この記事の監修SEO会社

株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計5,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
目次
インタビュー概要
当社NEXERのSEOコンサルティング事業に携わる重要人物紹介、今回はマーケティング事業部マネージャーの戸田にインタビューを実施しました。
戸田は当社のマーケティング事業部に入社後、SEOコンサルティングに関わりながら、Google広告やSNS広告を扱う広告事業部も兼任しており、「WEB集客」というフィールドにおいて様々な戦術を扱っているマーケターの一人です。
当記事では、戸田が担当させていただいたお客様のSEO成功事例を紹介させていただきます。
山崎:株式会社NEXER WEBマーケティング事業部(インタビュアー)
戸田 庸太さん:株式会社NEXER WEBマーケティング事業部・広告事業部 マネージャー
戸田 庸太さんのプロフィール
所属 | WEBマーケティング事業部、広告事業部 |
出身地 | 東京都多摩市 |
入社年 | 2021年2月 |
得意なこと | エンドユーザーの理解、マーケティング戦略立案、数値分析、物事を記憶する事、妻を喜ばせる |
SEOマーケと広告事業の2軸で集客支援
──戸田さんの自己紹介をお願いします。

戸田:NEXERに入社してからずっとマーケティング事業部としてSEOを中心にサービス運用いただいているお客様のコンサルティングに携わってきました。
現在はこのSEOコンサル事業と広告事業の2事業に携わっていますが、今年から新たに発足された新しいマーケティングチームに所属しています。
4月からより複雑な集客支援を強化
──新しいマーケティングチームとは?
戸田:私自身の業務が大きく変わるわけではないのですが、SEOサービスを利用いただいているお客様の中でも、コンテンツSEOや広告運用、サイトの大規模改善など、比較的幅広い領域で取り組んでいただいているお客様のサポートを行うチームになります。
より複雑化した集客に取り組んでいるお客様には、当然広い知見を持ったコンサルタントやマーケターが必要になりますので、そこにアサインされています。
山崎:今現在も多様な集客施策をしているお客様はいますが、あえてチームとして発足した理由とは?
戸田:おっしゃる通り、お客様が変化するのではなくて、私たちがもっとクライアントに対して「よりよい提案やサポートをしていこう」というチームです。
山崎:しかも戸田さんはマネージャーとしてアサインされたんですね。
戸田:マネージャーという立場なので、管理する側面も当然あるのですが、プレイヤーとしてどんどん現場に出ていく形になります。
実際にクライアントと接したりサイトを見たり、やはり現場に出ないと、より良いサービスや仕組みも作れないので。マネージャーとしてアサインされましたが、他のコンサルタントと同じようにお客様の担当は引き続きやらせていただく予定です。
検索需要が限定される業界のSEO支援
──戸田さんが経験したコンサル経験の中で、特に印象に残ってるSEO運用事例を教えてください。
戸田:「畳」を販売しているお客様の事例があります。現在も運用させていただいているクライアントになりますが、基本的なSEO対策に加えて、コンテンツSEOも絡めて成功している事例になります。
一方的にコンテンツSEOを提案して施策を進めていくのではなくて、当たり前のことでもありますが、クライアントの課題をちゃんとヒアリングして、課題解決のために提案した私の案がお客様にしっかり刺さって結果に繋がっている事例です。
幸いとても喜んでいただけておりまして、成果にも結びついているので紹介させていただきます。
顕在層の集客が頭打ちという課題
──コンテンツSEOの施策を始める前は、どんな課題がありましたか?
戸田:主な課題として、しばらくサポートさせていただいているSEOの集客が頭打ちになっていた(業界の母数が少ない)という課題に当たりました。
潜在ユーザーとエリア外ユーザーの囲い込み
主に東京23区に特化したサービスなので、「畳張替え 東京」「畳張替え 千葉」などのエリアを含むキーワードはだいたい上位を獲得できるようにはなってきたのですが、しばらくして、まだ購入段階以前の「潜在層」の刈り取りがほとんどできていないという課題が浮き彫りになりました。
「畳」関連の潜在層向けKWと顕在層KW

