教育業界におすすめの転職エージェント10選！基礎知識や職種についても紹介！

教育業界の転職ではどんな転職サイトを利用すればいいんですか？

転職において、自分に合った転職エージェントを利用することは何よりも重要です。

教育業界に転職したい方は、業界に精通したエージェントを利用することで効率的に転職活動を進めることができるほか、転職の成功の確率も高めることができるでしょう。

しかし、教育業界に精通した転職エージェントはいくつもあり、どこを選べばいいのか分からない方も多いはず。

そこでこのページでは、教育業界に就きたい方が転職エージェントを選ぶ際の選び方や基礎知識などを解説します。

今回は、元教員のりおさんに転職で役に立つ、教員に関する知識も詳しく話を聞いていきます！

#この記事の監修者

パーソナルジム経営者/ブロガー

りお

BLOG：teacher-nextnavi.com
X(Twitter)：@teachernextnavi

フリーランス【経歴】小学校教員（5年間勤務）▶︎転職エージェントを活用し、人生設計▶︎Webスクール入会▶︎教員退職後、1年で独立▶︎パーソナルジム&ブログ運営（収入：最高130万/月）●野球・筋トレ・キャンプ好きの29歳

すぐにおすすめのエージェントが知りたいという人は以下のボタンをタップして項目までジャンプしてくださいね！

※ 全部読むのが面倒な人向け
教育業界の転職で成功する3ステップ
STEP 1.『Education Career』『はじめての学童指導員』『リクルートエージェント』の3社に無料登録する
STEP 2. 転職を考えていると伝え、各社の独占求人や担当者を比較する
STEP 3. 自分との相性が良い1社に絞って本格的に活動する

