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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

SEOについて学ぼうと思った時に、まずは資格を取得しようと考えた方も多いのではないでしょうか?

もちろんSEOの資格を取得することはSEO知識を身につける上でとても有効ですが、実は資格を取るよりも重要なことがあるのです。

内容を簡単にまとめると…

  • SEOの資格を受ける人は増加傾向にある
  • SEOの資格には、SEO検定、認定SEOコンサルタント、SEOマーケティングアドバイザーがある
  • SEOの資格は個人でウェブサイトを運営するなら必要な場面は少ない
  • Webサイトを実際に運営するのが一番力がつく

これらのポイントについて、詳しく解説していきます。

SEO資格一覧比較表

今回ご紹介するSEOに関する資格は以下のとおりです。

それぞれ資格の概要・おすすめの人・難易度を一覧表にしました。

  資格の概要 おすすめの人 難易度
SEO検定 SEOのスキルがどの程度あるのかを点数化することで、客観的に証明するために作られた資格。一般社団法人全日本SEO協会が実施している。 マーケティング系業務をこなす企業の新人など 級数によるが試験対策をすれば比較的易しい。
認定SEOコンサルタント SEO検定と同じく、一般社団法人全日本SEO協会が実施。SEOの知識だけでなく、コンサルティング技術があることの証明も可能。 既にSEOの知識やコンサルティング技術を有しているが、資格などがなく評価を高めたいと考えている方 通学で取得可能だが、SEO検定4~1級をすべて取得していないといけない。
SEOマーケティングアドバイザー 日本デザインプランナー協会(JDP)が主催している資格。SEOに関する知識と、WEBマーケティングに関する知識の両方があることを証明可能。 試験が2ヶ月に1回と高頻度で開催される上に自宅受験が可能なので、忙しい方でもトライできる。 合格率は40%ほどであるため、少々難易度は高い。
認定SEOスペシャリスト 一般社団法人 全日本SEO協会による資格。企業が求めるSEO知識を身につけられる講座をこなすことで取得できる。 SEOに関して知見を深めたい方、また忙しい方。 SEO検定4~1級を取得し、卒業課題を提出することで取得できる。
ウェブ解析士資格 一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が策定した認定資格。ウェブに関する知見があると証明できる。 ウェブに関する資格を取得し、新たな仕事などを得たい方。 2018年度の合格率は64%であり、しっかりと勉強しないと合格できない。

おすすめSEO資格1.SEO検定

SEO検定のっ公式サイトキャプチャ

引用:全日本SEO協会

一般社団法人全日本SEO協会が実施する資格がSEO検定です。

2017年3月から「SEO  for everyone! SEO技術を一人ひとりの手に」をスローガンに、個人向けにスタートしました。

SEOのスキルがどの程度あるか点数化し、SEOに関する知識やスキルを客観的に証明するという目的のもと始められたものです。

評判としては「これに合格しただけでWebマーケティングが完璧だと証明できる資格ではないが、SEOに関する基礎的な知識はひととおり網羅できているといえる」という声が多く上がっています。

費用や難易度は?

SEO検定は1級から4級まであり、それぞれのレベルは下記のとおりです。

  • 4級:SEOに関する基礎知識
  • 3級:目標キーワードの設定とサイト内部改善技術
  • 2級:コンテンツSEOとソーシャルメディアの活用
  • 1級:モバイルSEOの技術

企業サイトのSEO担当者として活躍できる、知識やスキルを習得していることを証明することが可能です。

試験は東京、大阪、名古屋、福岡の全国4ヶ所で年3回開催されています。受験料は3級と4級が5,000円(税抜)、2級が6,000円(税抜)、1級は8,000円(税抜)です。

合格基準は得点率80%以上で、過去の合格率は80%前後と公開されています

学習方法

試験問題は公式テキストの内容から出題されます。

そのため受験する場合は、まずは公式テキストを利用して勉強しましょう。公式テキストと問題集は一般社団法人全日本SEO協会から購入可能です。

またPDF版の公式テキストと問題集、オンライン版とダウンロード版の講座ビデオ及び試験受験料金と認定証発行料金がセットになったダウンロード学習コースがあります。

公式テキスト(SEO検定過去問あり)は1,850円~、問題集は1,200円~、ダウンロード学習コースは18,000円~で販売されているようです。

SEO検定の評判

TwitterではSEO検定試験に対する評価は肯定的な内容が大半でした。

日常業務では、SEOに関して一部分にのみかかわるケースも多く、SEOを構成する要素の一部しか理解できていないという状態になりがちです。

SEO検定試験はSEOに関して包括的に出題されるため、試験対策をとおして必然的にSEOに関して過不足なく学習するよい機会にもなるでしょう。また、学習して身についた内容は実務でも応用できるため、自分や自社で運営しているメディアなどに知識を還元することが可能です。

