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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

サイト運営やSEO対策において、キーワード調査は重要な役割を果たしています。ユーザーのニーズを把握して、コンテンツ制作に役立てられるものであり、サイトを構築するうえで基本的な部分であるといえます。

キーワード選定などを手作業で進めると時間がかかってしまうため、ツールを賢く活用することがおすすめです。そこで今回は、無料で利用できるキーワード調査ツールを目的ごとに23個ご紹介します。

もしSEO対策の基本から対策方法まで全て詳しく知りたい場合は「SEO対策とは?検索上位表示を狙う方法まとめ!」の記事でSEO対策の情報をまとめているので参考にしてみてください。

関連語の調査におすすめの無料キーワード調査ツール5選

関連語調査ツール5選

狙ったキーワードの関連語を調べるなら、ツールを使用すると効率的です。無料の範囲でも使えるツールを5つご紹介します。

グーグルサジェストキーワード一括DLツール

キーワード検索した際に、候補として表示されるサジェストキーワードを調べられるツールです。よく検索されている需要の高いキーワード一覧を、1回の操作で表示させられます。

サジェストキーワードを調べたいフレーズを入力して「検索」をクリックすると、結果が分かります。表示された結果については、CSVでダウンロードが可能です。

会員でない場合は、検索回数は1日1回 に制限されます。1日に何度も利用したいなら、有料の会員登録が必要です。対象の検索エンジンはGoogle、Yahoo!JAPAN、Bingなどがあり、1ツールであれば1か月で550円(税込)、1年間で1,100円(税込)、永久利用は2,200円(税込) となっています。

ラッコキーワード

サジェストキーワードを抽出できるツールです。見出し抽出や共起語チェック、周辺語や類語の調査などの機能も利用できます。

無料のユーザー登録によって1日に50回のキーワード調査 ができて、基本的な機能も使えます。月額440円(税込)~の有料版 ではツールの利用回数の上限を増やせたり、より多くのサジェストキーワードを取得できたりします。

調べたいキーワードを入力して検索すると、サジェストキーワードが一覧で表示されます。Googleだけでなく、BingやYouTubeなどいろいろなサジェストキーワードの調査が可能です。

五十音、アルファベット、数字などに分けて表示されます。画面右上に表示される「全キーワードコピー」や「CSVダウンロード」から保存できます。

Keyword Tool

Googleオートコンプリートを使用して、ロングテールキーワードを作れるオンラインキーワード検索ツールです。無料版でも、検索語句に対するロングテールキーワードを最大750個まで作成してくれます 。無料版はアカウントを作成する必要もありません。

検索窓にキーワードを入力すると、関連性のあるキーワードがずらりと並んで表示されます。Googleだけでなく、BingやTwitter、Instagram、YouTubeなどの検索にも対応しており、言語選択も可能です。

有料版はもっと多くのキーワード表示ができるようになります。競合サイトのキーワード分析や検索ボリュームの表示、クリック単価データの表示、検索したデータのエクスポートなど、幅広い機能を使いたい場合は有料版を検討しましょう。

Keyword Explorer

海外でも信頼を集めている、MOZが提供するツールです。Keyword Explorerは、無料アカウント登録をすることで一部使用できます。

検索窓にキーワードを入力して検索すると、さまざまな項目が表示されます。Keyword Suggestionsという項目において、関連キーワードが月間検索ボリュームとともに一覧で表示されます。

そのほかにも、Keyword Overviewで月間検索ボリュームの予測値やキーワードの攻略難易度、クリックされる確率など、SEOに関して役立つ情報がチェックできるのもポイントです。

KOUHO.jp

キーワード候補を見つけるための無料ツールです。GoogleやAmazon、楽天、Bingのサジェストキーワードや、Twitter共起語を抽出できます。

検索窓にキーワードを入力すると、キーワード候補が表示されるというシンプル設計です。サイト運営の効率化をするためには、使いやすいツールを選ぶことも大切です。検索結果は五十音順で見やすく表示されます。

シンプルな機能を無料で利用できますが、検索ボリュームの調査はできません。検索ボリュームまで知りたい場合は、ほかのツールと組み合わせて使用する必要があります。

キーワード出現頻度の調査におすすめのツール4選

キーワード出現頻度おすすめツール4選

ページ内に対象のキーワードがどれくらい頻出しているのかを調査して、適切な施策を行うことは、SEOに効果が期待できます。効率的にキーワード出現頻度の調査ができるツールを4つご紹介します。

