年末年始明けの仕事は億劫?
年末年始の休暇が終わり、仕事に戻ることに対して億劫に感じる方も多いでしょう。
年始のスタートをスムーズに切るためには、どのような心構えや準備が必要なのか気になりますよね。
さらにその億劫さがきっかけで、転職をしたいと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
今回は事前調査で「現在会社に勤めている」と回答した全国の男女389人の方々に「年末年始と転職」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で「現在会社に勤めている」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2024年12月9日 ~ 2024年12月23日 | 質問内容 | 質問1:年末年始の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験はありますか? 質問2:その理由を教えてください。 質問3:年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事はありますか? 質問4:その理由を教えてください。 質問5:長期休暇明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることはありますか? 質問6:どのようなことをやっているか教えてください。 | 集計対象人数 | 389人 |
目次
75.1%が、年末年始の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ある」
まずは年末年始の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験はあるか聞いてみました。
75.1%の方が、年末年始の長期休暇で、休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ある」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 休暇に慣れてしまうと生活リズムが崩れるから(20代・女性)
- 休みが快適だから(20代・女性)
- 気持ちの切り替えがなかなかできなかったため(20代・男性)
- 人と会うのが嫌な方なので、しばらく休むと、外に出るのが億劫になる(30代・女性)
- 休みが長いと、朝起きるのが億劫になるため(30代・男性)
- 楽しい休みを過ごした後の現実を見るのが嫌だった(30代・女性)
- 長期休みのため、仕事モードに切り替えられない(30代・男性)
「休む事に慣れてしまって体内が出勤モードに戻れない」といった声が多く挙がっていました。
一方で休み明けに出勤するのが億劫になった経験が「ない」と回答した方の理由も見てみましょう。
- 仕事は仕事だと割り切っているし、働くのは嫌いではないから(30代・女性)
- 仕事が大好きで、楽しい。休み嫌いです。出勤が楽しみ(30代・女性)
- 気持ちの切り替えを自分なりに工夫していたため(40代・男性)
「働くのは嫌いではないから」「自分なりに工夫しているから」などの声がありました。
12.1%が、年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事が「ある」
また、年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事はあるか聞いてみました。
12.1%の方が、年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事が「ある」と回答しています。
その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 仕事が無理すぎて考えるようになった(30代・女性)
- リズムが乱れてやる気が出ないから(30代・男性)
- もっと長期休みを取得したいと考えたから(30代・男性)
- いろいろと重なり、辞めたくなっていたため(30代・女性)
- 新年などに新しい事に挑戦してみたくなる(40代・男性)
ほかにも「テレビを見ていて年末年始を海外で過ごす人がいると知り、自分もできるように今より高い収入が得られる仕事に就きたいと思ったことがある」といった声も挙がっていました。
4.1%が長期休暇明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることが「ある」
さらに、長期休暇明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることはあるか聞いてみました。
4.1%の方が、長期休暇明け出勤するのが億劫にならないためにやっていることが「ある」と回答しています。
どのようなことをやっているのか聞いてみたので、一部を紹介します。
- 出勤する2日前から、自分のメンタルを充実させるようにシフトチェンジして、1日に予定を詰め込みすぎないようにする(40代・女性)
- 徹底的にリフレッシュする(50代・男性)
- いつでもモチベーションを保っている(50代・男性)
「リフレッシュをしたり、モチベーションを保つ工夫をしている」といった声がありました。
まとめ
今回は「年末年始と転職」についての調査を行い、その結果について紹介しました。
75.1%の方が年末年始の長期休暇明けに「出勤するのが億劫になった経験がある」と回答しており、休暇後の気持ちの切り替えの難しさが浮き彫りになりました。
このような気持ちは、転職を考えるきっかけにもなり得ます。
今回の調査でも12.1%の方が、年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った事が「ある」と回答していました。
仕事に対するモチベーションを維持するためには、休み明けの心のケアや、職場環境の改善が重要です。
転職を検討したくなった際は現状を見つめ直し、自分にとって最適な選択をすることが大切だと言えるでしょう。