教育業界への転職にエージェントを利用すべき理由

転職活動を全て1人で行うのは非常に大変だと言わざるを得ません。

個人応募で職を求めるのも手段の1つですが、より効率的かつ質の高い転職活動を行いたいのなら、やはり転職エージェントを利用すべきです。

この項では、その理由についてお伝えします！

さまざまな職種を提示してくれる

教育業界には数多くの職種が存在しています。

業界に関しての知識が少ない方は、どの仕事に就くべきか非常に悩むでしょう。

どんな仕事が自分に向いているかが分からないから困ってしまいます。

そんな時こそ、転職エージェントの活用がおすすめです！

教育業界に身を置きたい理由や、やってみたい仕事などのヒアリングから始まり、求職者の意向を総合的に判断しておすすめの職種を提示してくれます。

やりたくない仕事を伝えれば、無用な職種をあらかじめ選択肢から消してくれるのも、エージェントを利用するメリットの1つです。

要するに、求職者様に合いそうな仕事を選んでくれるということです。

転職活動を最短距離で走れるのはありがたいですね！

スキルや経歴を考慮して求人を紹介してくれる

やりたい仕事は決まったけど、どのような転職先を選べばいいか分かりません。

転職エージェントなら、求職者様のステータスを考慮に入れた上で、マッチしそうな求人を紹介してくれます。

教育業界の中は、民間企業から公的機関までさまざまな転職先で溢れています。

エージェントが数ある求人の中から厳選してピックアップすることで、自身が想定していなかった仕事と巡り合えるでしょう。

求職者様のスキルや経歴を客観的に判断してくれるので安心です。

自分が持っている強みが活きるところで働けそうですね！

あらゆる教育機関とのつながりがある

教育機関とつながりを持っていると、求職者にどのようなメリットがあるんですか？

一般的な求人には記載されていない情報を知ることが可能です。

転職エージェントの最大の強みは、教育機関の内情に精通している点です。

学校法人や学習塾に始まり、教材関係から各種サービス事業まで、教育業界の真髄を知り尽くしています。

求めている人材の具体的な情報や採用面接時の注意点など、その都度、適切なアドバイスが期待できるでしょう。

不安を感じることなく選考に臨めそうですね！

教育業界に強い転職エージェントの選び方

担当するエージェントによって、転職活動の労力も大きく変わります。

教育業界への転職をお考えであれば、エージェントも慎重に選ぶ必要があるでしょう。

本項目では、どのようなエージェントを選べば良いかを解説します！

教育業界に特化したエージェントに依頼する

そもそも転職エージェントには、大きく「総合型」と「特化型」に分かれています。

まずはそれぞれ特徴について把握していきましょう！

教師や講師などの実際の教育現場に携わりたい方は、特化型のエージェントを活用するのをおすすめします。

なぜ特化型エージェントを利用した方がいいんですか？

各種教育機関と深いつながりを持っているので、学校や学習塾への転職に有利だからです。

特化型エージェントは業界特有の文化や転職ノウハウを知っています。

特に異業種からの転職を望んでいる求職者にとっては非常にありがたい存在と言えるでしょう。

教師や講師は子供と触れ合う機会が多いお仕事です。学校と一括りにしても、その中身は幼稚園から小・中・高・大まで非常に幅広いので、しっかりと適正を見極めてくれるはずです。

安心して任せられそうですね！

求人情報を多数持っているエージェントに依頼する

教材製作や広報に従事したい方は、綜合型エージェントの利用をおすすめします。

綜合型エージェントにはどういう特徴があるんですか？

あらゆる業界を網羅しており、取り扱っている職種の幅広さが特徴として挙げられます。

全国各地の求人情報を持っているので、必然的に転職先候補の数も多くなるでしょう。

特に教材製作・広報などの職種は教育機関の1つではあるものの、一般民間企業が多数を占めるため、綜合型エージェントによる求人紹介が効果的です。

求人情報を多数持っているエージェントに依頼する

エージェントが教育業界経験を持っていると、どのようなメリットがあるんですか？

実際の体験談を聞いて、あらかじめ現場の実態を知ることが可能です。

新しい業界に飛び込む際は現場知識の不足が心配ですよね。

経験者から話を聞くことで、事前にシミュレーションできるので不安は解消できるでしょう。

経験者にアドバイスをもらいながら、自分に合う仕事かどうかを冷静に判断できるのは、とても心強いですね！

教育業界におすすめの転職エージェント10選

具体的にはどんなエージェントを使うべきなんですか？

ここからは、教育業界の転職におすすめの転職エージェントをご紹介します！簡単に特徴をまとめてみました！

見たいエージェントにジャンプ

どれがいいか迷ってしまうな･･･

エージェントにある求人は非公開であることも多いので、チャンスを逃さないためにも、できれば2~3社は併用して比較したいところです。

ここからは各エージェントのメリットやデメリットを1社ずつ解説していきますね。

Education Career｜教育業界でのキャリアを志す全ての求職者の方に最適！

『Education Career』は、教育業界専門の転職エージェントです。

教育業界の有名・人気企業をはじめ、大手学校法人や学習塾・出版社などの求人情報を取り扱っています。

希望の条件に合う求人の紹介だけではなく、思ってもいなかった魅力的な求人の紹介にも強みを持っています。

教育業界志望であれば、真っ先に登録すべき転職エージェントと言えます。

「Education Career」は教育業界の企業・求人に特化しているため、いわゆる大手転職エージェントと比べると保有する求人数が少ないです。

そのため、タイミングによっては紹介してもらえる求人がほとんどないこともあります。

しかし、一度教育業界専門のキャリアアドバイザーと面談をしておくと新着求人の情報をメール等で受け取ることができるので、効率よく情報収集をしたい方は面談を受けておくと良いでしょう。

公式https://education-career.jp/

はじめての学童指導員｜学童指導員の分野に特化

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	はじめての学童指導員
公式サイト	https://www.gakudou-shidouin.jp/hajimete/
運営会社	株式会社サクシード
対象年代	年齢制限なし
対象者	教育業界・学童職員 に就きたい方
利用料金	無料
公開求人数	非公開
非公開求人数	非公開
書類添削	あり
面接指導	あり

『はじめての学童指導員』は、名前の通り、学童関連の求人紹介に特化した転職サイトです。

福祉施設や学校法人関係に強く、学童指導員などの児童と深く関わりたい方にとってはうってつけの転職サービスといえます。

また、プライベートと仕事を両立したいという思いにも理解があるアドバイザーが豊富で、無理をしない働き方をしたい場合は登録すべきサイトの1つです。

学童分野の求人紹介がメインになるため、数ある教員職の中から自由に職種を選ぶことは難しいでしょう。

その代わり、学童指導員は学校の教員よりもプライベートとの両立が図りやすいのが特徴で、教員免許を所持しているのならキャリアの選択肢の1つとして考えてみるのも有りです。