高屋のSEO診断チェックツール

ウェブページのURLを入力するだけで、キーワード出現率を簡単にチェックできるツールです。「てにをは」などの助詞はカウントされないようになっており、どんなキーワードが何回出てきたか、その割合がランキング形式で分かります。会員登録は不要で、料金もかかりません。

高屋のSEO診断チェックツールでは、キーワードの出現頻度のほかにも被リンクや発リンク、検索エンジンの検索順位などさまざまな項目を調査できます。

ページ上部にある「お気に入り登録」のアイコンをドラッグしてブックマークツールバーに追加しておき、調査したいページを開いた状態でクリックすると別タブで調査できるようになっています。チェックするたびにURLを入力することなく便利に使えます。

FC2キーワード出現率チェッカー

分析したいウェブページのURLを入力して「チェック開始」ボタンをクリックすると、結果が表示されます。キーワードの出現率や、出現回数が分かります。会員登録が不要で、無料で使えるツールです。

条件設定を変更するオプション指定の機能があり、何位まで表示させるか、タグを含めるかの設定ができます。

キーワードを多く表示させる設定にすることで、記事内のキーワードの出現率を細かく調べることも可能です。抽出する品詞も指定できるため、助詞などの不要な品詞は除外できます。

ohotuku.jp

ウェブページのURLを入力して「チェックする」をクリックすると、キーワードの数と割合がランキング形式で分かります。こちらのツールも登録不要かつ無料で、表示件数は10、20、30、40、50から選択可能です。キーワードのチェックは最大で50個までです 。

調査対象のキーワードを入力すると、出現率目標を設定できます。目標を設定することで、調査対象のページが目標を達成するまでに必要な単語数も把握できます。

ohotuku.jpでは、キーワードの出現率のチェックツール以外にも検索順位チェックやキーワード選定、リダイレクトチェックなどSEOに役立つさまざまなツールを提供しています。どれもブラウザ上で利用可能です。

SEOチェキ

初心者にもおすすめの、無料で手軽に使えるツールです。ブラウザ上にURLを入力して「チェック!」をクリックすると、総単語数が表示され、キーワードや出現回数、出現比率が頻度の高い順に表示されます。Ajaxを用いたインターフェースを採用しており、調査結果の表示がスムーズに行えます。

キーワード出現頻度のほかにも、サイトSEOや検索順位、発リンク、Whois情報といったSEO対策に役立つデータを調べられます。サイトSEOと検索順位チェックに関しては、1日に利用できる回数が1つのIPアドレスで200回までと制限がありますが、キーワード出現頻度については利用回数の制限がありません 。

検索ボリュームの調査におすすめのキーワードツール4選

検索ボリュームチェックにおすすめツール4選

効果的なキーワード選定のためには、検索ボリュームの調査も必要です。検索需要を知ることで、競合性も分かります。検索ボリュームの調査に使えるツールを4つご紹介します。

aramakijake.jp

「検索数予測ツール」を使用して、ブラウザ上で手軽に検索ボリュームを調べられます。無料でアカウント登録も不要です。

調査したいキーワードを入力後「チェック」をクリックすると、入力したキーワードの関連語や月間推定検索数が表示されます。該当のキーワードにおける検索結果で何位になると、どれくらいのアクセス数が期待できるのかも分かります。スクロールしていくと最大で50位まで表示されます 。

月間推定検索数は、GoogleとYahoo!JAPANが対象です。つまり、GoogleとYahoo!JAPANそれぞれの合計が、期待できるアクセス数ということです。また、表示された関連語をクリックすると、さらにそのワードでの月間推定検索数などが同じように表示されます。

Free Keyword Generator

SEO分析ツールであるAhrefsを、無料で使える範囲で検索ボリュームの調査に役立てることも可能です。こちらのツールは、キーワード候補とともにキーワードの難易度や検索ボリュームを調べられます。

候補として挙げられたキーワードのうち無料で見られるのは一部であり、すべてのキーワード候補や検索ボリュームを知りたい場合は有料登録が必要です。ライト、スタンダード、アドバンスド、エンタープライズの4プランから選べます。

