このページでは、こんな疑問に答えていきます。
#この記事を書いた人
みんなの転職アドバイザー
ねこくん
新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。
転職エージェントと転職サイトの違い
代表的なサービス | |
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エージェント リクルートエージェント | 転職サイト リクナビNEXT |
気軽さ・スピード感 | |
エージェント 担当者と打ち合わせしながら進めるため、スピード感は遅め | 転職サイト マイペースに進めることができる |
求人数 | |
エージェント 希望条件に沿ってエージェントが厳選してくれる。 | 転職サイト 質の低い求人が集まりがち |
転職成功率 | |
エージェント 面接指導もあり、面接外でもあなたの魅力を伝えてくれる場合もあるため、転職成功率が高い | 転職サイト 書類添削や面接指導も受けられないため、転職成功率は低め |
キャリアカウンセリング | |
エージェント 市場価値の判断やこれからのキャリア相談を受けられる | 転職サイト アドバイスは受けられない |
情報収集 | |
エージェント 企業訪問をしているエージェントでは現場のリアルな声を聞ける場合も。 | 転職サイト 自分で見つけられる範囲でしか収集できない |
採用試験対策 | |
エージェント 面接指導や応募書類の添削などがある。 | 転職サイト アドバイスは受けられない |
企業との交渉 | |
エージェント 担当者が面接日程や入社時期・給与交渉をしてくれる | 転職サイト すべて自分で行う |
それぞれの特徴をまとめてみました。
- 自分で企業を探す
- 自分で直接日程調整をして企業に応募する
- 非公開求人は見れない
- 応募書類なども自分ひとりで作成する
- 年収交渉などはすべて自分
- スピードは自分次第
- ブラック企業が多め
- キャリアカウンセリングが受けられる
- 担当者が希望条件に合った求人を厳選してくれる
- 非公開求人が見れる
- 日程調整は担当者がしてくれる
- 応募書類や面接指導もしてくれる
- 年収交渉や入社日調整などもしてくれる
- 動きはゆっくり
転職エージェントを利用するメリット・デメリット
転職エージェントを利用するメリット
- プロによるアドバイス・サポートが受けられる
- 企業との交渉がしやすく転職活動の時間が削減できる
- 業界・企業の情報量が多く、転職成功率が高い
転職のプロによるアドバイス・サポートが受けられる
サポート内容
- キャリアカウンセリング
- 自己分析のサポート
- 応募書類の添削
- 面接練習
- 入社・退職サポート
これまでのスキルや経験から現在の市場価値を客観的に評価してくれるので、業界全体から見て自分の年収やスキルがどうなのかという点が把握しやすいのも大きなメリットです。
調整ごとを代行してくれるので、時間短縮になる
代行してくれる
- 企業との連絡
- 面接の日程調整
- 施設見学などをする場合の日程調整
- 給与・条件交渉
- 入社時期の調整
面倒な交渉や調整をすべて担当者が代行してくれるため、転職活動にかかる労力を大幅に減らすことができます。
また、交渉事が苦手という人でも、大幅な年収アップが期待できます。
業界・企業の情報量が多く、転職成功率が高い
エージェント独自の非公開求人もありますし、業界出身のキャリアアドバイザーが多い場合は専門分野の質問も聞きやすいというメリットもあります
また、転職エージェントを利用すれば以下のことが知れるため、転職成功率が高くなります。
- 求人票に出ていない情報
- 実際の現場の様子
- 採用担当者がどんな人物か
- 企業が求める詳細な人材像
- 過去の採用試験の事例など
転職エージェントを利用するデメリット
- 最初の敷居が高い
- 担当者と相性が合わない可能性がある
- 転職活動に時間がかかる場合も(自分次第)
最初の敷居が高い、登録が面倒くさい
転職エージェントは完全無料で利用可能な便利なサービスなのですが、登録が面倒や面談が大変そうという理由で敬遠している方はかなり多いです。
そのため、気軽さと言う点では転職サイトの方が有利でしょう。
担当者と相性が悪い場合がある
- 担当者の相性が悪い場合に切り替えが簡単
- 各社独自の非公開求人を比較できる
- 求人数が少ない場合に他社へ切り替えられる
複数の転職エージェントに登録することは禁止されていないので、合わないエージェントに無駄な時間を割くよりは、別のエージェントを利用する方が手っ取り早いです。
STEP 1. 転職エージェント2~3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する
転職活動に時間がかかる場合も(自分次第)
