「SEO対策をしたが、いつから効果が出るかわからない」

と、SEO対策の効果は出るまでの期間がどれくらいなのか、疑問を抱いている人は多いでしょう。

ウェブサイトを運営する多くの人が取り組むSEO対策ですが、具体的に効果が表れる時期について、実感をもって答えられる人は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、多くのWebサイトを運営してSEO対策を行ってきた経験から

  • SEO対策をしてから効果が出るのはいつ?
  • 施策ごとの効果が出る期間
  • 上位記事の傾向

これら3つのポイントを解説します。

記事を最後までお読みいただければ、SEO対策の効果が出る期間と打つべきSEO施策がわかるようになります。

内容を簡単にまとめると…

  • SEO対策をしてから効果が出るのは施策によっても異なるが、早くて数時間程度
  • 遅くても半年程度
  • 上位記事はウェブサイトのページが作成されてから約3年のものが多い
  • 新規記事で上位に入っているウェブサイトは少ない

SEO対策をしてから効果が出るのはいつ?

SEO施策の効果が出るまでとスケジュール帳

「SEO対策をしたもののいつ効果が出るかわからず、自分の行った施策が正しいのかいまいちわからない」という人は多いでしょう。

そこでまず、SEOの施策ごとに効果の現れるまでの期間をまとめてみました。

ここでいう「効果」とは、「検索順位が下位にあったものが、中位に来る」「中位にあったものが上位に来る」ことを指し、必ずしも上位表示を指しているわけではありません。期間・効果ともにあくまで目安であることをご理解ください。

※SEO対策について体系的に学びたい方ならSEO対策とは?上位表示を狙うために抑えるべきポイントまとめ!

リライトの効果が出るまでの期間

まず、SEO施策として重要な「リライト」の内容と、効果が表れるまでの期間を項目ごとに紹介します。

リライトとは、ウェブサイト上の記事やブログなどのテキストコンテンツを加筆・修正することです。

記事をベースとしたサイトでは、リライトは重要なSEO施策となります。

「キーワード・本文・タグの追加」は1、2時間後~1週間後

1つ目はキーワードや本文、タグの追加などの本文自体に手を加えるリライト方法です。

サイトによって差はありますが、リライトの効果が表れる期間にはインデックス送信してからおよそ1、2時間後~1週間後と考えておけばよいでしょう。

Googleの検索エンジンは、本文中の狙ったキーワードの出現率や文字数から推察される情報量、またそれぞれのタグに含まれる文字数によって判断し、検索順位を決めます。そのため、キーワード・本文・タグの追加は基本的なSEO対策といえるでしょう。

インデックス送信とはGoogle Search Console内にあるURL検査ツールで、Googleに更新を送信することです。かつてはFetch as Googleと呼ばれていました。

インデックス送信では、Googleの検索エンジンのクローラーにクローリングを申請できます。

クローラーがサイトを訪れてコンテンツを確認して初めて、ウェブサイトはGoogleにインデックス登録されて検索結果に表示されるようになるのです。

簡単にいえば、インデックス送信はGoogleにいち早くウェブサイトを認識してもらうための作業とされています。インデックス送信を行うことで、通常よりも早くクローラーを呼び込むことができるのです。

「内部リンク施策」は3週間から2ヶ月

2つ目は内部リンク施策です。

「内部リンク施策」の効果が表れる期間は3週間から2ヶ月程度で、徐々に順位が上がっていく傾向があります。

内部リンクはウェブサイト内の関連ページをつなぎ、よりユーザーが使いやすいよう設置するリンクです。

たとえば、パンくずリストの設置や整理も内部リンク施策にあたります。パンくずリストはユーザーにウェブサイト上の現在地を知らせる役割をもっており、異なる階層のページも閲覧してくれる可能性を高められるでしょう。他にテキストリンクも内部リンクのうちの1つです。

内部リンクを設置するとユーザビリティの向上につながりますが、一方で関連性のない内部リンクはかえってユーザーやクローラーを混乱させてしまうため注意が必要でしょう。内部リンクの適切な設置は、Googleのクローラーに正しくウェブサイトを評価してもらえることにつながります。

内部リンクの解説画像

また、内部リンクを設置して階層構造を整えると、ページにアクセスするための道筋が多くなります。

カテゴリ内で適切に内部リンクを張りあうとクローラーの循環が促され、そのページが重要なページであるとGoogleに認識してもらえるのです。

そのため、重要な記事には内部リンクを多く集めることが効果的でしょう。ウェブサイト内に複数回登場し、内部リンクが多く張られている記事は、Googleにリンクの集まる重要な記事と評価されるからです。