Googleだけでなく、BingやYouTube、Amazonにおけるキーワード候補や検索ボリュームも調べられます。

rishirikonbu.jp

公式サイトにアクセスしてキーワードを入力するだけで、検索ボリュームが分かる無料ツールです。「関連語・候補キーワード検索数予測ツール」の項目で、調べたいキーワードを入力して「Check!」をクリックします。

すると、関連語や月間検索予測数、検索結果1位を獲得した場合の月間検索アクセス予測数が分かります。表示された関連語や候補キーワードをクリックすれば、該当のキーワードからさらに関連語や検索予測数が表示されます。

また、表示されたキーワードの左側にあるチェックボックスをクリックして「難易度をチェック!」ボタンを押すと、それぞれのキーワードの難易度も確認可能です。3つまで選択できます 。

Ubersuggest

日本語にも対応した、海外製のツールです。検索窓に調べたいキーワードを入力して「SUBMIT」をクリックすると、検索ボリュームやSEO難易度などが分かります。また、キーワード候補が表示され、それぞれの検索ボリュームもチェック可能です。

無料で利用できるものの、1日に検索できるのは3回まで であり、閲覧できるデータにも制限があります。検索可能な上限に達した場合は、リセットされるのを待つことが必要です。有料版であれば、回数の上限が増えます。

ただし、Chromeの拡張機能版のUbersuggestを使うと、検索回数に制限がありません。拡張機能版は機能が少ないものの、検索ボリュームのチェックは使える機能に含まれています。

共起語の調査におすすめのキーワードツール2選

共起語調査におすすめのキーワードツール2選

共起語とは、あるキーワードと一緒に使われることの多い、関連性のあるワードのことです。コンテンツ作成時には共起語を意識すると、質の改善につながります。共起語をチェックできるツールを2つご紹介します。

共起語検索

Googleの検索ワードにおける上位30サイトを母集団 として、共起語を抜き出してくれるツールです。ユーザー登録は必要なく、無料で利用できます。

公式サイトはシンプルで分かりやすいデザインです。サイトにアクセス後、検索窓に調べたいキーワードを入力して「検索」をクリックすると、共起語リストが表示されます。

たとえば「パソコン」を検索すると「トップ」「ノート」「利用」「方法」「店舗」「周辺」「機器」「工房」「情報」「サービス」などといった関連性のあるさまざまな共起語が一覧で分かります。

共起語調査ツール(サクラサクラボ)

無料会員登録をすると使える、SEO研究所サクラサクラボが提供するツールです。「無料会員登録はこちら」をクリックしてメールアドレスの入力をすると、会員本登録用のURLが送信され、そこから進めて登録できます。

会員登録してログイン後、入 力欄に調査対象のキーワードを入れて調べると、共起語や出現回数、平均出現回数が一覧で表示されます。一度に複数のキーワードを登録することも可能です。調査したキーワードは管理画面に保存されるうえ、調べた共起語をCSVダウンロードして、コンテンツ作成に役立てられます。

類語や連想語の調査におすすめのキーワードツール2選

類語や連想語調査におすすめのキーワードツール2選

似たような言葉や連想される言葉を調べるツールもあります。こちらでは、無料で使えるツールを2つご紹介します。

連想類語辞典

検索窓にキーワードを入れて検索するか索引からキーワードを指定することで、類語や同義語、関連語、連想語が分かるツールです。表示された類語からさらに検索していくと、類語の類語も連想的に把握できます。

単語のみならず、短文の検索も可能です。有料版であれば検索履歴の把握や広告の非表示などの機能面が充実しますが、無料版でも検索できます。たとえば「キーワード」と検索すると「鍵」「精神的安定性」「唯一性」「重要ポイント」など連想されるたくさんの言葉が表示されます。

自分では想像しなかった、思わぬ連想語を発見するのに役立つでしょう。ある言葉から連想される言葉を調べたいときや、言い回しに悩んだときに手軽に使えます。

Weblio辞書

複数の辞書や用語集をまとめて検索できる、統合型オンライン辞書サービスです。Weblio類語辞典は、さまざまな同義語の日本語表現を約40万語ほど収録しています 。名詞や形容詞などの品詞による分類をすることなく、類語を調べられます。

検索窓に調べたい言葉を入力するか、類語辞典索引から検索すると、類語や言い換えの言葉が表示されます。表示された言葉にもリンクが貼られており、類語の類語も簡単に検索が可能です。分からない言葉や気になるキーワードも、ワンクリックですぐに調べられるのが特徴です。