それに加えて、窓口となっていた先方の担当者がグループの役員の方で、「グループ全体に貢献できるような施策も検討したい」と仰っていました。
グループ毎のWEBサイトでSEO対策をしたり広告を打つという手もあるんですけど、今もこのサイトから東京都外からのお問い合わせや相談がちらほらあり、対応エリア外のお問い合わせはグループ会社に振っていたという経緯がありました。 実はここにも伸びしろがあるのではないかという疑問もありました。
コンテンツ(コラム)SEOで2つの課題を解決
山崎:それらの課題に対してどんな提案をしましたか?
戸田:顕在層を取っていくSEO対策は運用しつつ、関連コラムを拡充していく「コンテンツSEO」の施策を提案しました。 ダイレクトに畳の張替えや購入を求めているユーザーってどうしても数が限られてしまうので、潜在層にアプローチしつつ、しかもエリアを問わず仕掛けられる手法ってコンテンツSEOが一番良いのではないかと。
たとえば「畳張替え 相場」というワードならエリアに紐づかないし、今の東京に特化しているサイトにコラムとして設置されていてもおかしくないですよね。
オーガニックセッションは10倍に成長
──コンテンツSEOを加えて施策した結果、どうなりましたか?
戸田:オーガニックのセッション推移なんですけど、開始当初は月600とか700しかなかったのが、今では5,000〜6,000、多い時だと8,000位まで伸びています。そんな流れで現在は10倍近いセッションを獲得できています。

──記事数はどれくらい投稿しましたか?
戸田:だいたい月3〜4本ペースで投稿して、今は100本近くになっているのではないかと。。
クライアント自身にとっても有益な内容だった
──結果に対するクライアントの反応はいかがでしたか?
戸田:シンプルに人が来てくれるようになって、とても満足いただいてます。「やってよかった」と言っていただきました。
人が来てくれてるというのは勿論そうなんですけど、このお客様は記事の内容もとても気に入っていただけました。
実はお客様も知らないような内容が書かれていたりしたそうで、全体的にご満足いただいて良い評価をいただけたのではないかと思います。
クライアントの顧客像を自分に憑依させる
山崎:戸田さんも元々「畳」に対して知見があったわけではないと思いますが、クライアントの商材に対する理解や事業の背景を理解するために、普段どういう形でクライアントとやりとりをしていますか?
戸田:コミュニケーションの手段で言うと特別なことはしていなくて、もう誰もがやってるようなメールや電話、WEB会議です。 商材とか商品のことでわからないことがあれば調べたりお客様に聞くというのは当たり前ですよね。
この件に限った話ではなくて、いざ自分がこのサービスを利用するとなった時に、どういう情報が欲しいだとか、どういうニーズがあるのかっていうことを自分に一旦憑依させて考える。これを意識して、エンドユーザーの理解をできる限り深めるようにしています。
今回の畳が商材になるケースであれば、実家にある畳の部屋とか想像してみて。じゃあその実家の畳を変えるとなった時に、親は何を意識するんだろうか、問い合わせるのは父なのか母なのか自分なのか?とか。身近な人や周囲の人を当て込んで考えてみたりして。
そういうところも想像しやすいようなところに落とし込んで、抽象的なものをなるべく具体化させながら商材理解を深めてお客様とやりとりをしています。
現在は提案~施策実行までを一貫してNEXERが担当
──お客様のサイトの管理体制について教えてください。
戸田:SEO運用当初は制作パートナーさんがいたのですが、現在はサイト管理も当社にお任せいただいてます。 制作会社さんはSEO施策に関する作業が発生するところまでは想定していないことが殆どなので、サイトの改修時に余分に費用がかかってしまったり、SEO施策と作業スピードが合わなかったり、色々制約も出てきてしまっていました。
最終的にサイト管理も含めてお任せいただくことになりました。
SEO対策を進めていくと、ある程度サイトを改修したりコンテンツの抜き差しは必要になってくることが多いので、サイト運用のリソース確保にお悩みの企業様もぜひご相談いただきたいですね。
最後に
──SEOコンサルティングの導入を検討されてる企業様へメッセージをお願いします。
戸田:SEOを突き詰めていくと、顧客理解やエンドユーザーの理解が必要になっていくので、それを実施することによってマーケティング上プラスに働くことがあると思います。もしまだSEOに取り組んだことがないようでしたら、必ずプラスに働く要素があると思います。
当社から質の高いSEOマーケティングを提供させていただくので、ぜひチャレンジいただきたいです!