AIO・SEO

AIO・SEOブログ

LLMO診断の方法とは?無料で自社のAI検索表示をチェックする手順を解説

2026.10.19
LLMO診断の方法とは?無料で自社のAI検索表示をチェックする手順を解説

この記事の監修者

中島 博幸

中島 博幸
AIO事業責任者
2015年からSEO事業に携わり、長年培ったSEOの知見を活かして、現在はAIO・LLMO事業を担当。AI検索に最適化されたサイト設計やコンテンツ改善の支援を行っています。

この記事の監修者


中島 博幸

中島 博幸
AIO事業責任者
2015年からSEO事業に携わり、長年培ったSEOの知見を活かして、現在はAIO・LLMO事業を担当。AI検索に最適化されたサイト設計やコンテンツ改善の支援を行っています。

「ChatGPTで業界のおすすめを聞くと、競合ばかり名前が挙がる」

「自社がAIにどう紹介されているのか、上司に聞かれても答えられない」

こうした状況を確かめる方法が、LLMO診断です。弊社の調査では、Webサイトの運営・管理に関わったことがある31人のうち、自社サイトがAI Overviewsに掲載されたことがあるか「分からない」と答えた人が29.0%いました。「一度も掲載されたことがない」の35.5%と合わせると、6割以上が掲載されていない、または状況をつかめていません。

AIの回答に自社が出てこなければ、顧客がAIで比較している段階で、候補に入ることができません。まずは、AIで自社がどう答えられているかを知るところから始める必要があります。

この記事で分かること

  • LLMO診断とは|AIの回答で、自社の名前が挙がるか・内容は正しいか・どのページが引用されているか・競合と比べてどうかを調べること
  • やり方|ツールや専門会社がなくても、無料で自分でも確かめられる(5つの手順)
  • 活かし方|「どのAIにも出てこない」「内容が誤っている」「競合ばかり推薦される」など、結果のパターンで直す順番が決まる
  • 選び方|自分で・無料ツール・有料ツール・専門会社の4つの違いと、依頼先を選ぶ4基準

※出典:【自社サイトがAI Overviewsに掲載されたことはありますか?】実際の調査結果はこちら(自社調査「AI Overviewsの利用実態・対策状況調査」/2026年4月16日〜22日/n=31)

LLMO診断とは

LLMO診断とは、生成AIが自社や自社の商品・サービスをどう答えているかを調べ、AIに引用・紹介されやすい状態かを評価することです。対象はChatGPT・Gemini・Google検索のAIによる概要(AI Overviews)などです。

【定義】LLMO診断
生成AIの回答の中で、自社の名前が挙がるか、内容は正しいか、どのページが情報源として引用されているか、競合と比べてどうかを調べること。
そのうえで、AIに引用・紹介されやすい状態かを評価する。
あわせて、AIが情報を読み取りやすいサイトになっているか、外部のサイトで自社がどう紹介されているかも確認する。


LLMO(大規模言語モデル最適化)とは、生成AIの回答で自社の情報が引用されるよう、サイトや情報を整える取り組みです。LLMO診断は、その対策を始める前に、自社の現状と課題を確かめる工程にあたります。

▼あわせて読みたい
LLMOとは?SEOとの違い・AIOとの関係を詳しく解説

なぜ今、自社のAIでの見え方を確かめる必要があるのか

AIの回答はすでに顧客が企業を知るきっかけになっているのに、多くの企業は、自社がAIにどう紹介されているかを把握できていないからです。

【調査】顧客側の利用は進む一方、企業側の把握は進んでいない
調査項目 結果
AIの回答をきっかけに企業・サービスを知ったことがある 58.8%(n=34)
AIの回答を参考に問い合わせ・資料請求をしたことがある 23.5%(n=34)
AI Overviewsに掲載される仕組みを理解していない
(「あまり」+「全く」)
74.2%(n=31)