また、どんなキーワードが多く閲覧されているのかが分かるランキング機能も備えられています。

ユーザーの悩みからキーワードが見つけられるQ&Aサイト3選

ユーザーの悩みからキーワードを見つける方法3選

ユーザーがどんな悩みを抱えているかを知り、適切なキーワード選定に役立てましょう。無料で利用できるQ&Aサイトを3つご紹介します。

教えて!goo

無料Q&Aコミュニティサイトです。さまざまな質問と回答のやり取りを見ることで、ユーザーがどんな悩みを持っているのかが分かり、キーワード選定のヒントを得られます。

教えて!gooでは、素朴な疑問や誰かに相談できない悩みなどさまざまな質問と回答のやり取りがなされており、そのカテゴリは約700種類 ほど存在します。会員登録すると、質問や回答もできるようになりますが、誰かの質問や回答を閲覧するだけであれば、会員登録なしでも利用可能です。

検索窓に関連キーワードを入力して検索するか、カテゴリ一覧から分野を選択して質問を見つける方法もあります。さらに、回答急上昇や新着トピック、ランキング機能を利用すれば、予想外なところでヒントが見つかることもあるでしょう。

Quora

ユーザーコミュニティで作成や編集、運営を行うQ&Aサイトです。もともとは英語版のみでしたが、現在は日本語版も公開されています。

利用するにはログインが必要で、GoogleやFacebookのアカウントで登録できます。登録の際に興味のあるジャンルを設定できるため、自身が得たい情報を選択しておきましょう。

GoogleやFacebookのアカウント情報が表示されることから、質問する側も回答する側も気軽に利用しにくいといったデメリットはありますが、信頼できる回答を得られる可能性が高まります。

検索窓にキーワードを入力して関連する質問を調べられます。スペースをフォローすることで、知りたい情報に合ったコミュニティを見つけることも可能です。

Yahoo!知恵袋

Yahoo!JAPANが運営するナレッジコミュニティであり、日常におけるさまざまな疑問をほかの利用者に質問し、回答を得ることで疑問を解消するサービスです。ユーザーが普段どんな疑問や悩みを持っているのかを調べられます。

登録は任意で、閲覧は無料です。登録すると、質問や回答を投稿できたり、ランキングシステムへの参加ができたりします。

関連キーワードを入れて検索すると、知りたい分野の質問を閲覧できます。「エンターテインメントと趣味」「暮らしと生活ガイド」など豊富なカテゴリが用意されており、さらに細かく分類されているため、該当する分野も見つけやすいでしょう。

Googleが提供するキーワード調査ツール3選

Google公式のキーワード調査ツール

Googleも、キーワード調査に役立つさまざまなツールを提供しています。

Googleキーワードプランナー

キーワード別の月間検索ボリュームや、関連キーワード、キーワードの競合性などを調査できる多機能なツールです。本来はGoogle広告を使う人向けのサービスであり、一定以上の広告費を使用している場合は無料で使えます。ただし、一部の機能は無料登録で利用可能です。ただし無料の場合、検索ボリュームが曖昧なデータで表示されます。

利用するためには、Googleアカウントにログインした状態で、さらにGoogle広告のアカウントの作成が必要です。キーワードプランナーが使える「エキスパートモード」に切り替えて利用します。

「新しいキーワードを見つける」「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の2つの機能があります。キーワード候補や検索ボリュームなどの調査した情報は、CSVファイルかGoogleスプレッドシートでダウンロードが可能です。

Google Search Console

インターネット検索の分析ツールで、サイトの改善に役立てられます。無料で使えますが、利用するには登録が必要です。

「検索パフォーマンス」では検索クエリごとにクリック数や表示回数、CTR、掲載順位などが分かります。つまり、どんなキーワードで検索したらページがクリックされたのかを把握できて、表示回数なども調べられるのです。

ページのインデックス状況や登録のリクエスト、内部リンクや被リンクの数や状況、検索するうえでサイトが抱えている問題点なども調べられます。登録しないことで検索ランキングで不利になるわけではありませんが、SEOに役立つさまざまな情報を得られるでしょう。

Googleトレンド

Googleにおける世界中の検索動向のチェックや、市場の需要を調べられるツールです。リアルタイムで、最新の情報を得られます。

具体的なキーワードやトピックを入力して検索することで、該当のキーワードの検索回数の推移や、該当のキーワードがどの地域で人気があるかなどが分かります。国や検索期間、カテゴリの指定もできます。

