40代のIT転職に強い転職エージェント7選！キャリアを活かせる転職成功のコツも解説

40代のIT転職は難しい？使うべき転職サービスは？

40代でIT業界への転職を考えた際、「年齢がネックになるのでは？」「キャリアチェンジは難しい？」と不安を感じる方も多いでしょう。

確かに、20代・30代に比べると求人数は減るものの、40代ならではの強みを活かせば、充分に転職成功のチャンスはあります。

マネジメント経験や専門的なスキルを持つIT人材は、多くの企業で求められており、転職エージェントをうまく活用すれば、自分のキャリアに合った求人を見つけやすくなるでしょう。

そこでこの記事では、40代のIT転職に強い転職エージェント7選を紹介しながら、転職成功のコツや注意点についても解説します。

記事の前半では、40代のIT転職の現状と課題などを解説しますので、すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
IT転職で成功する3ステップ
STEP 1.『レバテックキャリア』『ギークリー』『Direct type』の3社に無料登録する。
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

40代のIT転職の現状と課題

「40代のIT転職は難しい」と言われることが多いけど、実際のところはどうなんでしょう？

確かに20代・30代と比べると選択肢が限られる部分も否めません。

一方で40代だからこそ求められるスキルや経験もあります。

ここからは、40代のIT転職の現状や直面しやすい課題を整理し、どのような人材が市場で求められているのかを詳しく解説します！

40代のIT転職は本当に難しい？

「40代のIT転職は厳しい」とよく言われますが、その理由を理解し、適切な戦略を立てれば決して不可能ではありません。

実際に、多くの企業が経験豊富な人材を求めている一方で、20代・30代と比べると転職市場の状況は異なり、注意すべきポイントがあります。

どんなところに注意すればいいんでしょうか？

具体的な意識したいポイントとしては以下の通りです。

求人数の減少

まず40代向けの求人は、若手に比べると少なくなります。

特に、実務経験が少ない場合や、新しい技術に対応できない場合は、選択肢が限られる傾向があります。

年収・ポジションのミスマッチ

40代は管理職経験や専門的なスキルを持つ人が多いため、それに見合った待遇を求めることが一般的です。

しかし、企業側は「年収に見合う成果を出せるか？」をシビアに判断するため、希望条件と実際の求人が合わないケースもあります。

柔軟性と適応力が問われる

企業側は「40代の転職者が新しい環境や技術に適応できるか？」を重要視します。

スタートアップ企業や成長フェーズの企業では、変化に対応できる柔軟性が求められがちです。

40代の転職市場で求められる人材とは？

一方で、40代のIT人材に対する需要もあります。

以下のようなスキルや経験を持つ人材は、転職市場で高く評価される傾向にあるでしょう。

特に、エンジニアからマネージャー職への転職や、ITコンサルタントとしてのキャリアチェンジは、40代でも成功しやすい分野です！

40代が転職を成功させるためのポイント

40代でIT転職を成功させるには、以下のポイントを意識することが大切です。

このようなポイントを意識すれば、40代の転職は決して不可能ではありません。

自分の強みを理解し、適切な転職戦略を立てることで、キャリアを築いていきましょう。

転職を成功させるためのコツについては、こちらでも詳しく解説しているので参考にしてください。

40代におすすめのIT業界向け転職エージェント7選

具体的にどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、40代のIT転職におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

見たいエージェントにジャンプ

どれがいいか迷ってしまうな･･･

IT業界に特化したエージェントは非公開求人が多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

レバテックキャリア｜約5人に4人が年収アップ！

タップで基本情報を見る

対応エリア

東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/京都/奈良/兵庫/福岡/滋賀

サービス名	レバテックキャリア
公式HP	https://career.levtech.jp
運営会社	レバテック株式会社
対象年代	20代~40代
対象者	IT･WEB業界志望のエンジニア経験者 (未経験向けの求人は無し)
利用料金	無料
公開求人数	39,416件（2025年3月時点）
非公開求人	あり
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(10:00～20:00) 土(10:00~16:00)
電話面談	可能