顧客側はすでにAIの回答から企業を見つけ、問い合わせにも至っています。一方で、企業側は仕組みを理解していない層が7割を超えます。

AIの回答の中で自社がどう紹介されたかは、検索順位のレポートやアクセス解析には表れません。顧客がAIの回答だけを読んで比較を終えた場合、サイトへの訪問が記録されないためです。自社の見え方は、AIに実際に質問して確かめるしかありません。これがLLMO診断の役割です。


※出典:【AIの回答をきっかけに企業・サービスを知ったことはありますか?】/【AIの回答を参考に問い合わせ・資料請求をしたことはありますか?】(自社調査「AIが検索を変える時代、BtoBビジネス担当者のLLMOに関する意識・実態調査」(34人が回答)/【AI Overviewsに掲載される仕組みをどの程度理解していますか?】(31人が回答)

AIO診断・GEO診断との違い、SEO診断との違い

AIO診断・GEO診断・AI検索最適化診断は、呼び方が違うだけで、中身はLLMO診断とほぼ同じです。いずれも、生成AIの回答で自社がどう扱われているかを調べます。

【LLMO診断と似た名前の診断の違い】
呼び方 元になる言葉 主に調べる対象
LLMO診断 LLMO(大規模言語モデル最適化) ChatGPTやGeminiなどの対話型AIを中心に、生成AIの回答全般
AIO診断 AIO(AI最適化) 生成AIの回答全般。AI Overviewsへの対策を中心に使われることもある
GEO診断 GEO(生成エンジン最適化) 生成AIを使った検索全般
AI検索最適化診断 日本語での言い換え 生成AIの回答全般

ただし診断サービスごとに、調べるAIの種類や項目の範囲は異なります。比べるときは名前ではなく、「どのAIを、どんな質問で、どの項目について調べるか」を確認しましょう。

一方、SEO診断とは目的そのものが違います。

【SEO診断とLLMO診断の違い】
項目 SEO診断(サイト診断) LLMO診断
調べる対象 検索結果の順位と、サイトの状態 生成AIの回答と、その回答の情報源
主な指標 検索順位、表示回数、クリック数、技術的なエラー AIでの言及の有無、内容の正確さ、引用元、競合との差
調べ方 順位チェックツール、サーチコンソール、サイトの技術的な診断 顧客が聞きそうな質問を複数のAIに聞き、回答を記録して比べる
分かること どのキーワードで上位に表示されているか、何が順位を下げているか 顧客がAIに質問したとき、自社が候補に入るか、正しく紹介されるか
結果の安定性 比較的安定している 同じ質問でも回答が変わるため、複数回の確認が必要


両者は対立しません。AIの回答の情報源には検索で評価されているページが選ばれやすく、SEOはLLMOの土台になります。両方の結果を合わせて施策を決めましょう。

▼あわせて読みたい
AIOとは?読み方・SEOとの違いから具体的な対策5領域まで解説

LLMO診断で分かること|6つの診断項目

LLMO診断で分かるのは、AIの回答の中での自社の「扱われ方」と、その原因になっている「サイトと外部の情報の状態」です。主な診断項目は、次の6つです。

【LLMO診断の6つの診断項目】
診断項目 何を見るか 分かること
①AIでの言及の有無 顧客が聞きそうな質問で、自社の名前が挙がるか 比較・検討の候補に入れているか
②内容の正確さ 料金・サービス内容・所在地などが正しく答えられているか 古い情報や誤った情報が広まっていないか
③引用元 回答の出典として、どのページ・どのサイトが使われているか 自社サイトが情報源になっているか。他のサイトの情報で語られていないか
④競合との比較 同じ質問で、どの競合がどの順番で挙がるか AIの回答の中での自社の立ち位置
⑤サイトの構造 AIのクローラーを拒否していないか、情報が読み取りやすい構成か、構造化データがあるか AIが自社サイトの情報を取得し、理解できる状態か
⑥外部での言及 比較サイト・ニュース・口コミなど、外部のサイトで自社がどう紹介されているか 第三者からの評価が、AIの判断材料になっているか

