転職の面接の際に「やらかしてしまった」ことはある？
転職の面接は、今後の人生を大きく変えるかもしれない一大イベントです。
失敗は許されないと身構えてしまうからこそ「やらかしてしまった」という経験がある方も少なくないのでは？
今回は事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女500人の方々に「転職の面接でのやらかし」についてアンケートを実施しました。
| 調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
| 調査対象者 | 事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女 |
| 調査期間 | 2024年10月10日 ～ 2024年10月17日 | 質問内容 | 質問1：転職の面接時にやらかしてしまった（大きな失敗）経験はありますか？ 質問2：どんな失敗をしてしまったことがあるか教えてください。 質問3：そのやらかしてしまった面接の合否はどうでしたか？ 質問4：合格もしくは不合格になった理由はどんなことだと思いますか？ 質問5：その後、やらかさないように気を付けていることはありますか？ 質問6：どのようなことに気を付けていますか？ | 集計対象人数 | 500人 |
目次
20.4％が、転職の面接時に「やらかしてしまったことがある」
まずは、転職の面接時にやらかしてしまった（大きな失敗）経験はあるか聞いてみました。
20.4％の方が、転職の面接時に「やらかしてしまったことがある」と回答しています。
どんな失敗をしてしまったことがあるか聞いてみたので、一部を紹介します。
- 頭が真っ白になって、話しながら質問を忘れてしまった（20代・女性）
- 面接で不利になる事実を発言してしまったこと（20代・女性）
- 普段使わないので靴べらの使い方がわからず、革靴を履く時に渡されたがうまく使えず結局無理やり履いたこと（20代・男性）
- 返答に困って沈黙した（30代・女性）
- 退職理由を本当の考えで伝えた（30代・男性）
- 最初の頃、最後にいつ入社出来ますかと聞かれた際に、真正直に3ヶ月後と言っていて、エージェントに注意された（30代・男性）
- まったく想像していなかった質問でわけのわからないことを言っていた（30代・女性）
「緊張してしゃべることが飛んでしまった」「聞かれていることにうまく答えられなかった」「不利になることや本音を話してしまった」などが多く挙げられていました。
やらかしてしまった面接の合否、64.7％が「不合格だった」
続いて、やらかしてしまった面接の合否を聞いてみました。
64.7％の方が「不合格だった」と回答しています。
合格もしくは不合格になった理由はどんなことだと思うか聞いてみたので、一部を紹介します。
- 話につまってもゆっくり聞いてくれて、緊張しなくても大丈夫だよと声かけしてくれたので、企業の求めてる部分には当てはまっていたのかもしれない（20代・女性）
- 遅れる前に連絡を入れたこと、会社側が寛容だったこと（30代・男性）
- 経験など（30代・男性）
- その後に落ち着いて対処できたため（40代・男性）
- マナーやハキハキ返事をすること、常識のある受け応えが出来たこと（50代・男性）
- 扱いづらいと思われた（30代・男性）
- 入社の熱意がないと思われたから（30代・男性）
- 全体的に頼りない印象だったのだと思う（30代・女性）
- 上手く話せなかったから（40代・男性）
- 自分の考えをしっかり伝えられなかったこと（40代・女性）
- 会社を理解していないと思われたからだと思う（50代・男性）
やらかしたことのある78.4％が、今後やらかさないように気を付けていることが「ある」
さらに「転職の面接でやらかしてしまった経験がある」と回答した方に、その後やらかさないように気を付けていることはあるか聞いてみました。
78.4％の方が、その後やらかさないように気を付けていることが「ある」と回答しています。
どのようなことに気を付けているのか聞いてみたので、一部を紹介します。
- 緊張しないようにする（20代・女性）
- いきなり話し始めず、一呼吸おいてから話す（20代・女性）
- 出来るだけ早く、最低でも内定いただけたら、1ヶ月以内に入社できますと言うようにした（30代・男性）
- 説明が出来るように前もって喋る内容をまとめる（30代・女性）
- 緊張しすぎず冷静に話すようにしている（30代・女性）
- 何度も練習。緊張しないように落ちつける（40代・女性）
- とにかく沈黙にならない事！そして、笑顔を絶やさない事！（50代・女性）
「前の日から面接の準備を周到にしておく」「緊張せず、平常心を保つ」などが多く挙げられていました。
まとめ
今回は「転職の面接でのやらかし」という調査を行い、その結果について紹介しました。
20.4％の方が、転職の面接時に「やらかしてしまったことがある」と回答しています。
一方でやらかしてしまった方の35.3％は、「合格だった」ようです。
その理由として「その後に落ち着いて対処できたから」や「企業が求めている人材とマッチしていた」などが挙げられていました。
転職の面接が不安な方は、転職エージェントの力を借りてみるのも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
転職のプロである転職エージェントがいれば面接のアドバイスはもちろん、その企業とマッチしているかどうかも一緒に考えてくれるのでとても心強いですよ。
