この記事では、「オービックの評判や口コミ」から、「株価や業績」までを紹介しています。オービックは、システム関連の会社で労働環境や福利厚生がしっかりしている企業です。
初任給は、大卒で約32万円程度ですが、平均年収は1,000万円以上のため高収入を狙えるチャンスがあります。育児休暇や有給休暇の取得率に関しても、80％以上と高いのも魅力です。
もし就職活動について悩みがある方は、転職アドバイザーのキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。就職活動に関して不安な方も気軽に相談してください。きっと、あなたに合ったお仕事がみつかるでしょう。
オービックは何の会社？
オービックの会社概要と本社所在地
| 会社名 | 株式会社オービック |
| 設立 | 1968年4月8日 |
| 資本金 | 191億78百万円 |
| 従業員数 | 連結：2,107名 単体：1,898名（2024年3月末現在） |
| 売上高 | 連結：1,115億90百万円 単体：1,034億01百万円（2024年3月期） |
| 電話番号 | 東京本社 03-3245-6500 大阪本社 06-6201-3231 |
| 住所 | 東京本社：〒104-8328 東京都中央区京橋2丁目4番15号 大阪本社：〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4-2-3 オービック御堂筋ビル |
| 証券取引所 | 東証プライム市場 |
| 公式サイト | https://www.obic.co.jp/company/ |
オービックの企業理念と組織図
オービック株式会社の企業理念は、’’人財の成長が会社の成長’’と’’Innovation〜破壊と創造〜’’の２つのフレーズでまとめられています。
企業理念と連動して、以下の課題に取り組むことでビジネスの成果を上げています。
事業に関する重要課題
- 技術革新と製品開発
- 情報セキュリティの強化
- BCP対応（リスク管理）
- ノウハウ蓄積による付加価値向上
企業活動に関する重要課題
- 人材の確保と教育
- 社員の成長による多様性の確保
- 社員のワークライフバランス実現
- 気候変動対応をはじめとした環境保全
- ガバナンスの徹底
組織図に関しては、オービックは３つの事業に分けられています。
- システムインテグレーション事業
- システムサポート事業
- オフィスオートメーション事業
上記の３つの事業活動をとおして、提供しているシステムをベストなものに保ちます。
オービックの主な事業内容と業種
- システムインテグレーション事業
- システムサポート事業
- オフィスオートメーション事業
1：システムインテグレーション事業
「インテグレーション」とは、複数の要素の統合や調整の意味を持ちます。オービックの場合は、顧客のメリットを第一とした、ビジネスシステムやネットワークを統合・調整する役割を担います。
コンサルティング・システム企画
システム分析
システム設計
プログラム開発
導入・稼動支援
ネットワーク・セキュリティ設計
ハードウェア・ネットワーク導入設置
ERPソリューション「OBIC7シリーズ」
各種業種別ソリューション
上記の業種がありシステム設計や開発、ネットワークの構築などからビジネスをサポートします。
2：システムサポート事業
情報システムの導入と運用には、さまざまな支援サービスが欠かせません。オービックはメーカーが導入した情報システムの悩みに対して、適切なサポートとサービス提供をしています。
運用支援サポート
クラウドソリューション
教育トレーニング
上記のように、システム運用の支援と教育などを補助する業種が存在しています。
3：オフィスオートメーション事業
「オフィスオートメーション（OA）」とは、オフィスワークをPCやプリンター、コピー機などを自動化することです。ほかにも、紙媒体の資料をPDFにまとめて業務効率を上げることも含まれます。
オフィスオートメーション事業は、オフィス環境の現状を徹底的に見直してPCや情報ネットワークなどのシステムを導入しオフィスワークの改善を目指す事業です。
オフィス家具の販売
システム周辺機器の販売
PCや通信機器の販売
