この記事の監修SEO会社
株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
サイトを通じた収益化や宣伝の強化を狙うなら、SEO対策が不可欠であるといっても過言ではありません。現在の主流は「ホワイトハットSEO」と呼ばれる正攻法です。
一方で、ペナルティを受けることもあるブラックハットSEOは、悪気がなくてもついやってしまっている可能性があるため注意が必要です。
正しくSEO対策するために、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOについて把握しておきましょう。この記事では、それぞれの内容や違いについてわかりやすく解説しています。
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目次
ホワイトハットSEOとは
「ホワイトハットSEO」とは、現在の最も主流であるSEO対策であり、一般的に正しいとされているSEO対策です。検索エンジンのルールに沿って、良質なコンテンツや魅力のあるサイトを作ります。
ユーザーのためになっているか、ユーザーが役立つ情報を提供しているかといった視点が重要となります。つまり、ユーザーから求められるコンテンツやサイトは検索エンジンからも評価されるということであり、そのようなコンテンツは検索結果の上位表示が期待できます。
ホワイトハットSEOでは、Googleが定めたガイドラインに沿ってサイトの構築やSEO対策を行います。ガイドラインのひとつである「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」には、ホワイトハットSEOの具体的な手法が記載されています。
「ウェブマスター向けガイドライン」は、サイトが検索エンジンに認識される方法やユーザーの利便性向上のための方法、不正行為の具体的な内容などが記載されたものです。これらのガイドラインの内容を把握したうえで、SEO対策を行います。
ブラックハットSEOとは
ホワイトハットSEOとは相反するもので、不正に検索順位をアップさせようとする手法です。
ユーザー目線で役立つコンテンツを提供するという考えから行うものではなく、検索エンジンの仕組みの裏をかき、偽装行為や不正行為によって早く検索順位を操作しようとします。
「ウェブマスター向けガイドライン」の品質に関するガイドラインの項目に、ブラックハットSEOの具体的な手法が挙げられています。次の項目で詳しく解説しますが、リンクプログラムやクローキング、隠しテキストなどのさまざまな手法があります。
ブラックハットSEOを行うことで、一定の成果をあげることができていた時代もありました。しかし現在は、Google側のアップデートが繰り返され検索エンジンの精度が向上しており、ブラックハットSEOのような手法を行うとサイトの一部もしくはサイトページ全てが検索結果に表示されなくなるなどの「ペナルティ」を受けることがあります。
抜け穴を探すことに時間をかけるよりも、正しいやり方でSEO対策をすることが主流になっているのです。
ブラックハットSEOによってGoogleペナルティを受けた場合、ペナルティ項目を修正しても数週間~数ヶ月間は検索順位が戻らなくなってしまいます。
ブラックハットSEOをどの程度おこなうとペナルティになるかは判断が難しいため、SEO専門業者に見解を聞いてみるのも良いでしょう。
Googleペナルティについては下記記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ホワイトハットSEOのセルフチェック表
① Googleの公式ガイドラインをチェックする | |
② タイトルに対策キーワードを含める | |
③ 見出しはページ全体を説明する内容にする | |
④ 1ページで1つの検索キーワードを狙う | |
⑤ 狙うキーワードの検索意図を把握し、検索意図に沿ったコンテンツを作成する | |
⑥ オリジナル性の高いコンテンツを作成する | |
⑦ 信頼性の高いサイトを構築する | |
⑧ 読みやすい文章とデザインを使用する | |
⑨ ユーザーが邪魔に感じるような広告は避ける | |
⑩ 内部リンクを適切に使用し、ページごとの関係性をわかりやすくする | |
⑪ サイトをモバイルフレンドリーにする | |
⑫ 検索のパフォーマンスを分析する | |
⑬ ページのコアウェブバイタルを改善する | |
⑭ 必要に応じて構造化データを使用する |
ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの違い
それぞれのSEO対策には、主に2つの違いがあります。
ウェブマスター向けガイドラインを遵守しているか
ウェブマスター向けガイドラインの中に、品質に関するガイドラインとして基本方針や使用してはならない手法について記載されています。ホワイトハットSEOはこの内容を遵守した手法です。
一方で、ブラックハットSEOはこのガイドラインの内容に反した手法であり、その上使用してはならないと挙げられている手法に該当しています。正攻法であるホワイトハットSEOにペナルティはありませんが、ブラックハットSEOを行うと検索順位に悪影響を及ぼし、検索結果に表示されなくなることもあります。