①〜④はAIの回答そのものを見る項目、⑤⑥はその原因を探る項目です。①〜④で「何が起きているか」を、⑤⑥で「なぜそうなっているか」を確かめると、結果を施策につなげやすくなります。


⑥の外部での言及(サイテーション)は、GoogleのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)とも関わります。詳しくはE-E-A-Tの解説記事をご覧ください。

診断の対象になるAIと、それぞれの違い

LLMO診断では、対話型AI、検索結果に出るAIの回答、検索特化型のAIの3種類を調べるのが基本です。AIの種類によって回答のつくり方が違うため、同じ質問でも、名前が挙がる企業や引用されるサイトが変わります。

【診断の対象になるAIの種類と違い】
AIの種類 主なサービス 回答のつくり方 診断で見るポイント
対話型AI ChatGPT、Gemini、Microsoft Copilot、Claudeなど 学習した知識と、必要に応じてWebを検索した結果を組み合わせて答える 社名を含まない質問で名前が挙がるか。社名で聞いたときの内容が正しいか
検索結果に出るAIの回答 Google検索のAIによる概要(AI Overviews)、AIモード 検索結果に表示されるページを情報源に、出典リンクを付けて答える 自社のページが出典として載っているか。どのページが引用されているか
検索特化型のAI Perplexityなど 質問のたびにWebを検索し、出典を示しながら答える どのサイトが引用されているか。比較サイトや競合の情報で語られていないか

顧客がどのAIを使うかは業種や年代で異なります。1つのAIだけで判断せず、複数のAIに同じ質問をして比べるのが診断の基本です。

AIごとに情報を選ぶ仕組みは、ChatGPTに引用される方法の記事で解説しています。

LLMO診断を自分でやる方法|無料でできる5つの手順

LLMO診断は、ツールや専門会社を使わなくても、複数のAIと表計算ソフトがあれば無料で始められます。手順は、次の5つです。

  • 調べる質問を決める
  • 対話型AIで、自社がどう紹介されているかを確かめる
  • 検索結果のAIの回答に、自社サイトが出典として載っているか確かめる
  • 結果を表に記録し、競合と比べる
  • 自社サイトの状態をチェックリストで確認する

STEP1〜4で「AIの回答で何が起きているか」を、STEP5で「その原因になりそうなサイトの状態」を確かめます。


STEP1:調べる質問を決める

まず、顧客が実際にAIに聞きそうな質問を、社名を含まない質問を中心に決めます。質問は次の3種類に分けて選びます。

【診断に使う質問の3つの種類】
質問の種類 質問の例 分かること 顧客の検討段階
①社名を含まない質問
(5問程度)
「静岡でおすすめのリフォーム会社は?」「中小企業向けの勤怠管理システムでおすすめは?」 比較の候補に自社が入っているか 情報収集〜比較の初期
②社名を含む質問
(3問程度)
「〇〇社の評判は?」「〇〇社の料金は?」「〇〇社の強みは?」 自社の情報が正しく紹介されているか 候補を絞り込む段階
③比較の質問
(2問程度)
「〇〇社と△△社の違いは?」「〇〇と△△はどちらがいい?」 競合と比べて、自社の強みがどう伝わっているか 最終的な比較・決定の段階

最も重要なのは①です。社名を含む質問で自社の名前が出てくるのは当然です。一方、社名を含まない質問で名前が挙がらなければ、まだ自社を知らない顧客の候補には入れません。

質問は、営業や問い合わせで実際に聞かれる言い回しや、サーチコンソールで確認できる検索キーワードをもとに作ります。短い単語ではなく「〇〇で失敗しない選び方は?」のような会話の文の形にし、一度決めた質問は変えずに使い続けると、後から結果を比べられます。