オフィスプランニング
上記のようなオフィスプランに基づいた、機器や家具の販売や適切な配置により職場環境を整備します。
オービックの強みと特徴
プライベート型のOBIC7クラウドサービスを提供
オービックでは、お客様に柔軟に対応できように「OBIC7クラウドサービス」を提供しています。このサービスはプライベート型のサービスでお客様専用のシステム構築やセキュリティ強化など、システムに関するサービスを提供しています。
例えば、自社管理のシステムでしたら各種ハードウェアやミドルウェア、サーバールームを社内でメンテナンスや管理する必要があります。故障に備えて保守管理する必要もあるでしょう。
しかしOBIC7クラウドサービスの導入により、全国どこでもシステムの企画から運用までオービックの一貫体制での管理が可能です。したがって、自社管理の手間を省いて運営コストの削減や業務を効率化できます。
システムの徹底したサポート体制
IT活用のプロセスのすべてを徹底サポートできる体制を整えています。
- 企画・コンサルティング
- 設計
- 環境の構築
- システム稼働までの支援
- アフターフォローやサポート
上記のITシステムに関わるすべてのプロセスをサポートしてくれます。
ネットワーク関連の解決策を提案
OBIC7クラウドサービスの構築や運営スキルを持った専門スタッフが、システム導入をサポートしてくれることが特徴です。社内では、ネットワークに強いエンジニアを育成しており、サイバー攻撃や情報漏えいなどに対応できる体制が整っています。
OBIC7クラウドサービスを安心して利用できるように、セキュリティー要件への対応とノウハウ作成のための情報収集を行いお客様に還元します。
セキュリティー診断でシステムの脆弱性を診断
システムの構築や運用に欠かせないセキュリティー面もサポートしています。セキュリティー診断でシステムの脆弱性をチェックして、安全に運用できるシステム構築を行いお客様に還元します。
以上がオービックの強みと特徴です。OBIC7クラウドサービスの導入や運用から保守まで、一貫体制のサービス提供が強みです。
オービックのサービスの評判口コミ
オービック：ポジティブな口コミ
調査した結果、OBIC7システムのサービスに関する口コミが多くBtoB向けのサービスのためオフィスワークの業務効率化に役立ったという声が複数ありました。
以前のシステムと比較してデータ抽出は行いやすい。慣れると必要なデータを取り出しやすく便利。また、新規に蓄積が必要になったデータもある程度ユーザ側で自由に追加することができる。
引用元：ITreview
基幹システムとして導入、既に5年を経過、中間決算での在庫の現物確認が省けるようになった。3月末の期末は現物調査はするが、9月の中間ではオービックの在庫数での決算を実施しているが、問題はありません。
引用元：ITreview
スクラッチ環境からの移行で選定し、人事・給与・就業で利用しています。導入検討時、他のHRテックと比較しましたが、弊社の給与体系が複雑であったため、設計の自由度が高く従来の計算方式を再現可能であった当システムを選定しました。
UIは最近流行りのスタイリッシュな画面とはいきませんが、実直に仕事をしてくれています。社内に一番インパクトがあったのが就業システムでしょうか。
従来は紙の勤務表で管理をしていたため、利用者も管理者もアナログにありがちな曖昧さが無くなり、きっちりとした労務管理ができるようになったため導入して良かったと思います。
引用元：ITreview
オービック：ネガティブな口コミ
ネガティブな口コミには、提供サービスであるOBIC7システムのUIに関する指摘がいくつかありました。
昨今の感覚的に操作ができるようなUIではなく初見では非常に操作がわかりづらい。習熟に時間がかかる。
データ抽出の自由度は高いものの見やすくするようなグラフ化などの機能がないためデータを抽出後の加工などの負荷は減らない。また、各機能間でデータを自動連携する機能がなく都度手動で連携操作を実行する必要がある。
引用元：ITreview
多店舗の在庫が本社では即見えるが、各事業者では見られない、但しこれは導入した会社の仕組みなので問題はないができれば、全事業所の在庫がどこでも見える化するほうが望ましいと思います。
引用元：ITreview
