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【2025年最新】SEO対策の費用相場まとめ|料金早見表・成功事例・外注の注意点を解説
2025.11.12 SEO
この記事の監修SEO会社

株式会社NEXER
2005年にSEO事業を開始し、計5,000社以上にSEOコンサルティング実績を持つSEOの専門会社。
自社でSEO研究チームを持ち、「クライアントのサイト分析」「コンテンツ対策」「外部対策」「内部対策」「クライアントサポート」全て自社のみで提供可能なフルオーダーSEOを提供している。
SEOのノウハウを活かして、年間数百万PVの自社メディアを複数運営。
SEO対策を依頼しようと調べてみると「10万円~50万円」「10万円~100万円」など、費用相場があまりに幅広く書かれていて混乱したことはありませんか?
実際、SEOの費用は施策内容や契約形態、依頼する会社によっても大きく変動するため「相場はいくら」と断定するのは難しいのが現実です。
この記事でも同様に「〇万円~〇万円」と相場費用を提示しますが、あくまでこれは、おおよその相場感として捉えてください。
SEO対策の外注で重要なことは、曖昧な費用相場に振り回されるのではなく、自社の状況に合った見積もりを複数の会社から取り、比較することです。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
目次
SEO対策の費用相場の料金早見表

SEO対策にかかる費用は、施策内容や料金形態によっても大きく変動します。
以下の表では、サービス内容ごと、一般的なSEO対策の料金の費用相場と具体的な施策内容を、一覧にまとめました。
初めてSEO対策を依頼する時の、おおよその参考にしてください。
費用相場の詳細については、記事の後半で詳しく解説していきます。
| SEO対策サービス | 料金の費用相場 | 具体的なSEO施策内容 |
|---|---|---|
| SEOコンサルティング | 月額 10〜100万円 |
|
| コンテンツSEO(記事ライティング) | 月額 10〜50万円 1記事 5,000円〜5万円 |
|
| SEO内部対策 | 月額 10〜100万円 |
|
| SEO外部対策 | 月額 10〜50万円 |
|
料金を公開しないSEO対策会社が多い理由
SEO対策会社の多くは、公式サイトをのぞいても、明確な料金を公開していません。
これは、不透明で怪しいものではなく、依頼してくる企業ごとに最適な提案を行うためです。
以下に、理由をまとめます。
- 依頼者によって最適なサービス(施策内容)が異なるため
- キーワードやサイト規模によってSEO対策難易度が異なるため
- 月額固定や成果報酬、スポット契約など、料金プランが多様なため
例えば、依頼者が「内部対策を依頼したい!」と考えていても、サイトに「月額80万円」と記載されていて「高い!」と感じて依頼をためらうかもしれません。
しかし、実際には「月額10万円のコンテンツSEO」だけでも、十分に成果が見込める可能性があったかもしれません。
つまり、料金を公開しないのは、依頼者の状況に合わせた柔軟なサービスの提案を行うためなのです。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
SEO対策のサービス別の費用相場
SEO対策と一口で言っても、そのサービス(施策内容)は多岐にわたります。
「SEOコンサルティング」「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」と、何に重点を置くかでも費用感は大きく変わってきます。
また、複数のサービスをまとめて「月額〇万円」と提示される場合もあります。
まずは、それぞれのサービスごとの費用相場と施策内容を把握することが大切になってきます。
SEOコンサルティングの費用相場は「10万円~100万円」
SEOコンサルティングは、単なるアドバイスにとどまらず、事業全体の集客戦略を設計する役割も担っています。
費用は月額10万円程度から、100万円規模の包括的な支援までと幅広く、施策の内容によって変動します。
具体的には、ターゲットキーワードの選定、競合分析、サイト構造の診断、内部・外部施策の改善提案などが含まれます。
また、進捗に応じたレポートやミーティングを行い、戦略の軌道修正をして、改善を図るのも重要な業務です。
SEOコンサルティングは、こんな場合におすすめ
- 社内にSEOの専門知識を持つ人材がいない
- 有効なSEO戦略を身に付け、実務は社内の人材で進めたい
- SEO対策を行っているが結果が出ない
コンテンツSEO(記事ライティング)の費用相場は「10万円~50万円」
コンテンツSEOは、検索意図に沿った記事を制作し、上位表示を狙う施策です。
費用相場は、月額10万~50万円程度が一般的で、記事1本あたりの単価は1万~5万円ほどになります。
実際に、指定の記事だけ代行してもらうようなスポット契約もあります。
具体的な業務内容としては、キーワード調査をもとにした記事構成案の作成、SEOライティングによる本文執筆、図解や画像の挿入、既存記事のリライトなどが挙げられます。