このガイドは、オンラインコンテンツを所有または管理されていて、Google 検索を通じた収益化や宣伝を強化したいとお考えの方を対象としています。好調な成長を続けている企業の経営者、いくつものウェブサイトの所有者、ウェブ代理店の SEO 専門家、Google 検索の仕組みを学んで SEO を改善したいとお考えの個人の方など、幅広い読者を想定しています。Google のおすすめの方法に基づいて SEO の基礎知識を包括的に学びたい方にとって、このガイドは最適な資料です。Google でサイトが自動的に掲載順位 1 位になるための秘訣は(残念ながら)ご紹介していませんが、このガイドで示すおすすめの方法を取り入れると、検索エンジンがより容易にあなたのコンテンツをクロールし、インデックスに登録し、把握できるようになることを期待できます。
このガイドラインの中に、Googleが考えているSEOの基礎が載っているので、しっかり読むことをおすすめします。
中々理解しづらい部分があるため、本サイトでわかりやすく解説しているので、参考にしてみてください。
検索エンジンと検索ユーザーの両方を意識しているか
ブラックハットSEOによる意味の通じないテキストや、ユーザーが意図しないリンクなどは、ユーザーの利便性に配慮されているとはいえません。ブラックハットSEOは、検索エンジンからの評価を意識したものであり、ユーザーからの視点は考えられていないのです。
一方でホワイトハットSEOは、ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツや、ユーザーにとって有益な情報を提供するため、検索エンジンだけでなくユーザー視点にも意識が向けられています。ユーザーにとって役立つ情報であるかといった視点を大切にして、コンテンツを作成します。
ホワイトハットSEOの重要性
現在のSEOでは、ホワイトハットSEOはとても重要な指標となっています。
ブラックハットSEOはGoogle側に感知された場合に、ペナルティで検索順位を落とすことになりますが、一方で感知されなかった場合は、検索順位上昇効果が期待できます。
特に外部リンク対策はSEO効果が高く、自力で頑張ろうとしても仕組み的に難しいので、今でもSEO業者によるGoogleの目を搔い潜ったリンク獲得手法は需要があります。
外部対策は、「SEO対策のための外部リンク」と「自然に付いた外部リンク」をGoogleの方で識別することは難しいので、今後も残る対策に1つになりそうですが、Googleが求めている対策ではない以上、今後どのような扱いになるかわかりません。
一方で、ホワイトハットSEOの場合は、多少アルゴリズムの変動があっても、方向性としては変わらないと考えられるので、今後長期的に安定した検索順位を獲得したいなら、ホワイトハットSEOを第一に検討すべきです。
ブラックハットSEOが衰退した背景
ブラックハットSEOが衰退してホワイトハットSEOに移行した背景には、Googleが繰り返し行っている「アルゴリズム」のアップデートがあります。
これは良質なサイトやコンテンツを検索上位に表示させることを目的としたもので、ブラックハットSEOによって順位を上げていたサイトは以下のようなアップデートによって影響を受け、衰退していくこととなりました。
ペンギンアップデート
ガイドラインに違反するサイトやコンテンツの検索順位を下げるアップデートであるとされており、これまでに複数回のペンギンアップデートが確認されています。
とくに大きな影響を受けたのが、ほかのサイトから多くのリンクを集めることで評価を得ていたサイトです。たとえば、ユーザーにとって意味のないリンクを集めたサイト、SEOのみが目的のリンクサイトなどが挙げられます。
ペンギンアップデートにより、質の低いリンク施策を行うサイトは順位が下がるなどの影響が出ました。
2012年に導入されたペンギンアップデートですが、2016年9月23日にコアアルゴリズムの一部になりました。
その内容を以下にてご紹介します。
・Penguin のアップデートがリアルタイムになりました。
これまでは、Penguin の影響を受けるサイトのリストは、定期的に同じタイミングで更新されていました。ウェブマスターがサイトを大幅に改善し、インターネット上でのプレゼンスを強化すると、Google の多くのアルゴリズムではすぐに考慮されますが、Penguin など他のシグナルでは更新作業が必要でした。今回の変更により、Penguin のデータはリアルタイムで更新されるようになります。そのため、変更内容が従来と比べてはるかに早く(通常、Google が再クロールしてページをインデックスに再登録するとすぐに)反映されます。また、Google が今後の更新についてコメントすることもなくなります。・Penguin でさらにきめ細かい対応が可能になりました。
Penguin では、スパム行為に対して評価を下げる手段として、サイト全体のランキングを下げるのではなく、スパムのシグナルに基づいてランキングを調整するようになりました。