SEO検定は試験をとおして知見を深めることによって、自分が行っている仕事にもよい影響を与えられる試験といえるでしょう。

おすすめSEO資格2.認定SEOコンサルタント

SEOの資格 認定SEOコンサルタント 公式サイトキャプチャ

引用:全日本SEO協会

認定SEOコンサルタントはSEO検定と同じく、一般社団法人全日本SEO協会が実施しています。

そのためSEO検定を4級、3級、2級、1級を受験し合格後、卒業課題の提出と認定審査にクリアすれば認定SEOコンサルタントの認定を受けられます。そのため、SEOに関する知識だけでなく、コンサルティング技術があることを客観的に証明することが可能なのです。

費用や難易度は?

認定SEOコンサルタントの資格を取得するためには、認定SEOコンサルタント養成スクールが主催するSEOコンサルティング学習カリキュラムの受講が必要です。

受講方法は通学コースとダウンロード学習コースがあり、費用は15万円(税込)です。合格するためにはSEO検定4級、3級、2級、1級すべてに合格する必要があります。

そのため1級を取得していたとしても、残りの4級から2級まですべて取得しなければいけません。

学習方法

認定SEOコンサルタントのカリキュラムは、SEO技術学習カリキュラムとSEOコンサルティング学習カリキュラムの二本柱になっていることが多いようです。

SEO技術学習カリキュラム部分はSEO検定の公式テキストや、ダウンロード学習コースで学び、SEOコンサルティング学習カリキュラムは、認定SEOコンサルタント養成スクールの講座を受講して学びます。

おすすめSEO資格3.SEOマーケティングアドバイザー

SEOアドバイザーの資格 公式サイトキャプチャ

引用:日本デザインプランナー協会(JDP)

日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する資格が、SEOマーケティングアドバイザーです。

SEOとWEBマーケティング両方の知識があることを証明できます。

受験資格は特にないため、誰でも受験可能です。また2ヶ月に1度試験があり、自宅で受験できるので、忙しい方でもトライしやすいでしょう。

費用や難易度は?

受験費用は1万円で、合格した場合には合格認定証と認定カードを発行料がそれぞれ5,500円かかります。

難易度としてはSEOとWebマーケティングの知識が両方必要になるため、上級者向け資格といえるでしょう。70%以上の評価で合格です。

公開されている平成26年度の試験における合格率は40%前後でした。

学習方法

SEOマーケティングアドバイザー試験の公式テキストはありません。

確実に合格したい場合は、諒設計アーキテクトラーニングが実施する「SEOマーケティングアドバイザー資格取得講座」を受講するとよいでしょう。SEOマーケティングアドバイザー資格取得講座には、通常の講座のほかに、添削課題を全てクリアし、卒業と同時に資格取得できるスペシャル講座があります。

通常の講座は59,800円、スペシャル講座で79,800円です。

おすすめSEO資格4.認定SEOスペシャリスト

SEOスペシャリスト 資格 公式サイトキャプチャ

引用:全日本SEO協会

認定SEOスペシャリストは前述の2つと同様に、一般社団法人 全日本SEO協会により行われている資格です。

「Webからの新規客獲得に最も費用対効果が高いのがSEOです。しかしSEOをするにはその全体像を理解し、具体的な作業手順を知る人材が求められます。

このスクールはズバリそのスキルを持ち企業サイトのSEOを成功に導くSEOスペシャリストを養成する短期集中講座です。」

という公式サイトの説明にもあるとおり、企業が求めるSEO知識を身につけられる講座が用意されており、それをクリアすることで認定されます。

費用や難易度は?