『レバテックキャリア』は、レバレジーズ株式会社が運営するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

特に、エンジニア経験者やマネジメント経験を持つミドル層の転職支援に強みを持っています。

また、年間7,000回以上の企業ヒアリングを重ねており、コンサルタントの業界知識が豊富です。

言語や開発環境といった専門性の高い技術的な話も通用しやすく、実際の現場の環境や最新技術などに関しても相談できます。

IT業界に強いのはもちろんのこと、特にエンジニア転職に強みを持ち、高年収の案件を多く保有しています。

一定のスキルが求められる求人は多いものの、非公開求人の質も高いのが特徴です

キャリアアップを視野に転職したい方にとっては最適な転職エージェントと言えるでしょう。

公式https://career.levtech.jp

ギークリー｜IT・Web・ゲーム業界に特化

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

東京/千葉/神奈川/埼玉/大阪/京都/奈良/和歌山/兵庫/滋賀

サービス名	Geekly(ギークリー)
公式HP	https://geekly.co.jp/
運営会社	株式会社Geekly
対象年代	なし
対象者	IT・WEB・ゲーム業界 を志望の人
利用料金	無料
公開求人数	30,925件　※2025年3月時点
非公開求人	-あり
面談場所	東京（渋谷）、大阪（梅田） オンライン可
面談可能時間	平日・土曜日
電話面談	可能

『ギークリー』は、株式会社ギークリーが運営する、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

特化型のため、専門性の高い求人が揃っており、40代の即戦力人材に合った案件も探しやすいでしょう。

また、求人の質やマッチングの精度、サポート体制にこだわりがあり、顧客満足度が非常に高いのが特徴です。

年収アップ率は75%と高く、提案可能な求人数も多いので、IT業界で転職を考えている人は利用して損はないでしょう。

ギークリーは、エンジニア、クリエイター、ゲーム、などの分野別専門チーム編成していて、各分野別に更に深掘ったIT知識があるカウンセラーによる的確な提案をしてくれます。

そのため、専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、希望条件や経験スキルを理解した上で最適な企業とのマッチングを実現します。

ギークリーは業界でも評価されているサービスなので、迷ったら登録しておくのがおすすめです。

公式https://geekly.co.jp/

Direct type｜ITエンジニア特化のスカウト型サービス

『Direct type』は、株式会社キャリアデザインセンターが運営する、ITエンジニアに特化したスカウト型の転職エージェントです。

主に、ITエンジニア向けの求人を保有しており、有名企業から急成長中のスタートアップまで、幅広いエンジニアの求人が揃っています。

また、エンジニアに特化しているので、業界のトレンドに関する情報を知ることができ、より有利な立場で転職活動を進めることができるでしょう。

企業から直接オファーが届くため、40代の経験豊富なエンジニアやPM職にとって有利な仕組みとなっています。

Direct typeは、スカウト型で企業からのスカウトを待つだけなので、隙間時間を有効活用して転職活動を進めることができます。

転職活動にあてられる時間が限られている人や、多忙なスケジュールを抱えている人におすすめです。

公式https://directtype.jp/

リクルートエージェント｜国内最大級の転職サービス

『リクルートエージェント』は、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する国内最大手の転職エージェントです。

業界トップクラスの求人数と転職支援実績を誇り、高い知名度と信頼性があります。

IT業界に限らず、40代が転職しやすい幅広い選択肢を提供してくれるでしょう。

20万件以上の求人を保有し、あらゆる業界・職種の求人を取り扱っているため、多様なキャリアプランに対応可能です。

経験豊富なキャリアアドバイザーが、転職相談、求人紹介、応募書類の添削、面接対策、条件交渉など、転職活動全般をサポートしてくれます。

全国各地に拠点があり、地方在住の求職者も利用しやすいのが特徴です。

また、オンライン面談にも対応しているので、忙しい人でも柔軟に相談できるでしょう。

非公開求人も多数保有しており、好条件の求人に出会える可能性も高いです。

日本の転職エージェントのなかで最も豊富な求人を有しているため、あらゆる可能性を考慮したい方におすすめできるサービスと言えます。

公式https://www.r-agent.com/

doda｜多種多様な求人が揃う総合型転職サービス

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、求人検索とエージェントサービスを併用できる総合型転職サービスです。