単に記事を量産するのではなく、検索ユーザーの疑問に答える高品質なコンテンツを継続的に増やしていくことが重要です。
また新規記事だけではなく、すでに公開済みの記事のリライトを行い、そこから成果につながることもあります。
コンテンツSEO(記事ライティング)は、こんな場合におすすめ
- 集客の柱となる記事コンテンツを増やしたい
- 既存記事を改善して検索順位を底上げしたい
- 自社にライターが不足している
SEO内部対策の費用相場は「10万円~100万円」
SEO内部対策は、サイトの構造やコードを改善し、Googleのような検索エンジンに正しく評価されやすくするための施策です。
内部対策は、初期改善でやることが多く費用相場は10万~100万円程度になります。
継続的な運用する場合、これより安くなる場合もあります。
具体的には、titleタグやmeta description、HタグなどのHTML最適化、パンくずリストや内部リンクの整理、サイトマップ作成、ページ表示速度の改善、モバイル対応などが代表的な内容です。
SEO知識のない人からしてみれば、これらの施策は名前を聞いても、さっぱり分からないと思います。
このように内部対策は、技術的な知識が必要なため、外注依頼されるケースが多くなっています。
SEO内部対策は、こんな場合におすすめ
- サイト構造やコードが複雑で自分でやるのが難しい
- 記事は作っているがモバイル対応に課題がある
- 内部リンクやメタ情報を整備し、SEO基礎を固めたい
SEO外部対策の費用相場は「10万円~50万円」
SEO外部対策は、主に被リンクを獲得し、検索エンジンからの評価を高める施策です。
費用相場は、月額10万~50万円程度で、施策内容によって幅があります。
代表的な取り組みには、業界メディアやブログ連携によるナチュラルリンクの獲得、プレスリリース配信、SNSを活用したデジタルPR、オウンドメディア運営などがあります。
リンクを大量購入する手法は、Googleのガイドライン違反となるため、現在は「自然に拡散される価値あるコンテンツづくり」や「メディア露出を通じたリンク獲得」が主流になっています。
SEO外部対策は、こんな場合におすすめ
- 信頼性の高い外部サイトからのリンクを獲得したい
- 自社の認知度やブランド力を高めたい
- 記事制作や内部対策だけでは限界を感じたので、さらなる相乗効果を狙いたい
SEO対策の料金体系のメリット・デメリット

SEO対策の料金体系は大きく分けて「成果報酬型」「月額固定型」「スポット契約型」の3つがあります。
どれが最適かは、自社の目的や予算、運用体制によっても変わります。
ここでは、料金体系ごとのメリット・デメリットを解説するので、自社の状況に合った契約形態を選ぶ参考にしてください。
成果報酬型のSEO対策
成果報酬型は、検索順位の上昇や特定キーワードでの上位表示といった、何か成果が出た場合にのみ費用が発生する契約です。
初期コストを抑えられる一方、成果の基準が業者ごとに異なるため、契約条件の確認が大切になります。
また、短期的に順位だけを追う施策に偏りやすく、長期的なブランド構築や全体的な流入改善には不向きな場合もあります。
月額固定型のSEO対策
月額固定型は、毎月決まった金額を支払い、継続的にSEO施策を実施してもらう契約です。
この契約では、SEO外部対策・内部対策・記事ライティングなどの包括的なサポートをまとめて受けられることが多く、SEO対策ではメジャーな契約となっています。
月額固定型のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 成果が出た場合のみ費用が発生する 初期費用を抑えられる 費用対効果を計算しやすい |
成果の定義が業者によって曖昧なことがある 短期的な順位重視の施策に偏るリスク 長期化した場合、月額固定より高くなりやすい |
月額固定型は、予算の見通しを立てやすく、長期的に安定した改善が期待できる一方で、成果が出るまでに時間がかかるため、短期間で効果を実感したい場合には不向きです。
ただ、SEOは基本的に短期で成果の出るものではなく、未来に投資をするイメージで始めるのが一般的です。
また、SEO対策序盤の成果が出にくい時期だけ、リスティング広告を併用することで、サイト流入と収益を安定的に確保するという手段もあります。
スポット契約型のSEO対策
スポット契約型は、特定の課題に対して一度きり、または短期間だけ依頼する契約形態です。
スポット契約型のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 必要な部分だけ依頼できコスト節約になる 一時的な課題解決に役立つ 自社主導でSEOを進められる |
継続的なサポートがない 全体戦略を立てるには不十分 社内にある程度のSEO知識が必要 |
例えば「サイトリニューアル時の内部対策チェック」「既存記事のSEOリライト」のような、ピンポイントな依頼に適しています。
ただし、継続的な支援がないため、SEO全体の成長を見据えた取り組みには不向きとなります。
例えば、月次レポートもないことが多く、現状の課題を洗い出したり、成果を実感したりできない点は認識しておく必要があります。
SEO対策の初期費用とは?費用相場はいくら?