就業はユーザ操作画面がある程度洗練されていますが、人事・給与は直感的に操作できる画面ではないため、万人向けではないです。
引用元：ITreview
オービックの社員の評判口コミ
オービックの職場環境
職場環境については、以下のような口コミがありました。
意思決定は完全なトップダウン。基本的に社長・会長の言うことは絶対。ただ会社の方向性が間違っていることはほぼなく、数年後に利益として芽が出る。
営業至上主義なところがあり、バリバリのエンジニアは求めていない。もちろんそういうエンジニアもいるが十数人程度。幹部層にはエンジニアもおらず、最新技術の動向には疎い。社員はみな人当たりがよく、話が通じない人はいない。セクハラなどは存在しない。
新卒採用しかしていないため、新人研修はかなり手厚くしてもらえる。ただエンジニアの研修内容は社内製品や部品を覚えるためであり、一般的なスキルが身につくものではない。そのため内製開発は出来るなんちゃってエンジニアが多い。
また取引先がどんどん増えていくが、保守も自社で行っているため一度担当した案件からはほぼ離れられない。年次が上がるにつれて手持ちの案件は増えていく。もちろん安定稼働している案件はこの限りではないが。
引用元：openwork
オーナー及び社長の方針、意見が絶対の典型的な日本のオーナー企業が風土となる。新卒採用主義・外注を一切やらない自社一貫体制をしており、ノウハウが社外に出て行かないようにしている。
トップの発信される会社の方針に対しては、絶対的に遵守するように腹落ちして取り組めるようにしている。新卒採用主義なだけあり、若いメンバーへの社内の育成する雰囲気やサポートはあると感じる。
営業、システムエンジニア、開発部隊、管理部隊も一体型でお客さんを向いて仕事をすることをしている。同時に社内の昔ながらの慣習も残っており継続しようとする雰囲気がつよい。
引用元：openwork
会社全体で若手を育てていく空気がある。日系企業にありがちな若手は単純作業が多いとか「出る杭は打たれる」のように発言権がないなどの雰囲気は一切なく、若手のうちから仕事を振られるのはもちろん、発言の機会を多く与えてくれるのは、成長環境として会社を見たときに非常にいいと思う。
会社の風通しもよく、営業が案件を取ってきた時に部署関係なく共に喜んだりする。また、採用の時点で人柄を重視しているようで、魅力的な社員が多い。憧れの上司を持てたことはとてもよかった。
引用元：openwork
オープンで意見は言いやすいが、かなりのトップダウンだと思う。それがこの会社の強みでもあると思うので、一概に悪いとは言えないが上の方針に下は基本的についていく文化となっている。
また、会社の体質として古くフレックスや在宅で仕事ができるなどのリモート環境がない。また、システム会社なのに支給端末のスペックが低いうえに、デュアルディスプレイにするには自分で購入して持ち込むしかない。
引用元：openwork
オービックの仕事のやりがいと成長機会
仕事のやりがいと成長機会に関しては、以下のような口コミがありました。
働きがい：若い人材の活躍の場は多い。ミドル以上の人材は、若手のサポートが多いため、働きがいは低いと思う。給料は仕事内容からするとそこそこ貰えると思う。
成長・キャリア開発：若い人材は成長できる環境ではある。ただ、基本は製品を売り、導入するサイクルであり、商材や業界が異なればそれなりに刺激はあるが、行きつく先は製品が出来る・出来ないの着地点にどう誘導するかであるため、慣れてくると刺激がなくなる。
なので、ミドル以上の人材は、PM路線へ切り替えが必要。ただ、組織構造上PMは、ある程度組織の上位者となるので、ミドル以上の人材のキャリア形成は難しい。
引用元：openwork
働きがい：エンジニアでも、お客様と直接やりとりをする機会が多々あるため、自分の取り組みの評価をダイレクトに受けることができる。
また、社内のメンバーはよく周りのことを見立ており、がんばったらがんばったぶん評価してくれ、「自分がやってることは無意味なんじゃないか」とネガティブな気持ちになって仕事をすることは無い。成長・キャリア開発：若手でも主張すれば、どんどん仕事を振ってくれるため成長意欲のある人にとってはどんどん成長できる環境であると思う。定期的に面談があり、その時に「どんなことがしたいか、どうなりたいか」とよく聞いてくれる。