実際、2012年のペンギンアップデート導入以降、被リンク対策の方向性は大きく変化しましたが、それでも被リンク自体のSEO効果は大きいものでした。
しかし、コアアルゴリズムの一部になって以降、付け焼刃の被リンク対策は効果が無くなり、徐々にコンテンツ対策こそがSEO対策のベースとなっていきました。
もちろん2023年現在でも被リンクが与えるSEOの効果は重要なものですが、あくまで良質なコンテンツによって自然に被リンクを獲得する必要があります。
パンダアップデート
質の低いコンテンツで生成されたサイトの検索順位を下げるアップデートであるとされています。
たとえば人気サイトそっくりに作られたサイトや、自動化ツールで翻訳後にチェックや修正もされずそのまま公開されたサイト、商材の画像を貼っただけのサイトなどが影響を受けました。
パンダアップデートによって、質のよい内容のサイトが評価されることとなったのです。
2011年2月24日にパンダアップデートが導入された際の、Google公式のアナウンスが以下です。
ここ 1 日ほどで、ランキングのかなり大幅なアルゴリズムの改善を開始しました (クエリの 11.8% に顕著な影響を与える変更です)。何が起こっているのかを人々に知らせたいと考えました。このアップデートは、低品質サイト (ユーザーにとって付加価値が低いサイト、他の Web サイトからコンテンツをコピーしたサイト、またはあまり役に立たないサイト) のランキングを下げるように設計されています。同時に、高品質のサイト、つまり調査、詳細なレポート、思慮深い分析などのオリジナルのコンテンツや情報を含むサイトのランキングが向上します。
ホワイトハットSEOを行う際のコツ
ホワイトハットSEOの具体的な対策を4つご紹介します。
ウェブマスター向けガイドラインを必ず確認する
Googleが公開しているガイドラインに沿ってサイトを作成すれば、自然とSEO対策ができます。ウェブマスター向けガイドラインには、ホワイトハットSEOの内容や、ブラックハットSEOの手法としてNGとされている行為について記載されています。
サイトがGoogleから評価されるためにできることや、ユーザーにとって見やすいサイトを作るためにすることなども書かれており、SEO対策を行うなら必ず読んでおきたい重要な情報が満載です。
Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインはSEOのアルゴリズムを理解するのに非常に役立ちます。
ただ、少しサイトが見辛く、結局何をすれば良いかわからないという声も多いので、下記記事に詳しくまとめました。
GoogleのSEOアルゴリズムを詳しく理解したい方は下記記事を参考にしてください。
質の高いコンテンツを作成する
ユーザーから求められる情報が充実した、高品質なコンテンツを作成します。たとえばユーザーの検索意図にマッチしている、最新情報を取り入れている、専門性・権威性・信頼性がある、ほかのサイトと差別化できるような情報をプラスしているといったコンテンツは、検索エンジンから優良コンテンツと判断されやすいです。
さらに、ユーザーが読みやすいようにテキストを簡潔にまとめる、文字の色や背景などを見やすくするなど、工夫することも求められます。ユーザーにとって満足度の高いコンテンツは、自然とアクセスが増えて検索エンジンからの評価もアップし、検索順位の上昇が見込めるのです。
コンテンツの品質を高めるには、自分のサイトのコンテンツに対して以下の質問をしてみると良いでしょう。
コンテンツと品質に関する質問(一部抜粋)
・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか。
・コンテンツには、特定のトピックに対して実質的な内容を伴う詳細または包括的な説明が記載されていますか。
・コンテンツには、自明の事柄だけでなく、洞察に富んだ分析内容や興味深い情報が含まれていますか。
・コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
・メインの見出しやページタイトルは、内容を要約して説明する有用なものですか。
・検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか。
高品質なコンテンツと簡単に言っても、質の高さが何を指しているのか理解するのは難しいものです。
高品質なコンテンツのヒントはGoogleの「品質評価ガイドライン」に載っているので一度見てみることをおすすめします。
高品質なコンテンツの要素として、重要なE-E-A-T評価については下記記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
> 【Google公式情報あり】SEOのE-E-A-Tとは?重要性と対策を解説
また、SEO初心者でも、質の高い記事を書ける方法は下記記事で紹介しています。
正しくタグを使用する
コンテンツを作成する際、とくに以下の3つのタグ設定を正しく使用して、ユーザーや検索エンジンに分かりやすく伝えましょう。
- タイトルタグ
