ブログネタがない、思いつかない!」と、焦ってませんか?

ブログネタがなかなか思いつかないと「もうブログ書くのがしんどい」と、ブログに対してネガティブなイメージを持ってしまうもの。

最悪の場合「もうネタがないからやめた!」とブログをやめてしまうかもしれません。

取り組んだことのない人にはなかなか理解されにくいのですが、ネタ出しの方法を知らずにネタを探すのは非常にしんどいものです。

しかし趣味でブログを書いているならまだしも、収益化や実績作りのためにブログを運営しているなら「ネタ切れ」が理由でブログをやめてしまうのは避けたいところですよね。

そこで今回は、ブログネタの探し方を詳しくご紹介します。

記事を簡単にまとめると…

  • なぜ「ブログネタがない」状態になってしまうのか?
  • ブログネタの探し方
  • 【ブログ初心者におすすめ】ネタの探し方
  • ブログを毎日更新する人向けのネタ探し方法

記事を最後までお読みいただければ、ブログネタに困ることなく、ブログ記事を楽しみながらすらすらと書けるようになります。

「ブログネタがない」のは情報が足りていないから

ブログネタとインプット

ブログのネタが足りていない理由として「情報のインプット量が足りていない」ことが挙げられます。

自分がネタにできる知識が少なければそれだけ執筆できる内容は限られてしまいます。

そのため、ネタ切れを防ぐためには日頃からインプットする習慣をつけることが重要です。

また、すでに持っている知識であっても、知識レベルが高くない場合ネタとして横に広げることができません。

常に自分の持っている知識を深め、情報を更新していくことで、一つのテーマであってもネタを量産することができるようになります。

インプットの方法を見直そう

自分が気になっている、もしくは書けそうなネタがあったとしても、まったく調べずに記事を執筆することができるネタはごく稀です。

記事を執筆する際は、最初に情報をインプットすることから始めましょう。

しっかりリサーチを行うことで知識を得られるのはもちろん、ユーザーのニーズを知ることができます。

ネットで検索すれば多くの情報を入手できるので、書きたいネタの検索上位の記事は必ずチェックしておきましょう。

また、書籍で知識を得る方法もおすすめです。

「本を読むにはある程度時間がかかるから…」と思っている方も多いかもしれませんが、書籍から情報を得るのはメリットが多くあります。

  • ブログやWeb記事よりも人に知られていない情報がある
  • その道の第一人者や影響力のある人の本なら、専門的な知識が得られる
  • 著者や編集者、校正者などさまざまな人が関わって作っているため、情報精度・クオリティが高い
  • 「読書」という行動そのものがブログネタになる
  • 書評を書ける

