株式会社グッドパッチの評判口コミ！どんな会社？将来性や事業内容を解説

株式会社グッドパッチは、デザインナーのキャリアアップに貢献している企業というイメージがあるけど、具体的にはどのような業務があるのか知りたいです。

株式会社グッドパッチは、「企業のビジネスをデザインの力で前進させる」を目標としている企業です。デザインパートナー事業とデザインプラットフォーム事業を展開しており、サービスやプロダクトの質の向上・企業のビジネス成長・デザイナーのキャリアアップなど多岐にわたる貢献が期待されています。

そこで、この記事では、株式会社グッドパッチのサービス内容・口コミ・年収・企業の強みや特徴などを解説します。

株式会社グッドパッチとは？
株式会社グッドパッチの強みと特徴
株式会社グッドパッチの商品・サービスの評判口コミ
株式会社グッドパッチの社員の評判口コミ
株式会社グッドパッチの採用情報
株式会社グッドパッチの給与と福利厚生

株式会社グッドパッチとは？

株式会社グッドパッチといえば、デザイン会社ですよね。

確かにそうだけど、実は従来のデザイン会社の枠を超えて、ビジネスの成功に不可欠な存在となっているんだ。

具体的にはどのような企業なのか、会社概要や事業内容、サービスを解説します。

株式会社グッドパッチの会社概要と本社所在地

株式会社グッドパッチは、ユーザーインターフェース（UI）やユーザーエクスペリエンス（UX）デザインに特化した企業として知られています。

設立は2011年で、創業以来、クライアントのビジネス課題を解決するために革新的なデザインを提供し続けています。本社は東京都に位置し、グローバルな視点でサービスを展開しています。

会社名	株式会社グッドパッチ
設立年月日	2011年9月
代表者	代表取締役社長土屋尚史
資本金	17億7,115万円
本社	〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町3-3 VORT渋谷South 2階
社員数	251名（2024年5月末日時点連結）
公式ホームページ	https://goodpatch.com/

株式会社グッドパッチの主な事業内容とサービス

ここでは、株式会社グッドパッチが展開するデザインパートナー事業とデザインプラットフォーム事業について解説します。

デザインパートナー事業

株式会社グッドパッチのデザインパートナー事業では、以下のようなサービスを提供しています。

UI／UXデザイン：ユーザーフレンドリーなデジタルプロダクトを開発
新規事業開発：デザイン思考ワークショップやプロトタイピングを活用し、事業化支援
ブランディング：企業のビジョンを具体化し、ブランド構築
ユーザー調査：深い市場理解に基づいたサービス設計
デザイン思考ワークショップ：課題解決と創造力向上を目的としたワークショップ提供

デザインプラットフォーム事業

デザインプラットフォーム事業では、以下の製品とサービスを展開しています。

Strap：リモートワーク支援のためのオンラインホワイトボード
ReDesigner：デザイナー向けのキャリア支援サービス
ReDesigner for Student：学生向けデザイン就職支援サービス