STEP2:対話型AIで、自社がどう紹介されているかを確かめる

次に、ChatGPTやGeminiなどの対話型AIに、STEP1の質問をそのまま入力し、回答を記録します。

  • 顧客が使っていそうな対話型AIを2〜3つ選ぶ(ChatGPT、Gemini、Microsoft Copilotなど)
  • 過去の会話や設定の影響を減らすため、新しい会話を開き、可能であれば履歴を使わない設定で質問する
  • STEP1の質問を、言い回しを変えずに入力する
  • 回答の全文を保存する(コピーまたは画面の保存)
  • 自社の名前が挙がったか、何番目に挙がったか、紹介の内容は正しいか、出典リンクはあるかを確認する

対話型AIは、Webを検索して答える場合と、学習した知識だけで答える場合があります。回答に出典リンクが付いているかどうかも記録しておくと、後で原因を探る手がかりになります。

STEP3:検索結果のAIの回答に、自社サイトが出典として載っているか確かめる

続いて、AIによる概要(AI Overviews)とAIモードで、自社サイトが出典として引用されているかを確かめます。

  • STEP1の質問をGoogleで検索する(ログイン情報や閲覧履歴の影響を減らすため、シークレットウィンドウの利用がおすすめ)
  • 検索結果の上部にAIによる概要が表示されるかを確認する(表示されない質問もある)
  • 表示された場合は、出典として示されているリンクを開き、自社サイトが含まれているかを確認する
  • 引用されているページのURLを記録する(自社サイトか、比較サイトなど外部のサイトか)
  • 同じ質問をAIモードでも試し、結果を記録する

なお、サーチコンソールでは、AIによる概要への表示やクリックを通常の検索結果と分けて確認することができません。自社サイトが引用されているかは、実際に検索して確かめる必要があります。

検索順位は変わらないのにアクセスが減っている場合の見分け方は、AIによる検索流入減少の記事で解説しています。

STEP4:結果を表に記録し、競合と比べる

STEP2とSTEP3の結果は、質問ごと・AIごとに1行ずつ表に記録します。記録しておけば、競合との差や、対策の前後の変化を比べられます。

【LLMO診断の記録表(記入例)】
質問 AI 確認日 自社の言及 内容の正誤 引用元 名前が挙がった競合
(例)静岡でおすすめのリフォーム会社は? ChatGPT 10/1 なし ― 比較サイトA B社、C社、D社
(例)静岡でおすすめのリフォーム会社は? AIによる概要 10/1 3番目 正しい 自社の施工事例ページ B社、C社
(例)〇〇社の料金は? Gemini 10/1 あり 誤り(旧料金のまま) 口コミサイトE ―

記録がそろったら、同じ質問で、自社と競合がそれぞれ何回名前を挙げられたかを数えます。社名を含まない質問で競合ばかりが挙がる場合は、その競合の何が評価されているのかを引用元のページから確かめましょう。

▼あわせて読みたい
LLMO対策のやり方を完全解説!AIに引用されるための具体施策と対策事例を紹介

STEP5:自社サイトの状態をチェックリストで確認する

最後に、AIが自社の情報を取得し、正しく理解できる状態になっているかを確認します。STEP2〜4の結果に問題があった場合、その原因がここで見つかることがあります。

【LLMO診断のチェックリスト(現状の確認用)】
チェック項目 確認する方法 関係する診断項目
AIのクローラー(OAI-SearchBot、PerplexityBotなど)をrobots.txtで拒否していないか 自社サイトのrobots.txtを開いて確認する ⑤サイトの構造
重要なページが、検索エンジンに登録(インデックス)されているか サーチコンソールの「ページ」で確認する ③引用元・⑤サイトの構造
会社概要(所在地・設立・代表者・事業内容)が1つのページにまとまっているか 会社概要ページを確認する ②内容の正確さ
サービス内容・料金・対応エリアが、最新の内容で、画像ではなく文章で書かれているか サービスページ・料金ページを確認する ②内容の正確さ
記事に、著者・監修者の情報と更新日があるか 主要な記事を確認する ①言及の有無・③引用元
顧客のよくある質問に、一問一答で答えているページがあるか FAQページやサービスページを確認する ①言及の有無・③引用元
会社情報などの構造化データを設定しているか Googleのリッチリザルトテストで確認する ⑤サイトの構造
比較サイト・業界メディア・口コミサイトに、自社の正しい情報が載っているか 社名で検索し、外部のサイトを確認する ⑥外部での言及
社名・サービス名の表記が、自社サイトと外部のサイトでそろっているか 自社サイトと外部のサイトの表記を見比べる ⑥外部での言及