一方で、労働に多くの時間を割いてでもお金を稼ぎたい方にはあまり向かないかもしれません。

公式https://www.gakudou-shidouin.jp/hajimete/

リクルートエージェント｜あらゆる可能性を考慮して最適な職種を選べる！

『リクルートエージェント』は、いわずと知れた国内大手転職サイトの一つです。

人材紹介業界トップクラスの求人数を誇り、在籍しているエージェントの数も非常に多いため、求人情報を数多く閲覧したい方にはおすすめできます。

ほぼ全ての業界を網羅しており、教育業界内のあらゆる職種についてアドバイスをもらえるので、自分にあった仕事に出会えるでしょう。

非常に多くのエージェントが所属しており、クオリティは一定ではありません。

担当によってアドバイスが変わったり、紹介する求人の方向性なども変わるでしょう。

また、一つの業界に特化していないため、より専門的な求人情報を知りたい方にはあまり適していません。

公式https://www.r-agent.com/

教えるシゴト｜教職の紹介に特化した人材支援サービス！

『教えるシゴト』は、教育業界トップクラスの求人数を持っている、幅広い人材支援サービスです。

「教える仕事」に最注力しており、学校法人や大手進学塾に加え、家庭教師の派遣にも食指を伸ばす充実ぶりを発揮しています。

先生としてのスキルを最大限に活用できる求人情報を提供してくれるため、教職を志す求職者には非常に頼もしい存在といえるでしょう。

教職には非常に強いですが、逆にそれ以外の職種においては相対的に求人数が少ないといえます。

また、アルバイトや非正規雇用の求人情報が多いため、正社員を目指している方には少し物足りないかもしれません。

ただ、教員としての経験を積みたいという場合は積極的に利用すべきサイトです。

公式https://www.oshieru.biz/

パソナキャリア｜

『パソナキャリア』は、お客様満足度3年連続でNo.1を獲得するほど、多くの求職者に利用されている国内大手転職サイトです。

総合人材サービスの先駆者と自称するだけあって、数多くの求人数と企業とのつながりは、転職を希望する求職者の大きな助けとなるでしょう。

教育業界と関わりのある民間企業を多く取り扱っていることもあり、業界全体を広くカバーしている柔軟さが魅力といえます。

さまざまな業界を扱ってはいますが、教職の紹介はそれほど多くありません。

また、望まない求人を断り続けていると、本来の業種とは違う法人の紹介を受けることもあります。

ただし、教職以外の職種においては多数のつながりを持っているため、教本製作などの会社に行きたい場合はしっかりとしたサポートが得られるでしょう。

公式https://www.pasonacareer.jp/

doda｜専門スタッフによる万全のバックアップ体制！

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

全国

サービス名	doda(デューダ)
公式サイト	https://doda.jp/
運営会社	パーソルキャリア株式会社
対象年代	年齢制限なし
対象者	全業種・職種
利用料金	無料
公開求人数	189,994件
非公開求人数	36,802件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(9:00~20:30) 土曜(10:00~19:00)
本社住所	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F・28F
電話面談	可能

『doda』は、転職者満足度No.1にも輝いた大規模人材紹介会社です。

転職に関する知識が豊富な専門スタッフがサポートにつき、キャリアカウンセリングから実際の求人紹介まで幅広く転職活動を支援しています。

教育業界に関連する求人も取り扱っており、キャリアアドバイザーによる助言のもと、自分に合った職種や法人を選択することが可能です。

専門スタッフによるサポートが厚いだけに、逆にプレッシャーを感じてしまう方も多くいらっしゃいます。

レスポンスが早いだけにスピード感を持った転職活動を行えるのも特徴です。

十分に検討する時間もないまま流されてしまうケースもあるため、しっかりと自分の意見を伝えることが重要となるでしょう。

公式https://doda.jp/

マイナビエージェント｜多角的な視点によるマッチングを実現！

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビエージェント』は、専門領域・業界に精通したキャリアアドバイザーが、数多く在籍している転職サイトです。