Goodpatchは上記のサービスを通じて、デザインの力をより多くの企業や個人に届け、デザイン業界発展への貢献を目指しています。

また、デザインパートナー事業で得た知見や経験を活かし、デザイナーやデザインを必要とする人々にとって本当に価値のあるサービスを創造しています。

さらに、新規事業提案プログラム「アントレパッチ」を通じて、社内からの新規事業創出も積極的に行っています。

株式会社グッドパッチのデザイン思考ワークショップが興味深いですね。創造力を育てるのに役立ちそうです。

それに、ReDesignerサービスもデザイナーのキャリアパスを豊かにする素晴らしい手助けになるはずだよ。

株式会社グッドパッチの強みと特徴

株式会社グッドパッチが自分に合っているかどうかを見極めるためにも、強みと特徴について知りたいです。

自分のキャリア目標や働きたい環境が株式会社グッドパッチと合致するかを知ることは重要だよね。

株式会社グッドパッチの強み

ここでは、株式会社グッドパッチが業界で際立っている理由に焦点を当て、独自の強みについて解説します。

デザインの専門性と実績

グッドパッチは、以下の分野で幅広いデザインサービスを提供しています。

UI／UXデザイン
ブランディング
サービスデザイン

株式会社グッドパッチは、デザイン思考ワークショップにおいて数多くの実績を持つ専門企業です。

特に、デジタルプロダクトのデザインに強みを持ち、ウェブサイトやモバイルアプリケーションのデザインにおいて高い評価を得ています。

クライアントとのパートナーシップ

株式会社グッドパッチは、単なるデザインの請負業者ではありません。クライアントのビジネス成功にコミットし、長期的なパートナーシップを重視している点が強みです。

事業戦略やビジョンを深く理解しつつ、デザインの力で課題解決や事業成長への支援が期待できます。

また、NECビジネスデザイン本部や島根県情報産業振興室、オイシックス・ラ・大地株式会社などとの協業経験を基にしたデザインプロセスワークショップも提供しています。

「初心者や新しいメンバー含めた皆が、モチベーションを高く保って、スピーディな学習ができた」と参加者から高評価を得ている点も注目ポイントです。

このように、クライアント企業は持続可能な成長が可能になり、単なる一時的なプロジェクト提供に留まらず、クライアントと深く長期的な関係の構築ができると考えられます。

多様な専門家チーム

株式会社グッドパッチには、UI／UXデザイナー・エンジニア・リサーチャー・ビジネスデベロッパーなど、多様な専門家が在籍しています。プロジェクトごとに最適なチームを編成し、質の高いサービスを提供しています。

組織文化

株式会社グッドパッチは「青い炎」のような情熱を持ち、挑戦を恐れない文化を育んでいます。社員が何事に対しても積極的な取り組みが奨励され、「何度でも挑戦し、失敗に向き合い、そこから学ぶ」姿勢が根付いています。

また、社員一人ひとりが高いオーナーシップを持ち、各自がプロジェクトにフルコミットし、クライアントの課題解決に向き合っている点も強みです。

さらに、「余白」を大切にする文化があり、社員が仕事以外の時間にもインプットや自己研鑽に取り組み、創造性を高めています。

株式会社グッドパッチは、常に社員の成長を促し、創造的なアウトプットを生み出す土壌を提供している企業だといえます。

株式会社グッドパッチの特徴

ここでは、株式会社グッドパッチが持つユニークな特性に注目し、その特徴について解説します。

デザインの力を証明する

株式会社グッドパッチは、デザインが単なる装飾ではなく、ビジネスの成功に不可欠な要素であると考えています。顧客体験を向上させ、ビジネス成果への貢献を目指し、デザインを通して企業変革推進をサポートしている点が特徴です。

中でも、UI／UXデザインを強みとして、新規事業の立ち上げや企業のデザイン戦略の立案、デザイン組織の構築支援などを行っています。

また、クライアントとの協業を通じて、ユーザーにとって心地よい体験を提供するサービス作りを目指しています。デザインの力で社会や地域コミュニティの発展にも貢献している企業です。

リモートワーク中心の働き方

株式会社グッドパッチは、柔軟な働き方を重視し、2020年2月頃からリモートワークを導入しています。社員が場所にとらわれず最大限のパフォーマンスを発揮できる環境が整備されている点は魅力的なポイントといえます。

また、社員の採用・育成環境の向上と活躍機会の提供にも力を入れています。フルフレックス制の採用もその一環で、社員は各自の生活リズムに合わせた働き方が可能です。

さらに、業務フローのクラウド化・ペーパーレス化の推進、勤務3年を経た社員への10日間の「3X休暇」取得も可能にしています。

これらの取り組みにより、社員にとって柔軟かつ創造的に働ける環境を提供しているといえます。

人材育成

株式会社グッドパッチでは、新卒研修・メンター制度・書籍購入補助を含む多様な人材育成プログラムを実施しています。

新卒社員には約2～3ヶ月の総合研修を提供し、社会人基礎・企業文化・職種別専門技術を学ぶ機会を提供しています。

また、社長自らの研修や事業責任者との直接対話があり、組織への理解を深めることが可能。書籍購入補助では、社員が自主的に専門知識を深められるよう支援しています。

社内イベント

株式会社グッドパッチでは、社員同士の交流を深めるために、定期的に社内イベントを開催しています。リモートワーク環境下でも、社員間のコミュニケーションを活性化させる取り組みを行っています。

「Pizzapatch」は創業当時からのイベントで、オフィスでピザパーティーを実施したのがきっかけでスタートしました。また、半期ごとに全社員が参加する社員総会では、事業の振り返りや表彰も行っています。