SEO対策における「初期費用」とは、業者によって定義が大きく異なります。
業者が提示する初期手数料とは、大きく分けて2種類あります。
- 契約事務手数料
- サイト診断や競合分析、内部対策
初期費用の費用相場は、せいぜい10万円程度ですが、内部対策までしっかり組み込まれていた場合、もう少し料金が上がる可能性もあります。
また、業者によっては「初期費用無料」を謳って、月額料金に組み込んでいる会社もあります。
まずは「初期費用」が何を指しているのか、問い合わせてみることが大切です。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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SEO対策の料金が変動する要素

SEO対策の料金は「一律〇円」と決まっているわけではなく、依頼する内容や依頼者の条件によっても大きく変動します。
特に影響が大きいのは「狙うキーワード」「サイト規模」「施策範囲(内容)」「契約期間」の4点です。
自社の達成したい目的と、現在の状況を照らし合わせて、それがどのように費用相場に影響を与えるのかを理解しておくと、見積もりもスムーズになります。
対策するキーワード
SEO費用に最も影響するのが、どのキーワードを対策するかという点です。
大きく分けると「ビッグキーワード」「指名検索」「ロングテールキーワード」の3種類があり、それぞれ難易度が異なります。
| 狙いたいキーワード | キーワード例 | 費用・相場 |
|---|---|---|
| ビッグキーワード | 転職 英会話 不動産 保険 ダイエット |
月額50万〜100万円以上 |
| 指名検索ワード | 社名 サービス名 商品名 個人名 |
月額10万〜50万円程度 (ブランドの認知度によっても変動) |
| ロングテールキーワード | (サービス名)女子 おすすめ (サービス名)人気 (業界名)おすすめ (業界名)20代 人気 |
月額10万〜30万円程度 |
まず「転職」「ダイエット」といったビッグキーワードは、検索ボリュームがとても多く、大手サイトとの競争が激しく記事量・被リンク・長期的な運用が欠かせないため、高額になることが予想されます。
一方で「社名」「サービス名」「商品名」といった指名検索ワードは、ユーザーがすでに強い関心を持っているため、成約に直結しやすいキーワードです。
基本的には難易度は低めですが、有名企業や人気サービスの場合は、口コミサイト・比較サイト・掲示板が上位を占めることも多く、自社公式ページや信頼できる情報を上位に維持するには、継続的な対策が必要になります。
さらに「(サービス名)女子 おすすめ」「(業界名) 20代 人気」といったロングテールキーワードは、検索数こそ少ないものの競合が少なく、少ない記事数や基本的な内部対策でも上位表示を狙いやすいのが特徴です。
依頼者のサイト規模
依頼者のサイトの規模も、SEO費用を左右する大きな要素です。
ただし、数百〜数千ページを超える大規模サイトでは、サイト構造や内部施策の見直し、記事のリライトの優先順位付けなど、膨大な作業が必要になります。
ECサイトやメディア運営のように商品数・記事数が多いサイトの場合は、多少コストがかかっても、技術的なSEOの知見を持った専門対策会社に依頼するのが現実的です。
対策する範囲や施策内容
SEO対策といっても、コンサルティングで戦略設計を依頼するのか、記事制作を任せるのか、あるいは内部技術改善や外部リンク施策まで含めるのかによって費用は大きく変わります。
| SEO施策内容 | 費用相場 |
|---|---|
| SEOコンサルティング | 月額 10〜100万円 |
| コンテンツSEO | 月額 10〜50万円 1記事 5,000円〜5万円 |
| SEO内部対策 | 月額 10〜100万円 |
| SEO外部対策 | 月額 10〜50万円 |
例えば「記事制作のみ」であれば月額10万〜50万円程度でも可能ですが、「記事+内部施策+外部施策」を総合的に任せる場合は、月額50万~100万円以上になることもあります。
契約期間の長さ
契約期間も、SEO対策の費用に直結する重要な要素です。
SEOは成果が出るまでに時間がかかる性質があるため、月額固定型の契約であれば、短くても3か月、長くて1年といった長期的な運用を前提に契約をすることになります。
| 契約期間 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 短期契約(3か月程度) | 月額10万〜30万円前後 | 初期改善や記事制作に限られるケースが多い 成果が出る前に終了するリスクあり |
| 中期契約(6か月程度) | 月額30万〜50万円前後 | ある程度のコンテンツSEO+内部施策が可能 成果が見え始める期間 費用と効果のバランスを見極めやすい |
| 長期契約(1年以上) | 月額50万〜100万円以上 | 初期費用の割引や月額単価の調整がされやすい コンテンツSEO~外部対策まで包括的な対策が可能 中長期で安定的な流入増加を見込める |
一方、半年〜1年以上の長期契約では、対策できることも増えて費用も増えますが、初期費用を抑えられたり、月額単価を下げて提案されるケースもあり、投資効率の面ではコストカットになる場合があります。
SEO対策は本当に費用対効果がある?