転職エージェントを利用する場合は担当者と相談しながら転職活動を進めていくため、転職サイトよりも時間がかかります。
とはいえ、内定率は転職エージェントの方が高いので、転職サイトでなかなか内定が取れない場合は転職エージェントの方が早いというケースも。
転職エージェントにも「じっくり進めるタイプ」と「とにかく大量に求人を紹介するタイプ」があります。素早い転職する場合は、レスポンスが早いエージェントを選びましょう。
詳細は『1ヶ月以内での転職は可能!スピード転職の全手順【爆速】』を参考にしてください。
転職サイトを利用するメリットやデメリット
転職サイトを利用するメリット
- 基本的に誰でも利用できる
- 気軽に大量応募が可能
基本的に誰でも利用できる
転職エージェントは経験やスキルが浅かったり、希望勤務地に紹介できる求人が無いといった場合に利用を断られることがあります。
一方、転職サイトの場合は転職を考えている人なら誰でも利用ができるので、敷居が低い点がメリットです。
気軽に大量応募が可能
転職サイトでは好きなときに掲載求人へ応募ができるため、いつでも転職活動を行うことが出来ます。
そのため、あなたの頑張り次第で転職活動期間を短くすることもできます。
逆に言えば、動き出さなければいつまで経っても転職できないということにもなりかねません。
転職サイトを利用するデメリット
- ミスマッチが起こりやすく、転職失敗につながる可能性が高い
- ブラック企業に当たる可能性が高い
- 内定率が悪くなりがち
- 日程調整や交渉などは自分でやらなければならない
ミスマッチが起こりやすく、転職失敗につながる可能性が高い
自分ひとりで転職活動をしていると、あなたの欠点や良いところをアドバイスしてくれる人はいません。
自分を客観視できないため、なかなか内定が取れなかったり、ミスマッチしやすくなります。
ブラック企業に当たる可能性が高い
転職サイトにブラック企業が多い理由を簡単にまとめました。
- 応募者がブラックと知らずに応募しやすい
- 安い費用で募集をかけられる
企業が転職サイトに求人を掲載する場合、4週間で20万円~ほどのコストがかかります。掲載期間の間に多くの応募が集まれば1人あたりの採用コストは大きく下げられるのが特徴です。
ブラック企業は離職率が高く常に人材不足ですから、なるべく安く大量に人材を集めるために「転職サイト」が利用されているという側面があります。
日程調整や交渉などは自分でやらなければならない
転職サイトを利用する場合、転職エージェント利用時に比べ、自分でやらなければならないことが圧倒的に多いです。
- 面接のアポイント
- 給与・待遇の交渉
- 入社時期の調整
在籍中に転職活動を行うのであれば、こういった手間は極力省かないと転職活動に時間がかかり、長期化する恐れもあります。
また、入社後に聞いていた待遇と違うなどのトラブルが起こった際も自分で対応しなければなりません。
転職成功率が低い
転職サイトは誰でも利用可能かつ気軽に応募ができるため、企業側に多くの求人が集まります。逆に言えば質の低い応募者が多いという事でもありますね。
企業側はすべての応募に対応する労力をかけられないので、一定の基準(学歴・職歴など)でフィルターをかけて選別することがほとんどです。
そのため、行きたい企業があっても面接までたどり着けないというケースが多いです。
そのため、全体的に見ると、入社成功率という点ではやはり転職エージェント側に軍配が上がります。
【結論】基本的には転職エージェントがおすすめ
- 自分で企業を探す
- 自分で直接日程調整をして企業に応募する
- 非公開求人は見れない
- 応募書類なども自分ひとりで作成する
- 年収交渉などはすべて自分
- スピードは自分次第
- ブラック企業が多め
- キャリアカウンセリングが受けられる
- 担当者が希望条件に合った求人を厳選してくれる
- 非公開求人が見れる
- 日程調整は担当者がしてくれる
- 応募書類や面接指導もしてくれる
- 年収交渉や入社日調整などもしてくれる
- 動きはゆっくり
いずれにせよ無料で利用できるので、気軽に相談してみると良いでしょう。
以下におすすめの転職エージェントを載せておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめのエージェント | |
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リクルートエージェント | 20万件を超える圧倒的な求人数 情報が豊富なので転職者は登録必須 |
パソナキャリア | サポートが親身で丁寧 女性の転職に強い |
doda | 求人数と担当者の質のバランスが良い |
マイナビエージェント | マイナビ運営 若年層の転職に強い |
ワークポート | IT・Web業界に強い |