SXO施策はおよそ1ヶ月

3つ目はSXO施策です。

SXO施策の効果が表れるまでの期間は1ヶ月程度といわれています

SXO施策とは、ユーザーに記事を熟読させる、最後まで読ませることを目指す施策のことです。具体的には、ウェブサイトのデータを軽くして表示速度を速くする、ユーザーの検索意図に対して回答性の高いコンテンツを掲載するなどがあります。ユーザー最適化は結果的にSEO対策につながってくるため、こちらも重要度が高いといえるでしょう。

SXO対策を行ってユーザーに最適化され、よく読まれるようになるとGoogleから「よいページである」と評価され、検索順位も上がっていくのです。

ちなみに、SXOとは”Search Experience Optimization”の略で、日本語では「検索体験最適化」を意味します。「SXOの略はSEOなのでは?」と思った方も多いかもしれませんが、SEOの方が言葉として先に存在し、2つの名前が被ってしまうため、2文字目のXをもってきてSXOと呼んでいるのです。

SEO対策とは別の対策であるとられがちですが、SEO対策の中にSXO対策は含まれています。

SEOとSXOは言葉として似ていますが、SXOは対象がユーザー、SEOは対象が検索エンジンです。

新規ページの追加はキーワードの難易度によって異なる

新規ページの追加は、効果の表れる期間がバラバラです。

新規記事は、追加したその日に1ページ目にくることもありますが、優れたコンテンツでも2ヶ月程度経たないと1ページ目にこないこともあります。

新規記事としてコンテンツを追加した場合、SEO効果が出るまでの期間はおおむねキーワードの難易度に影響されるようです。また、新規記事公開をしなくなると、メディアの伸びもストップします。ただし、重要なのは、やみくもに新規ページを更新しても意味がないということです。

粗悪な記事を更新し続けても、SEO施策にはならないどころか逆効果となり、サイト全体の検索順位が下がることもあります。更新頻度を高めること自体からは直接的な効果は得られませんが、更新する内容の質を高めることで、よい効果を期待できるといえるでしょう。

被リンク施策は1ヶ月から半年

上記のSEO対策はコンテンツ対策といわれるものでしたが。外部対策である被リンクの効果はいつ出るのでしょうか。

被リンク効果が現れる期間は1ヶ月から半年で、いつ効果が出るかはわかりません。

そもそも被リンクとは、外部サイトに張られている自分のウェブサイトに向けられたリンクのことを指します。

たとえば、記事を書く際に参考にしたウェブサイトのURLを記事の最後などに掲載することがあるでしょう。それは掲載されたウェブサイトにとっての被リンクにあたります。

なぜ被リンクがSEO施策になるかというと、Googleの検索エンジンがどのウェブサイトが重要であるか判断する上での基準として、ユーザーがウェブサイトに張った被リンクの数を定めているからです。

被リンクが多い=多くのユーザーに支持されていると判断されるんですね。

しかし、質の低いウェブサイトからの被リンクは、逆効果になるので注意が必要です。そのため、自分で質の低いウェブサイトを作成して、被リンクを作ったとしても効果があるとはいえません。自分で被リンクを作るくらいであれば、自サイトのコンテンツ改良に努めた方がよいでしょう。

どうしても被リンクを増やしたいのであれば、Googleのガイドラインに沿った良質なコンテンツを制作することが被リンクの獲得につながります。

近年ではTwitterやInstagramなどのSNSを活用し、ウェブサイトのファンを獲得して被リンクを獲得する動きも出てきました。そのため、SNSを活用するのも1つの手といえるでしょう。獲得した被リンクがGoogleに認識されたかはサーチコンソールで確認できます。

「サーチコンソールとは何?」「使い方がわからない」という方はGoogleサーチコンソールの登録方法!基本の設定へ。

新規記事を公開してから1ページ目にくるまでどのくらいかかる?