各業界に詳しいエージェントが配置されていますので、教育業界を志望する求職者には重宝されるでしょう。

専任制のチームを編成しており、サポート転職活動の一連の流れから丁寧に説明してくれるため、初めての転職活動でオススメのエージェントサービスです。

チーム制で支援を行うだけに、法人分析などで時間を費やし、求職者に対するレスポンスが遅い場合があります。

また、ミスマッチを避けるために厳選した結果、求人紹介数が少なくなるケースも少なくありません。

エージェントが紹介した案件に全力で取り組む姿勢が求められるでしょう。

公式https://mynavi-agent.jp/

イクシィ｜保育・教育業界のスペシャリスト！

『Ixyee（イクシィ）』は、教育業界の中でも特に保育士にスポットを当てた転職サイトです。

運営企業である株式会社ウィズダムアカデミーは、関東・九州エリアを中心に民間学童保育（アフタースクール）事業を展開。

保育士の仕事内容だけではなく、現場の実態を知り尽くしており、より現実的な求人紹介を行えるでしょう。

保育士になりたい方にとっては絶対におさえておくべきサイトといえます。

取り扱っている求人が関東地方の一部に限られているため、地方在住の方にはあまり縁がないでしょう。

また、保育士以外の職種の求人情報が極端に少ないところが気になるポイントです。

まさに保育士に特化したエージェントサービスといえるでしょう。

公式https://ixyee.net/

ハタラクティブ｜社会人未経験も歓迎している若年層向け転職エージェント！

タップで基本情報を見る

求人対応エリア

希望勤務地が関東近郊(東京/神奈川/千葉/埼玉)、大阪・愛知・福岡の場合は地方在住でも利用可能

サービス名	ハタラクティブ
公式サイト	https://hataractive.jp
運営会社	レバレジーズ株式会社
対象年代	18~29歳
対象者	中卒以上
利用料金	無料
公開求人数	非公開
非公開求人数	約2,300件
書類添削	あり
面接指導	あり
面談可能時間	平日(10：00～19：00) 土(10:00~16:30)※不定期

『ハタラクティブ』は、フリーターの正社員就職支援をスローガンに掲げている転職サイトです。

エージェントサービスを利用する客層は20代が最も多く、アドバイザーと一緒にやりたいことを探すところから相談を始められます。

学歴や職歴が不問の求人を多数持っており、転職活動を一から学べる点が若年層より絶大な支持を集めているのが特徴です。

社会で働いたことがない方やフリーターの方々がメインターゲットですので、高収入が期待できる求人は非常に少ないのがネックです。

また、教育業界の中でも職種や業種が限られているため、選択肢の少なさもウィークポイントとして挙げられるでしょう。

公式https://hataractive.jp

ビズリーチ｜選ばれた人材のためにハイクラス求人を紹介！

『ビズリーチ』は、年収600万円以上の方に最も支持される転職サイトです。

他では出会えない希少な求人を掲載していると豪語するだけあって、高収入・好待遇が期待できます。

教育業界に的を絞ると、公的機関の要職や学校法人の責任者候補など、比較的立場の高い求人を紹介してくれる点がメリットです。

将来の幹部候補などの求人が多いため、高学歴や輝かしい職歴が求められます。

エージェントサービスを利用する客層もミドルクラスからハイクラスです。

そのため、紹介される求人のハードルを簡単に飛び越えられる方はそれほど多くないでしょう。

公式https://www.bizreach.jp/

教育業界にはどんな職種があるの？

一言で教育業界といっても、その内部はいくつもの層が重なって構成されています。

先生のイメージが強いですが、それだけが教育業界ではありません。

この項目では、教育業界における代表的な3つの職種について説明します。

教員

学校の教師や塾の講師などが代表的な例ではないでしょうか。

学生の学習スケジュールを設定し、教材を用いて実際に指導することを主な役割としています。

でもそれ以外にも色々とやっていますよね？

学校の教師は、勉強のほかに人としての教育も行います。また、部活動などの課外活動の顧問も兼任するケースが多く、幅広い指導能力が求められます。一方で、学習塾の講師はより勉強面に特化しているため、深い知識と指導経験が必要不可欠です。

教材製作

学生が使用する教科書やその他教材を編集・製作する役割を担います。

文部科学省の指針をベースとして、学生の勉学をサポートするために必要なものを供給します。

教科書以外の教材にはどんなものがあるんですか？

eラーニングと呼ばれる情報技術を用いた学習が推進されていることもあり、最近ではオンライン講義用の映像教材の製作なども行っています。また、教科書に掲載する内容を選考するために、試験問題の研究なども行っています！

