今回は27歳でアパレル業界から外資系保険会社に転職した高橋さん(仮名)に転職の体験談をインタビューしました!
高橋です。よろしくお願い致します!私のプロフィールを簡単にご説明しますね!
高橋さんのプロフィール
- 性別 : 男性
- 年齢 : 27歳
- 住まい : 東京都
- 以前の職種 : アパレル(販売)
- 現在の職種 : 外資系保険営業
- 最終学歴 : 大卒
- 年収 : 1,000万ほど(歩合が大きい)
- 転職回数 : 1回目
転職前の職場について
まずは転職前の職場について教えて下さい!
大学を卒業後、新卒でアパレル業界の販売員として就職しました。社員数は結構多く、店舗も多くある会社でした。
職場はとてもいい人ばかりで、店長などの上司もしっかり教育してくださったので、その点では不満はありませんでした。
転職活動を始めた3つのきっかけ
環境的には良さそうですが、どうして転職しようと思ったのですか?
主な理由は以下の3つです!
転職を考えたきっかけ
1.給与(ボーナス)が安かった
1番の大きな理由は給与の面です。手取りは15万円程度で、奨学金の返済や実家にお金を入れていたので、手元にはほとんどお金を残すことができませんでした。
アパレル系は給与が安い傾向にありますね。店舗に立つ場合はお洒落もしなきゃいけない場合もあり、服を買ってお金が無いというのは良くあるパターンです。
少し自慢話になってしまうかもしれませんが、販売数で全国の5番以内に入ったことがありました。(前後の順位はベテランさんばかり)
これはボーナスが期待できるぞ。と思っていたのですが、蓋を開けてみれば10万円だけでした。
もらえるだけありがたいとは思いますが、成果の割には安すぎますね。
他の人のボーナスは3万~6万円程度だったので、会社全体で安めでした。
2.将来のキャリアについて考えた
上記のような出来事もあり「この会社だと1番給料をもらっている人はどのくらいなんだろう・・・?」と疑問に思い、上司に尋ねてみました。
返ってきた答えはまさかの年齢別の平均年収以下の数字です。
奨学金の返済を抱える自分としては「この会社に勤め続けても奨学金の返済が精一杯で、結婚はおろか自由に使えるお金はほとんど残らない」と思い、転職を考えるきっかけの1つとなりました。
年齢を重ねても昇給は見込めなさそうですね。お金がないから飲みにも行けない上司も多かったそうです・・・
3.「とりあえず3年」を疑問に思った
入社したばかりとはいえ全国的に見ても随一の成果を上げていたこともあり、上司からは「お前はこの会社の将来を担うんだ」と言われていました。
せっかく入社したのに早期退職をしてしまっては親にも申し訳ないと思い「とりあえず3年」頑張るつもりでしたが、いくら成果を出しても評価がほとんど変わらないのに嫌気が差してきて、辞めたいと思う気持ちが日々強くなりました。
成果を出してるのに、成果を上げていない人とほとんど給与が変わらないと不公平と感じますよね。こういった適切な評価がされない環境や劣悪な環境で3年間頑張る意味は無いですね。
「とりあえず3年」頑張ることの意味について考えた結果、このまま続けるのはキャリアの無駄という結論になりました。
転職活動では知り合いのツテを利用
転職先はどのように見つけたのですか?
年収が低く、この会社に留まっても大きく稼ぐことはできない、しかし、周囲からは期待されているという状況で悩んでいるときに知人から声をかけて頂いたのが大きな後押しとなりました。
縁故採用だったんですね!ですが早期退職でも大丈夫でしたか?
私は大学を出ていますが、そこまで勉強は得意ではありませんし、
一般的に高給と言われる企業には学歴フィルターなどで弾かれるのが目に見えていました。
しかし、知人の会社は外資系の保険会社で、私の学歴などよりも販売で全国トップに入った実績を重視で見てくれました。
会社にもよりますが、外資系は年齢や学歴よりも実力を重視する傾向にありますからね!
実績を評価してくれる
外資系企業は成果を上げた人を高く評価し、収入もその分上がっていくので私の性格や仕事のスタイルにも合っていると感じました。
外資系への転職はもともと考えていたのですが「JACリクルートメント」などの外資系に強い転職エージェントは年収が500万円以上や英語が使えることが必須など、条件が厳しかったので、一般的な転職方法では私の場合無理でした。(業界もまったく違いますし)
高橋さんの場合はかなり特殊な入社方法だと思います!
転職後の感想
ここからは転職後の感想について聞いていきます。
転職後の良かったこと
新しい会社はどうでしたか?
やはり給与の面が一番良かったと言えます。
歩合の側面が大きい給与形態なので、安定という意味では前職に劣りますが、成果を出せば出すほど収入が高くなる点がいいですね。
また、実際に月収が1,000万円に到達している先輩など、稼いでいる人が近くにいるのも大きいです。
目標とする人がいたり、実際に稼げるということがわかるとモチベーションアップに繋がりますね!
私はもともとアパレル業界に勤めていたので、金融系の会社では浮いてしまうのかな・・・と思ったのですが、さすが外資系というだけあって様々なバックグラウンドを持つ人が多くいます。
年齢関係なく完全に実力主義という点も私の性格にも合っています。
高橋さんは成長意欲が高いので社風がマッチしていますね1
一時期、仕事が楽しくて休まないで働いていた際に上司から「休むのも成果を上げるために必要」と言われ、オンとオフの切り替えをしっかりして長時間働かないというスタイルも合理的で好きなポイントです。
まさに効率がいい外資系の働き方ですね。
転職後の悪かったところ
逆に悪かったところはありますか?
個人的にはほとんどありませんが、強いていえば
「成果を出せなければ賃金が安い」という点でしょうか。
これは個人の実力によるところがあります。私は入社して2年目ですが、営業所内では上位の成績のため年収は1,000万円を超えています。
一方で、年上でも件数が取れなくてなかなか年収が伸びていない人もいます。
歩合が大きい会社のデメリットはまさにこれですね。生活の保証がないので不安にもなりやすいです。
未経験から保険営業になって大丈夫だったの?
前職がアパレルだったということで、異業種転職ということになるのですが、未経験でも保険の営業は問題なくできたのですか?
私はアパレル業界出身でしたし、金融について学んできたということもありません。対面で販売する職業をやってきてはいましたが、金融や保険の知識はゼロでした。
そのため、入社後半年はひたすら研修(勉強)という形で基礎を学びました。その後、実際に現場に出た際は思ったよりも簡単に成果を上げることができました。
その理由は以下の3点だと個人的には分析しています。
成果を出せた要因
- 難しい専門用語を使わない
- よく相手の話を聞き、相手の気持ちに立つ
- わかりやすい説明を心がける
私は頭が良くないので、難しいことを理解することができません。
だからこそ、「保険って難しい」と考える人の立場に立ってわかりやすい説明ができるのだと思います。
実際、お客様からは「一番わかりやすい」と言われることも多いですね。
確かに保険って難しいので、専門用語とか使われると「うわ〜」ってなりますよね・・・
業界は違えど、相手の側に立って考えるというスキルは応用が効きますね!
保険の営業は知識さえあれば資格は必須ではないので、未経験でもしっかりと知識をつければ挑戦できそうですね。
インタビューを終えて
今回は27歳でアパレル業界から外資系保険営業に転職した高橋さんから転職体験談を投稿していただきました。
実際に会ってみると、とても聞き上手&話しやすい人で販売で大きな成果を上げているのには納得です。
今回の体験談を聞き、やはり上昇志向が強い人や実力主義を好む人は外資系企業が合っているな・・・と改めて感じました。
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