慣れてくると、1冊の本から複数のブログネタを得られるようになります。

また、一つ一つの記事の内容も濃くなるため、より良質な記事を執筆することができるようになります。

ブログネタの探し方

ブログネタの探し方

ここからは、具体的なブログネタの探し方をご紹介します。

ネタの探し方にはさまざまな方法がありますが、それぞれ違ったメリットがあるため、自分にあったネタの探し方を見つけてブログ活動に活かしましょう。

1.SEOキーワードから考える

SEOキーワードを軸にしたブログネタの探し方は「ブログで収益を得たい人におすすめの方法」です。

グーグルの検索エンジンは「読者の役立つ記事」を優先的に上位に表示する仕組みになっています。

そのためブログ記事で収益を得たい人は必然的に、読者の悩みを解決できる・読者の役に立つ「ユーザーファーストな記事」を書くことになります。

ユーザーファーストな記事を作成する上で大事なのが「SEOキーワード」です。

SEOキーワードから読者がよく検索しているキーワードの組み合わせを選び、そのテーマについての記事を執筆していきます。

すると、ネタを探しながらSEOにも強い記事を執筆できるようになります。

ツールを使ったネタの探し方

SEOキーワードからブログのネタを探す場合には

  • どのような検索キーワードがあるのか
  • そのキーワードはどのくらいの需要があるのか

を知ることが重要です。

そこで便利なツールが「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」です。

手順としては、

  • ラッコキーワードでサジェストキーワードを取得する
  • キーワードプランナーで検索ボリュームがあるキーワードを絞る

となります。

まず、大まかに記事のテーマを決め、ラッコキーワードで検索します。

ラッコキーワード

すると、画像のようにサジェストワードが表示されます。

ブログのサジェストワードをラッコキーワードで検索した画面

右上の「全キーワードコピー」をクリックし、キーワードプランナーに貼り付けます。

キーワード-プランナーでブログネタを探す方法

「開始する」をクリックすれば、キーワードの検索ボリュームと検索ボリュームの推移を確認できます。

サイトの規模や扱うジャンルによって適切な検索ボリュームは異なりますが、誰にも検索されていないキーワードをテーマにして記事を書いてもアクセスが得られません。検索ボリュームがほとんどないキーワードを避けるために、この作業を行います。

キーワードプランナーはキーワードの検索ボリュームや検索ボリュームの推移、広告の競合性など、SEOに必要な情報を得る際にも役立つツールですから、使い方を理解しておきましょう。

キーワードプランナーの代わりになる無料ツール

Ubersuggest公式キャプチャ

キーワードプランナーは、本来Google広告の利用者向けのツールです。

そのため、少額でも広告を出稿しないと詳細な検索ボリュームが見られない仕様となっています。

SEOを意識してサイトを運営していくのであれば使えるようにしておくのが理想的ですが「有料ツールはハードルが高い」という方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが「Ubersuggest」という無料ツールです。

Ubersuggestは、部分的ではあるもののキーワードの検索ボリュームを確認できるので、ブログネタを探す際の参考として利用してはいかがでしょうか。

キーワードの選定が終わった後は、そのキーワードに対しての読者のニーズを考えていきます。

競合サイトやSNS、ヤフー知恵袋などの質問サイトを参考にして、ニーズを具体的にとらえていきましょう。

ここまでの作業を行えば、ブログネタとして書きたい・書くべきネタは自然に絞られてくるはずです。

2.SNSやニュースからネタを考える

SNSやテレビなどは、ブログネタを探すのにとても重宝します。

最新の情報をいち早く提供してくれるため話題やトレンドが簡単にわかるのが魅力です。

そのため、雑記ブログやトレンド情報を発信を主とするブログなどの場合は、ネタ探しに利用することをおすすめします。

メディアで取り上げられらた情報を自分の意見を交えてアウトプットすれば独自性のある記事にすることも可能です。

SNSやテレビ、またはWebメディアを利用したネタ探しでは、流れてきた情報をそのまま記事にしないように注意しましょう。

自分の意見や感想、知識などを取り入れないと「盗作」となってしまう可能性があります。

また、SNSなどではデマ情報が出回っていることもあるため、必ず情報元を確認し、信用できるネタだけを記事に利用しましょう。

一度でもデマの情報をブログ記事にしてしまえば、ブログの信頼性を揺るがす場合もあるため注意が必要です。

3.競合サイトからネタを考える

競合サイトを利用してネタを考えるのも、ネタ探しを考える一つの方法です。

競合サイトでは自サイトと近しいテーマを扱っているため、サイトの軸から逸脱せずにネタを考えることができます。

とくにジャンルを絞った特化ブログでは、競合がどんなネタを扱っているか常にチェックする必要があります。狙っているキーワードで検索をかけた際の上位10記事までの競合サイトの内容は、必ずチェックしましょう。

競合サイトは読者が求めている情報や悩みを予想したり、上位を狙う記事を執筆したりする際に役立ちます。

もちろん、競合サイトの内容をパクってしまうのはNGです。

同じ内容の記事を作るのではなく、

  • テーマを参考にして違った意見を発信する
  • 最新情報を追加して提供する

などの工夫をして、競合サイトとの差別化を図りましょう。

4.「自分」から考える

ブログのネタは、外にあるだけでなく「自分の内側や周りの環境」にも数多く転がっています。

ブログのネタに困っているときは、自分の内面と向き合ってみると新しい発見ができる可能性があります。

使っているもの、購入したもの

日常的に自分が使っているものや購入したものをブログの記事にして紹介してみましょう。

これはいわゆる「商品レビュー系」と呼ばれる記事のジャンルで、自分が使用しているものを紹介するため、オリジナリティーのある記事を執筆できます。

また、実際に使っている写真を撮って記事に添えれば、わかりやすく商品の使用感を読者に伝えられるのも魅力です。

あなたが何か商品を購入しようを考えるときには、人が実際に使ってみた感想を知りたいと思いませんか?

