公開求人も40万件以上。とにかく求人の量が圧倒的なんです。

ただ、求人の多さは大きなメリットになりますが、「数が多い＝自分に合った求人が必ず見つかる」わけではありません。

条件によっては、ビズリーチのほうが合っている場合もあります。

求人数はあくまで判断材料のひとつと考え、自分の希望業界に強く、使いやすいサービスを選ぶことが重要です！

ビズリーチとリクルートエージェントにはどんな求人がある？

どんな業界や職種に強みがあるんですか？

求人の職種ごとの割合を見るとよくわかります。まずは、ビズリーチから見ていきましょう！

ビズリーチの求人傾向

ビズリーチの求人を見ると、IT・コンサル・経営系の職種が目立っています。特にIT技術職（14.6%）、コンサルタント（12.5%）、ITコンサルタント（9.1%）の割合が大きいです。

経営（8.2%）や管理（7.0%）、プロジェクト管理（6.6%）といった上流ポジションも充実しています。

一方で、看護や介護などの医療系、接客・サービス業といった求人はごくわずか。

専門性やマネジメントスキルが求められる職種が中心のため、即戦力重視の求人が多いのが特徴です。

スキルや経験を活かしたい人にはぴったりってことだね！

リクルートエージェントの求人傾向

続いて、リクルートエージェントのデータを見てみましょう！

リクルートエージェントは、職種のバリエーションがとにかく広いのが特徴です！

営業・販売・カスタマーサービスが最も多く（29.5%）、次いでSE・ITエンジニア（20%）、製造系エンジニア（15.7%）、建築・土木（10.8%）と続きます。

文系・理系問わず多様なバックグラウンドの人に対応していることが分かります。

加えて、コンサルタント（3.8%）、クリエイティブ系（2.6%）、医療・医薬・化粧品（1.7%）など、専門職も一定の範囲をカバーしています。

業界も職種も幅広くて、選択肢が多そうだね！

ビズリーチは専門性が高い職種・マネジメント層の求人が多く、リクルートエージェントは営業・技術職・事務職など幅広い層に対応しています。どちらも特徴が違うので、求人の幅を広げるために併用するのもOKです。

求人の年収帯は？

年収も気になるな。

両エージェントがどのくらいの年収の求人を持っているかを紹介しますね。まず、リクルートエージェントの年収別求人数は次の通りです！

リクルートエージェントでは、年収300万〜700万円台の求人が豊富で、ミドル層や第二新卒にも利用しやすいバランス型のエージェントといえます。

特に500万〜700万円台がボリュームゾーンとなっており、キャリアアップを狙う人にも十分な求人が揃っています。

さらに注目したいのが、年収1,000万円以上の求人も約6万件と、ハイクラス転職を目指す人にも十分対応できる点です。

自分に合った年収帯の求人を見つけやすいんだね！

一方でビズリーチは、高年収に特化したサービスなのが特徴です。年収帯ごとの細かな求人数は非公開ですが、公式では次のようにされています。

ビズリーチは、ある程度の経験と実績がある人なら、質の高い求人を見つけやすそうだね。

自分の今の市場価値と、これから目指す年収帯を照らし合わせてみましょう！

どんな年齢層に人気がある？

どんな年代の人が使っているのかな？

同世代の人が多いと、ちょっと安心しますよね。リクルートエージェント利用者の年齢層は、以下のデータが公開されています！

このデータを見ると、20代が全体の約半数近くを占めていることがわかります。

特に20代後半〜30代前半の比率が高めなので、キャリアの土台を築きたい人や、次のステップに進みたいと考える若手〜中堅層に人気でしょう。

また、40代以上の登録者も18％おり、マネジメント層や専門職ポジションを目指す人たちからも一定の支持があることがうかがえます。

一方でビズリーチは、年齢層の細かい内訳は公表されていませんが、「ビズリーチ利用者の転職実績では、転職者の6割が35歳以上となっております」と発表されています！

このことからも、30代後半以降のミドル・シニア層に特に支持されているサービスであることがわかります。

拠点と対応エリア（地方でも利用できる？）

地方在住でもちゃんとサポートしてもらえるのかな？

リクルートエージェントは全国対応なので安心です！ただ、ビズリーチはちょっと仕組みが違います。

ビズリーチは、一般的な転職エージェントとは違い、企業やヘッドハンターと直接やり取りするスカウト型サービスです。

自分でスカウトを受け取って、興味のある案件に応募していくスタイルです。

そのため、面談拠点は設置されておらず、ビズリーチ自体が企業を紹介したり、面談を実施したりすることはありません。

地方在住でももちろん利用でき、ネット環境さえあればどこに住んでいても転職活動が可能です。

一方でリクルートエージェントは全国各地に拠点を持つ転職エージェントです。具体的な拠点は以下の通りです！

リクルートエージェントの拠点

都市部だけじゃなく地方都市にも拠点があるから、直接面談したい人も安心だね！

また、リクルートエージェントは電話やオンライン面談にも対応しているので、拠点が近くにない人でも問題なくサポートを受けられますよ。

サポート体制の違い（担当者のつき方）

サポート体制ってどう違うのかな？

ここもビズリーチとリクルートエージェントでは違いがあるので説明しますね！

ビズリーチは「スカウト型」で主体的に動くスタイル！

前述したように、ビズリーチは、いわゆる一般的な転職エージェントとは違い、自分に届いたスカウトを軸に転職活動を進めるサービスです。

専任のキャリアアドバイザーが最初から最後までサポートするわけではありません。

登録後は、企業の人事担当者や優秀なヘッドハンター（8,400名以上）から直接スカウトが届きます。

気になる求人にだけ返信して、自分で選びながら進められるので、主体的に動きたい人にぴったりな仕組みです。

ちなみに、ビズリーチ自体が面談をしたり、求人を個別紹介したりすることはありません。サポートを受けたい場合は、スカウトを送ってくれたヘッドハンターに相談する流れになります！