SEO対策は、費用が高いわりに成果が出るまで時間がかかるため、不安に思う方も多いと思います。
確かに短期的には、リスティング広告の方が効果を実感しやすいですが、SEOは一度上位表示されれば、広告費をかけずに継続的な集客が見込めるため、中長期的には高い費用対効果を発揮します。
ここではリスティング広告との違いや、クリック率のデータを交えながら、SEOに投資する価値を解説します。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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SEOとリスティング広告の違い
SEOとリスティング広告は、いずれも検索エンジンを活用した集客手法ですが、その性質は大きく異なります。
リスティング広告は「広告費を払っている間だけ検索結果に表示される」のに対し、SEOは「コンテンツが検索結果に評価され続ける限り、長期的に集客できる」という点が最大の違いです。
以下に、2つの違いをまとめておきます。
| SEO対策 | リスティング広告 | |
|---|---|---|
| 成果が出る期間 | 上位表示には数か月〜半年以上かかる | 広告出稿直後から表示される |
| 費用の発生 | 料金体系による ・月額固定 ・成果が出た時点からさかのぼって日割り ・単発支払い(記事1本の契約等) |
クリック毎に課金される |
| 効果の持続性 | 対策を止めても上位には残る (ただし上位維持には継続対策が必須) |
広告を止めた瞬間、表示されなくなる |
| 向いているシーン | 継続的な集客チャネルを作りたい ブランド価値を高めたい |
新商品や限定キャンペーンの認知を広め、短期で成果を上げたい |
リスティング広告は即効性が高く、出稿すればすぐに上位表示されるため、新商品やキャンペーンなど短期的に成果を出したい場合に有効です。
ただし、広告費を止めれば表示も消えるため、持続的な効果はありません。
SEO上位のクリック率の違い
検索順位ごとのクリック率(CTR)は、SEOの費用対効果を考えるうえで重要な指標です。
| 検索結果画面 | クリック率 |
|---|---|
| リスティング広告1 | 2.1% |
| リスティング広告2 | 1.4% |
| リスティング広告3 | 1.3% |
| リスティング広告4 | 1.1% |
| 検索順位 1位 | 39.8%* |
| 検索順位 2位 | 18.7%** |
| 検索順位 3位 | 10.2% |
| 検索順位 4位 | 7.2% |
| 検索順位 5位 | 5.1% |
| 検索順位 6位 | 4.4% |
| 検索順位 7位 | 3.0% |
| 検索順位 8位 | 2.1% |
| 検索順位 9位 | 1.9% |
| 検索順位 10位 | 1.6% |
* スニペットやAIオーバービューがある場合38.9%〜42.9%、ローカルパックがある場合は 23.7%
** スニペットやAIオーバービューが表ある場合27.4%〜29.5%、ローカルパックがある場合は 15.1%
表作成(参考):First Page Sage「2025 Click-Through Rates (CTR) by Google Ranking Position」
SEOの研究・分析を行う米国の調査会社 First Page Sageの「2025年 Google検索順位別のクリック率」のデータによると、検索結果の1位は39.8%と全体の約4割を占め、2位は18.7%、3位は10.2%と順位が下がるごとに大きく低下していきます。
一方で、広告枠(リスティング広告)は上位に表示されているものの、クリック率は2%前後 にとどまり、自然検索の上位と比べて明確な差があることが分かります。
このデータから、検索者はそれが広告かどうかを選別して、クリックしていることが読み取れます。
また、8~10位といった下位も、クリック率は2%前後と低く、いかに上位1~3位あたりにクリックが集中しているかが分かります。
SEO対策を外注するか自分でするかの基準

SEOは専門性が高く、成果が出るまでは一定の時間がかかります。
そのため「外注すべきか」「自分でするべきか」の判断に、悩まされることがあると思います。
判断基準は大きく分けて3つ、①SEOの知見があるか?②人的リソースを割けるか?③長期運用可能か?です。
それぞれの判断基準について、もう少し詳しく解説していきます。
SEOの知見がある人材がいるか?
SEOは単なる記事制作やキーワード挿入ではなく、検索意図の把握、内部構造の最適化、外部リンク施策など多岐にわたる知識が必要です。
社内に専門知識を持つ人材がいる場合は、ある程度運用できますが、知見がないまま取り組むと「記事を量産しても順位が上がらない」「対策がガイドライン違反になってしまう」といったリスクがあります。
SEOの知見がある人材がいる
→その人材だけで成果が出せそうならそれでOK。無理ならSEOコンサルやSEO内製化支援を受けながら進める。
SEOの知見がある人材がいない
→完全外注でおまかせする。またはコンサルを受けながら社内担当者を一から育成。
SEO担当者の人的リソースが割けるか?