新入社員向けのイベントとしては、社員間の交流機会を提供する「Jointpatch」や新卒社員が主体となる「Xpatch」イベントも、オンラインで継続中です。

株式会社グッドパッチの商品・サービスの評判口コミ

実際に株式会社グッドパッチのサポートを受けた企業の口コミが知りたいです。

ここでは、具体的に利用者からどのような評価を得ているのかがわかる口コミを紹介するね。

今回、実績をお持ちのグッドパッチ様に人材育成のパートナーとしてご協力をいただきました。私たちNECの担うデジタルビジネスにおけるサービスデザインでは、ユーザーのジャーニーから実現までの一連のプロセスを、スピード感を持って繰り返し仮説検証することが求められます。初心者や新しいメンバー含めた皆が、モチベーションを高く保って、スピーディな学習ができたことに大変感謝しています。
国立松江工業高等専門学校の生徒を対象にワークショップを開催いていただきました。ユーザー中心のアプローチで問題解決するデザイン思考の講義を開き、装飾的なデザインとの違いを理解しました。また、実践的なワークショップで製品開発の工程も経験し、今後の研究活動に取り入れていきたいと思いました。
当初の期待値は「デザインのクオリティの底上げ」だったのですが、そのために共通言語が必要だと気づかせてもらえたことは大きな学びでした。共通言語がないことで、同じことを考えていると思っていたことがずれていたり。「常に現状がベストではない」という課題感を持って組織も改善し続けないといけないと気づくきっかけになりました。
引用元：株式会社グッドパッチ公式HP

業界や僕らに期待を寄せてくれている株主の方、サービスを直接使う顧客など、いろんなレイヤーの話を聞いて、大きなマップの中で「なぜ僕らがShippioをやるのか」が、3ヶ月の期間でVision、Missionという形で言語化されたことは圧巻でした。
引用元：株式会社グッドパッチ公式HP

UXデザインという新しい職能が社内にできたことで、負のスパイラルが断ち切られ、UXを起点とした適切な役割分担ができるようになりました。Uniposチームがデザインドリブンのチームになるきっかけを、Goodpatchさんに作ってもらったなと感じています。
引用元：株式会社グッドパッチ公式HP

数値では説明できないようなことを決めるときに、誰でも共通の理解ができるように、船旅という例えを用いて具体案まで持っていく方法がすごく理解しやすかったです。妄想を妄想のまま終わらせることなく、具体案まで持っていく設計にさすがグッドパッチさんだなと思いました。
引用元：株式会社グッドパッチ公式HP

組織全体の思考と戦略に革新を与えた効果的な事例がたくさんあるね。

株式会社グッドパッチの社員の評判口コミ

社員の皆さんは、企業文化や働きがいについてどのような感想を持っているんだろう。詳しく知りたいです。

そうだね。ここでは、社員の口コミを紹介するね。

働きやすさに関する口コミ

非常に風通しが良く、互いをリスペクトする風土です。誰かを攻撃したり、イライラを撒き散らしたり、理不尽な要求・仕事を強いられることはありません。風通しはいいですが、良すぎるが故に厳しい環境で育ちたい人には物足りなく感じるかもしれません。
引用元：openwork

温和で優しい方が多い会社です。独自の文化としてあだ名呼びがあり、これまでの社会人経験でそのような風土の会社は見たことがなかったので、とても驚きました。しかし、おかげですぐに馴染むことができたので素晴らしい文化だと思います。
引用元：openwork

互いを尊重し、開かれたコミュニケーションを推進していると推察できます。他企業で人間関係に悩んだ方にとっては、安心して働ける職場環境ではないでしょうか。

しかし、一方では、すべての人にフィットするわけではないといった口コミも見られます。

職場には、さまざまな個性と価値観を持った人々が共存するため、そのバランスを取るのは企業の課題の一つなのかもしれません。
引用元：openwork

ワークバランスに関する口コミ

ワークライフバランスは非常に調整しやすい環境だと感じます。最低限必要な労働時間は設定されていますが、深夜早朝を除き、時間の使い方は個人に委ねられています。もちろん組織運営上必要なMTGや、プロジェクトに応じた制約は発生しますが。
比較的、長時間労働時間や深夜残業が発生しやすい業界ではあるものの、ほぼないと言い切れる状況は、働き手にとって非常に良い環境では無いかと捉えています。月に40時間以上の残業時間が発生している社員はほぼおらず、土日祝日の出勤もほぼありません。
引用元：openwork

子どもがいる人が多いため、子育て世代に対する理解度の高さと手当・精度はとても充実している。プロジェクトの納品前や、途中訪れる山場を乗り越える際は残業時間が増えたり、土日出勤もあるが、基本的には19時くらいにはみんなプライベートの時間に移行している。フルフレックスなので、勤務時間はみんな自主的に調整をしている。
引用元：openwork