学費は75,000円(税抜)です。2回の研修を受講し、同協会が主催するSEO検定1〜4級を受験して合格すること、それに加えて卒業課題を提出することで認定SEOスペシャリストとして認定されます。SEO検定の受験料は別途必要となるため、注意してください。

通学が困難な人向けに、ダウンロード学習コース(授業を動画視聴)も用意されています。こちらは15~20万円の費用となりますが、SEOにおける専門的なセミナーの相場から考えると、比較的リーズナブルだといえるでしょう。

学習方法

前述のとおり、通学が可能であれば東京会場と大阪会場で行われる研修(1回4時間)を2回受講します。

オンラインであれば、インターネットでの講義動画を視聴しましょう。

おすすめSEO資格5.ウェブ解析士資格

ウェブ解析士 公式サイトキャプチャ

引用:ウェブ解析士協会

ウェブ解析士は、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が策定した認定資格です。同資格を取得することによって、ウェブ解析のスペシャリストとして活動することが可能になります。

ウェブ解析士には、以下3種類ランクがあります。

  • ウェブ解析士
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士マスター

簡単に説明すると、ウェブ解析士と上級ウェブ解析士はウェブマーケティングやウェブ解析の基礎から応用知識、KPIの設定や企画の設計立案の知識をつけるための資格です。

一方ウェブ解析士マスターは、自らが講師として活躍するために必要な資格になります。

ウェブ解析士は国家資格ではありませんが、履歴書や名刺などでウェブ解析士を名乗ると、ウェブに関するプロであることをアピールすることが可能でしょう。

費用や難易度

ウェブ解析士の資格取得までにかかる費用は以下のとおりです。

  • 認定講座 11,000円(税込)
  • 初回試験 17,600円(税込)
  • 公式テキスト 4,400円(税込)
  • 再試験 12,100円(税込)

このうち認定講座は任意での受講になるため、不要であれば省くことが可能です。そのため、最小費用は初回試験と公式テストの22,000円(税込)になります。

上級ウェブ解析士は、ウェブ解析士の資格を取得していることが条件です。上級ウェブ解析士の資格をとるためには2日間の認定講座を受ける必要があり、費用は88,000円(税込)になります。

ウェブ解析士マスターは上級ウェブ解析士の資格を取得していることが条件で、6日間の認定講座を受ける必要があります。費用は330,000円(税込)かかるようです。ウェブ解析士の資格試験は試験時間60分間、問題数は60問、4択問題で実施されます。

合否はその場で確認できる仕組みになっており、合格した場合は2週間以内に認定レポートを作成し、提出しなければなりません。

上級ウェブ解析士は講座受講後に課題とレポート作成の合格、ウェブ解析士マスターはレポート作成と実技試験合格が資格取得条件になります。ウェブ解析士の合格ラインは70%以上で、2018年の段階で合格率は64%です。難易度は比較的高く、しっかりと学習しないと合格できないという意見が多く見受けられました。

学習方法

公式テキストを読んで内容をインプットしながら、公式テキスト購入者特典であるPDF演習問題や市販の問題集を解く方法がメインです。

とくにテキストはボリュームが多く464ページあるため、じっくり時間をかけて取り組む必要があるでしょう。

なお、公式サイトでは学習時間をウェブ業界経験者の場合は15〜25時間、ウェブ業界未経験の場合は25~40時間と想定しています。

Google認定資格

Google認定資格の中にも、SEOに関連するものがあります。

  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • Google Marketing platform 認定資格
  • Google Marketing platform 認定資格

この3つの資格は、誰でも無料で受講・受験できます。

それぞれ概要・おすすめの人・難易度を一覧表にしました。

【Google認定資格一覧比較表】

  Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ) Google Marketing platform 認定資格 Google AdWords認定資格
資格の概要 Googleアナリティクスの習熟度を証明する資格で、Webサイトの運営に携わるビジネスパーソンとしての知識とスキルを証明できる Googleプラットフォームサービスの習熟度を証明する資格で、サービスを使用したビジネス能力を有していることを証明できる Google AdWordsの習熟度を証明する資格で、Google AdWordsのエキスパートであることを証明できる
おすすめの人 Webサイト運営者や広告運用に携わるマーケターで、ランクアップしたいと考えている人 Googleマーケティングプラットフォームを日常的に扱う広告運用担当者 Google AdWordsを利用した広告を出したいと考えている人
難易度 試験対策すれば容易 実務経験があるなら容易 試験対策すれば容易

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクスアカデミーのキャプチャ

引用:Googleアナリティクスアカデミー

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、Googleアナリティクスの習熟度を証明する資格です。

