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株式会社NEXER

2005年にSEO事業を開始し、計10,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。

Googleのサーチコンソールからエラーの通知メールが届くと、つい焦ってしまいますよね。

今回は数あるエラーの中のひとつ「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」をピックアップして解説します。

この記事を最後まで読めば「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」といったエラーが検出された原因と具体的な対処法がわかり、エラーを解消できます。

具体的には、次のような疑問を解消できます。

  • 「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」とはどういう状態なの?
  • そのまま放っておいても直るのか?
  • 自分で直すにはどうすれば良いのか?

一刻も早く404エラーの原因を突き止め、解決しましょう。

送信されたURLが見つかりませんでした(404)とはどんな状態?

「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」というエラーは、XMLサイトマップに記載されているURLの中に、Googleが見つけられなかったページが存在するという意味です。

Googleのサーチコンソールは、XMLサイトマップに記載されたURLを感知しています。公開したいURLをGoogleが見つけられないと、Googleにインデックスされません。Googleにインデックスされなければ、Google検索からアクセスしてもらえなくなってしまいます。

したがって、検索結果に表示したいURLがこのエラーで表示されなくなっている場合は、一刻も早くエラーを解消する必要があります。

エラーの意味と原因

「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」というエラーが検知されるのは「XMLサイトマップのURL一覧の中で、Googleが定期的に行っている『クローラー』が発見できなかったページがある」ということを意味しています。

Googleは自動巡回プログラムを用いてWeb上を巡回しています。巡回することを「クロール」と呼び、WEB上をクロールして情報を集める自動巡回のプログラムをまとめて「クローラー」と呼びます。

つまり「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」とは、クローラーが本来あるべきURLを発見できなかった場合に表示されるエラーです。

このエラーが出る原因は主に、以下の4つが挙げられます。

・ページを消してしまっている、あるいは公開されていない(ドラフトなど)
・存在しないページへのリンクがある
・www付きのURLとwwwなしのURLの違い
・httpとhttpsのURLの違い

「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」が発生した時は、Googleのサーチコンソールにある「インデックス」から「カバレッジ」のリンクを開けば、問題のURLを確認できます。

エラーの解決方法

「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」というエラーは、Googleクローラーが該当のページを見つけられなかったことが原因です。エラーを解消するためには「どうしてGoogleクローラーが該当のページを見つけられなかったのか」を突き止める必要があります。

Googleのサーチコンソールにある「インデックス」から「カバレッジ」のリンクを開いて該当のURLを確認したら、続いてXMLサイトマップのURL一覧をチェックしましょう。

エラーになっているURLと全く同じURLが、XMLサイトマップのURL一覧にあるかどうかを確認します。該当のURLが存在していれば、URLの誤りではないことが分かります。

404エラーになっているURLが、XMLサイトマップのURL一覧にある場合

404エラーになっているURLが、XMLサイトマップのURL一覧にある場合は、以下のケースが考えられます。

・ページを消してしまっている、あるいは公開されていない(ドラフトなど)

ドラフトとは「下書き・草案」という意味を持つ言葉です。ドラフト状態となっているコンテンツをインデックスさせたい(検索結果に表示させたい)場合は、公開状態に切り替えてGoogleサーチコンソールの「インデックス登録をリクエスト」から、検証の依頼をしましょう。

他にも多いのが、Googleクローラーのタイミングが原因で404エラーが返されてしまったパターンです。

ページを書き直すために非公開に戻した場合は、再度上げなおすタイミングによっては「非公開」として認識されてしまい、404エラーが返されてしまう場合もあります。その場合は次のGoogleクローラーのタイミングで再公開されるため、放っておいて問題ありません。

しかし、次のクローラーのタイミングまで待つのは時間がもったいないですよね。

早くインデックスしてもらいたい場合は、クロールをリクエストすることができます。ドラフト状態を解除して公開状態に切り替えた時と同様に、Googleサーチコンソールの「インデックス登録をリクエスト」から、検証の依頼をしましょう。

404エラーになっているURLが、XMLサイトマップのURL一覧にない場合

404エラーになっているURLが、XMLサイトマップのURL一覧にない場合は、以下のケースが考えられます。

・存在しないページへのリンクがある
・www付きのURLとwwwなしのURLの違い
・httpとhttpsのURLの違い

URLのミスを修正したのちに、Googleサーチコンソールの「インデックス登録をリクエスト」から、検証の依頼をしましょう。

まとめ

「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」は、クローラーが本来あるべきURLを発見できなかった場合に検出されるエラーです。

404エラーが検出された場合は、まずGoogleのサーチコンソールにある「インデックス」から「カバレッジ」のリンクを開いて該当のURLと、XMLサイトマップのURL一覧を確認します。

URLが一致していれば、ページを消してしまっているか公開されていないために404エラーが検出されています。URLが一致していない場合は修正して、Googleサーチコンソールの「インデックス登録をリクエスト」から、検証の依頼をしましょう。