- メタディスクリプションタグ
- 見出しタグ
タイトルタグはその名の通り、サイトのタイトルを設定するためのものです。対策キーワードを含め、内容が伝わりやすいように工夫します。
メタディスクリプションタグは、そのページにどのようなことが書いてあるのか、概要を紹介します。検索時の画面にて、各タイトルの下に表示されることもあります。
見出しタグは、サイトの構成をユーザーや検索エンジンに伝えるものです。目次に該当します。見出しタグには<h1>から<h6>までありますが、小さい数値から大きい数値へと順序を守って設定することがポイントです。
自然な被リンクを増やす
自然と発生した被リンクを増やすと、検索エンジンからの高評価につながります。質のよいコンテンツは第三者からの評価も高まって自然と被リンクが集まりやすく、その点を検索エンジンも注目しているのです。
自分のサイトと関連性の高いサイトからの流入数が多いと、上位表示が期待できます。ただし、評価されるのはあくまで自然に発生した被リンクです。作為的にリンクを貼るのはペナルティを受ける可能性があるため避けましょう。
人工的な被リンクでも、関連性がある被リンクやユーザーのためになる被リンクはSEO評価が高まります。
一方で自然な被リンクでも、悪質なサイトからの被リンクなどは、マイナス評価に繋がる可能性があります。
それを防ぐためには、悪質な外部リンクの否認作業をが必要です。
被リンクについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
具体的なホワイトハットSEOの手法
具体的なホワイトハットSEOの手法を以下で紹介します。
①高品質なコンテンツ
ホワイトハットSEOをおこなう上で、一番大切なのは高品質でユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することです。
高品質でユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成するには以下のポイントを抑えると良いです。
・他のサイトでは得られない、独自の情報
・実際の体験談
・情報の信頼性の高さが明確
高品質なコンテンツの作成方法については、下記記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
コンテンツSEOとは?コンテンツ対策の正しいやり方や成功事例をご紹介
特に、昨今のGoogleのSEO対策ではコンテンツの信頼性を高めるための「E-E-A-T」というものが重要視されている傾向にあります。
経験:コンテンツ制作者が、そのテーマについて必要な実体験や人生経験をどの程度持っているか
専門性:サイトやコンテンツの製作者が業界・トピックに精通した知識や経験をもっているか
権威性:サイトやコンテンツがそのジャンルでどのくらい認められているか
信頼性(Trustworthiness):サイトやコンテンツが安全に利用でき、正確な情報が記載されているか
E-E-A-T評価を高めるための方法は以下記事にまとめています。
【Google公式情報あり】SEOのE-E-A-Tとは?重要性と対策を解説
②キーワードの適切な使用
記事のタイトルや本文に、対策キーワードを適切に入れることは、ホワイトハットSEOにおいて重要です。
タイトルは、記事の内容を表すものなので、ここに対策キーワードが入っていない場合、Googleは「対策キーワードとは関係ない記事」と判断してしまう可能性があります。
そのため、タイトルには必ず対策キーワードを入れるようにしましょう。
本文にも、もちろん対策キーワードを入れた方が良いのですが、対策キーワードを出現させるための記事にはしないでください。
不自然に対策キーワードを盛り込むと、ユーザーは読み辛くなり、マイナス評価に繋がります。
対策キーワードについて詳しく書いた結果、対策キーワードや関連するワードがたくさん使われているという状態を作ってください。
ポイントとしては、対策キーワードと同じ意味の言葉を使う場合は、なるべく対策キーワードに統一して表記しましょう。
例えば「ホワイトハットSEO」というキーワードで検索順位を上げたい場合、「ホワイトハットSEO」は「Googleが推奨するSEO対策」とも言えますが、本文ではなるべく「Googleが推奨するSEO対策」ではなく、「ホワイトハットSEO」という言葉を使うようにしましょう。
③モバイルフレンドリーなサイト
現在、Webサイトを見るユーザーは、モバイル端末からアクセスするのが主流となっています。
そのため、サイト運営者はモバイル端末でも見やすいサイトにする必要があります。
モバイルフレンドリーにする具体的な方法として、「レスポンシブデザイン」を採用すると良いでしょう。
レスポンシブデザインとは、サイトを表示しているユーザーの画面サイズによって、デザインを流動的に変更するというデザインです。
また、PCには特定のコンテンツを表示させて、モバイルにはコンテンツを表示させないというデザインを採用している方は注意が必要です。
現在の検索アルゴリズムでは、モバイル向けのページを中心に評価をおこなっているので、モバイルで非表示にしているコンテンツは、例えSEO評価上プラスになるコンテンツだったとしても、評価されなくなってしまいます。