また、最近の急上昇ワードのチェックも可能です。日本以外にも世界の国を指定して、どんなワードがよく検索されているかを調べられます。

アカウント登録不要で、無料で利用できます。メールアドレスを登録して、チェックしたいトピックやキーワードを指定しておくと、該当の検索動向をメールでお知らせしてもらえる機能もあります。検索動向を調べることで、ユーザーニーズの把握に役立つはずです。

キーワード調査ツールを利用する際の注意点

キーワード調査ツールを利用する際の注意点

手作業よりも、ツールを使うことでキーワード調査が効率的に行えます。便利なツールですが、利用する際には知っておきたい注意点もあります。

ツールごとに数値が異なる

ツールで調査する検索ボリュームや難易度などの数値は、ツールによって違いが生じます。なぜなら、ツールごとに仕組みが異なるからです。

「パソコン」の検索ボリュームを例に挙げてみます。今回ご紹介した検索ボリュームの調査ツールを使って調べてみると、検索ボリュームは900〜658,400 とツールによって大きく差が出る結果となりました。

同じキーワードであまりにも大きな差が出ると、どれを信じてよいか悩むこともあるでしょう。同じツール内で異なるキーワードを相対的に比較して、検索ボリュームの大小を判断するなどして、数値に頼りきらないようにすることも必要です。

ツールによっては利用制限が設けられている

今回ご紹介したツールは、無料で使えるものばかりです。お金をかけずに気軽に試せるのが無料ツールのメリットですが、ツールによっては利用回数や閲覧できる範囲、利用できる機能などに制限が設けられていることもあります。

キーワード調査の時間短縮に役立つツールですが、利用制限を気にしながら使うのはストレスを感じることもあるでしょう。日が変わるのを待たないと検索できない、見たいデータが途中までしか見られないとなっては、十分な情報をスムーズに得られないこともあります。

有料ツールにアップグレードすると、制限がなくなり上限が引き上げられるケースもあります。無料ツールを試してみて使いやすいと感じたなら、有料ツールの利用を検討するのもひとつの方法です。

ツールを信じすぎないようにする

自分の知識や想像だけでキーワード選定を行うと、発想が限られてしまい、新たなキーワードを見つけるのも困難です。ただし、ツールに頼りすぎるのもおすすめできません。

ツールによって表示される結果や数値に違いがあるのはよくあることです。また、予測のため実際の結果とは異なることもあるのです。ツールを信じすぎると、ツールに惑わされて余計な手間や予算をかけてしまうことも考えられます。

また、検索ボリュームが「0」でもサイトへの流入を得られることもあり、あくまで想定値であるツールを信じすぎると検索流入のチャンスを逃してしまうことにつながりかねません。ツールはあくまでキーワード選定やキーワード調査を手助けするものとして考えましょう。

まとめ

キーワードの選定や調査は、手作業で行うと時間も手間もかかってしまいます。とはいえ、サイト運営やSEOにおいて重要な部分であるため、おろそかにせず丁寧に行うことが必要です。

そこで便利なのが、今回ご紹介したキーワード調査ツールです。ツールを活用することで関連語や共起語、出現頻度、検索ボリュームなどさまざまな項目を効率的に調べられます。Q&Aサイトはユーザーの悩みを知ることができるため、新たなキーワード探しに役立つでしょう。

Googleが提供しているツールもいくつかあります。ツールごとに数値や調査結果が異なることもよくあるため、ツールを頼りすぎないことも重要です。キーワード調査をサポートするものであると考え、サイト運営に役立てましょう。

監修者プロフィール

NEXER 工藤

NEXER 工藤6つのオウンドメディアの運営責任者

詳細プロフィールはこちら

2017年NEXERに入社。前職はスマートフォンの販売員。
NEXER入社後はSEOコンサルティング営業部、クライアントマーケティング事業部を経て、現在はオウンドメディアを6つ運営&管理の責任者を任されている。
新規で1から立ち上げた2つのサイトは年間100万PV以上のメディアに成長。
既存のオウンドメディアと、サイト買収をおこなった3つのサイトは、運用当初に比べて3倍~5倍の収益を出すメディアに成長。
さらに、2022年12月より新規でもう1サイトに挑戦中。