25万社以上という業界最大級の求人企業数と、豊富な求人情報量を誇ります。

職種、勤務地、年収、キーワードなど、さまざまな条件で求人を検索できるのが特徴です。

毎週月曜日と木曜日に新着求人が更新されるため、常に最新の求人情報を確認できます。

また、スカウトサービスも利用可能で、企業から直接オファーが届くこともあります。

サポートも充実しており、専任のキャリアアドバイザーが、転職活動全般を並走してくれます。

キャリアカウンセリング、求人紹介、応募書類の添削、面接対策など、転職活動をスムーズに進めてくれるでしょう。

幅広い年齢層と職種の求職者に対応しており、それぞれのニーズに合ったサービスを受けられます。

転職サービス大手であることから、業界の常識に囚われない転職活動が可能になります。

公式https://doda.jp/

ビズリーチ｜ハイクラス向けスカウト型転職サービス

『ビズリーチ』は、即戦力となる人にスカウトが届くハイクラスな転職サービスです。

厳選された企業と直接コンタクトが取れるので効率的に転職活動ができます。

年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めており、プロフェッショナル人材向けの高年収求人多数掲載しています。

登録するだけで、優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く機能もあります。

スカウト型なので、未経験者が利用するにはハードルの高い転職サービスです。

一方で経験やスキルのある人は、スカウトがきっかけで転職できるケースが多いでしょう。

利用している人は30代が多数ですが、40代でもスキルがあればキャリアアップにも期待できるでしょう。

どんな企業からスカウトがくるのかも確かめられるので、登録しておくだけでも損はしません。

公式https://www.bizreach.jp/

社内SE転職ナビ｜ITエンジニアに特化

タップで基本情報を見る

対応エリア

全国

サービス名	社内SE転職ナビ
公式HP	https://se-navi.jp/
運営会社	アイムファクトリー株式会社
対象年代	20代～50代
対象者	IT･WEB業界のシステムエンジニア
利用料金	無料
公開求人数	2,174件以上（2023年5月現在）
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(10:00～20:30) 土(10:00～19:00)
電話面談	可能

『社内SE転職ナビ』は、ITエンジニアの転職に特化した転職エージェントです。

ITエンジニア特化型の人材サービス企業である「アイムファクトリー株式会社」が運営しており、エンジニア特有の専門的な転職支援サポートを得意としています。

また、1人あたりの紹介求人数も平均7.3社と多く、色んな選択肢の中から転職先を選びたい人にもおすすめです。

求職者の状況に応じてサービスが選べるのも特徴の1つで、とりあえず相談だけしたい人は「カジュアル面談」、詳しく求人情報を知りたい人は「キャリア面談」、地方在住の人は「オンライン面談」と、分けて利用できます。