公式サイトに掲載されているレビューではなく「生の声」を知りたがっている人は非常に多くいます。

使用してみないとわからないことを記事にすれば、その商品に興味を持っているユーザーにとって有益な記事となるでしょう。

趣味、好きなもの

自分の好きな趣味や物、ペットなど「好きなこと」のネタはブログネタとしてはかなり定番です。

趣味や好きなものに対して情報を集めるときは、楽しみながらどんどん吸収できるものです。

そのため自然とよく知っている、詳しい状態となり、熱量の高い記事が作成できます。

また、そのジャンルを好きだからこその視点を取り入れて記事を作成すれば、同じ趣味を持った人たちに刺さる記事となります。

あなたの好きなことは何ですか?

今、少し熱が冷めてしまっていても、昔ハマった趣味はありませんか?あるいは学生時代や小さなころ、気が付けばやっていたようなことはありませんか?

自分の好きなことを振り返って考えてみると、関連性の高い趣味が見つかることもあるでしょう。そうすればまた、ブログネタの幅も広がります。

経験

経験者の目線で書いた記事もまた、読者にとって有益な内容の記事になります。

ブログのネタにする経験は、そのジャンルに詳しい人にとっては当たり前のことでもかまいません。

新しいことにチャレンジする時は誰もが最初は初心者です。

あなたにとってはすでに当たり前の情報であっても、初心者の方にとっては知って得する情報なのです。

1度でも経験したことは、まだ経験したことのない人にとっては貴重な情報になり得ます。

ただし、経験をもとにして記事を執筆するときは、日記のような記事にならないように注意しましょう。

希少性の高い体験であれば日記のような記事でも面白い記事に仕上がりますが、その日の出来事がダラダラと書いてあるだけの記事は、読者にとって何の得もありません。

自分の経験はどんなとき、どんな人に役立つのかを考えてみると、ブログネタ・記事の方向性が定まってくるでしょう。

考え方

日頃考えていること、疑問に思ったこと、大切にしていること、不満に思っていることなど、自分の考えをネタとしてブログ記事を書く方法もあります。

考えをテーマとした記事は主張がはっきりしやすく、その人の個性が強く出るため、読者に「面白い」と思ってもらえる記事に仕上がりやすいのです。

しかし、日常に対しての疑問や社会に対しての意見などは、読む人全員に共感してもらえるわけではありません。

自分の考えをテーマとして記事を書くなら、質問や反対意見や来ることも想定しておきましょう。

悩み

自分が持っている悩みをネタにするのは、恥ずかしかったり抵抗があるかもしれません。

しかし、読者の方は基本的には「自分の悩みや疑問を解決するため」に検索して記事に訪問してきます。

そのため、悩みをネタにする記事はそれだけで同じ悩みを持った読者にとって有益な記事になるということです。

人は誰かに悩みを相談することが苦手で、自分の中にため込んでしまう傾向にあります。そのため、ネットで検索をして解決する方法を探しているのです。

「自分と同じようなことで悩んでいる人なんていない」と思いますか?

大体のことは「日本のどこかに同じようなことで悩んでいる人がいる」と思えるものではないでしょうか。

そういった読者の悩みを解消できるのであれば、あなたの悩みにも価値が出てくるということです。

ブログ初心者におすすめのネタ探し方法

ブログを初めてすぐの頃は、ネタを探すのに特に苦労する時期でもあります。

ネタの探し方がわからず、記事にできるような体験もない場合は、次のような方法で自らネタを作ってしまうのがおすすめです。

過程をリポートする

ブログ初心者の方であれば「ブログの成長を記事のネタにしてしまう」のも一つの手です。

  • ブログで収益が出るまでの過程をリポート
  • ブログサイトを立ち上げる際に、困ったことやわからなかったこと
  • ブログを始めたことで初めてした体験
  • ブログをとおして得た知識