できていない項目があっても、すぐにすべてを直す必要はありません。STEP2〜4の結果と照らし合わせ、影響の大きいものから直します。直す順番の決め方は、次章で解説します。

自分で診断するときの注意点|AIの回答は毎回変わる

  • ①同じ質問でも回答が変わる:生成AIは質問のたびに文章を作り直すため、名前が挙がる企業や、その順番が変わることがあります
  • ②使う人の履歴・設定・地域・時期で変わる:過去の会話や設定、地域を含む質問かどうか、AIの仕組みの更新などによって、回答が変わります
  • ③1回の結果で判断しない:同じ質問を日を変えて複数回試し、「何回中何回、名前が挙がったか」で判断します

質問の数やAIの種類を増やすほど、記録と集計の手間も増えます。継続して確かめる手間が負担になる場合は、診断ツールや専門会社の診断を検討しましょう。それぞれの違いは第5章で比較します。

ご相談・資料請求はこちら

顧客がAIに聞く質問で、自社と競合がどう答えられているかを、NEXER Groupが無料で分析します。
AIが参照している情報源まで調べ、20年以上・5,000社以上のSEO支援実績をもとに、何から直すべきかをご提案します。

無料分析・資料請求はこちら

LLMO診断の結果の読み方と、直す順番

診断の結果は、言及率・引用率・内容の正確さ・競合との差の4つの指標で読み、結果のパターンごとに直す順番を決めます。

同じ「AIに出てこない」でも、原因によって優先すべき施策が変わるためです。

診断レポートの見方|押さえるべき4つの指標

STEP4の記録表から、次のように数えます。

【LLMO診断で押さえるべき4つの指標】
指標 数え方 見方
言及率 自社の名前が挙がった回答の数 ÷ 確かめた回答の数(質問の数 × AIの数 × 試した回数) 社名を含まない質問での言及率を中心に見る。自社の過去の結果や、競合の言及率と比べる
引用率 自社サイトが出典として示された回答の数 ÷ 出典が示された回答の数 名前は挙がるのに引用率が低い場合は、比較サイトなど外部のサイトの情報で紹介されている
内容の正確さ 誤りのない回答の数 ÷ 自社に触れた回答の数 料金・サービス内容・所在地など、どの項目が誤っているかもあわせて記録する
競合との差 自社の名前が挙がった回数 ÷ 自社と主な競合の名前が挙がった回数の合計 AIの回答の中での自社の存在感を表す。競合のどの情報が引用されているかとセットで見る

LLMO診断には「言及率が何%なら合格」という一般的な基準はありません。質問の内容や業種、競合の数によって数値の出方が大きく変わるためです。比べる相手は、自社の過去の結果と、同じ質問での競合の結果です。


社内で報告するときは、「現状」「競合との差」「直す順番と費用感」の3点にまとめます。AIの回答を自分で見たことがない上司や経営層でも、何が起きていて何をすべきかを判断しやすくなります。

  • ①現状:主な質問で、自社の名前が何回中何回挙がったか。誤った情報が紹介されていないか
  • ②競合との差:同じ質問で、競合は何回挙がったか。競合のどのページや情報が引用されているか
  • ③直す順番と費用感:結果のパターンから、何を優先して直すか。自社でできる作業と、外部に頼む作業はどれか