Webサイトの運営に携わるビジネスパーソンとして、知識とスキルを証明できると知名度が上がってきています。

GAIQは「アナリティクスアカデミー」から学習コースを受講し、「Googleスキルショップ」で受験が可能です。

GAIQは初心者向けコースと上級者向けコースがあり、どちらも学習時間は約1時間となっています。

初心者向けコースの学習内容は次のとおりです。

【初心者向けコースの学習内容】

ユニット 1: Google アナリティクスの紹介

  • レッスン 1: デジタル アナリティクスの利点
  • レッスン 2: Google アナリティクスの仕組み
  • レッスン 3: Google アナリティクスの設定
  • レッスン 4: フィルタを使用したビューの設定

ユニット 2: Google アナリティクス インターフェース

  • レッスン 1: Google アナリティクスの操作
  • レッスン 2: サマリー レポートについて
  • レッスン 3: レポート全体について
  • レッスン 4: レポートを共有する方法
  • レッスン 5: マイレポート一覧とショートカットの設定方法

ユニット 3: ベーシック レポート

  • レッスン 1: ユーザー レポート
  • レッスン 2: 集客レポート
  • レッスン 3: 行動レポート
  • ユニット 4: 基本的なキャンペーンおよびコンバージョン トラッキング

レッスン 1: カスタム キャンペーンを測定する方法

  • レッスン 2: URL 生成ツールを使用したキャンペーンのトラッキング
  • レッスン 3: 目標の設定によるビジネス成果の測定
  • レッスン 4: Google 広告キャンペーンの測定方法
  • レッスン 5: コースの復習と次のステップ

日頃Webサイトの分析を行っている方にとって、初心者向けコースは復習といっていいでしょう。

そのため簡単に感じるかもしれませんが、Googleアナリティクスの機能をきちんと使いこなせているかをチェックでき、初心者に操作を教える際にもわかりやすく教えられるようになります。

GAIQ初心者向けコースがアナリティクスの機能や使い方を学ぶものであるのに対し、上級者向けコースはデータ収集やデータのセグメント化、Webマーケティングのへの活かし方などが中心となります。

【上級者向けコースの学習内容】

ユニット 1: データの収集と処理

  • レッスン 1: Google アナリティクスのデータ収集
  • レッスン 2: ユーザーとセッションの分類
  • レッスン 3: 設定の適用
  • レッスン 4: データの保存とレポートの生成
  • レッスン 5: 測定計画の作成

ユニット 2: データの収集と設定

  • レッスン 1: アナリティクス アカウントを整理する
  • レッスン 2: ビューにアドバンス フィルタを設定する
  • レッスン 3: 独自のカスタム ディメンションを作成する
  • レッスン 4: 独自のカスタム指標を作成する
  • レッスン 5: イベント トラッキングを使用してユーザー行動を把握する
  • レッスン 6: その他のおすすめの設定

ユニット 3: 高度な解析のツールとテクニック

  • レッスン 1: データをセグメント化してインサイトを得る
  • レッスン 2: チャネル別にデータを分析する
  • レッスン 3: オーディエンス別にデータを分析する
  • レッスン 4: カスタム レポートを使用してデータを分析する

ユニット 4: 高度なマーケティング ツール

  • レッスン 1: リマーケティングの概要
  • レッスン 2: 動的リマーケティングを使用したより効果的なターゲット設定
  • レッスン 3: コースのまとめ

上級者向けのテストでも日頃Webサイトの運営に携わっている人であれば、コースを学んでからすぐに合格するのも難しくないでしょう。

おすすめの人

GAIQは、Googleアナリティクスを日常的に使用するWebサイト運営者や広告運用に携わるマーケターにおすすめです。

GAIQの資格を取得すればサイト運営者やマーケターとしてアピールできるポイントが増えるだけではなく、アナリティクスのスキルチェックにもなります。見落としていた機能や使いこなせていなかった機能を発見できるきっかけとなるかもしれません。

費用や難易度は?