などを発信するのです。

ブログの成長記録をネタにすれば、同じようにブログを運営している人の悩みや疑問を解消できる記事となります。

日頃ブログを運営していく中でネタにできそうな出来事があればすぐにメモに残しておき、執筆する際に情報を整理して記事にしましょう。

自分が実際に体験した内容なので誤った情報を流すリスクも少なく、濃い内容の記事を執筆できるのもこの方法のメリットです。

また、情報だけでなくブログを運営する中で芽生えた感情を記事に入れることで共感性と独自性の高い記事にすることもできます。

どの程度自分が感じた感情の表現を出すかは、自身のブログの雰囲気に合わせて調整しましょう。

ブログを毎日更新する人向けのネタ探し方法

外出する

家の中でSNSやWebメディアなどでネタを探すのもいいですが、外出をしてそこで得た体験や刺激を記事にする方法もおすすめです。

外出した時に感じた嬉しかったことや悲しかったこと、新鮮だったものなどをメモしてネタにすることで、他にはないオリジナリティの高い記事を書くことができます。

自分自身が体験した出来事は執筆もしやすく、感情を記事に盛り込むことによって臨場感のある記事を作成できるのがこの方法の大きなメリットです。

具体例:

  • 以前から気になっていた飲食店に行ってみる
  • 近所の普段通らない道を散歩してみる
  • 好きなアーティストのライブに行ってみる
  • 応援しているチームのスポーツ観戦に行ってみる

このように、散歩をしたり気になっているところに行ってみたりなど、気軽に行えることでも意識してみるとネタになりそうな出来事や体験があります。

この方法は心身のリフレッシュにもなりますのでぜひ試してみてください。

人と交流する

ブログネタを作るためには、積極的に友人にあったり、コミュニティやセミナーに参加したりすることも大事な要素です。

友人との何気ない会話でも、その人が持っている悩みや経験した体験は必ず記事に活かせます。

いつも同じ友人とばかり会っている場合は、しばらく会っていない友人も一緒に誘ってみると新しい情報が得られるのでおすすめです。

また「知らない人がいるコミュニティやセミナーに参加するのは、ハードルが高い」という方もいるかと思います。

しかしそうした場では同じ趣味や仕事の仲間たちが集まっているので、より広くて深い内容の話を聞くことができます。

たとえばブロガーどうしの集まりに参加するとブログに活かせる話題が飛び交うので「ネタの宝庫」といっても過言ではありません。

最初は友人と一緒に参加するとハードルが少し下がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

経過報告できることを始める

経過報告系のネタは「毎日投稿をする上でかなり有効なネタ」となります。

とくにダイエットやドラマのレポートなどは毎日もしくは毎週必ずネタができるので、安定して記事を作成できます。

また、商品の購入した際には感じたことや便利だったこと、使っていて気づいたことなどを記事にすることで、同じ商品で複数の記事を執筆することができます。

ただし、あまりに細かく記事を分けてしまうと一つ一つの内容が薄くなってしまうため注意しましょう。

他にも自分の生活を振り返ってみると、意外な習慣が記事のネタになる場合があります。

自分の普段の生活を見直してみましょう。

まとめ

ブログを運営していると、「ネタ切れ」は必ずと言っていいほど通る道です。

今回ご紹介したネタの探し方に難しい方法はありません

ブログ記事のネタを考える際は、一つの方法にこだわたず複数の方法を組み合わせてネタを探してみましょう。

ネタ切れで悩んでいる時は視野が狭くなってしまい、なかなか抜け出せなくなってしまうこともあります。

しかし視点を変えてみると、必ずどこかに記事にできるようなネタが転がっています。

そうしたネタを見逃さないためにも、常に視野を広く持ち、様々なネタの探し方を知っておくことが大切です。

この記事を書いた人

灘岡 晃輝

「結果につながるライティング」をモットーに活動している副業WeBライター。ECショップ・Webマーケティングを中心に幅広いジャンルの記事を執筆。将来の夢は”ライティングで独立”。