SEO対策は、記事制作、既存コンテンツのリライト、内部施策など多岐にわたる作業を継続的にこなす必要があります。
これらをすべてを回すには、相応の人手が必要であり、担当者一人だけでは負担が大きく、十分な成果につながりにくいのが現状です。
そのため、社内に複数人の担当者を配置できる場合は、記事制作・分析・技術改善などを分担しながら進められるため、内製化を進めやすいでしょう。
一方、専任担当者がいない、あるいは1人しか割けない状況では、施策の幅が狭まり、十分な成果を出すのが難しくなります。
その場合は、外部のSEO業者に任せることで人数不足を補うのが現実的です。
SEO担当の人的リソースが割ける
→継続的な記事制作や改善作業を社内で回せるため、内製化に向いている。
SEO担当の人的リソースが割けない
→コンテンツ制作や内部対策にまで手が回らず成果が出ない可能性が高い。完全外注でおまかせするか、手の届かない施策だけ選んで外注する。
長期的な継続運用が可能か?
SEOは短期的に成果が出るものではなく、半年から1年、場合によってはそれ以上のスパンで継続運用する必要があります。
社内で長期的に運用する体制が整っているのであれば、一から少しずつ内製化することも可能ですが、人事異動や退職などで担当者が不在になると、一気に成果が停滞するリスクがあります。
外注を活用すれば、契約期間中は安定した運用が可能となり、人事の引継ぎによる戦略のブレなども防げます。
長期運用が可能
→1年以上の継続運用ができるなら、一から内製化してノウハウを蓄積するのもおすすめ。
長期運用が不可能
→人事異動や予算の関係で自社内だけで継続するのが難しい場合は、SEO業者に任せるのが現実的。外注すれば担当者の入れ替えもなく、安定して施策を継続できる。
SEO対策の外注成功事例

ここでは弊社(株式会社NEXER)が、実際にご支援させていただいたSEO対策の事例を紹介します。
SEOは「どの施策にどれだけ投資すべきか」「本当に成果が出るのか」といった不安を持たれやすい領域ですが、適切な戦略と継続的な取り組みによって確かな成果を上げることが可能です。
各事例、それぞれの依頼者が抱えていた課題、実際に行った施策、そして得られた成果について、具体的に解説していきます。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
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コンバージョンが3倍になったSEO対策事例
| 依頼者の悩み | 自社サイトに最低限のコンテンツしかなく、集客に活用できていなかった 求人応募が他媒体頼りで、自社経由の応募を増やしたい |
|---|---|
| SEO対策 | 主婦層に特化した派遣サービスに合わせたキーワード戦略 「主婦 人材派遣」「主婦 派遣 時短」などニッチな検索軸で上位を狙う |
| 得られた成果 | 検索順位が大幅に上昇し、複数キーワードで上位表示を達成 応募者数(CV)が最大3倍に増加 成果が一時的ではなく継続的に維持できている |
人材サービス事業を展開する株式会社セリオ様は、当初は自社サイトのコンテンツが限定的で、十分に集客へつなげられていないという課題をお持ちでした。
そこでSEO対策を導入いただき、弊社の柔軟な対応と丁寧なサポートのもと、自社の強みである「主婦層に特化した派遣サービス」を軸にしたキーワード戦略を実施しました。
結果として「主婦 人材派遣」「主婦 派遣 時短」といった検索キーワードで順位が上昇し、コンバージョン(応募者数)は最大で従来の3倍に増加するという成果が得られました。
さらに、一時的な改善にとどまらず、継続して上位表示を維持できている点も高くご評価いただいています。
クライアント様からは「我々の方で作業しなきゃいけないことがあまりなくて、ほとんどお任せで動いてくださっていたので、実務の部分で難しいところはあまりなかった」とのお声もいただいており、人的リソースを圧迫せずに効果を得られた成功事例といえます。
参考:NEXER導入事例
49位から7位に上昇したSEO対策事例
| 依頼者の悩み | サイト立ち上げ直後で検索順位が伸びず、集客が広告頼みになっていた Google広告の継続的なコスト負担が大きく、長期的な集客基盤を作りたい |
|---|---|
| SEO対策 | 「ドライバーマッチング」を中心としたキーワード戦略を設計 タグ周りの技術的調整やコンテンツ改善を実施 |
| 得られた成果 | 検索順位が49位から7位に大幅改善 問い合わせ件数が徐々に増加 自社に知識が不足していたSEO部分を補い、安心した施策の継続体制を確立 |
株式会社AhaAgent様は、貨物ドライバーと企業をつなぐマッチングサービス「ドラタイム」を運営されています。
サービス開始当初は、サイトの立ち上げ直後ということもあり、検索順位が上がらず、Google広告を活用して集客をされていました。
しかし、広告費の継続的な負担が大きく、長期的な集客基盤を築くためにSEO対策を導入いただきました。
弊社では「ドライバーマッチング」での上位表示を目指し、コンテンツ改善やタグ周りの技術的な調整を実施しました。
その結果、検索順位は49位から7位へと大きく改善し、実際に問い合わせ件数の増加にもつながりました。
クライアント様からは「サイトは自社で開発してるのですが、SEOに関する知識は乏しかったこともあって~(中略)~当社としても勉強になりますし凄く助かっています。」とのお言葉をいただいています。
参考:NEXER導入事例
自社開発のサイトを活かしつつ、外部の知見を取り入れることで、着実な成果を上げたSEO対策成功事例となりました。
SEO対策会社を選ぶ時のポイント

SEO対策を専門とする会社は、調べると数多く出てきますが、そのサービス内容や料金体系はさまざまです。
そのため、どこに依頼しても同じ成果が得られるわけではありません。
信頼できる会社を見極めるには、過去の実績や料金の透明性、その後のサポートなど複数の観点から確認する必要があります。
ここでは、特に注意して見るべきポイントを4つ解説します。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
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SEOの実績や事例を公開しているか?
