転職の採用面接で、合否が予想と違ったことはある?
転職の採用面接では、自分の感触と結果が一致しないことも少なくありません。
手応えがあったのに不採用だったり、逆に自信がなかったのに内定をもらった経験はありませんか?
今回は事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女500人の方々に「予想外の転職合否」についてアンケートを実施しました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女 |
調査期間 | 2024年11月18日 ~ 2024年11月25日 | 質問内容 | 質問1:採用面接で合格だと思ったら不合格だった経験はありますか? 質問2:合格だと思っていた理由を教えてください。 質問3:合格だと思っていたが実際は不合格だったのは、どのようなことが理由だと思いますか? 質問4:逆に不合格だと思ったら合格だった経験はありますか? 質問5:不合格だと思っていた理由を教えてください。 質問6:不合格だと思っていたが実際は合格だったのは、どのようなことが理由だと思いますか? | 集計対象人数 | 500人 |
42.6%が、採用面接で合格だと思ったら不合格だった経験が「ある」
まずは、採用面接で合格だと思ったら不合格だった経験はあるか聞いてみました。
42.6%の方が、採用面接で合格だと思ったら不合格だった経験が「ある」と回答しています。
合格だと思っていた理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 採用後の話を積極的にされたから(20代・女性)
- 終始和やかな雰囲気だった(20代・女性)
- 受け答えの時の反応が良かったから(20代・男性)
- 一緒に働きたいと言われたから(30代・男性)
- 質問にもすべてちゃんと答えられていたし、面接官の表情も笑顔があったり、笑いもあったので(30代・女性)
- 面接の雰囲気も良くて何も悪いところがなく感じてた(30代・女性)
- 面接官とにこやかに会話ができたから(40代・女性)
「面接で話が弾んだから」や「いつから出勤出来るか聞いてきたから」などが多く挙げられていました。
合格だと思っていたが実際は不合格だったのは、どのようなことが理由だと思うかも合わせて聞いてみたので一部を紹介します。
- 未経験可の職種だったため応募後面接まで進んだが、他に受けていた人は学校や前職でその分野の知識があったため(20代・女性)
- 実力不足だと思います(20代・女性)
- 上手く自分をアピール出来なかったから(30代・女性)
- もっと他に人材がいた(30代・男性)
- 企業の欲しい人材にふさわしくなかった(40代・男性)
- 子供がいたので休みがちになるのではないか、通勤距離が少し遠かった、など環境面で心配だったのかもしれない(40代・女性)
「分からない」といった回答も多く見られましたが、「他に良い人材が居た」や「自分をアピールできなかった」なども多く挙げられていました。
また「条件がマッチしなかったのかもしれない」という声もあるようです。
31%が、不合格だと思ったら合格だった経験が「ある」
一方で、逆に不合格だと思ったら合格だった経験はあるか聞いてみました。
31%の方が、不合格だと思ったら合格だった経験が「ある」と回答しています。
不合格だと思っていた理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 話の途中で詰まったり、上手く答えることができなかった気がするから(20代・女性)
- 履歴書にミスがあった(20代・女性)
- 面接でうまく話せなかったから(20代・女性)
- 面接官の態度が冷たい(30代・男性)
- 言葉が詰まったり、会話に沈黙があったりしたから(30代・女性)
- 面接官にされた質問に的確に答えられていないと思ったから(30代・女性)
「面接の雰囲気が微妙だったため」や「受け答えに自信が持てなかったから」などが主に挙げられていました。
不合格だと思っていたが実際は合格だったのは、どのようなことが理由だと思うか聞いてみたので一部を紹介します。
- 素直なのが評価された(20代・女性)
- 真面目そうだと言われた(20代・女性)
- 回答の内容ではなく、堂々と答えたところが合格の要因だったと入社後に伝えられました(30代・女性)
- 合格基準が低かった(30代・男性)
- 人柄で採用したいと思ったと言っていただきました(30代・女性)
- 第一印象や人間性(40代・男性)
「信頼のおける性格だと思われた」など、人柄が大きく評価されたケースが多いようです。
まとめ
今回は「予想外の転職合否」という調査を行い、その結果について紹介しました。
42.6%が、採用面接で合格だと思ったら不合格だった経験が「ある」と回答しています。
逆に不合格だと思ったら合格だった経験がある方は、31%のようです。
「合格だと思ったら不合格」「不合格だと思ったら合格」というケースの背景には、面接官の視点や評価基準、他の候補者との比較など、応募者には見えにくい要素が影響している可能性があります。
この結果を踏まえ、面接に臨む際は自己評価にとらわれず、相手が求めるポイントを意識した準備が重要です。
また結果に一喜一憂せず、次のチャンスに向けて前向きに挑戦する姿勢が成功への近道と言えるでしょう。