④内部リンク構造の最適化
内部リンクとは、同じWebサイト内で内部のページ同士をつなぐリンクのことです。
内部リンクで関連性の高いページ同士を正しくつなぐことで、Googleのクローラーに記事同士の関連性を伝えることができて、SEO評価が高まりやすくなります。
内部リンク構造の最適化も代表的なホワイトハットSEOと言えるでしょう。
内部リンク構造の最適化方法は以下記事にまとめています。
SEO内部リンクとは?内部リンクのSEO効果と正しい設置方法を解説
⑤ページ表示速度の向上
ページ表示速度を向上させて、ユーザビリティを高めることは、SEO評価上有利に働きます。
もし、ライバルサイトとコンテンツの質などに差がない場合は、Googleのアルゴリズム上、ユーザビリティが高いサイトの方が上位に表示されやすくなっています。
具体的にページ表示速度を向上させる方法としては、以下のような対策があります。
・画像のフォーマットを「.webp」にする
・WordPressの使っていないプラグインなど、不要なJavaScriptを削除する
⑥タイトルと見出しタグの最適化
タイトルと見出しは、記事の内容を示すのにとても重要な役割を担っています。
ユーザーは、長いコンテンツの内容の概要を把握するのに、まず記事のタイトルと見出しを参考にしています。
そのため、ユーザーに不利益を生まないように、タイトルと見出しはページの内容を正確に要約しているものである必要があります。
前述した通り、タイトルや見出しに対策キーワードを入れることも大切です。
しかし、対策キーワードを入れるために、コンテンツの内容とは異なったタイトルや見出しにしてはいけません。
また、コンテンツを誇張していたり、ユーザーに不快感や強いショックを与えるものはマイナス評価になってしまうので注意しましょう。
⑦alt属性による画像の説明の記述
alt属性とは、画像が何らかの問題で上手く表示されない時、代わりに表示されるテキストのことです。
Googleのクローラーは、画像の内容を正確に把握することはできません。そのため、画像にalt属性を使用することで、画像の内容をテキストで説明することができます。
altテキストは、短くてわかりやすいものにしましょう。
SEO対策のために、altテキストに対策キーワードを羅列することはペナルティに対象になるので、あくまで画像の内容を正確、且つ端的に説明すると良いです。
ホワイトハットSEOを実際におこないながら解説
当サイトのページで実際にホワイトハットSEOをおこないながら、やり方を説明します。
今回は「Googleアルゴリズムとは?検索エンジンのアルゴリズムを徹底解説」というページで対策をおこないます。
ホワイトハットSEOをおこなう手順は以下です。
② Googleが推奨しているSEO対策で強化できる部分を探す
③ 強化をおこなう
①Googleのガイドラインに違反しているSEO対策一覧
Googleのガイドラインに違反しているSEO対策は、Google検索セントラルのGoogleウェブ検索のスパムに関するポリシーで確認することができます。
内容は以下にまとめました。
・誘導ページ:特定のページにアクセスを集めることを目的として、他のページを作成して、そこから特定のページに誘導している。
・ハッキングされたコンテンツ:サイトのセキュリティ上の脆弱性に付け込まれ、許可なくサイトに配置されたコンテンツがないか。
・隠しテキストと隠しリンク:検索エンジンを操作することのみを目的としてページにコンテンツを配置しながら、人間のユーザーには見えにくいようにしていないか
・キーワードの乱用:Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込んでいないか
・リンクスパム:ランキングを上げることを目的としたリンクの売買や、過剰な相互リンクなどをおこなっていないか
・マルウェアや悪意のある動作:ユーザー エクスペリエンスに悪影響を及ぼすマルウェアや望ましくないソフトウェアがホストされていないか
・無断複製されたコンテンツ:他のサイトから無断で複製したコンテンツを中心にサイトを作成していないか
・不正なリダイレクト:ユーザーと検索エンジンに異なるコンテンツを表示したり、ユーザーの本来のニーズを満たさない想定外のコンテンツを表示したりしていないか
・スパム目的で自動生成されたコンテンツ:独自の価値を生み出したり、十分な価値を付加したりすることのない、プログラムで生成されたコンテンツを提供していないか
・内容の薄いアフィリエイトページ:商品の説明やレビューは元の販売者から直接コピーされていて、独自の価値を付加することなくアフィリエイト商品を紹介しているページを作成していないか
・ユーザー生成スパム:第三者の書き込みなどによって、スパム投稿がされていないか
こちらの内容に当てはまる行為をおこなっていないかチェックし、もし当てはまっている場合はすぐに修正しましょう。
今回は当サイトでは当てはまっていないため、問題ありません。
②Googleが推奨しているSEO対策で強化できる部分を探す