信頼できるSEO対策会社かどうかを判断する上で、過去の実績や事例の公開は大きなポイントです。
実績を積極的に公開している会社であれば、どのような業種・規模のクライアントを支援してきたのかが分かり、依頼前の安心材料になります。
事例の中で、クライアントの声や具体的なキーワード戦略が紹介されていると、自社の状況とも照らし合わせやすく、より参考になります。
公開できる実績があるということは、成果に自信があり、透明性を大切にしている証拠と言えます。
料金体系や費用相場が明確か?
SEO対策は施策内容が多岐にわたり、費用も「数万円〜数百万円」と幅が大きいのが特徴です。
そのため、料金体系や費用相場をどれだけ明確に提示しているかは、会社選びで欠かせない判断基準となります。
優良なSEO対策会社は、費用の内訳を「コンサルティング費用」「記事制作費」「内部施策費」など細かく内訳を説明し、依頼者が納得して契約できるよう配慮してくれます。
SEOは中長期的な投資であるため、契約前にしっかり見積もりを比較し、自社の予算と施策内容が合っているかを確認することが大切です。
サポート体制が充実してるか?
SEO対策は成果が出たらそれで終わりではなく、検索アルゴリズムの変化や競合状況に合わせて継続的な改善が必要です。
そのため、契約後のサポート体制がどれだけ整っているかが成果に直結します。
以下に、確認すべきポイントをまとめました。
・専任担当がつくか
担当者が頻繁に入れ替わるような体制は、対策状況の共有化が煩雑になり、対応の質が悪くなることがあります。
・定期的な打ち合わせがあるか
月次・隔週などの定期ミーティングで進捗を共有できれば、依頼者側も状況を把握しやすく、方向性のズレを防げます。
・チャットやメールでの相談体制
日常的な質問や急な相談に対応できる窓口があれば、安心して任せられます。
・成果レポートが分かりやすいか
順位やアクセス数を提示するだけでなく、その結果から次にすべき課題が見つかるレポートは、社内運用にも生かせる。
これらの要素が揃っていれば、単に外注するだけでなく、依頼者自身もSEOへの理解を深められ、社内の運用力向上にもつながります。
SEO対策会社とは、少なくとも3か月~半年以上はお付き合いする可能性が高いので、信頼感を感じられる会社選びが重要です。
SEO対策の見積もり時に警戒が必要な点
SEO対策の見積もりを依頼する際には、金額だけで判断してはいけません。
中には、短期での成果を過大に約束したり、ガイドラインに違反する施策を提案する悪質な業者も存在します。
また、成果基準や解約条件が不明確だと、契約後に思わぬトラブルにつながるリスクがあります。
ここでは、事前に注意すべきポイントを4つ解説します。
「短期で」「必ず」という業者
SEOは本来、中長期的に効果を積み上げていく施策であり、アルゴリズムや競合状況によっても成果が変動するものです。
そのため、しっかりと戦略を見据えて、効果的な施策を講じれば成果が出ますが、「絶対にできる」と言い切れるものではありません。
こうした会社は、不自然な外部リンクや自動生成記事など、Googleのガイドラインに違反する施策を行っている可能性があり、最悪の場合はペナルティで検索順位が大幅に下落するリスクもあります。
Googleのガイドラインに準拠しているか?