結果のパターン別|何から直せばよいか

診断の結果は大きく5つのパターンに分けられ、パターンごとに優先する施策が変わります。自社の結果がどれに当てはまるかを確認しましょう。

【LLMO診断の結果のパターンと、優先する施策】
結果のパターン 考えられる原因 優先する施策 詳しい解説
①どのAIにも出てこない AIのクローラーを拒否している、検索エンジンに登録されていない、質問に答えるページがない、外部での言及が少ない STEP5のクローラーとインデックスを最優先で直す。次に、顧客の質問に直接答えるページをつくる ChatGPTに引用されない原因
②社名で聞くと出るが、社名なしでは出ない 自社の存在は知られているが、「〇〇ならこの会社」という結び付きが弱い。比較サイトや業界メディアでの言及が少ない 強み・対象の顧客・実績を具体的に書いたページをつくる。取材記事や事例など、外部での言及を増やす AIに引用される方法
③内容が古い・誤っている 自社サイトの情報が古い、外部のサイトに古い情報が残っている、サイト内で情報が食い違っている 自社サイトの料金・会社情報を最新にし、表記をそろえる。外部のサイトには掲載情報の修正を依頼する LLMO対策の具体的な方法
④競合ばかり推薦される 競合のほうが、比較・選び方の情報や事例、第三者からの評価が充実している 引用されている競合のページを確かめ、自社に足りない情報(比較・事例・数値)を補う 競合との差の埋め方
⑤自社サイトではなく、他のサイトが引用される 自社サイトに質問への直接の答えがない、または読み取りにくい。比較サイトのほうが情報がまとまっている 結論から書いた一問一答や表で、質問に直接答える形にする。構造化データを整える AIに引用されやすい記事の書き方

複数のパターンが重なる場合は、「AIが情報を取得できない問題」→「誤った情報」→「引用元」→「比較での存在感」の順に直すのが基本です。情報を取得できなければ他の施策の効果が出にくく、誤った情報は顧客の判断に直接影響するためです。


対策をした後は、同じ質問で再診断し、言及率や内容の正確さの変化を比べます。AIの回答に反映されるまでには時間がかかることがあるため、数か月単位で確かめましょう。AI経由でサイトを訪れた人の数は、GA4の参照元(chatgpt.com、perplexity.aiなど)でも確認できます。

LLMO診断の種類と選び方|自分で・無料ツール・専門会社

LLMO診断の方法は自分で確認する・無料の診断ツール・有料の診断ツール・専門会社の診断の4つです。費用と手間、分かることの深さが違うため、目的に合わせて選びます。

【LLMO診断の4つの方法の比較】
方法 費用 分かること 質問の設計 競合比較 直す順番の提案 向いている企業
自分で確認 無料 選んだ質問での言及・内容の正確さ・引用元(記録した範囲) 自社で設計できる 自分で数える なし(自分で判断) まず現状をざっと知りたい企業
無料の診断ツール 無料 サイトの技術的な状態や、ツールが決めた質問での言及の有無 ツール側が決めることが多い 簡易的、または対象外 一般的な改善案のみ 手軽に目安を知りたい企業
有料の診断ツール 月額などの費用 多くの質問・複数のAIでの言及や引用を、継続して計測できる 自社で設定できる あり なし(読み取りは自社) 継続して計測したい企業
専門会社の診断 無料〜有料(会社による) 言及・引用・競合との差に加え、原因と直す順番 ヒアリングして設計してくれる 指定した競合と比較 結果と体制に合わせて提案 何から直すかまで決めたい企業

まずは自分での確認や無料ツールで現状の目安をつかみ、何から直すかを決めたい段階で専門会社の診断を使うのが、無理のない進め方です。


費用の目安は、AIO対策の費用相場の記事でまとめています。

無料の診断ツールの限界

無料の診断ツールは現状の目安を手軽につかむのに向いていますが、何から直すかまでは分かりません。

無料の診断ツールの3つの限界

  • 調べる質問がツール側で決まっていることが多く、自社の顧客が実際に聞く質問とずれることがある
  • 競合との比較や、引用元の分析が浅い
  • 点数や判定は出ても、何から直せばよいかまでは分からない

ツールの点数が高くても、実際のAIの回答で自社の名前が挙がるとは限りません。ツールの結果とあわせて、前述のSTEP2〜3で実際の回答も確かめましょう。

ツールを選ぶときは①対話型AIと検索結果のAIの回答の両方を調べられるか、②調べる質問を自社で設定できるか、③競合と比べられるかの3点を確認します。この3点がそろわないツールは、現状の目安を知る用途に限って使うのが安全です。