・タイトルと見出しのタグ
・内部リンク設置
・画像の最適化
・コンテンツの改善
1.キーワード選定・共起語
https://neoinspire.net/cooccur/
SEO対策において、コンテンツを作成し始める際はキーワードや共起語の出現回数や出現率などはあまり考えない方が良いです。
コンテンツを作成する際に考えるべきは「ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツかどうか」と「ユーザーに価値のある情報を提供できているか」ということです。
上記が満たされているようであれば、キーワードや共起語の出現回数は自然と増えていくはずです。
ただ、文章を書いていると、主語を省略して書いてしまうことがあります。
主語を省略してしまった結果、あまりにも対策キーワードの出現が少なくなると、ユーザーにとってもわかりづらく、Googleも何について話しているのか理解できなくなってしまう可能性があります。
そのため、作成したコンテンツを一度読み直して、必要な箇所には対策キーワードを意識的に入れるようにすると良いでしょう。
今回は、下記のページでは「Google アルゴリズム」というキーワードを狙いたいので、キーワード出現が極端に少なくないか、確認してみます。
キーワードの出現数を確認するにはWindowsの場合は、「Ctrl」+「F」キーで、ページ内キーワード検索ができるので、確認したいキーワードを入力してみましょう。
共起語自体はラッコキーワードというツールで調べることができます。
メインキーワードを入力して、項目を「共起語」に設定すれば、メインキーワードの共起語一覧が表示されます。
共起語もメインキーワードと同様で、出現数や出現率を上げることを目的とせず、その内容を詳しく記載することで、共起語を出現させるという意識が大切です。
2.タイトルと見出しのタグ
タイトルと見出しの中には対策キーワードを自然に入れるようにしましょう。
今回は、タイトルと見出しに対策キーワードが入っているので問題ないです。
タイトルの文章は、検索ニーズとマッチしているのかを確認するためにラッコツールの「見出し抽出」を利用すると良いでしょう。
「Google アルゴリズム」で検索上位になっている競合サイトのタイトルを見てみると、主に「Googleアルゴリズムとは?」と「アップデート」を組み合わせたものになっています。
これは「Googleアルゴリズム」と調べている人は、「Googleアルゴリズムとは?」と「アップデート」にニーズがあると判断可能です。
今回は同様の形式でタイトルを修正してみます。
↓
修正後:Googleアルゴリズムとは?これまでのコアアルゴリズムのアップデートの変化も紹介
3.内部リンク設置
関連性の高い記事は内部リンクで繋ぐことで、ユーザーにとって使いやすいサイトになります。またGoogleの評価としても、記事同士の関連性が明確になることで、検索順位向上に繋がる可能性があります。
内部リンクを設置するポイントは以下です。
②アンカーテキストの中に対策キーワードを自然に入れる
今回は、コアアルゴリズムアップデート系の記事が他にもあったので、そちらの記事へ内部リンクを設置しました。
各記事からも、以下のように「Googleアルゴリズム」の記事に向けて内部リンクを設置しています。
4.画像の最適化
画像の最適化をおこなうことで画像の容量を小さくして、ページの表示速度を高めることができます。
今回は画像の最適化のために以下の2点をおこないます。
2.画像フォーマットを次世代フォーマットに変換
まず、https://tinypng.com/で画像の圧縮をおこないます。
元の画像の容量が699KBのところ、圧縮をおこなった結果、合計で256KBになりました。
さらに、画像のフォーマットをpngからwebpに変換をおこなった結果、201KBになり70%以上も削減できました。
これでホワイトハットSEOは一旦完了です。
数週間ペースで順位をチェックしながら、適宜強化をしていきましょう。
やってはいけないブラックハットSEO
やってはいけないブラックハットSEOの具体的な手法を7つご紹介します。
これらの行為をすると検索順位が下がる、もしくは検索結果に表示されないなどのペナルティを受ける可能性があるため注意しましょう。
ペイドリンク
被リンクを購入することを指します。ほかのサイトに金銭や物品などの対価を支払い、自分のサイトへのリンクを貼ってもらうことで、あたかも人気サイトであるかのように見せる手法です。
多くの人から有益であると判断されているコンテンツは、自然とさまざまなサイトからリンクされる可能性が高まります。ただし、ほかのサイトからの被リンクを増やすことは容易ではありません。
そこで、お金を支払うという不正な手段で被リンクを増やして、優良なコンテンツを装うのです。しかし、評価されるのはあくまで「自然に発生した被リンク」のみで、不正なリンクにはペナルティのリスクが伴います。
リンクプログラム
リンクプログラムとは、度を越すような相互リンクや、相互リンクだけを目的としたパートナーページの作成などのことです。相互リンクとは、自分のサイトにリンクを貼る代わりに相手のサイトにリンクを貼ってもらうことを指します。