どれを選んだとしても、業界を熟知したプロのコンサルタントが、求職者1人1人の状況を踏まえて、しっかりアドバイスしてくれるでしょう。

エンジニアとして理想の職場に就きたい人にとっては最適なエージェントです。

公式https://se-navi.jp/

40代がIT業界で転職を成功させるためのコツ

40代でIT転職を成功させるためにはどうすればいいでしょう？

40代でIT業界への転職を成功させるには、20代・30代とは異なる戦略が求められます。

経験やスキルを最大限に活かし、企業のニーズに合ったアプローチをすることが重要です。

ここからは、40代のIT転職を成功させるためのポイントを紹介します。

即戦力としてのスキルを強調する

40代の転職では、企業は即戦力としての活躍を期待しています。

これまでの職務経験の中で培ったスキルを整理し、どのように業務に貢献できるのかを明確に伝えましょう。

特に、以下の点を意識して伝えるのが効果的です！

最新技術やトレンドをキャッチアップする

IT業界は変化が激しいため、40代でも学び続ける姿勢が求められます。

常に最近の技術トレンドを把握し、必要に応じてスキルアップを図りましょう。

どんなトレンドを把握すればいいんでしょうか？

例えば、以下のようなことを学ぶのがおすすめです！

柔軟な働き方への対応力を示す

リモートワークやフリーランスの増加など、IT業界の働き方は多様化しています。

40代だからこそ、変化に対応できる適応力があることをアピールするのも重要です。

リモートワークの経験や適応力はもちろんのこと、業務改善・効率化の提案力などがあるといいでしょう。

柔軟性のある人間だと思われることが大切なんだね。

適切な転職エージェントを活用する

40代の転職では、自力で求人を探すよりも、転職エージェントを活用するほうが効率的です。

自分のスキルやキャリアに合った求人を紹介してもらい、面接対策や書類添削のサポートを受けましょう。

特に、ハイクラス向けやIT特化のエージェントを活用することで、より良い条件の転職が実現しやすくなります。

即戦力としての強みを明確にし、適切な転職エージェントを活用しながら、着実にキャリアアップを目指しましょう！

40代がIT転職で注意すべきポイント

40代でIT業界へ転職を考える際、成功するためにはいくつかの注意点を押さえておくことが重要です。

若手と比べて求められるものが異なるため、適切な準備と戦略を立てることが成功のコツとなります。

ここからは、40代のIT転職で気をつけるべきポイントを解説します。

年齢に見合った役割を意識する

40代の転職では、企業は「即戦力」や「管理職候補」としての役割を期待します。

そのため、 エンジニアとしてのスキルだけでなく、マネジメント経験やプロジェクト推進力も求められるケースが多いです。

IT業界未経験の場合はどういう意識を心がけるのがいいんでしょうか？

前職の経験を活かせる分野（プロジェクト管理・業務改善・コンサルティングなど）からのアプローチを検討すると、転職成功の可能性が高まります。

希望条件を厳しくしすぎない

40代の転職では、「年収」「役職」「勤務地」などの条件を厳しくしすぎると、応募できる求人が限られてしまいます。

特に、年収アップを最優先にすると選択肢が狭くなる可能性があるため、キャリアの長期的な成長を見据えた条件設定が大切です。

過去の実績だけでなく、未来の貢献を伝える

面接では過去の実績だけでなく、これからどのように企業に貢献できるかを具体的に伝えることが重要です。

「自分のやりたいこと」だけを主張するのではなく、「企業にとってどのような価値を提供できるのか」を明確に伝えましょう。

40代IT人材に強い転職エージェントを最大限に活用する方法

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

自分に合った転職エージェントを見つけても、活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った仕事をしていない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

内定取り消しなどになると「あなた、企業、担当者」全員にとってマイナスしかないので、必ず経歴やスキルに嘘はつかないようにしましょう。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

業界・職種の他に、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。
良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【図解】40代IT人材に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

『転職サイト』や『転職エージェント』『派遣』など複数のサービスを展開している企業もあるので、事前にどのサービスなのか確認しておきましょう。

サービス登録時には履歴書や職務経歴書が不要なケースが多いです。

STEP.2

担当者と面談日程の調整

登録後は数日以内に担当者から電話やメールで連絡が届きます。最近ではSkypeやLINEでやり取りができるエージェントも増えています。

ヒアリング内容はざっくり下記のようなことを聞かれます。

• 転職時期(未定でもOK)
• 希望年収
• 希望する業界・職種など

所要時間は5~10分程度で、次にキャリアカウンセリングの日程調整に入ります。

※エージェントによっては初回のヒアリングを面談時に行うこともあります。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