受験費用は無料です。以前は有料でしたが2014年頃から無料で受講・受験できるようになりました。

単一選択形式で90分の70問という問題形式です。合格ラインは80%正解、不合格の場合でも7日後に再受験できます

受験場所はインターネット上での受験であるため自由です。また、受験中にネット検索をしてもペナルティはありません。

難易度については「コースをきちんと受講すれば合格できるレベル」といえます。

学習方法

「アナリティクスアカデミーを受講し、実際にアナリティクスを触って確認する」ことが最短の学習方法です。

GAIQは検索しながら回答可能なため、調べようと思えば簡単に調べて満点を取ることが可能です。しかし実際に知識を得られていなければ「合格して資格は得られたけど、実践で役に立たない」という本末転倒な事態に陥ってしまいます。

しっかりとアナリティクスを確認し、学習してから試験に臨みましょう。

Google Marketing platform 認定資格

Google Marketing platform 認定資格のキャプチャ

引用:Googleスキルショップ

Google Marketing platform 認定資格は、以下4つの認定試験の総称です。

  • ディスプレイ&ビデオ 360
  • キャンペーン マネージャー
  • 検索広告 360
  • Creative

ディスプレイ&ビデオ 360やキャンペーンマネージャーなどのプラットフォームサービスを使用して、ビジネスシーンで重要となるタスクやワークフローなどを遂行する能力の有無を判定するための試験です。

試験対象となるユーザーは、プラットフォームサービスの実務経験者になります。

おすすめの人

Googleマーケティングプラットフォームを日常的に扱う広告運用担当者におすすめです。

キャリアアップとともにGoogle マーケティングプラットフォームの知識を深める機会になるでしょう。

また、サイト運営の支援を行うGoogleマーケティングプラットフォームパートナーになるためには、Google Marketing platform 認定資格を保有していなければなりません。

Google Marketing platform 認定資格を取得することで、認定企業や販売パートナーとしてビジネスチャンスを得られる点も魅力的です。

費用や難易度

受験費用は無料です。試験はオンライン形式のため、どこからでも受験できます。特定の試験日はなく、常に受験が可能です。

出題数は各試験ごとに以下のとおりになっています。

  • ディスプレイ&ビデオ360:60問
  • キャンペーンマネージャー:60問
  • 検索広告360:50問
  • Creative:50問

制限時間はどの試験も60分で、正解率80%以上で合格です。なお、不合格時は24時間後に再受験が可能になっています。

難易度はGoogle Marketing Platform 認定試験紹介ページでは「中級」とされています。

しかし、試験対象の各種プラットフォームサービスを使用したことがあれば、それほど難易度は高くないという意見が挙がっていました。

学習方法

Googleから各試験に対する公式学習ガイドを無料でダウンロードできます。Google公式以外の学習書はどこも出版していません。そのため、公式学習ガイドを利用しつつ、プラットフォーム自体を活用しながら学習することになるでしょう。

公式学習ガイドは下記ページからダウンロードできます。

Google AdWords認定資格

Google AdWords認定資格サイトキャプチャ

引用:Googleスキルショップ

Google AdWords認定資格はGoogleが公式で行っている資格試験であり、Googleが受験者のAdWordsに関する基礎知識や応用知識、実務能力を確認して認定するものです。

Google AdWords認定資格を取得することで、Google AdWordsのエキスパートであることを証明できます。

Google AdWords認定資格試験は以下5つの項目で構築されています。

  • AdWords基礎
  • 検索広告認定資格
  • ディスプレイ広告認定資格
  • 動画広告認定資格
  • ショッピング広告認定資格

このうち、「AdWords基礎」と残りの4つのいずれかの合格が認定資格取得の条件です。

おすすめの人

Google AdWordsを利用して広告を出したいと考えている人におすすめです。

試験勉強をとおしてネット広告の特徴や優位性など、ネット広告に関する知識からGoogle AdWordsの基礎知識や応用まで体系的に学習できるでしょう。そのため、資格だけではなく試験勉強自体がスキル向上につながるのです。

また、検索広告やディスプレイ広告、動画広告などGoogle AdWordsで出稿したいジャンルについて幅広い知識を身につけることで、ターゲットに対して適した広告を使いこなせるようになります。

費用や難易度

Google AdWords認定資格は無料で受験できます。不合格になった場合は、24時間後に再受験が可能です。

すべての試験で制限時間は75分間、80%以上の正解率が試験合格の条件となっています。

難易度はGoogleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)と同程度といわれており、試験対策をしっかり行えば合格は難しくないレベルでしょう。

なお、Google AdWords認定資格には1年という有効期限があり、資格を維持するには再受験して合格しなければならない点には注意してください。

学習方法

Google AdWords認定資格試験対策は、主にGoogleが提供するオンライントレーニングサービスであるAcademy for Adsを利用します。不明な点はGoogleヘルプページの学習ガイドを使う方法がメジャーです。

どちらも無料で利用できるので、積極的にサービスを活用しましょう。

Google AdWordsに実際に触れながら学ぶのは試験対策として効果が高いといえます。

SEOに資格は必要?

