この記事の監修SEO会社
株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
目次
検索履歴、人に見せることはできますか?
スマホやPCを個人が所有するのが当たり前となっている現代、検索エンジンを日常で活用している方も多いのではないでしょうか。
そんな中「検索履歴」も立派な個人情報のひとつとして「人に見られたくない」と感じている方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、全国の男女1000名を対象に「検索履歴見せられるか」についてのアンケートを実施した結果をまとめました。
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 全国の男女 |
調査期間 | 2023年11月2日 ~ 2023年11月10日 | 質問内容 |
質問1:自分のパソコンやスマートフォンの検索履歴を人に見せられますか? 質問2:その理由を教えてください。 質問3:特に見せたくない相手は誰か、もっとも見せたくないと思う相手を選んでください。 質問4:「その他」の、もっとも見せたくない相手は誰か教えてください。 質問5:その相手にもっとも見せたくないと思う理由を教えてください。 質問6:特に見せられないのはどのような検索履歴か、可能な範囲で教えてください。 質問7:他の人のパソコンやスマートフォンの検索履歴を見てみたいと思いますか? 質問8:その理由を教えてください。 質問9:特に誰の検索履歴を見てみたいか、もっとも見たいと思う相手を選んでください。 質問10「その他」の、もっとも検索履歴を見てみたい相手は誰か教えてください。 質問11:その相手の検索履歴を見たいと思う理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 1000サンプル |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
55.9%が、自分のパソコンやスマートフォンの検索履歴を人に「見せられない」
まずは自分のパソコンやスマートフォンの検索履歴を人に見せられるか聞いてみました。
55.9%と半数以上の方が、自分のパソコンやスマートフォンの検索履歴を人に「見せられない」と回答しています。
続いて男女別で集計データを見てみましょう。
女性は49.4%と半数以下が検索履歴を人に「見せられない」と回答したのに対し、男性は62.4%と半数以上の結果となりました。
それぞれ、その理由を聞いてみたので一部を紹介します。
- 個人的な趣味などに関する検索履歴もあるため(30代・女性)
- 性格の悪い検索履歴が残っているから(20代・女性)
- コンプレックスや悩みに関することを調べたりしているから。(30代・女性)
- 自分が気になってる物を知られるのが好きじゃないし、私生活を見られてる感じがして監視されたり束縛されてる感が嫌いだから(20代・女性)
- 自分の趣味や関心がもろに出ているので見せるのが恥ずかしい。人前で裸になる感覚に近い(50代・女性)
- 特に隠す必要があるサイトは開いていないから。(30代・女性)
- 見られたら嫌なものはその都度消しているから(20代・女性)
- 子供関連や暮らしに関することしか履歴にないから。(20代・女性)
- 見せたところで隠すことが何もないし、それも自分の一部だから。(20代・女性)
- 自分のイメージからかけ離れたものがないと思います。(30代・女性)
- 見られても問題ないと思うから(40代・女性)
- プライベートの行動が分かるのは恥ずかしいから。(20代・男性)
- コンプレックスなどを検索しているので悩みを見られたくないから(20代・男性)
- アダルトな検索内容があり恥ずかしい(30代・男性)
- 個人的な嗜好がばれるから(20代・男性)
- 内緒にしときたいことがあるから(30代・男性)
- 趣味だけならまだしも、自分の行動パターンなどを把握されるのは気分の良い物ではない(40代・男性)
- 人に見せられないようなワードを入力してない(20代・男性)
- ほぼ仕事関係か、趣味関係の検索履歴しかないため。(30代・男性)
- 自分から見せたいわけではないし、見せるにしても相手や仲や状況にもよるが、どの道大したものはないから(20代・男性)
- なんで、見せられない人がいるのかわからない(50代・男性)
また、特に見せたくない相手は誰か、もっとも見せたくないと思う相手を選んでもらいました。
「恋人・夫や妻」が31.3%と、もっとも多い結果となりました。
続いて「職場の人」が19.5%、「親」が18.6%となっております。
「その他」として挙げられていたのは「兄弟姉妹」や「自分の知らない人」などでした。
