【SEO事業重要人物インタビュー】技術部 SEOエンジニア　高沢 達也さん

この記事の監修SEO会社

株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

インタビュー概要

前回行った弊社技術部のSさんのインタビューに続き、マーケティングから技術部へ転身した高沢さんへインタビューを行いました。

クライアントとのやりとりで直接フロントで対応している「マーケティング事業部」での経験を経て、クライアントサイトの改修や提案を行う「技術部」へ転身した高沢さん。

クライアントと直接やりとりをしていた高沢さんだからこそわかるSEOコンサルティングの考え方をインタビューしてみました。

高沢さんのプロフィール

SEO業界に興味を持ったきっかけ

──高沢さんがSEO業界に関わりたいと思ったきっかけは何ですか？
高沢さん
元々、自分でサイトを作って運営していました。その過程で独学でSEOはなんとなく勉強していたんですが、実際にサイトが上位表示された時の喜びが大きくて。今思うとキーワードの検索ボリュームはそんなに多くなかったのかと思いますが、そこでSEO分野を極めたいと思ったのがきっかけです。

SEO対策で重要な要素

──SEO対策を行う上で最も重要だと思う要素は何ですか。
高沢さん
基礎的な知識を収集することはもちろんだと思うんですけど、検索エンジンやユーザーの検索意図が常に変化するので、それを素早くキャッチする力が大事だと思います。

SEOキャリアでの挑戦

──SEOのキャリアを積む上で直面した最大の挑戦は何ですか？
高沢さん
元々はマーケティング部門で働いていたのですが、技術部門に異動したことが最大の挑戦でした。部署異動には勇気がいりましたが、今は日々、すごく充実した環境で経験を積むことができています。

マーケティング部との連携

──マーケティング部との連携で心がけていることはありますか？
高沢さん
技術担当とマーケティング担当の間で誤解が生じないように、口頭や文章だけでなく、図を使って視覚的に分かりやすく伝えるように心がけています。マーケティング担当とお客様とのコミュニケーションを円滑にするために、どうしてもその伝え方が重要だと思っています。マーケティング部時代の経験も踏まえ、それが結果としてお客様満足度に繋がっていくかと思うので、特に心がけているところです。

特別なツールは使っていませんが、ある程度どんなデバイスでも表示できるよう、エクセルやパワポでイメージ資料を作って伝えることが多いですかね。

── お客様側での施策実施について、課題はありますか？
高沢さん
お客様の環境によっては、施策の実施が難しい場合もあります。その際は、お客様が契約されているサイト制作会社に対応をお願いすることもあります。

SEOの未来について

──SEOの未来についてどのような予測や期待を持っていますか？
高沢さん
ChatGPTやBingのAI技術の発展で、個人でしかも無料でコンテンツを量産できる時代になってきていると思うんです。なので、情報の信頼性に対する検索エンジンの審査がさらに厳しくなると予想しています。ただその結果、正しい情報がより多く溢れる社会になることを期待しています。

NEXERのSEOサービスの強み

──NEXERのSEOサービスの強みは何だと思いますか？
高沢さん
施策の提案だけでなく、テストページの作成や、実際にサイトへの実装作業ができるところですね。これにより、実装の確実性が高い提案を出せるので、安心感とスピード感を提供できるところが強みだと思います。

SEOサポートの難しい点

──日頃のSEOサポートで難しい点は何ですか？
高沢さん
SEOには確定した答えがないため、Googleの動向やユーザーの検索意図の変化に適応するのが難しいです。はじめの話と被るんですけど、ユーザーの検索意図や検索エンジンは日々変化しているので、そこに適応していくことが大変であり難しいと感じています。また、お客様のサイト環境（CMSなど）が多岐にわたるため、どんなコンテンツが実装できるのか、できないのか、といった見極めも難しいところですかね。

今後の目標

──今後、NEXERのSEOチームをどう成長させていきたいですか？
高沢さん
チーム内で成功事例や失敗事例を共有し、提案の品質を底上げしたいと考えています。情報共有の場であったりそのための会議もあるので、そこでみんなが発信しやすい環境を作っていけたらと思っています。

また、マーケティング部との連携を強化し、お互いに課題や悩みを共有できるチームにしていきたいなと。それにより、お客様の課題や悩みもしっかり汲み取り、よりタイムリーに状況改善ができる環境を作りたいと考えています。