見積もりを確認する際は、提案されている施策がGoogleのガイドラインに沿っているかどうかが重要です。
ただし、依頼者自身がガイドラインの細部まで理解しているケースは少ないため、無理に自分で調べて判断する必要はありません。
確認のコツはシンプルで「この施策はGoogleのガイドラインに準拠していますか?」と直接業者に聞いてみることです。
その際、はっきりと根拠を示しながら説明できる会社は、信頼性が高いといえます。
特に「被リンクを〇本保証」「自動生成記事で大量ページ追加」といった内容を提案された場合は、少し警戒した方がいいかもしれません。
成果基準が曖昧
成果報酬型を掲げる業者の中には、成果の定義をあいまいにしたまま契約を進めるケースがあります。
例えば「特定のキーワードで10位以内に入れば成果」としても、実際には競合の少ない簡単なキーワードや、すでに流入がある指名検索ばかりを対象にされることもあります。
明確な基準を設けることで、後のトラブルを回避できます。
成果基準を確認する際のチェックポイント
- 成果の基準は「順位」なのか「アクセス数」なのか「コンバージョン数」なのか?
- その成果は、どれくらいの期間、継続・維持した場合に達成されるのか?
- 成果の測定には、Googleアナリティクスやサーチコンソールなど、何を用いるのか?
- 自社の目標(問い合わせ数・売上増など)と一致しているか?
解約条件が曖昧
SEOは中長期的に取り組むことが前提ですが、事業の状況によっては途中で解約を検討する場合もあります。
見積もりの段階で「最低契約期間はどれくらいか」「中途解約時の条件や違約金はどうなっているか」を確認することが重要です。
逆に、条件を濁す業者は、避けた方が無難です。
SEO対策の費用を節約するやり方
SEO対策は長期的に取り組むほど費用がかさみやすく、特に中小企業や個人事業主にとっては大きな負担になりがちです。
この記事の費用・相場を見て「結構高いな」と感じた人もいると思います。
ただし、すべてを外注せず工夫することで、コストを抑えることは可能です。
ここでは、SEO対策の4つの節約術を紹介していきます。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
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SEO対策を自分でする(内製化)
SEOの基本を学び、自社で記事制作や内部改善を行う方法は、最も費用を節約できるやり方です。
特にWordPressを利用していれば、専門知識がなくてもタイトルタグやメタディスクリプションの最適化、見出し構造の改善などは比較的容易に取り組めます。
ただし、担当者のリソースが不足している場合や、SEOのアルゴリズムに柔軟に対応できなければ、大きな成果は望めないかもしれません。
まずは小規模な改善を自社だけで始めてみて、成果に伸び悩んだら外部のSEOコンサルの助言を取り入れてみるのもよいでしょう。
AIツールによるコンテンツ制作
近年、生成AIツールの目覚ましい発展により、的確な支持(プロンプト)を出せば、AIツールでもそれなりの記事を書くことができます。
記事制作は、素人からすれば一番時間がかかる施策の一つで、これをAIに任せることで、時間やライターの節約になります。
ただし、AIツールで生成されたものは、情報の信頼性が低く注意が必要です。
生成AIツール利用時の注意点
- ウソをつくことも多く、情報の正確性は必ず人間が確認しなければならない
- ネット上の情報を学習しているので、他サイトをコピーしたような内容になる恐れがある
- 著作権や引用ルールを無視することがある
- 上辺だけの解説で中身がなく、オリジナリティに欠けることが多い
- すべてがSEOのノウハウを上手く取り入れた文章とは言えない
このようにAIツールと言っても、最終的には「人間の目」による確認と修正が必要です。
AIツールは、あくまで「効率化の補助」と位置づけ、「人間の目」で品質を担保しながら使うことをおすすめします。
スポット契約をする
月額固定型の契約ではなく、必要なときだけスポットで依頼する方法も有効です。
スポット契約のメリットは、短期間で必要な改善を行える点にありますが、継続的なサポートがないため、その後の改善やコンテンツ更新は社内で行う必要があります。
自社にある程度のリソースがある場合に適しており、自分たちでできる部分はやり、専門的な箇所だけプロに任せるという、ハイブリッド型で進めると効率的です。
スポット契約を公式プランとして掲げている会社は多くはありません。
問い合わせの際に要望を伝えることで、個別に提案を受けられるケースもあるため、選択肢の一つとして知っておくと安心です。
既存コンテンツのリライト・最適化
検索順位が20~30位にあるような記事でも、最新情報の追記やタイトル・見出しの見直し、内部リンクの追加によって、上位表示を狙えるチャンスはあります。
また、Googleは古い情報よりも新しい情報を好む傾向があるため、更新頻度を上げること自体が、サイト全体の評価につながる場合もあります。
リライトは、新規記事に比べて工数が少なく済むため、コストを抑えながら効果を出すのに適した施策です。
まずは、Googleサーチコンソールのようなツールで、成果が出ていない記事を洗い出し、優先度をつけて最適化していくと効率的です。
SEO対策のよくある質問(FAQ)
SEO対策は、初心者にとっては分からない要素が多く、外注に依頼する時にも多くの疑問を抱くことが多いです。
特に「どれくらいで成果が出るのか?」「どの料金体系がベストなのか?」というような、費用対効果に関わる疑問が多いと思います。
ここでは、そのような初心者が疑問に抱きやすいSEO対策の悩みを整理していきます。
Q:SEO対策の成果はどれくらいで出る?