広報

各教育機関に園児や生徒・学生を集客するために活動します。

具体的にはどんなことをしているんですか？

簡単にいうと、PRを主な仕事としています。自らが属する教育機関が、いかに子供にとって有益かをアピールするのです。

ほかにも広告や宣伝を始めとして、近年ではWebメディアを有効に活用したトータルブランディングなども試みられています。

少子化が進む昨今では、教育業界の中でも非常に重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

また、学校や塾などにいる事務員さんも、大きく括るとこの職種に含まれます。

事務員さんたちの陰の努力が、教育機関の正常な運営を支えているということです。

とても大事なポジションなんですね。

教育業界に転職する上で知りたい基礎知識

教育業界は、文部科学省が定めた学習指導要領に沿いながらも、日々変化を繰り返しています。

伴って、転職事情も時代と共に大きく移り変わっていることも知っておきたいところです。

本項では教育業界への転職を試みている皆様に向けて、事前に知っておくべき基礎知識について解説してまいります。

就職先は学校だけではない

学校の他にはどのようなところがあるんですか？

学習塾や資格取得のためのスクールなど、多岐に渡って存在しています。それらを総称して教育機関と呼んでいるのです。

教育機関とは、教育・学術および文化に関する事業を行うことを主目的とする機関をさします。

教材を製作している会社やマーケティングを行っている会社なども、広い意味では教育機関と言えるでしょう。

意外と幅広さがあるんですね。

その分、どのような職種に就くかは慎重に選択する必要がありますよ！

業界全体で人材が不足している

少子化が進めば、仕事をする人も少なくなるんじゃないですか？

むしろ逆で、実は少子化だからこそ人手が必要となっているのです。

近年の日本では少子化の影響もあり、教育機関を安定して運営するためには、集客に力を入れなければならない状況です。

各種サービスのPRに注力したり、ご両親をターゲットにしたマーケティングをおこなったりと、仕事量が豊富にある業界といわれています。

企業努力が求められる時代なんですね。

民間企業だけではなく、公的機関なども積極的に採用を進める傾向にあります。ただ、絶対になくなることはない業界ですので、需要が安定しているともいえるでしょう。

教育のIT化が加速している

具体的にはどういった取り組みが行われているんですか？

授業や講義でタブレットを使用したり、オンラインでの学習指導などが代表的な例として挙げられます。

昨今のコロナ禍の影響もあり、デジタル機器を用いた教育を行う機会が全国的に増加しています。

先生と保護者だけのグループLINEをつくり、迅速に連絡を取り合っている学校もあるほどです。

それも一種のIT化なんですね。

IT化が加速することによって、技術職の需要が増えたりと、教育業界の転職事情にも大きな変化が起こりつつあります。

教育業界の平均年収

教育業界の平均年収が気になります。

それでは、教育業界の平均年収を見ていきましょう！

教育業界の平均年収

教育業界全体の平均年収は、370万円です。

日本の平均年収は約341万円なので、教育業界の年収は比較的高いと言えるでしょう。

教育業界は年収が低いという認識を持たれている方がいれば、それは求人数の多い学習塾でのアルバイトのイメージによる影響が一因だと考えられます。

では、平均年収を男女別・年代別に分けて見ていきましょう。

男女別に見ていくと、教育業界の平均年収は女性よりも男性の方が高いですが、それほど大きな差はないようです。

また、20代の時点では、日本の平均年収341万円と変わらないくらいですが、30代になると、日本の平均年収を上回る結果となっています。

教育業界の平均年収トップ3の企業

教育業界で平均年収が高い企業を教えてください。

それでは、平均年収トップ3の企業をご紹介しましょう！

上記から分かるように、教育業界の平均年収トップ3企業には「ベネッセホールディングス」、「学研ホールディングス」、「edulab」が並んでいます。

その中でも、ベネッセホールディングスと学研ホールディングスでは、平均年収が900万円を超えています。

ただし、「ホールディングス」では、傘下にしている企業の給与は反映されていないため、注意しましょう。

例えば、学研ホールディングスでは、グループ企業を含めた従業員数は7,995名ですが、ホールディングスに在籍している従業員数は57名と発表されています。

学研ホールディングスのグループ企業の1つである「学研エデュケーショナル」では、ホールディングスとは異なり、35～39歳男性の平均年収は449万円となっています。

【図解】教育業界に強い転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントを利用する前に、どんな流れで転職活動が進んでいくのか把握しておきましょう。