そこで思いや考えをしっかり伝えれば、その気持ちやその要望にあった、仕事、場所をしっかり与えてくれるため、なりたい自分を目指せる環境も整っていると思う。
引用元：openwork
働きがい：プロジェクトのタイミングにもよるが、声を上げれば若くから要件定義等の上流SEとしてアサインされ、多くの事を学ぶ事が出来る為スキルアップとしての働きがいは非常に感じる事が出来る。
ただ上述したようにプロジェクトや部署によりけりな部分があるので、しっかりと自分の希望や意志を発信し続ける事が重要となる。
成長・キャリア開発：上流から下流までワンストップで業務を行っている為、開発力だけでなく課題解決能力、提案力、マネジメント力など幅広いスキルが身につく事が特徴。
反対にそもそも事業内容が自社パッケージのアドオン開発となるので、1から製品を開発するという機会が少なく、現場SEは深いプログラミング能力が身に付かない所が短所でもある。
引用元：openwork
オービックのワークライフバランス
一緒にワークライフバランスの口コミもみていきましょう。
昔と比べると限られた時間内での成果を作り上げることを意識した行動となり、そう言った意味では、終電近い時間まで働くということは無くなった…健康面の観点では非常に良い形にはなった。ただ時間という制約の中での成果を作り上げる事が若干負担にも繋がることはある。
また在宅勤務を必要に応じて使えることもかなり仕事と家庭の両立はしやすくなったかと思われる。しかし出社しないとできない業務も多数ある事からこのバランスが難しい。
引用元：openwork
ワークライフバランスをとるのは難しいと感じる。基本的に業務量がかなり多いため、残業はあたりまえ。また土日にPCを開いて作業をすることがほとんどである。またコロナ禍の際にはテレワークがあったが、現在ではテレワークが禁止となり原則出社となっている。
商談や打ち合わせについては、まだまだリモートで実施することも多いため、テレワーク制度の復活を掲げる社員も少なからずいる。せめてテレワークができれば、プライベートももう少し充実できるのではないかと感じる。
引用元：openwork
ワークライフバランスが取れるかどうかは立場によります。組織をもって幹部社員となると早朝から夜遅くまでメールチェックや部下への状況確認などに追われます。また複数プロジェクトが動いていくとやることが多すぎて土日がなくなることもあります。
これに対して一般社員であればそれほど責任を負わされることもないため、自分のやるべきことをしっかりやってれば土日はゆっくりできます。ワークライフバランスを優先するか、出世を優先するかは個人の考え方によります。
最後に上に上がれば上がるほど精神的負担はものすごいものになります。メンタル面が弱い方は上に上がってすぐに離脱される方もちらほらいますので若くから出世することはおすすめしません。
引用元：openwork
以前は深夜までの残業や、土日出勤などが当たり前に発生していたが、最近では働き方の見直しもあり大幅に改善した。特別な理由が無い限り、原則21時以降の残業や土日出勤はないため家族との時間や、休日の確保などは問題ない。
有給取得も以前に比べて格段に取りやすくなったため、仕事の調整がつけば休みの取得も可能。GW、夏季休暇、年末年始は1週間ぐらい休むメンバーが多く、海外旅行なども頑張れば計画できる。
引用元：openwork
オービックの採用情報や就職難易度
オービックの採用情報（新卒・中途採用）
オービックでの募集要項を確認しましたが、大卒の方が対象でした。
| 応募資格 | 2025年3月大学卒業・大学院修了見込者 |
| 採用予定人数 | 160名 |
| 採用予定学科 | 全学部・全学科 |
| 採用職種 | 営業系、システム系、管理・事務系 |
| 選考方法 | 適正検査・面接 |
| 初任給 | 関東区：330,000円 その他：320,000円 |
| 昇給 | 年1回 |
オービックの選考フロー
STEP1：エントリー
STEP2：エリア選択
STEP3：会社説明会の視聴
STEP4：Webテストの受験と履歴書のアップロード
STEP5：面接
オービックのインターンシップ