SEO対策の効果が出るまでの期間は、そのサイトの状況や対策内容によっても変わります。
例えば、新規で立ち上げたサイトは、ドメイン評価が0からのスタートでSEO基盤が弱く、どんなに良い記事を書いても上位表示させるのは難しいです。
優良な被リンクを受けたり、サイト全体の記事数が増やしたりして、正当な評価をされ始めるには、半年~1年くらいの期間を要する場合もあります。
一方で、すでにドメイン評価が高くコンテンツが充実している場合、リライトや内部構造の見直しをするだけで、3か月ほどで成果が実感できることもあります。
Q:SEO対策が意味ないって本当?
「SEO対策が意味ない」という噂の背景には、AIの進歩が関係しています。
人は調べものをするときに「ググる」ではなく「AIに聞く」という行動をとる人が、徐々に増えているのが現状です。
当然、Google検索の1位の記事を見る人も減るから「意味がない」と考える人もいるでしょう。
ただAIの回答には、時折、ネット上のページを引用・参考して提示することがあります。
つまり、検索で評価されている上位の記事は、AIの回答の裏付けにも活用されているということです。
そのため検索上位にある記事は、検索ユーザーだけでなくAIを通じて新たな層にも届く可能性が広がっています。
特に一次情報を盛り込んだコンテンツや信頼性の高い公式サイトは、AIの回答に利用されやすく、むしろチャンスになっています。
Q:SEO料金は月額固定と成果報酬はどちらがおすすめ?
料金体系には一長一短があり、どちらの方が良いと断言することはできません。
以下に、2つの料金体系がどんな人におすすめかまとめたので、参考にしてください。
■ 月額固定型はこんな人におすすめ
- 毎月安定したサポートを受けたい
- 中長期的にコンテンツや内部改善を積み重ね、SEOに強いサイトを作りたい
- 広告に依存せず、将来的に自然検索からの集客を柱にしたい
■ 成果報酬型はこんな人におすすめ
- 初期費用を抑えてSEO対策を始めたい
- 限られた予算の中で成果が出た分だけ支払いたい
- 特定のキーワード順位を短期間で改善したい
Q:中小企業でもSEO対策する価値はある?
中小企業でも、SEO対策する価値は十分にあります。
中小企業は、広告費用に限りのあることが多いので、SEOで上位表示できれば、広告費を掛けずに上位記事を集客の柱にすることができます。
大手企業と同じようなビッグキーワードで、上位を狙うことは難しいですが、SEO対策会社と相談する中で、自社の強みや地域性にあったキーワードを見つけられる可能性があります。
想定していなかった検索キーワードが、意外とニーズの高いキーワードで、検索流入を狙えるチャンスだったということもあり得ます。
中小企業こそ、限られた予算で効果を最大化できるSEOは、利用する価値があります。
Q:SEO対策はGoogleかYahooどっちをするべき?
結論から言うと、日本におけるSEO対策はGoogleを基準に行った方がいいでしょう。
というのも、Yahoo! JAPANの検索エンジンは、Googleの検索技術がライセンス提供されて運用されているからです。
(参考:Google「Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために」)
一部、Yahoo用に仕様が変更されてはいるものの、その基本的な検索アルゴリズムは同じです。
つまり、Googleに最適化した対策を取っていれば、それはYahooにも最適化した対策を取っていることになります。
まとめ:SEO対策の相場費用は見積りを比較するのが大切
SEO対策の費用相場は、「施策内容」×「難易度」×「料金体系」で大きく変動します。
「10~100万円」のような、費用相場が幅広く提示されているのも、これが理由です。
しかし、費用相場のこの大きな振り幅に惑わされて、大事なことを忘れてはいけません。
SEO対策で大事なことは、自社が達成したい目的に対して、その施策内容が適しているかどうかです。
「検索流入を増やしたいのか」「特定のキーワードで1位を狙いたいのか」
このゴールを明確に設定しておくことで、見積もり時の相談内容にもより具体性が増して、充実したものになります。
また、多くのSEO対策会社は、公式サイトに具体的な料金や費用を公開していません。
公式サイトを眺めて悩む時間よりも、まずは複数のSEO対策会社から見積もりを取って、比較検討に時間を使うことをおすすめします。
SEO業界20年、取引実績5,000社で多種多様な企業様の課題解決と成長をサポートしてまいりました。
完全内製の一貫体制でSEO支援を行い、専属のSEO研究チームが「分析→実装→検証→改善」 のサイクルを高速で回します。
問い合わせ増加・ブランディングを全力でサポートいたします。