診断を依頼する会社の選び方|4つの基準

LLMO診断を依頼する会社は、診断の範囲と、診断の後の支援までを確認して選びます。

  • ①対象のAIの範囲:対話型AIと検索結果のAIの回答の両方を調べるか
  • ②質問の設計:自社の顧客や商材に合わせて質問を作ってくれるか。決まった質問だけで調べていないか
  • ③競合との比較:自社が意識している競合を指定し、同じ質問で比べてくれるか
  • ④直す順番の提案と再診断:診断で終わらず、何から直すかの提案と、対策後の再診断まで対応しているか

注意したいのは「必ずAIに表示される」など、結果を保証する説明です。AIの回答の内容は各AIの提供会社の仕組みで決まるため、外部の会社が表示を保証することはできません。

また、AIの回答の情報源には検索で評価されているページが選ばれやすいとされます。SEOの知見もある会社を選ぶと、検索順位を守りながら対策を進められます。

▼あわせて読みたい
AIO・LLMOコンサル会社おすすめ12選|選び方・注意点・費用相場を解説

【自社PR】NEXER GroupのLLMO診断|AIでの見え方の無料分析から改善まで

顧客が企業やサービスを調べる入り口がAIへ広がりつつある今、AI検索対策は、Webマーケティングの中で最も伸びる新しい領域です。一方で、取り組んでいる企業はまだ多くありません。

【調査】AI検索対策の実施状況と、取り組まない理由
調査項目 結果
現在、自社サイトでAI検索対策に取り組んでいる 29人中6人
取り組んでいない理由:「必要性を感じていない」/「予算がない」 各8人(n=23・複数回答)
取り組んでいない理由:「情報不足で判断できない」 7人(n=23・複数回答)

必要性や予算を判断するにも、まず自社の現状を知る材料が欠かせません。早くAIでの見え方を確かめた企業ほど、競合より先に手を打てます。

※出典:【現在AI検索対策(LLMOなど)に取り組んでいますか?】(現在Webサイトの運営・管理に関わっている方に限定/n=29)/【AI検索対策に取り組んでいない理由】(AI検索対策を実施していない方に限定/n=23・複数回答)

NEXER Groupは20年以上・5,000社以上のSEO支援に携わってきました。その知見をもとに、LLMO診断から改善までを支援しています。

  • 無料分析(LLMO診断):顧客がAIに聞く質問を設計し、自社と競合がどう答えられているか、AIがどの情報源を参照しているかを調べ、課題を可視化します
  • 施策のご提案:分析結果のパターンをもとに、何から直すべきかを、優先順位をつけてご提案します。必要な施策だけに絞ります
  • 改善と効果測定:改善後も同じ質問で再診断し、AIでの言及や内容の正確さの変化を、社内への報告にも使えるレポートでお伝えします

SEOとAI検索対策の両方を手がけているため、検索順位を守りながら、AIの回答での見え方を改善できるのが強みです。

申し込みから結果説明までの流れ

無料分析は、お申し込みから結果のご説明まで、次の5つのステップで進めます。

  • お申し込み:ページ下部のフォームから、サイトのURLと、気になっている競合をお知らせください
  • ヒアリング:商材・顧客・競合を確認し、顧客が実際にAIに聞きそうな質問を設計します
  • 分析:複数のAIで質問し、言及・内容の正確さ・引用元・競合との差を調べます
  • レポートの作成:結果と、そこから分かる課題をレポートにまとめます
  • 結果のご説明と施策のご提案:レポートをもとに結果をご説明し、何から直すべきかをご提案します


分析期間は、調べる質問の数やAIの種類によって異なるため、お申し込みの際にお伝えします。「上司に説明するための材料がほしい」という段階でも構いません。

ご相談・資料請求はこちら

顧客がAIに聞く質問で、自社と競合がどう答えられているかを、NEXER Groupが無料で分析します。
AIが参照している情報源まで調べ、20年以上・5,000社以上のSEO支援実績をもとに、何から直すべきかをご提案します。

無料分析・資料請求はこちら

LLMO診断に関するよくある質問

LLMO診断について、よく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。

Q.LLMO診断にはどのくらい時間がかかる?
A.

