『PTOTキャリアナビ』は、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)など、リハビリ職に特化した転職支援サービスです。
リハビリ職としてキャリアアップや働きやすい環境を求めている方の中には、PTOTキャリアナビを利用して転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際の評判やサービスの詳細を知らないと、登録に不安を感じる方もいるかもしれません。
そこで、この記事では、実際に利用した方の声を交えつつ、サービスの特徴や利用の流れについても解説していきます。
PTOTキャリアナビを利用して転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
#この記事を書いた人
みんなの転職アドバイザー
ねこくん
新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。
公式https://ptot-careernavi.com/
目次
PTOTキャリアナビの総合評価|PT・OT・STの方におすすめ
サービス名 | PTOTキャリアナビ |
公式サイト | https://ptot-careernavi.com/ |
運営会社 | 株式会社ヒトイキ/td> |
対象者 | 理学療法士/作業療法士/言語聴覚士の有資格者 |
対象年齢 | 20~60代 |
利用料金 | 無料 |
公開求人数 | 33,000件以上 |
非公開求人数 | 非公開 |
書類添削 | なし |
面接指導 | あり |
『PTOTキャリアナビ』は、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)に特化した転職支援サービスです。
他の総合転職エージェントと異なり、リハビリ職専門のキャリアパートナーが在籍しています。
そのため、業界に特化した求人紹介やキャリアアドバイスを受けることができるでしょう。
また、関東や関西といった地域に強く、エリアごとの転職ニーズにマッチした求人をピンポイントで提案できるのも魅力です。
- リハビリ職専門のキャリアパートナーによるサポートが充実
- 関東・関西エリアに特化した求人提案が可能
- LINEを利用した手軽な転職相談ができる
- 施設形態や施術内容にこだわった求人が多い
- 関東・関西エリア以外の求人は少ない
- 一般的な転職エージェントより選択肢が限られる
専属のキャリアパートナーが、求職者だけでなく事業所側も担当する「両面型」のサポートを行っており、条件交渉や細かな要望にも柔軟に対応できるのが特徴です。
また、幅広い施設形態の求人や、施術内容にこだわった転職サポートが受けられます。
特に、スキルアップやキャリアチェンジを目指しているリハビリ職の方におすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
公式https://ptot-careernavi.com/
PTOTキャリアナビのメリット|サービス・評判から分析
メリット1|リハビリ職専門のキャリアパートナーによるサポートが充実
実際にサービスを利用した方の声を見ていきましょう。
自分のペースに合わせてサポートしてくれた
自分以上に真剣に行動してくれた
〇〇さんのサポートは自分自身以上に真剣に考えて行動していただいたことが何よりも嬉しかったです。
また、転職の機会がもしあればぜひ相談したいと思います。
サービスの最大の特色は、その専門性の高さです。
そのため、求職者の転職をサポートするキャリアパートナーの知識も高い傾向があります。
求職者の希望に合わせた求人の提案はもちろんのこと、キャリアアップや条件交渉、面接対策など、専門職ならではの悩みや要望に寄り添ったサポートを受けられるのは特化型のサービスだからこそです。
メリット2|関東・関西エリアに特化した求人提案が可能
改めて、PTOTキャリアナビの対応エリアを確認しておきましょう。
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 埼玉県
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
関東と関西の求人に強みを持っている = その地域性を理解しているということになります。
通勤時間や交通手段、沿線など、希望の条件にぴったり合った求人を提案しやすいのは、全国を網羅する大手の転職エージェントよりも、こういった地域に特化した転職サービスです。
だからこそ、自宅から近い施設や、交通の便が良い勤務地など、エリアごとの細かなニーズに応えた転職支援が受けられるでしょう。
メリット3|LINEを利用した手軽な転職相談ができる
実際にサービスを利用した方の声を見ていきましょう。
- どんな質問にも迅速に対応していただき助かりました。
- 迅速に求人案内や面接の日程調整をしていただいて、大変スムーズに内定を受けることができました。
何かキャリアパートナーに聞きたい時、電話やメールはハードルが若干高いです。
その点、PTOTキャリアナビではLINEを使った簡単な相談ができるため、手軽にキャリアパートナーとコミュニケーションを取ることができます。
ちょっとした疑問や不安を解消しやすく、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
チャットの要領で使えて、返信が迅速であることも、利用者にとって安心できるポイントです。
メリット4|施設形態や施術内容にこだわった求人が多い
実際にサービスを利用した方の声を見ていきましょう。
ここでなければ内定採用はありえなかった
本当に感謝しかありません。
退職、入社日までよろしくお願いいたします。
また同僚の転職もぜひお願いいたします。
求職者の1人ひとりの専門性に応えるため、病院やクリニック、介護施設、訪問リハビリなど多様な施設形態の求人を扱っています。
だからこそ、求職者の働きたい場所や施術のスタイルに合わせた提案が可能です。
また、特定の施術や治療法を学びたい、経験を積みたいという要望にも応じた求人を紹介してもらえるでしょう。
PTOTキャリアナビのデメリット|サービス・評判から分析
デメリット1|関東・関西エリア以外の求人は少ない
該当エリアでの転職を目指す方にとっては最適なエージェントです。
しかしながら、地方や関東・関西以外の大都市で転職を希望する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の方にとっては、選べる求人が少ないというのが現状になります。
そのため、希望勤務地が関東・関西以外の方にとっては、他のエージェントと併用する必要があるかもしれません。