インターンシップの開催概要は以下のとおりです。
| 開催スケジュール | 夏期：8月〜9日 秋期：10月〜11月 冬期：12月〜1月 ※あくまで予定です |
| 開催場所 | Zoomミーティングで実施予定 |
| 参加資格 | 2026年3月4年制大学卒業、大学院修了見込の方 |
| お問い合わせ | 人事部 採用チーム TEL：03-3245-6505 |
オービックの就職難易度
結論からオービックの就職難易度は高いと判断できます。なぜなら、リクナビ掲載のプレエントリー候補の登録人数を参照すると、登録人數が11,802人なのに対して、2025年度の採用人数が160人と狭き門だからです。
東洋経済オンラインが掲載している、「入社が難しい有名企業ランキング」によるとオービックは122位にランクインしており、入社難易度は59.3％と高難易度になっています。
それに中途採用はなく大卒が前提のためハードルが高いといえるでしょう。
引用元：東洋経済オンライン【入社が難しい有名企業ランキング】
オービックの給与と福利厚生
オービックの初任給
オービックの初任給は、2025年度の募集要項は下記表のとおりです。なお、初任給には皆勤手当5,000円と職務手当5,000円が含まれています。
| 初任給 | 32万円〜33万円 |
| 諸手当 | 住宅（※）、家族、役職、受付、資格、時間外勤務、通勤、皆勤、職務 ※上記に加え、入社7年目の終わりまで住宅手当加算あり |
| 昇給 | 年1回 |
| 賞与 | 年2回 |
| 休暇 | 住宅（※）、家族、役職、受付、資格、時間外勤務、通勤、皆勤、職務 ※上記に加え、入社7年目の終わりまで住宅手当加算あり |
オービックの平均年収
オービックの平均年収は、1,078万円と高水準の給与が期待できます。実際に、オービックの公式サイトで公開されている2024年版の有価証券報告書によると以下の結果が報告されていました。
従業員数 1,898名
勤続年数 13.2年
平均年間給与 1,078万円
オービックの年収はなぜ高いのか
オービックの平均年収が高い理由は以下の要因が考えられます。
【高い技術力と専門性】
オービックはIT業界において高い技術力を持っており、高度な専門知識やスキルを持つエンジニアが揃っています。そのため、経験や技術力が高いエンジニアは高い給与が期待できます。
【業績の安定性】
オービックは長年にわたり安定した利益を維持しており、景気に影響されにくい独自システム導入や運用のビジネスモデルを有しています。
理由はOBIC7システムが定着するほど、一貫して導入からサポートまでを担うため安定した収益が見込めるからです。業績が安定した結果、従業員への報酬が高くなる傾向があります。
オービックで公開されている、売上高や純利益を確認してもマイナス傾向にはなっていませんでした。それに純資産額と総資産額がプラス傾向のため、安定経営といえるでしょう。
| 単位：百万円 | 第55期 | 第56期 | 第57期 |
| 売上高 | 82,616 | 93,344 | 103,401 |
| 純利益 | 40,138 | 46,918 | 53,790 |
| 純資産額 | 239,240 | 271,196 | 337,534 |
| 総資産額 | 266,077 | 305,940 | 396,031 |
これらの要因が、オービックの平均年収が高い理由といえます。
オービックの家賃補助や福利厚生の充実度
オービックは、家賃の補助金や福利厚生が充実しています。特に、男性社員の育児休暇の取得や有給取得率が高比率でした。
オービックで公開されている情報によると、男性社員の育児休業取得率が86.2％、有給取得率が82.4％と取得率は高くなっています。それに子供が小学校6年生を修了するまで、取得できる時短勤務も可能です。
したがって、社員全体がライフスタイルにあわせた働き方が実現できるでしょう。また、自己啓発・旅行・グルメ・各種クラブの参加などの福利厚生が充実しているのもポイントです。
オービックの株価と業績
オービックは東証プライム上場企業です。2024年時点の情報では、1株23,980円程度でした。
株式の状況
株主数 7,092名 出資している株主の数
発行可能株式総数 398,400,000株 会社が発行できる株式の総数