自分で確かめる場合、10問を2〜3つのAIで調べるなら、記録まで含めて数時間ほどが目安です。ただし回答のばらつきを見るため、日を変えて2〜3回繰り返しましょう。
専門会社に依頼する場合の期間は、申し込み前に確認してください。

Q.LLMO診断の費用相場はいくら?
A.

自分で確かめる方法なら無料です。無料の診断ツールも複数あります。有料の診断ツールは月額制が中心です。専門会社の診断は無料のものから有料のものまであり、調べる質問数と対象のAIの数によって幅があります。
費用の目安はAIO対策の費用相場の記事でまとめています。

Q.LLMO診断はどのくらいの頻度で受けるべき?
A.

月に1回程度、同じ質問で定期的に確かめるのがおすすめです。AIの回答は、AIの仕組みの更新や、Web上の情報の変化によって変わります。
サイトの大きな改修や料金の改定、対策をおこなった後は、そのタイミングでも再診断しましょう。

Q.診断ツールは何を見て選べばよい?
A.

①対話型AIと検索結果のAIの両方を調べられるか、②質問を自社で設定できるか、③競合と比べられるかの3点です。この3点がそろわないツールは、目安を知る用途に限って使うのが安全です。
ツールの点数が高くても、実際のAIの回答で名前が挙がるとは限りません。

Q.中小企業でもLLMO診断は必要?
A.

必要です。顧客がAIで調べて比べる商材なら、会社の規模にかかわらず確かめる価値があります。地域や専門分野を絞った質問では、大手以外が候補に挙がることもあります。
中小企業の進め方は中小企業のAIO対策の記事で解説しています。

Q.無料のLLMO診断を受けたら、契約が必要?
A.

一般的に、無料診断は契約を前提にしたものではありませんが、条件はサービスによって異なります。申し込む前に、無料の範囲(質問の数・対象のAI・レポートの有無)と、診断の後の提案や連絡の有無を確認しておくと安心です。

まとめ:まずはAIでの見え方を確かめることから始めよう

顧客はすでに、企業やサービスを知り、比べる段階でAIを使い始めています。一方で、自社がAIにどう紹介されているかを把握できている企業は多くありません。

AIの回答に自社が出てこない、または誤った情報で紹介されていると、サイトを見てもらう前に比較の候補から外れてしまいます。

この記事のまとめ

  • LLMO診断とは:生成AIの回答で、自社がどう扱われているかを調べ、AIに引用・紹介されやすい状態かを評価すること
  • 分かること:AIでの言及の有無・内容の正確さ・引用元・競合との比較・サイトの構造・外部での言及の6項目
  • やり方:質問を決め、対話型AIと検索結果のAIの回答で確かめ、記録して競合と比べ、サイトの状態をチェックする。無料で自分でも始められる
  • 活かし方:「出てこない」「内容が誤っている」「競合ばかり推薦される」などのパターンで、直す順番を決める
  • 診断のメリット:感覚ではなく記録で比べられるため、上司や経営層への説明の根拠になり、効果の薄い施策を避けられる

最初の一歩は、顧客がAIに聞きそうな質問で、自社が今どう答えられているかを確かめることです。名前が挙がっているか、内容が正しいか、どのページが引用されているかが分かれば、直すべきことと、その順番が見えてきます。


SEO・AIOコンサルティングについて

お問い合わせ

何を見て
来ましたか?
会社名必須
氏名必須
メールアドレス必須
TEL - -
お問い合わせ内容

Contact お問い合わせ

私たちNEXER Groupはお客様の課題解決をサポート致します。
ご不明点やご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

PAGE TOP