一般的な相互リンクにとどまらず、SEO対策を目的として大量のサイト同士でお互いにリンクを貼るページ群をリンクファームと呼びます。これはスパム行為とされており、ペナルティの対象となります。
サイトを運営している知り合い同士で、お互いにリンクしあうケースもありますが、悪意がなくても結果的にリンクファームを作ってしまっているケースがあるため注意しましょう。
ワードサラダ
文章を自動生成できるプログラムやツールを用いて作成されたテキストのことです。ぱっと見では正しい文章に見えるものの、よく見ると意味が通じません。
ただし自動プログラムのため、時間をかけずに大量のコンテンツを作成できます。被リンクするためのサイトをたくさん作るために、このような手法が利用されていた時代がありました。
ワードサラダが通用していた時代もありましたが、現在はスパムと認定されて評価されなくなっています。
クローキング
検索エンジンのクローラーに向けたページと、ユーザーが閲覧するページを別々に用意して、意図的に検索順位を上げる手法です。
検索エンジン向けのページに特定のキーワードを大量に含めるなどの不正行為や、ユーザー向けのページでは画像を表示させて検索エンジン向けのページにはHTMLテキストを表示させるといった行為が挙げられます。
なぜこのようなことをするのかというと、検索エンジンが評価するページと、ユーザーに求められるページが一致しない場合もあるからです。クローキングは検索エンジンを騙す手法であり、ペナルティの対象になります。
コピーコンテンツ
あるキーワードでの検索上位を狙う場合、上位サイトを参考にすることもあるでしょう。
上位サイトのようなコンテンツを作成しようとして、競合サイトなどに掲載されたテキストや画像をコピーすることや、コピーしたコンテンツをあたかも自分で作ったもののように見せるのはNGです。著作権の侵害となるおそれがあります。
このようなコピーコンテンツはスパム行為とされており、検索順位が落ちてしまうことにつながりかねません。また、複数のサイトを運営していて、それらのサイト内でテキストを使い回す場合もコピーコンテンツに該当する可能性があります。
キーワードスタッフィング
狙ったキーワードを必要以上にコンテンツ内に含める手法です。
たとえば「パソコン 選び方」というキーワードを狙ってコンテンツを作成する場合、コンテンツ内に必要以上に「パソコンの選び方」などの特定のキーワードを含めて、ユーザーの検索意図に応えているかのように見せかけます。
このような手法がとられる理由として、以前の検索エンジンは対策キーワードが多く含まれるコンテンツを評価していた背景があります。ただし実際は、このようなコンテンツは読みにくく、ユーザーにとって良質なコンテンツとは言えません。
隠しテキストや隠しリンク
ユーザーからは見えないところにテキストやリンクを入れる手法です。隠しテキストでキーワードを詰め込んで検索エンジンの評価を狙う、隠しリンクによって被リンクを増やすなどの例が挙げられます。
テキストの色を背景と同化させる、フォントサイズを極小にする、画像と重ねるといった方法で、ユーザーからテキストやリンクを隠します。隠しテキストや隠しリンクはペナルティの対象です。
ホワイトハットSEOで検索順位が上がった成功事例
弊社のお客様の中で、内部対策を中心にホワイトハットSEOを実施したサイトの事例を紹介します。
事例その①:内部対策を中心に行い検索上位を獲得
ジャンル | パーソナルトレーニングジム |
対策開始日 | 2022年12月1日 |
対策内容 | 内部対策、コンテンツ対策 |
対策前の検索順位 | キーワードA(パーソナルジム):16位 キーワードB(プライべーとジム):13位 キーワードC(ボディメイクジム):11位 |
サイトの説明
日本全国でパーソナルジムを展開している企業様のフランチャイズ店舗サイトです。
どなたも一度は耳にしたことのある、見たことのある知名度のあるパーソナルジムです。
東京都の主要エリアでWEB集客に課題があり、弊社にSEO対策をお任せいただいております。
対策内容の詳細
▼サイト内部対策
・titleタグ、descriptionタグ、h1タグ等、SEOにおけるSEO基本内部対策の実施。
・TOPページおよび対策ページへの内部リンク設置・アンカーテキスト修正
・alt属性の設定
・「WebSite」の構造化データマークアップ
・店舗情報の構造化データマークアップ
・「体験トレーニングの流れ」に対する構造化データマークアップ
・FAQに対する構造化データマークアップ
・websiteの構造化データマークアップ
▼コンテンツ対策
・駅からジムまでの道順を説明したコンテンツ
・トレーニング前とトレーニング後を比較したビフォーアフターコンテンツ
SEO対策後の検索順位結果
キーワードA(パーソナルジム):16位→2位
キーワードB(プライべーとジム):13位→1位
キーワードC(ボディメイクジム):11→1位
「エリア名+パーソナルジム」の順位動向
【直近1年間の順位動向】※ahrefsにて計測