発行済株式総数 99,600,000株 株式会社が定款で定めた上限で、実際に発行している株式の総数
引用元：オービック株主・株式情報
大株主の状況
株主名と所有株式（千株）
株式会社MNホールディングス 16,909
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 12,324
株式会社日本カストディ銀行 6,029
野田 順弘 2,881
野田 みづき 2,781
ジェーピーモルガンチェースバンク385632 2,374
エスエスビーティーシークライアントオムニバスアカウント 2,032
ステートストリートバンク ウェストクライアント トリーティー505234 1,598
ノーザントラストカンパニー 1,063
株式会社ダノックス 1,050
株価の年間推移
2024年
始値（円）23,980.0（1/4）高値（円）26,410.0（8/27）安値（円）19,785.0（4/26）終値（円）25,300.0（8/30）累積売買高（株）42,743,600
2023年
始値（円）19,200.0（1/4）高値（円）25,550.0（9/6）安値（円）19,030.0（1/4）終値（円）24,295.0（12/29）累積売買高（株）44,235,800
2022年
始値（円）22,020.0（1/4）高値（円）22,770.0（10/26）安値（円）17,050.0（3/7）終値（円）19,410.0（12/30）累積売買高（株）44,487,700
2021年
始値（円）20,870.0（1/4）高値（円）23,960,0（9/17）安値（円）17,570.0（3/3）終値（円）21,600.0（12/30）累積売買高（株）42,685,400
2020年
始値（円）14,690.0（1/6）高値（円）24,110.0（11/30）安値（円）11,920.0（3/13）終値（円）20,730.0（12/30）累積売買高（株）59,353,000
- 人間関係でのストレスを抱えにくい
- 評価されやすく若手でも成長機会が多い
- 大手に就職して高収入を目指せる
- システム導入や運用、保守など学べることが多い
- トップダウン型なので急な方針転換でも対応する必要がある
- 中途採用は募集していない
オービックでの採用は新卒主義なのでしょうか？
はい、オービックの人材採用は新卒採用主義です。
長期的な人材育成を重視する企業のため、専門スキルや人間関係を構築するための人間力が求められています。
オービックでは、対人向けのサービスを提供しているのですか？
いいえ、BtoCではなくBtoBのサービスが主です。
コンサルティングからシステム構築や保守などの法人向けのサービスを提供しています。提供しているOBIC7システムは、国内の中堅企業をターゲットにしています。
転職アプローチはどこからが攻めればいいですか？
転職エージェントからの応募がおすすめです。
大手企業では、人事採用の年間コストが決められており、よい人材がいれば惜しまずに採用してくれる企業が多いといわれています。そのため、企業が求める人物像に近付くには、プロからアドバイスを受けるのが一番です。
自力の場合、手探りで企業リサーチや面接対策を行う必要がありますが、転職エージェントなら、さまざまなモデルケースがあるため対策しやすくなります。転職に有利な情報を得やすいため成功率が上がるでしょう。
【まとめ】
今回は、「オービックの評判や口コミ」から、「株価や業績」までをご紹介しました。オービックはシステム関連の事業を展開しており、同年代同士の働きやすさや福利厚生がしっかりしている企業です。
大卒を採用しており年が近いメンバーになるため、入社後に接しやすいのもポイントです。初任給は大卒で32万円程度ですが、平均年収1,000万円以上のため高収入を狙える可能性があります。育児休暇や有給取得に関してもは、取得率が80％以上と高いのも魅力です。
もし就職活動について悩みがある方は、転職アドバイザーのキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。就職活動に関して不安な方も気軽に相談してください。きっと、あなたに合ったお仕事がみつかるでしょう。