デメリット1|一般的な転職エージェントより選択肢が限られる
特化型エージェントの転職サービスなので、その専門性が高い反面、取り扱う求人はリハビリ関連の職種に限定されています。
理学療法士や作業療法士としてのキャリアを継続するつもりであれば最適なサービスなのは間違いありません。
ただし、他の職種やキャリアチェンジを考えている方にとっては、選択肢が限られてしまう可能性があるので注意しましょう。
リハビリ職以外の求人も探している場合は、一般的な転職エージェントも利用するのがおすすめです。
- リクルートエージェント|業界最大級の求人数
https://www.r-agent.com/ - doda|求人数と担当者の質が高い
https://doda.jp/ - パソナキャリア|対応が親身で丁寧
https://www.pasonacareer.jp/
サービスの特徴を見ても分かる通り、リハビリ職への専門性の高さが最大の魅力と言えるでしょう。
一方、不満点になりやすいのが、「求人エリアが限定的」や「総合的な求人の幅の狭さ」という点です。
とはいえ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の転職にかけては、求人の質・サポートともに優れています。
いずれにしても、これらの職種でキャリアを築きたい人にはおすすめの転職サービスです。
公式https://ptot-careernavi.com/
利用前に知っておきたい!PTOTキャリアナビの基本情報3つ
公式https://ptot-careernavi.com/
どんな求人がある?
具体的には、病院、クリニック、介護施設、訪問リハビリといったさまざまな施設形態の求人が中心です。
ただし、それはPTOTキャリアナビに限った話です。
運営会社の株式会社ヒトイキでは、他にも以下のような『看護キャリアナビ』『マッサージキャリアナビ』『医療キャリアナビ』を運営しています。
- 看護キャリアナビ|看護師、保健師、助産師の転職に強み
https://kango-careernavi.com/ - マッサージキャリアナビ|柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師などに最適
https://massage-careernavi.com/ - 医療キャリアナビ|医療業界全般の求人に対応
https://iryo-careernavi.com/
PTOTキャリアナビの利用者層は?
つまり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの有資格者であれば、20~60代まで幅広い方が利用できます。
特に、キャリアチェンジやワークライフバランスを重視した転職を希望する方にとって、理想的な求人を見つけやすいです。
ただし、エリアによる制限もあるため、関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)と関西(大阪、兵庫、奈良)に住んでいる方に限られるでしょう。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の違いは?
いずれも国家資格が必要なリハビリ職に関連した職種ではあります。
ただし、仕事内容はそれぞれ異なるので注意しましょう。
ここからは、具体的に各職種の役割や違いを解説していきます。
理学療法士(PT)
PTとは、“Physical Therapist”の略です。
身体の機能回復や運動能力向上を目的に、歩行訓練やリハビリテーションを行います。
目的は、日常生活や社会活動における身体機能の改善と自立支援です。
主に身体的なケアに特化しているのが特徴と言えるでしょう。
- 歩行訓練や関節可動域の改善
- 筋力強化トレーニング
- 物理療法(温熱・電気療法)
作業療法士(OT)
OTとは、“Occupational Therapist”の略です。
日常生活での活動や作業を通じて、身体・精神機能の回復を目指します。
身体的なリハビリに加えて、社会的な適応力や精神的なサポートも行います。
- 日常生活動作(ADL)の訓練
- 仕事や趣味活動の指導
- 認知機能や精神的なサポート
言語聴覚士(ST)
STとは、“Speech Therapist”の略です。
言語や聴覚に障害を持つ方のコミュニケーション能力の改善を促します。
また、嚥下機能の回復をサポートするのも言語聴覚士の役割と言えるでしょう。
主に発音や発語、飲み込みの機能を向上させる訓練を提供します。
- 失語症や言語障害のリハビリ
- 嚥下(飲み込み)障害の訓練
- 発音や発語のトレーニング
PTOTキャリアナビの登録から転職成功までの流れ
公式サイト(https://ptot-careernavi.com/)にアクセスして、何個かの質問に回答して登録を完了させます。
- 希望の事業所形態
- 希望の転職時期
- 現在の住まい
- 名前・生年月日
- 電話番号・メールアドレス
入力内容に間違いがないように注意しましょう。
登録後は数日以内に担当者から電話で連絡が届きます。
ヒアリング内容はざっくり下記のようなことを聞かれます。
- より細かい希望エリア
- 希望年収
- 条件の優先事項
求人が見つかるまではメールやLINEでのやり取りができます。
不明な点があれば、気軽に相談して解消しておきましょう。
ヒアリングした内容を踏まえて、希望条件にあった求人を紹介してもらえます。
各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。
応募書類が完成したら実際に企業へ応募します。担当者が推薦文を添えてくれるので、あなたの魅力が志望企業に伝わりやすくなります。(転職エージェントならではのメリット)
応募後は遅くとも2週間ほどで選考結果が出ます。
志望企業の採用担当者がどんな人を好むのかなど、これまでの傾向から電話でアドバイスをしてもらいます。
また、今のスキルや経験からどのようにアピールすれば効果的か指導してくれます。
自己PRが苦手な人は、率先して活用していきましょう。
希望日程に沿って担当者が企業側と面談日程の調整をしてくれます。
面接練習を活かして効果的にアピールしましょう。
面接に落ちてしまった場合でも、担当者が企業側からフィードバックを受けているケースが多いため、次の面接時の参考にすることができます。
担当者が希望条件をもとに給与交渉や入社日の調整をしてくれます。
入社日は会社側との相談次第で臨機応変に対応できる場合が多いので、必ず希望を担当者に伝えましょう。
もし退職時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。