STEP.1

公式WEBサイトから登録

各エージェントの公式サイトから転職支援の登録をします。

基本的な入力内容

• 氏名
• 電話番号やメールアドレス
• 雇用形態
• 希望勤務地
• 所有している資格情報

入力内容はエージェントによって多少異なる場合もあります。

STEP.2

担当者からの連絡を待つ

登録して数日以内に担当のエージェントから連絡が届きます。

連絡方法はサイトによってさまざまですが、この時にキャリアカウンセリングを行う日程を決めます。

なお、エージェントによっては、このタイミングで希望している求人条件を聞かれることもあります。

STEP.3

担当者とキャリアカウンセリング

エージェントを訪問して、直接対面によるカウンセリングを実施します。

最近はコロナ禍の影響もあり、オンラインでの対面を推奨しているサイトもあります。

カウンセリング内容は主に下記の項目が多いです。

• これまでのキャリア・経験
• 強みになるポイント
• 転職するべきかどうか
• どんな業界で働きたいか
• 希望条件のすり合わせ
• NG職種の確認

STEP.4

求人紹介を受ける

しばらくすると、担当エージェントからあなた向けの求人を紹介してもらえます。

各社に独占求人があるため、複数社に登録して求人を見比べるようにしましょう。

STEP.5

見学・面接

転職先候補の法人との面接に臨みます。

学校などの場合は雰囲気を掴んでもらうために、事前に見学日を挟むケースもあります。

STEP.6

内定獲得。担当者に給与交渉や入社日の調整をしてもらう

担当エージェントがあなたの希望条件に合わせて、入社日や労働条件などの最終的な交渉をおこなってくれます。

この時点での内定辞退も可能ですので、その際は遠慮なく担当者に伝えましょう。

STEP.7

・退職手続き～入社

もし入社時にトラブルがあったり、入社後に不安なことがあれば担当者に相談することも可能なので最後まで安心です。

エージェントによっては後に定期的な声がけがある場合もあります。

教育業界に強いエージェントを最大限に活用する方法

次に、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説します！

転職エージェントを利用し始めても活用できなければ意味がないので事前にチェックしておきましょう。

1.複数のエージェントに登録していることを伝える

転職エージェントの併用は各社の非公開求人を比較できるため成功に不可欠です。

もし複数のエージェントを利用している場合、必ず事前に伝えるようにしましょう。

転職エージェントは企業へ人材を紹介し、半年~1年ほど勤務を継続した後に成功報酬として紹介料をもらうビジネスモデルです。

自社で利益を出すためにも、エージェント側からすると他社に移って欲しくはないというのが本音です。

事前に伝えておくと、他社で内定して欲しくない！という思いからサポートが手厚くなる可能性もありますからね。

また、事前に話しておくことで、他社で内定が出たときもスムーズに伝えられますし「他社ではこんな条件の求人があったけど？」など比較した質問も可能になります。

2.スキルや経験を嘘なく伝える

キャリアアドバイザーからすると、誤った情報を伝えられた場合、適切な転職先を紹介することが困難になってしまいます。

うつ病で休職した過去や、これまであまり目立った経験がない･･･という場合でも正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザーはあなたに「いい転職先を見つけてほしい」と考えていますので、状況に応じた対応が可能になります。

3.希望条件をしっかり伝える

自分の希望条件がハッキリしていないと、キャリアアドバイザーもどんな案件を紹介していいか困ってしまいます。

そのため、ある程度の希望条件を明確にしておくことは大切です。

こういった条件を初回の面談や電話連絡で伝えておけば、キャリアカウンセリングがスムーズに進みます。

「希望条件や求める価値観がわからない」という人は一度自己分析をしてみましょう。エージェントによっては自己分析をサポートしてくれる場合もあります。

4.レスポンスは早めに。スケジュールを守る

書類の提出などのスケジュールを守り、素早くメールの返信などをすることで自分と担当者にとって大きなメリットがありますよ！

キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の対応をしているため、レスポンスが悪い人は後回しになりがちです。

スムーズに転職活動を進めるためにも連絡はこまめにしましょう。(少なくとも2週間に1度は連絡を取る)