2022年12月より対策スタート、「エリア名+パーソナルジム」「エリア名+プライベートジム」「エリア名+ボディメイクジム」のキーワードを中心にSEO強化を行いました。
元々コンテンツが充実していたサイトですので、サイト内部を中心に改善を行い、その後コンテンツ対策をいくつか実施しています。
こちらのサイトは、特に構造化データのマークアップの施策が多かったため、2つほどマークアップの事例を紹介します。
【店舗情報構造化データマークアップの記述例】
店舗情報の構造化データは、店舗の名称、住所、電話番号、サイトURL等をマークアップしています。
この対策により、Googleが店舗情報に関するコンテンツ内容を理解しやすくなります。
「店舗情報を正確に伝えるため」という考え方でも良いでしょう。
また、エリア名を含むキーワードで対策を行っている場合は、「店舗の所在地を正確に伝える」ことも重要となり、エリア要素をGoogleに伝えることもできますので、店舗情報の構造化データはマークアップしておいて損はないと思います。
ちなみに構造化データをマークアップしても、表のビジュアルに何も変化はありません。主にGoogleに向けた対策であり、ページの裏側に記述する施策となります。
【「体験トレーニングの流れ」に対する構造化データマークアップの記述例】
続いて、「体験トレーニングの流れ」に施した構造化データの記述内容を紹介します。
※ボリュームが多いため一部抜粋となります。
この対策により、「体験トレーニングの流れ」というコンテンツの内容をGoogleに理解させることができます。
店舗情報の構造化データ同様、表からのビジュアルには何も変化はありません。
How Toの構造化データは、例えば「ネクタイの結び方」や「パソコンの組み立て方」というものにも使えます。テキストだけでなく、画像と合わせて記述することも可能です。
サービスサイトや企業サイトですと、「お申込みの流れ」や「体験入学の流れ」などに利用できます。
ちなみに、料理や飲み物の作り方には「Recipeの構造化データ」というものが存在します。
HowToの構造化データの詳しい情報については、Googleセントラルにも掲載されていますので、一度目を通してみると良いでしょう。
元々コンテンツがかなり充実していたサイトですので、対策当初はサイト内部をSEOに最適化していくことに重点をおいて対策を行いました。
さらに「構造化データ」を実装できるコンテンツが多かったため、可能な限りマークアップを行ったサイトです。
実際、構造化データ以外にも行った対策はありますので、もちろん構造化データのマークアップだけで順位が上昇したわけではありません。コンテンツが適切に設置されていることは大前提であり、そのコンテンツの内容をしっかりGoogleに伝えることができたために起こった順位変動だと見ています。
Googleの認識精度が高まっているとはいえ、特に複雑な言語だと言われている日本語コンテンツをGoogle側に理解してもらうためには、構造化データのマークアップは有効な手段の一つだと考えています。
構造化データの種類も日々追加、改善されていますので、積極的に利用していくべきでしょう。
まとめ
現在の主流はホワイトハットSEOであり、かつて一定の効果を得ていたブラックハットSEOは、今は衰退しています。
ブラックハットSEOの手法を行うと、スパム行為としてペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。Googleが提供しているガイドラインをよく読み、正攻法でSEO対策をすることが求められています。
検索エンジンからの評価ばかりを意識するのではなく、ユーザーの利便性や満足度の向上を考え、価値のあるコンテンツを作成することで、自然と上位表示が狙えるサイトを構築できるのです。
ブラックハットSEOを満たしてしまう条件には、細かいルールがいくつもあり複雑に見えますが、ようは「ズル」したSEOを行わないことです。細かいルールがあるとはいえ、それぞれのルールで明確な線引きをすることが難しく、セーブなのかアウトなのか判断することが難しいのが正直なところです。ですので、ブラックハットSEOには基本的には手を出さないのが吉です。
Googleのコンテンツ読解能力は年々高まっているため、以前よりブラックハットSEOはほとんど通用しないような状態になっています。一刻も早く検索順位を上げていきいという気持ちはあると思いますが、ここは耐えて地道に行うホワイトハットSEOに注力しましょう。
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NEXER 工藤6つのオウンドメディアの運営責任者
2017年NEXERに入社。前職はスマートフォンの販売員。
NEXER入社後はSEOコンサルティング営業部、クライアントマーケティング事業部を経て、現在はオウンドメディアを6つ運営&管理の責任者を任されている。
新規で1から立ち上げた2つのサイトは年間100万PV以上のメディアに成長。
既存のオウンドメディアと、サイト買収をおこなった3つのサイトは、運用当初に比べて3倍~5倍の収益を出すメディアに成長。
さらに、2022年12月より新規でもう1サイトに挑戦中。