リクルートエージェントは「担当アドバイザー制」で手厚くサポート！

一方、リクルートエージェントは、登録すると専任のキャリアアドバイザーが担当につきます。

初回面談で希望条件やキャリアプランを共有し、非公開求人10万件以上の中から、自分に合った求人を厳選して紹介してくれます。

さらに、書類添削、面接対策、業界情報の提供、企業への推薦など、転職活動をトータルで支援してくれるのも大きな強み。

「面接力向上セミナー」など無料のサポートプログラムも充実しており、未経験分野へのチャレンジや年収アップを目指す人にも心強いでしょう。

困ったことがあれば、いつでも相談できますし、もし担当者と合わないと感じたら変更もできるので安心です。

ビズリーチ｜ハイクラス特化のスカウト型転職サイト

『ビズリーチ』は、ハイクラス層向けに特化したスカウト型転職サイトです。

登録すると、優良企業や厳しい審査を通過したヘッドハンターから直接スカウトを受け取ることができます。

年収1,000万円以上の求人も豊富に揃っており、経営幹部や管理職など、キャリアアップを目指す方にぴったりのポジションが多いです。

自分の市場価値を客観的に知るきっかけにもなるため、すぐに転職を考えていない人でも、スカウトを受け取るだけでメリットが大きいでしょう。

ビズリーチのメリット・デメリットは以下の通りです。

ビズリーチは、求人の質にこだわっており、一般には出回らない非公開求人も多数掲載されています。

企業やヘッドハンターと直接やり取りを進められるので、主体的に転職活動を進めたい人におすすめのサービスです。

リクルートエージェント｜日本最大級の総合型転職エージェント

『リクルートエージェント』は、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する、日本最大級の総合型転職エージェントです。

累計41万人以上の転職支援実績を誇り、多くの求職者から利用されています。

特に非公開求人の数が豊富で、一般には出回らない約30万件の求人にアクセスできるのが大きな魅力です。

経験豊富なキャリアアドバイザーが、業界や職種に応じた的確なアドバイスと求人紹介を行ってくれるため、効率的に転職活動を進めることができます。

さらに、書類添削や企業ごとの面接対策、無料の面接力向上セミナーなど、サポートも充実しており、転職成功率を高めることができるでしょう。

リクルートエージェントのメリット・デメリットは以下の通りです。

リクルートエージェントは、スピード感を持って転職活動を進めたい人や、できるだけ多くの選択肢の中から自分に合った企業を見つけたい人に最適なエージェントです。

転職活動に不安を感じている方でも、手厚いサポートを受けながら一歩ずつ前に進めることができるでしょう。

【Q&A】ビズリーチとリクルートエージェントに関するよくある質問

ビズリーチとリクルートエージェントに関するよくある質問をまとめました。不安な点や疑問がある方はチェックしておきましょう。

気になる疑問をチェック

ビズリーチとリクルートエージェント、どっちがハイクラス向き？

ハイクラス転職を目指すなら、ビズリーチがおすすめです。

ビズリーチは年収1000万円以上の求人が多数あり、経営層やマネージャークラスをターゲットにした案件が豊富です。自身の市場価値を確かめながら、自分に合ったポジションを選びたい人に向いています。
一方リクルートエージェントは、ハイクラス求人にも対応していますが、幅広い年齢層・キャリア層をカバーしているため、ミドル層向けの求人が多い傾向にあります。

ビズリーチとリクルートエージェントの一番の違いは何？

「スカウト型」と「エージェント型」というサービス形式です。

ビズリーチは自分のレジュメを公開して企業やヘッドハンターからスカウトを受ける仕組みです。積極的にオファーをもらい、自分主導で進めたい人向けです。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーが仲介に入り、求人紹介から面接対策、条件交渉まで全面サポートしてくれます。転職活動に不安がある人、プロのアドバイスを受けながら進めたい人に向いています。

ビズリーチとリクルートエージェントは併用できる？

はい。併用はむしろおすすめです

ビズリーチはスカウト型なので、レジュメを登録して待っているだけでも企業やヘッドハンターからオファーを受け取れます。
一方、リクルートエージェントではキャリアアドバイザーが自分に合った求人を提案してくれるため、自分で探す手間を省きながら転職活動を進められます。
両方をうまく使い分けると、転職活動のスピードも選択肢の幅も大きく広がるでしょう。特に、忙しくて求人検索に十分な時間を取れない人にとっては、両方のアプローチを同時に進められるのは大きなメリットです。

ビズリーチとリクルートエージェント、どっちが求人の質は高い？

特徴は大きく異なりますが、どちらも優良な求人が多いです。

ビズリーチは、一定以上の年収条件を満たす企業やヘッドハンターしか求人を出せない仕組みのため、年収水準が高く、ポジションも役職者・専門職に絞られた質の高い案件が中心です。即戦力として活躍できるスキルや経験を持つ人向けのため、総じて求人のレベルは高めといえます。
一方、リクルートエージェントは、特に、非公開求人の質が高く、企業戦略上公開できない重要求人など、一般には出回らないレア案件に出会えることがあります。

まとめ

どっちも良さそうだけど、転職スタイルによって選び方が変わりそうだね！

そうですね！ただ、実際に使ってみないと分からない部分も多いので、まずは気になったほうに登録してみるのがおすすめです。どちらも無料で使えるので、もし合わなければ途中でやめても大丈夫です。ここなら任せられる！と思えるサービスを見つけるのが大事です。あなたの状況が良くなることを祈っています！