5.担当者との相性が悪い場合はすぐに切り替える

人間同士のやりとりなので、どうしても担当者との相性が悪い場合があります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーの特徴は下記の通りです。

良い・悪いアドバイザーには上記のような特徴がありますが、ほかにも性格の不一致などの可能性もあります。

信頼できない担当者の元で転職活動を進めるのは、失敗に繋がるだけでなく、大きな時間のロスになります。

担当者には情を移さずに、相性が悪いと感じたらすぐに担当者を変更するか、他のエージェントに切り替えましょう。

6.必ず主導権は自分が持つ

キャリアアドバイザーは転職のプロですが、言われるがままに転職を決めるというのはよくありません。

キャリアアドバイザーのアドバイスがすべて正しいというわけではありませんので、企業に応募する際などは必ず自分で決断するようにしましょう。

流されて転職をすると転職失敗につながりやすくなるだけではなく、「あのアドバイザーのせいで･･･」というように他人に責任転嫁することになります。

自分の人生なので自分で責任を負うというスタンスで転職活動をするのが転職エージェントを使い倒すコツです！

7.面接後にフィードバックの確認を依頼する

面接終了後には必ず担当者に企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしましょう。

具体的に確認するポイントは以下の2つです。

簡単にいえば、面接で企業側がどこを評価して、どこが心配だったのかを知りましょうということですね！

企業側からの意見が聞けると、次の面接への修正ができるね！

ひとりで転職活動をしていると、企業側からのフィードバックはもらえないので、エージェントを利用しているからこそのメリットです。

もし面接で落ちてしまったとしても、フィードバックをもらって修正することで次の面接での内定率をアップさせることができますよ！

あくまで転職するのは自分だから、責任をもって活動したいね！

転職エージェントはあくまでサポートをしてくれる存在なので、本人の気持ちが転職成功には1番大事な要素ですね。エージェントを活用するポイントをおさらいしましょう！

【Q&A】教育業界への転職でよくある質問

パーソナルジム経営者・ブロガーのりおさんに教育業界への転職に関する質問に答えていただきました！

気になる疑問をチェック

教育業界の将来性は？

学校教育は、部活動の地域移行などの業務改善により、教員一人一人の負担を減らす流れが見られていますが、年々教員に対する世間の目が厳しくなっており、昔と比べて、体力的には楽ですが、精神的にしんどくはなっていると思います。
少子化が進む中、一人あたりの教育費は増加傾向にあるので、教育業界全体の市場規模は横ばいで需要はあるようです。

教育業界で働く魅力を教えてください。

教員は次世代を育てる大切な仕事で自分の活動の影響が見えやすいので、子どもたちが成長する姿を見るのはやりがいにつながります。
教材制作に関しては、変化の激しい時代に今の子どもたちが楽しく・分かりやすく学習に取り組める教材は何かを模索しながら、コンテンツ制作に取り組みます。
どちらの仕事も「人の成長に貢献できる」という点が魅力ですね。

教育業界にはどんな人が向いていますか？

教員の場合、先生・保護者・地域などのたくさんの組織と関わるので、協調性のある方が向いています。
一方、教材制作の場合、そこまでの関わりはないので、教材を作る企画力が大切になってくると思います。
どちらも子どもの幸せを作る仕事であり、仕事にやりがいや熱意を持って取り組める人が教育業界に向いているでしょう。

【まとめ】迷った場合はこの3社がおすすめ

いろいろ紹介していただきましたが、結局どこがいいか悩んでしまいますね･･･

そんな方には、ひとまず利用しやすい以下の3社をおすすめします！

教育業界は狭そうに見えて意外とすそ野が広いため、ご自身のあらゆる可能性を模索し、妥協せずにしっかりと見極めることをおすすめいたします。

不安を感じる際は、上記のエージェントを利用すれば、まず間違いなく求職者の手助けとなってくれるでしょう。

エージェントに何でも気軽に相談すれば迷うこともないですよ！

#この記事を書いた人

みんなの転職アドバイザー

ねこくん

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経歴

新卒でブラック企業に入社し、耐えきれず1年で退職。その後人材系企業にて転職支援に携わる。フリーランスとして数年活動し、現在は経営者で法人3期目。
さまざまな人の転職・キャリア構築をサポートしています。

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