今すぐの転職じゃないけど、転職エージェントって登録できるの?失礼じゃない?
「転職エージェントを利用すると、すぐに転職しなきゃいけない」と思っている方の数は、とても多いです。
基本的に転職エージェントは転職希望者が転職するために利用するサービスなので、今すぐ転職する気もないのに使うことはできないと考えるのは自然なことでしょう。
ただし、中にはサービスを体験したかったり、情報収集がしたかったり、転職する以外の目的で利用したいという方もいるかもしれません。
そこでこのページでは、今すぐの転職ではなくても転職エージェントを利用するのは有りか、利用する場合の注意点について解説します。
今すぐの転職じゃないけど転職エージェントは利用できる?
転職の時期は未定なんだけど、転職エージェントは利用できるのかな?
結論から言えば、転職エージェントは相談だけでも利用できます。
転職エージェントを利用すると「無理やり転職させられそう」「利用したからには転職しないと失礼」と思ってしまう人は多いものです。
しかし、転職エージェントのビジネスモデルからして、無理やり転職させてもメリットはありません。
求職者が無事に入社しても、◯ヶ月以内に退社してしまったらエージェント側は報酬を返金するという契約がほとんどです。
だから無理やり転職させるなんてことは無いんだね。
ミスマッチを起こしたらエージェント側に利益は入らないですからね・・・
相談や情報収集だけで利用するのはむしろ歓迎でもある
でも、利用を始めたら転職しないと悪い気がする・・・
それは気にしなくて大丈夫です。エージェント側から今は転職するタイミングじゃないと言うこともありますので。
裏付け調査
リクルートエージェントの担当者は求職者のキャリアや意見を聞いたうえで「今は転職のタイミングじゃない」とアドバイスすることもあるとおっしゃっていました。今後キャリアアップしていくためにはどのタイミングで動くべきなのかなど、転職市場の求人量を見ながらアドバイスをするので、相談だけの利用でも歓迎とのことでした。相談だけと分かったら急に対応が悪くなったりするんじゃ・・・
正直に言うと、そういうケースもあります。中には、経験豊富な担当者から新人の担当者に変更されることもあるようです。
一方で、相談者のキャリア次第では、それでも転職を勧められることもあります。
何故かというと、すぐにキャリアアップできる経歴だと判断されたからが多いです。
そのため、自分の市場価値を知るという意味でも利用するメリットはあるでしょう。
相談だけで転職エージェントを利用する場合の注意点
相談や情報収集のために利用してみようかな!なにか注意点はある?
何点かあるので詳しく見ていきましょう!
注意点
- まずは今すぐの転職ではないことを伝える
- 相談したい内容をざっくりと考えておく
1.まずは今すぐの転職ではないことを伝える
「今すぐの転職ではない」と伝えるのは基本的な部分ですが、最も大切なことでもあります。
うまく担当者に伝わっていないと会話の中で認識の違いが起こりますし、エージェント側もなんとかして紹介しようと動く場合もあります。
最初の電話などで「相談だけなんですけど大丈夫ですか?」と言っておけば安心だね!
転職する気が全くない素振りはNG
転職エージェント側もビジネスなので、利益につながらない相談者に対して時間を割いてくれるほど暇ではありません。そのため、たとえ今すぐに転職する気が全くなくても、あくまで「まずは相談して、その後に転職するかどうか考えたい」といったスタンスを取るのがいいでしょう。2.相談したい内容をざっくりと考えておく
転職エージェントは相談だけでも利用OKですが、さすがにノープランで行くとエージェント側は困惑してしまいます。
そのため、ざっくりとでいいので相談したい内容を考えておきましょう。
相談内容の例
- 今後のキャリア形成について相談したい
- 自己分析をしたい
- 業界・職種、求人数の動向を知りたい
- 転職フェアや説明会に参加したい
- 現状の職場の不満点など
話すことを決めておくことで相談もスムーズに進められて、効率よく時間を使うことができます!
転職エージェントに相談する前に考えておいた方がいいこと
相談だけで利用しようと思ってるけど、事前にしておいた方がいいことはある?
自分なりの方向性や意見は考えておくと話がスムーズになります!
転職エージェントに相談へ行く前に、方向性や自分なりの考えをまとめておくといいでしょう。
事前に方向性や現職への不満がわかっていると担当者も具体的なアドバイスがしやすくなりますし、担当者の意見を鵜呑みにしすぎるということも少なくなります。
方向性の例
- 30歳までに年収600万円に到達したい
- 将来は〇〇社で働きたい
- 将来は〇〇県で働きたい
- 〇〇の職種に就きたい
- 将来は海外で働きたい
- こんな人間になりたい
方向性すら定まらない・・・という人は以下の記事を読んで自己分析にチャレンジしてみるか、実際に転職エージェントで自己分析をしてみると良いですね。
まとめ
この記事のまとめ
- 転職エージェントは相談や情報収集の利用は歓迎
- トラブルを避けるためにあらかじめ「今すぐの転職ではない」と伝えておく
- とはいえ、全く転職する気がない素振りをするのはよくない
- 方向性や自分の意見を持っておくとスムーズに進む
以下では無料で利用できる主要な転職エージェントをご紹介しますので、ぜひあなたに合ったエージェントに相談してみてくださいね。
各エージェントの特徴 | |
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リクルートエージェント | 圧倒的な求人数だが、担当者の質にムラがある。 他社との併用推薦。 |
doda | 求人数とサポートが充実。 どの層にもオススメできるバランスの良さ。 |
パソナキャリア | 好条件の独占求人あり。 首都圏の転職・女性の転職に強い。 |
マイナビエージェント | 非常に丁寧な対応が魅力。 はじめての転職や20~30代の若い方にオススメ。 |
ワークポート | 元々はIT特化型のため、ITに強い。 転職決定人数が非常に多い。 |
JACリクルートメント | ハイクラスならここがNo.1。 中高年の転職に強い。 |
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