ここで、サイト運営者の目線で「サイトのSEOを行って上位表示を目指すためにSEO資格はあった方がいいか」を考えてみましょう。

結論からいうと、自サイトのSEOを行うために資格が必要なわけではありません。

しかし今回ご紹介したSEOの資格を取得するためには、SEOの基礎から応用までをしっかりと学ぶ必要があります。試験対策としてSEOの知識を体系的に学べば、サイトでSEO施策を行う際にも役立つでしょう。

また、SEOはネット上で無料で得られる知識を集めても学べますが、間違った情報が紛れていたり、情報が整理されていなかったりして時間がかかりやすいものです。

そのため、これからサイト運営に取り組む人が効率よくSEOを学ぶ手段として資格取得を目指すのはおすすめといえます。

他に「SEOコンサルタントとして講演を行いたい」「企業のSEOアドバイザーとして活躍したい」などの目標がある場合には、スキルの証明として取得しておいた方がよいでしょう。

SEOの勉強はサイト運用が欠かせない

SEOの知識を身につけるためには、自分でサイトを運営することが大切です。

SEOの資格を取得する目的でも、自サイトで取得したデータに触れながら学べば実感をもって学べるでしょう。

サイトを運営して、日々検索順位上位を取れるように工夫することで、より実践的なSEOのノウハウを身につけられます

また「就職・転職に活かしたい」「SEOコンサルタントとして活躍したい」といった場合には、資格の有無以外に実績が重要となります。企業としては資格の有無よりも「利益を生み出せるかどうか」が、判断基準となることが多いからです。自サイトを狙ったキーワードで上位表示できていれば、それも実績の一つとなります。

SEOを仕事に活かしたいなら、資格取得とともに実績作りにも注力しましょう。

SEOの資格を取得するメリット

ここまで、SEOの資格の概要や必要性について解説しましたが、ここからはSEO資格のメリットについて紹介します。

SEOの資格を取得するとどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

体系的にSEOについて学べる

SEOの資格の中には、1級、2級、3級、4級というように、初心者から上級者まで対応しているものもあります。

資格を取得するために段階的に勉強を進めていくことで、SEOの基礎から実践まで幅広く学べるでしょう

SEO資格も他の資格と同様に公式テキストや問題集などが販売されているので、それらを使えばSEOに触れたことがない人も基礎から学べます。

SEOに関する知識やスキルの証明になる

実務経験があっても、SEOに関する知識の証明が難しいこともあるでしょう。たとえば学生や、会社員で個人単位の実績が見えにくい場合などです。

SEOの資格を取得しておけば履歴書にも記載できるので、SEOやWEBマーケティングに関する知識を証明できます。

履歴書に記載できる資格が増えて転職に有利になる、クライアントに安心感を与えられるなどのメリットにつながります。

実務に役立つ知識を習得できる

SEOの資格を取得する際に学ぶ内容の多くは実務に必要なものです。資格取得のために得た知識は、日頃のサイト運営の中で役に立つでしょう。

また、すでに第一線で仕事をしている人にとっては、資格取得のための勉強が知識やスキルを測る「答え合わせ」となり、誤った認識や知識の不足を発見できることもあります

まとめ:SEOの資格と必要性

今回はSEO関連の資格の詳細と必要性について詳しく解説しました。

このページのポイントは以下のとおりです。

  • SEO資格を学ぶための勉強はサイト運営に活かせる
  • SEOの資格を取得すれば、SEOの知識やスキルの証明となる
  • 資格の勉強とともに実績作りが重要

SEOに必要な知識は日々変化しているため、資格の取得を目的としてSEO知識を学びなおすのもよいでしょう。

経験を積んだ上で振り返って学ぶことは、新たな発見に出会えることも少なくありません。

また、近年のSEOはマーケティングやユーザー行動の分析とも密接に関係しているため、マーケターとして活躍したい人にもおすすめできます。

今回の記事で気になる資格を見つけたらそのままにせず、ぜひ取得を目指して行動してみてください。

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