なかには「全員嫌」と答えている方も珍しくありませんでした。
その相手にもっとも見せたくないと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 相手へのサプライズやデートのことなども調べているので(20代・男性)
- いい人で見せたいから内面のマイナスを見せたくないから(20代・男性)
- その相手のことについて検索しているから(20代・女性)
- 恋人との悩みを検索しているから(30代・女性)
- 内緒で買い物したり、調べたりしているものがあるから。(40代・男性)
- 私生活まで知られたくないから(30代・女性)
- 周りに広められる可能性があるから(30代・女性)
- 辞めようとしてる事がばれるから(40代・女性)
- 親に趣味嗜好を知られすぎるのは抵抗がある。(20代・女性)
- こんなのに興味あるの?と、バカにされそう(30代・女性)
- 親子とは言え、互いに知らないこともあって良いと思うから。(40代・男性)
さらに、特に見せられないのはどのような検索履歴か聞いてみたので一部を紹介します。
- 「彼女 喜ぶ」の様な人の意見を見るワード(20代・男性)
- 推しているアイドルグループの検索記事(30代・女性)
- 好きなアーティストの情報など、ひとつでなく大量に出てくると思うのでそれが恥ずかしいです…。(30代・女性)
- パートナーとの関係性についての検索履歴(30代・女性)
- 旧Twitter等やネットニュースでちょっとだけみたが呼び名や名称が分からず、曖昧な単語で調べているワード。(30代・女性)
- コンプレックスや悩みに関すること(30代・女性)
- R18なもの(20代・男性)
- 漫画の読書履歴を見られるとなんとなく恥ずかしい(30代・女性)
- お腹のお肉を無理なく減らす方法(20代・男性)
趣味の事やお金のことのほか、コンプレックスやダイエットなど人に言いづらいことを挙げている方が多くいました。
女性の11.6%が、他の人のパソコンやスマートフォンの検索履歴を見てみたいと「思う」
続いて、他の人のパソコンやスマートフォンの検索履歴を見てみたいと思うか聞いてみました。
女性の11.6%、男性の10.4%が、他の人のパソコンやスマートフォンの検索履歴を見てみたいと「思う」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 単純に好奇心と、イジるネタができるから。(10代・女性)
- 恋人がどんな事を検索しているのか気になるから(30代・女性)
- へーこんなこと調べてるんだ~ってニヤニヤしたい。(20代・女性)
- その人への印象が変わってしまいそうだから(10代・女性)
- 見てはいけないものをみてしまうかもしれない(20代・女性)
- 興味がないし、今後の付き合いに悩みそうだから(30代・男性)
- 他人の履歴を見たあとの反応に困るから(30代・女性)
- 自分がされて嫌なことを他者にしたくないから(30代・男性)
さらに、他の人のパソコンやスマートフォンの検索履歴を見てみたいと「思う」と回答した方に、特に誰の検索履歴を見てみたいと思うか聞いてみました。
「恋人・夫や妻」が40%と、ほぼ大半を占める結果となりました。
それぞれ、その相手の検索履歴を見たいと思う理由を聞いてみたので一部を紹介します。
- 一番身近な人だから(50代・女性)
- エッチな内容が無いか見てみたい。(20代・女性)
- 夫が何を考えてるかさっぱり分からないので。(50代・女性)
- 普段同じ生活をしていて考え方が違うのか知りたいから(20代・男性)
- どんな行動をしているのか気になりますが、知らないほうがいいかもしれませんね。(40代・男性)
- 普段深くまで突っ込みづらい他人だから(30代・女性)
- 面白そうだから(10代・女性)
- その人の趣味趣向がわかるから(50代・男性)
- 職場では表面的な関係しか築いていないため。(20代・女性)
- 何を考えているのかとか知れるキッカケになるから(30代・男性)
まとめ
今回は「検索履歴を見せられるか」に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
男性の62.4%が「見せられない」と回答しており、女性の49.4%と比べると10%以上の差がありました。
あなたは自分の検索履歴を他人に見せることができますか?
今回の調査から分かる通り「見られても平気」という方もいますが、「裸を見せるのと同じくらい恥ずかしい・抵抗がある」という方も少なくありませんでした。
特段変わったことを検索していなくても「見せたくない」という方も多いので、今や検索履歴は“重要な個人情報”になっているのかもしれません。