子育て世代に対する理解と支援が充実している点は、家庭を持つ方にとって魅力的なポイントです。

プロジェクトの締め切りが近くなると残業時間が増えるとの口コミもありますが、基本的には就業時間に不満を持っている社員は少ないといえます。

フルフレックス制や勤務地選択制度を導入しているため、個々のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

全体として、株式会社グッドパッチは、従業員のワークライフバランスを重視し、現代の働き方に適したモデルを提供していると感じます。

社員の成長とワークライフバランスに対する考慮が感じられるし、前向きな職場環境を提供している企業なんですね。

株式会社グッドパッチの採用情報

株式会社グッドパッチは、UI／UXデザインを核としたデザインカンパニーに位置づけられた企業です。

「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」とのビジョンを持ち、企業のデザイン戦略立案や新規事業の立ち上げ、デザイン組織構築支援などを行っています。

現在、新卒・第二新卒・中途・インターンを含む幅広い人材を募集しています。

募集中の職種

新卒採用： UIデザイナー・UXデザイナー・プロダクトマネージャー・BizDev
第二新卒（2025年4月入社）：UIデザイナー、UXデザイナー、プロダクトマネージャー
中途採用：各種デザイン・マネジメント職・アカウントセールス・法務マネージャー候補など

グッドパッチで働くメリット

デザインの価値：デザインを通じて顧客体験を向上させ、ビジネス成果に直結させることに注力
キャリアパスの多様性：プロジェクト主導型でさまざまな業界のクライアントと協働し、スペシャリストやマネジメント等、多岐にわたるキャリア形成が可能
継続的な成長環境：1on1・メンター制度・充実した研修プログラムを通じて、社員のスキルアップと個人の成長を支援
ナレッジ共有：学びを共有し、4万件以上のナレッジが蓄積された社内ドキュメントの共有で知識向上をサポート
柔軟な働き方：フルフレックス制・リモートワークの推進。家庭と仕事の両立を支援する各種制度を整備

選考プロセス

新卒採用：会社説明会・書類選考・複数回の面接・内定。
中途採用：書類選考・複数回の面接・内定。

株式会社グッドパッチでは、デザインを通じて社会に新たな価値提供を目指しています。

デザインの本質を追求し、絶えず進化する業界で多様なバックグラウンドを持つ人材を求めています。

株式会社グッドパッチの給与と福利厚生

企業を知る上で、やはり一番気になるのは給与と福利厚生です。詳しく教えてください。

職場を決める判断材料の最も大切な情報の1つだからね。ここでは、株式会社グッドパッチの給与体制と福利厚生の充実度について解説するね。

株式会社グッドパッチの給与や福利厚生に関しては、おおむね社員の満足度は高いといえます。定期的な給与の見直しもあり、貢献度が反映された給与体制が採用されています。

株式会社グッドパッチの給与

平均年収は約741万円で、所属するSI・ソフトウェア開発業界256社中で53位に位置しています。この数値は、東京都の平均年収約438万円や日本全国の平均と比べても高い水準です。

給与体系

グッドパッチの給与体系は、基本給に見込み残業代（40時間分）を加えた年俸制で構成されており、年俸を12分割したものが月給です。

40時間を超える残業分については1分単位で残業代が別途支払われます。デザイン部門のデザイナーには、基本的に賞与は設けられていません。

しかし、半年ごとの評価で給与の見直しのチャンスがあり、成果に応じて3〜5％程度の昇給が可能です。一方で、降給の可能性もあるので、理解しておく必要があります。

評価制度

評価は、プレゼンテーション・クライアントからの評価・同僚からの360度フィードバックを基に行われます。

個々の等級要件に沿った自己評価とそれに関するエビデンスの提出が求められ、評価の納得度が重視されます。

昇給の機会は年に2回あり、在宅手当や子ども手当も提供されます。子ども手当は、業界内でも珍しく、社員からも好評を得ているものです。

ワークライフバランスのサポート

フレックスタイム制：コアタイムがなく、従業員は自分の生活スタイルに合わせて勤務時間を柔軟に設定できます。
リモートワーク制度：「オフィス勤務」と「フルリモートワーク」を選択でき、新卒1年目は原則としてオフィス勤務が求められます。
3X休暇：3年勤務ごとに10日間の特別休暇が与えられ、リフレッシュや自己啓発に利用できます。