予約していた時間にエージェントの拠点を訪問し、カウンセリングを受けます。(時間・場所の都合が合わない場合は電話面談)

初回の面談で話すことは多いのは下記のテーマです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• そもそも転職すべきか
• どんな企業が選択肢になるか
• 通勤時間や残業の有無など希望条件のすり合わせ

STEP.4

求人紹介を受ける

希望条件にあった求人を紹介してもらえます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

履歴書・職務経歴書など応募書類の添削

志望企業が決まったら、応募書類の添削をしてもらえます。

サポートの程度はエージェントによりますが、手厚い場合は書類添削のための時間が設けられたり、複数回添削してくれることがあります。

STEP.6

志望企業への応募(書類選考)

応募書類が完成したら実際に企業へ応募します。担当者が推薦文を添えてくれるので、あなたの魅力が志望企業に伝わりやすくなります。(転職エージェントならではのメリット)

応募後は遅くとも2週間ほどで選考結果が出ます。

STEP.7

面接対策を受ける

志望企業の採用担当者がどんな人を好むのかなど、これまでの傾向からアドバイスをしてもらいます。

また、今のスキルや経験からどのようにアピールすれば効果的か指導してくれます。

希望すれば模擬面接を受けられるケースが多いので活用しましょう。

STEP.8

担当者に日程を調整してもらい、希望企業での面接

希望日程に沿って担当者が企業側と面談日程の調整をしてくれます。

面接練習を活かして効果的にアピールしましょう。

面接に落ちてしまった場合でも、担当者が企業側からフィードバックを受けているケースが多いため、次の面接時の参考にすることができます。

STEP.9

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

担当者が希望条件をもとに給与交渉や入社日の調整をしてくれます。

入社日は会社側との相談次第で臨機応変に対応できる場合が多いので、必ず希望を担当者に伝えましょう。

STEP.10

退職手続き〜入社

もし退職時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては入社後に定期的な声がけがある場合もあります。

【Q&A】40代のIT転職でよくある質問

40代のIT転職でよくある質問をまとめました。利用する前に疑問を解決しておきましょう。

気になる疑問をチェック

40代でもIT業界への転職は可能ですか？

もちろん可能です。

ただし、未経験からの転職は難易度が高くなります。エンジニアとしての実務経験がある場合は、マネジメント経験や専門スキルを活かした転職がしやすいでしょう。未経験の場合は、前職の経験を活かせる職種（ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなど）や、スキル習得のための学習が重要です。

40代のIT転職で年収アップは期待できますか？

スキルや経験次第では年収アップも可能です。

特に、専門性の高いスキルを持つエンジニアや、マネジメント経験がある人は市場価値が高くなります。一方で、未経験からの転職の場合は、最初は年収が下がる可能性もあるため、長期的なキャリアプランを考えることが大切です。

40代のIT転職に強い転職エージェントはどこですか？

40代向けの転職では、IT業界に特化したエージェントやハイクラス転職に強いエージェントの利用がおすすめです。

また、「レバテックキャリア」や「ギークリー」などのIT特化型、「リクルートエージェント」や「doda」などの総合型エージェントを併用すると、幅広い選択肢が得られるはずです。

IT業界未経験でも40代で転職する方法はありますか？

IT未経験でも転職の可能性はありますが、事前の準備が重要です。

具体的には、プログラミングスクールでスキルを習得したり、前職の経験を活かせる職種（ITコンサルタント、カスタマーサクセスなど）を狙うと、転職の成功率が上がります。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

この記事では、40代のIT転職でおすすめの転職エージェントをご紹介しました。

40代でのIT業界への転職は、これまでの経験やスキルを活かせるかが成功の鍵となります。

即戦力としての専門スキルが求められることが多いため、自分の強みを明確にし、年齢に見合った役割を意識することが大切です。

特に、マネジメント経験や業務改善のスキルをアピールできると、転職の成功率が高まるでしょう。

ぜひ自身の市場価値を理解し、長期的な視点でキャリアを築いていきましょう。