エージェントによっては入社後に定期的な声がけがある場合もあります。
公式http://www.jac-recruitment.jp/
PTOTキャリアナビを最大限に活用する方法
PTOTキャリアナビを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。
1.複数のエージェントに登録していることを伝える
転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。
もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。
自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。
また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど?」など比較した質問も可能になります。
2.スキルや経験を嘘なく伝える
キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。
3.希望条件をしっかり伝える
業界・職種の他に、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。
- 今後どういった仕事につきたいのか
- 希望勤務地
- 希望年収(希望と最低ライン:400万以上~など)
- 年間休日や残業の有無
こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。
「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。
4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る
- 担当者に誠実に仕事ができる人という印象を与えられる
- 担当者はあなたを約束事が守れる人として企業に推薦できる
- スケジュールを守ることでお互いスムーズに進めることができる
キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。
スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)
5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える
良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。
- 求人や転職の押し付けをしない
- 希望条件に合った求人を紹介してくれる
- キャリアプランを親身に考えてくれる
- 志望業界・職種に関しての深い知識がある
- あなたの良いところを企業に伝える力がある
- 年収・面接日程などの交渉力がある
- キャリアカウンセリングが浅い、ヒアリングをしない
- 内定が出やすい求人ばかり提案する
- 連絡が遅い
- 調整力がなく、面接のブッキングが起こったりする
- 業界や職種に関しての知識が薄い
良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。
信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。
担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。
6.必ず主導権は自分が持つ
キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。
流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで・・・」というように他人に責任転嫁することになります。
7.面接後にフィードバックの確認を依頼する
面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。
具体的に確認するポイントは以下の2つです。
- 企業側が評価したポイント
- 企業側が懸念したポイント
ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。
もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ!
また、フィードバックをしない決まりのエージェントもあるので注意しましょう。
PTOTキャリアナビのよくある質問
気になる疑問をチェック
対面での面談は受けられる?
基本はLINEや電話でのやり取りのみになります。
ただし、電話であっても丁寧に対応してくれるほか、柔軟に対応してくれることもあるため、安心して利用しましょう。
未経験でも利用できる?
未経験では難しいでしょう。
PTOTキャリアナビは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の国家資格を持つ方をターゲットにしたサービスです。
地方在住だけど利用できる?
求人は関東や関西が中心です。
地方在住の方でも利用は可能ですが、求人が少ないため、該当エリアでの転居を検討する場合や、地域にこだわらない方に向いています。
どのくらいの期間サポートしてくれる?
明記はされていませんが、一般的な転職サポートは3か月ほどです。
ただし、利用者の状況によっては、短期間での転職成功や、長期的なサポートにも柔軟に対応してもらえる場合があります。
年齢制限はある?
20代から60代までの幅広い層が利用しています。
年齢や性別、経験年数を問わず、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の有資格者であれば幅広く利用できます。
【まとめ】リハビリ職を希望する有資格者におすすめ
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の有資格者
- 関東、もしくは関西在住
- 自身の経験やスキルを活かした求人を紹介したほしい方
- 細かい希望条件に応えてほしい方
- 面接時など専門的なアドバイスがほしい方
『PTOTキャリアナビ』は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といった多くの方が利用していることが分かったと思います。
業界に精通した手厚いサポートや、エリアに特化した求人提案が強みです。
特に、専門性の高い求人や細やかな条件に対応できる点が、多くの利用者に選ばれる理由となっています。
入職した際の利点や不利な点も転職活動中に把握できたことはとても良いと思いました。
退職者の実際の意見やコメントが聞けて参考にさせて頂きました。