記事公開から1ページ目に来るまでの解説画像 考える女性

では、新規記事を公開してから、実際に効果が出るまでどの程度の期間を要するのでしょうか。

※ここでいう上位とは検索結果の1ページ目、つまり検索順位が上位10位に入っていることを指します。

新しいドメインの場合、3ヶ月間くらいは上位にくることは難しい

新しくドメインを取得してサイトを作った場合、競争率の少ないキーワードで良質な記事を書いても上位を獲得できる可能性は高くありません。

これにはおもに3つの理由が存在します。

1つ目に、Googleがそのサイトの専門性をうまく評価できていないため、なかなか順位がつかないということが挙げられるでしょう。これにはGoogleのクローラーの巡回と関係があります。

検索結果は「クローラー」がウェブサイトを巡回してインデックス化し、インデックス化されたものから作成されるのです。しかし、作成して間もないウェブサイトにはクローラーがなかなか訪れないため、およそ3ヵ月程度は上位表示がされにくいといわれています

3か月以上経ったドメインの場合

では、3か月以上経ったドメインの場合はどうでしょうか。

あまり競争率の高くないキーワードの場合、施策を行ってから最短6時間ほどで上位に上がることもあります。また競争率の高いキーワードでも、およそ半年あれば上位表示が可能といえるでしょう。

実際はどうなの?具体的なデータから解説

ここまで、SEO対策と、その効果の現れる時期をセットにして説明してきました。

しかし、検索結果において1位などを獲得するウェブサイトとは、どのようなウェブサイトなのか、傾向を見ていきましょう。

ahrefsのデータを参考にして解説していきます。

また注意して欲しいのは、今回紹介するデータは順位との相関関係であり因果関係を示しているわけではないことです。

つまり、たまたまこのようなデータになっていたり、他の要因が大きかったりする可能性もあるということを頭に入れて読んでください。

ウェブサイトの年齢

まず、ウェブサイトの年齢の観点から傾向を見ていきましょう。

Googleの検索順位の上位記事にいるウェブサイトのページの年齢を表したグラフを見ると、年齢と検索順位が比例していることがわかります。

 

ahrefs
出典:ahrefs

上位に入っているウェブサイトのページの平均年齢は2歳であることがわかります。つまり、新規ドメインで上位に食い込むことは容易なことではありません。

実際に、上位サイトのうち1年以内に作成されたサイトは22%と全体の5分の1以下です。

新規上位記事

新規上位記事とは、作成されてから1年以内の記事と定義しましょう。

上位記事のうちの新規記事の割合を示した表は、先ほどのグラフの真逆となっており、上位に行くほど割合が少なくなる傾向がうかがえます。

では、新規記事の中で1年以内に上位記事にたどり着いている割合はどのくらいかというと、5.7%なのです。いかに新規記事で上位を獲得するのが大変なのかわかりますね。逆に考えれば、95%の新規記事が新規記事のうちに上位記事に入ることができないのです。

また、新規記事のうち19.5%は11位から100位の中に入っています。しかし、74.8%の新規記事は上位100位に入ることすらもできていません。

これは全体の平均で、競争率の高いキーワードにおいての話ではありません。競争率の高いキーワードにおいての新規記事の割合は0.3%にまで下がります

5.7%のウェブサイトのページが公開されてから何日で上位記事に入ったのかというと、記事の大半は約61〜182日で上位10記事に入っています。

理論上半年以上のドメインならほとんど違いはない

これまで、新規記事は上位に入りにくい傾向があるという話をしてきました。

しかし、理論上では取得してから半年以上のドメインならほとんど順位には影響がないといわれています。

Googleのマット・カッツ氏が以下のことを述べています。

「6カ月のドメインと1年のドメインを比べた時にGoogleの評価が変わるということは全くない」

つまり理論上は違いがないはずなのに、統計的には異なることになります。そのためウェブサイトへのアクセスや、指名検索数を地道に増やしていくことが大切なのです。

しかし、直接的な要因にはなっていないものの、間接的なランンキング要因になっている可能性があります。
繰り返しになりますが、今回紹介したデータは相関関係であって、因果関係を示すものではないことに気をつけてください。

まとめ:SEO対策をしてから効果が出るのはいつ?

今回はSEO対策をしてから効果が出るのはいつか、上位記事の傾向について解説しました。

このページのポイントは以下になります。

  • 上位記事はウェブサイトのページが作成されてから約3年のものが多い
  • 新規記事で上位に入っているウェブサイトは少ない
  • 理論的にはドメインエイジが6ヶ月以上ならドメインエイジは検索順位に関係しない
  • 遅くてもおおよそ6ヶ月で施策の効果は表れる

SEO対策をしてから効果が出るまで施策によって期間が異なるのは事実であるため、サイト運営の際には施策を行う時期・順番にも注意して行うとよいでしょう。

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